日本シリーズ終了 2016へ

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日本シリーズ終了。ホークス強かった。文句なし。スワローズ、セの代表として、やれることはやったと思う。ホークス以外の球団関係者にとっては、同じプロ野球の球団として、倒さなければいけないもの、やらなければいけないことがよく見えたシリーズだったろう。やり方、できることは球団によって違うにしても、この強いホークスに対して、しっぽを巻いて逃げ出すようではやっている意味がない。

00年代初頭、やはりダイエー・ホークスが強かった。阪神にきて間もない選手の金本が、彼らに刺激を受けて、体をごっつくして、鍛えて、あれくらい振れるようにならなきゃいけない…というようなことを言っていたのを思い出す。十数年経って、立場は変わっても、また同じ相手に対して同じことを言う。面白くもあり、面白くない現実だ。

(1)目標をみつめて、一歩一歩進む
(2)もっともらしい理由をつけてその場に留まる
この二つは、短い時間だけを切り出して見るととても似ている。どちらもドシッと構えて、落ち着きがあり、フラフラせずに信念に満ちているように見える。でも時間が経つと、ぜんぜん違うところに立っているのだ。(2)には必ずウソがある。大事なことに気づいているのに見て見ぬフリをしていたり、できたらいいなと思っているのにあきらめて放棄してしまったり、悪いことと知りつつ、弱い心に負けてしまったりしている。勝利はだいたい(1)のところにやってくる。

さて全チーム2015年の勝負が終了し、本格的に2016年に向けた準備が加速する。金本阪神の「信念」と「一歩一歩前進」を見逃さないようにしよう。

コメント

  1. 虎ジジィ より:

    ホークス日本一おめでとう御座います。
    5戦目までスタンリッジが出て来ない分厚い先発陣、色んなタイプのリリーフ陣、そしてカープ時代よりスピードが増した抑えサファテ。
    攻撃陣は見ての通り4番内川抜きでもビクともしない!本多レベルが代走、守備固めで控える層の厚さ!
    長打、機動力、小技、全て使える攻撃力。
    もう、こんなに「完成したチームは見た事がない」と言っても過言じゃない程の強いチームでした。

    さて、タイガースも秋季キャンプのメンバーが発表されましたが、全てもうひと伸びして欲しい選手でワクワクします。
    ここは是非toraoさん推奨の「目標をみつめて一歩一歩進む」の精神で、泥まみれになり、白蛇はんが黒蛇はんに変わるぐらい日焼けして練習に没頭して欲しい。

    補強についても『知らんけど』な噂がボチボチ出ていますが、ホークス松田は「調査」の段階なのでノーコメント。新外国人選手候補のマット・ハグ内野手(30=ブルージェイズ)の場合は「獲得」に乗り出しているとの事なので信ぴょう性があります。
    何でも191センチ、102キロの恵まれた体から広角に強い打球を飛ばし、サードとファーストを守れるという事なので、今成や良太の尻に火が着く事は間違いないでしょう。フラットな競争を期待します。

  2. 西田辺 より:

    強かった。
    ホークス関係者・ファンの皆様、おめでとうございます。
    第3戦の山田哲人ショー以外、ヤクルトは良い所なかったですね。
    いや、良い所を出させなかったと言った方が正確か。
    明らかに不調だった選手を短期決戦で引きずったのも痛かった。
    「俺たちは一年間、このメンバーで戦ってきたんだから、何があっても
    崩さないんだ」と言う姿勢。
    これはチームそれぞれの思想ですから、外野があれこれ言う問題ではないでしょう。
    多分、傍から見るよりも悔いはないと思いますよ。
    リーグは違えど、「打倒ホークス」という目標が出来ました。
    チーム構成を真似ようと思っても、あちらは何年もかけて今を作り出したチーム。
    層の問題は基礎から違いますから、一朝一夕には難しいでしょう。
    まず攻撃面で「強いスイングで相手にプレッシャーをかける」所から手を着けないと。
    一時「弱者の野球」なるものが蔓延したおかげで、どんどんそちらに流れる
    球団が増えてきました。
    あとスモールベースボールに対する勘違いも大きい。
    まぁ、余所の真似をするだけではそこを超えられないので、タイガース型の
    強いチーム作りを目指して欲しいですね。

    09年ドラフト2位で入団した藤原投手が戦力外とのニュース。
    当時、二神・藤原と大学球界の好投手を二枚獲得できたと期待したんですがねぇ・・。
    厳しい世界です。

  3. こうさん  より:

