生還すべし!

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新しい年を迎えて、今さら振り返るのもなんだけど、去年の阪神は得点が少なかった。点を取り合って、多かった方が勝ちというルールなのだから、それじゃいかんわな。どんくらい少なかったかというと、もっとも多かったヤクルトが574点だったのに対し、阪神はリーグ最下位の465点。その差は煩悩の数をも上回る109点だ。1試合平均にするとヤクルトは4点を超えるが、阪神はおよそ3.25点。これはつまり4連戦やると3試合まで3-4で負けて、4試合目だけ4-4の引き分けということだ(平均点だけで言えばね)。なんてことだ。よく直接対決で13勝12敗と勝ち越したもんだ。昨年の阪神はこのように、データ上ではメタメタなのに、「よくまあそれで……」というのが多い。

得点といえば、打者成績における打点と得点が重要になる。かなり意外なのだが、昨年のリーグ打点ランキングを見ると、4位福留(76)、6位ゴメス(72)、12位マートン(59)と、12位までに3人がランクイン。
ヤクルトも、1位に畠山(105)、2位に山田(100)、11位に雄平(60)と12位までに3人。
DeNAも、3位筒香(93)、5位ロペス(73)、8位梶谷(66)についで、3番目に優秀な中軸を持っていたと言える。まあ阪神の場合は、とことんいじらなかったという部分もあるのだけれど。

ちなみにトップ12には、読売は7位坂本(68)のみ、カープは9位丸(63)のみ、中日は10位ルナ(60)のみとなっていた。

しかしもっと問題視すべきが得点だ。
下の図。

ようするに、ホームに帰ってくる人が鳥谷しかいないとこういうわけだ。打点の多い人がいない広島や中日でも、帰ってくる人はいるからいい。読売はどうなってんだ?まあ阪神以上に上位、下位はとっかえひっかえだったということだね。
ということで2016年は、「出て、走って、帰ってくる」そんなヤツがが上位、下位にガチッとはまってくれることを願うのだ。

コメント

  1. 西田辺 より:

    そう言えば、シーズン中首位に立ちながらも得失点差がとんでもない数字で
    ホントに「これはどうなのよ」と言うご意見もありましたねぇ。
    甲子園が本拠地と言う事もあるのか本塁打は少ない。
    有効な手段かは疑問はあるものの、盗塁数も成功率もダントツ最下位。
    出塁率は.317でリーグ2位ながらこの得点数と言う事は、「点を取る手段」に
    乏しいのでしょうね。
    さすがに批判の的にもなった犠打数はリーグトップでした(笑)
    目を引くのが併殺打数の多さ。
    個人のリーグトップがマートンの21。
    2位に福留とゴメスが15で並ぶ。
    ランナーが出ると取りあえず送るが、その後続かず。
    ランナーためて、中軸に「打ってね」と言っても併殺が多く。
    中軸に併殺が多いのは何処のチームも同じだけど、ここに頼らざるを得ない
    打撃陣の編成と言う事なんでしょうね。
    攻撃バラエティに乏しく、YMKでは相手も責めやすいでしょうし、おまけに
    甲子園のPF考えてもこの結果は当然でしょうね。
    じゃあどうするかと考えたら、今季急に本塁打数が増えるとは考えづらいし
    攻撃の手役を増やすしかないんですよね。
    誰をどこに配して、どんな野球をするのかは今期の一番の楽しみではあるけれど
    不安でもありますね。
    今日のお題に乗っかるならば
    生還(の手役を増や)すべし!
    ですね。

  2. 虎ジジィ より:

    昨年はとにかく打てませんでしたねぇ。
    後半戦でのスワローズとの差は明らかに打線でした。
    スワローズの2番川端から8番中村までの打線はスキが無く、これでもしトップバッターに赤星のような選手がいたら2005年のタイガース打線のような完璧に近い打線で、もっとチーム得点を稼げたでしょう。

    タイガースは福留以外の打者はほぼ全員が前年度の打撃成績を上回れない「非常事態」でした。それは讀賣も同じような状況でしたが、讀賣は立岡が引っ張ったのが大きかった。

    金本監督は現役全盛時代、まさに「出て、走って、帰ってくる、しかも帰す」選手でした。そのノウハウを江越、横田、高山……に伝授し、タイガースにトリプルスリー型の選手を育成して欲しいです。

    因みにタイガース在籍中にトリプルスリーを達成した選手は居ませんが、1985年の真弓選手は本来なら達成出来ていたと思います。あの年は異常に破壊力のあるクリーンアップが存在したので「盗塁」のリスクを冒す必要が全くなかったから走らなかったw。普通のクリーンアップなら……
    真弓型のトップバッター、出てこいやー!

  3. こうさん  より:

    やっと観れた年末の格闘技。桜庭のセコンドに下柳。いい顔してたねぇ❗プロレスに慣れ始めた桜庭が青木に勝てるはずがない。桜庭のネームバリューがなければ成立しない大会だったのだろう。
    トラオさんがピックアップしたデータ、金本ならもちろん解っているはず。それを踏まえて誰を一番に置くのか?金本は赤星の盗塁を優先してくれた。初球を振らずに。

  4. そよ風 より:

    ゴメスが去年並にやってくれれば若手中心で固めればいいんですよ。
    ただ福留、鳥谷に約束手形を発行しちゃってるからねえ。
    この2人の活躍が目立つようなタイガースではダメなんですよね。
    僕の個人的希望では伊藤と上本にレギュラー権を与えて欲しい。
    それくらい強い金本さんであって欲しい。
    そうすると残る問題はサードとレフトですね。
    サードは陽川と今成との併用、レフトは江越とペレスの併用でいいのでは?
    陽川と江越の2人が育つまで。

    ああ打順を考えるのって楽しい(笑)

  5. トラ11 より:

    テレビ番組で「タイガースお帰りホームイン」というのがあったが、ホームインする選手が少なくて番組もちょっとつまらないものになっていました。
    今季こそ多くの選手がホームインして「お帰り!」と何回も喜びたい。
    残塁の山はいらない。
    高山はどのように成長するのか、江越、陽川、横田はどのくらい結果を残せるのか、怠けてはおれない競争で、得点の数を伸ばして欲しい。