    ソフバンは、ただ人を集めてるだけじゃない。スタメンに名を連ねるところから既にサバイバルだ。たぶん「チーム内のサバイバルに比べれば他球団との試合の方が…」という想いがあるだろう。そして、そのサバイバルを乗り越えた選手同士の一体感。助っ人が「本当なら内川の場所」なんて言葉を発するチームへの忠誠心。同じ野球でも意識の高さが違いすぎる。完璧。
    さてウチは新規参入の会社「金本建設」が高級マンションの上に常勝タワーを造ると発表。まずは土台となる杭を造り始める。地面に届かないなんて本末転倒、未来に続くタワーの為に、しっかりとした杭を打ち込んでほしい。
    建設には時間が必要だ。常勝タワーを眺めたいなら俺にできるのは「待つこと、我慢」だ。
    そしてトレード話が出始めている。親会社から金本建設へのプレゼントは、とんでもなく太い柱なのか?松田柱か?畠山柱か?お買い得な藤井柱か?海外に発注するハグハグ柱か?
    スタンの好投と笑顔、工藤監督の胴上げを観ながら「どうか今日の試合、メッセが観ていませんように…」と曇り空に呟き、今シーズンの全てが終了。

  4. yalkeys より:

    強さのレベルが明らかに違うと感じました。それでも、交流戦で唯一勝ち越したのがタイガースだったのは、誇るべきエボックメーキングな出来事でした。来季こそ、「ネコからトラへ」猛虎復活だ!

  5. トラ11 より:

    ソフトバンクホークスおめでとうございます。
    セ・リーグ覇者がホークスには1勝しかできないというのは情けないですが(去年はうちもそうでした)これがホークスの底力なのでしょう。
    しかし、今後もホークスが突出勝利チームとして居座るとプロ野球も白けてしまいます。
    他球団もレベルを上げ拮抗した試合が見たいです。

    金本阪神は物言える監督。
    強いタイガースになるよう、一歩一歩止まらずに進んで行って欲しい。
    若い選手にも常に目を向け、これはと思う選手の旬を見逃さないようコーチ陣との連携も今は上手くいきそうにみえます。
    補強の噂もちらほらと出ていますが、監督の眼鏡にかなった、また、バランスの良いチーム作りを。そしてホークスに並ぶ、欲を言うと上を行くチームをいつかは作り上げてくれることを願います。

  6. 九州虎 より:

     ウェスタンリーグでは、近時ホークスとカープの2強時代が続いています。ホークスは3ケタ背番号さえ剥奪された亀澤内野手がドラゴンズで1軍のスタメンをはっているのに象徴される選手層の厚さを誇っています。
     タイガースは来季以降、金本新監督のもとで、カープ型の精神主義の野球で対決していこうとしているようで多くのファンの期待を集めています。しかし、日頃は厳しい意見を発される本欄の敬愛するコメンテーターの皆さんをはじめ大政翼賛的な雰囲気がやや気になります。
     長いあいだ優勝から遠ざかっているチームですから、新しい強いリーダーを求められる気持ちは痛いほどよくわかります。しかし、リーダーシップが永続的に機能するためにはついてゆくものたちの内面的支持が不可欠なのも事実です。
     ホークスは今年新しいタイプのリーダーで成功しました。亦スワローズをリーグ優勝に導いた大きな要因のひとつに高津ピッチングコーチの理に適った投手起用があったように思います。
     タイガースにも、少なくとも球団関係者には「ホットなハート」の中に現状を冷静に分析し中長期的な視野でのチーム作りを構想する「クールなヘッド」を忘れないように願っています。

    • こうさん  より:

      よく理解できます。けど一番、恐れているのは星野さん、岡田さんの後に、また昔に戻してしまった球団の姿勢を7年間、見ているということです。今、金本が掲げる旗に希望を抱くのは当然だと思います。「和田さんの野球観と比べれば」という判断しかできませんが、今のところは。南さんの後に、南さん以上の人が育ってる恐れもありますから。以前も書きましたが「誰が金本と選手の中和剤になるか?」が気がかりです。中和剤はいらない‼という金本が少しずつ見えてるのは嬉しく思います。ソフバンを見てると「金本の広島野球にプラスアルファがないと厳しいか?」とも思いますが。
      いろいろ書きましたが九州虎様のコメント納得できることが多いです。金本に、すがって連敗したら叩くのではなく自分も中長期的な視線を養いたいです。

    • 星の輝き より:

      今日も日本シリーズについて

      皆さん仰る通りソフトバンクは強かったですね。
      内川がいないということは将棋で言えば「角落ち(打線の核だけにw」の状態。
      そこを補って余りある選手層を誇っているのですから、その総合力たるや、もしもう一つチームが作れてセリーグ登録なら、日本シリーズはソフトバンクAチーム対Bチームになってしまったとしてもありえない話ではないと思えてしまう程ですね。
      イデホが寝違えてなかったら、山田の三連続が空砲に終わっていたなんて笑えない話にもなっていたかもしれません。
      いったいソフトバンクはどこを目指しているのでしょうか?
      日本人中心のチームでMLBにも登録しようなんてことも冗談ではなく考えているんでしょうw
      孫さんならあり得る話です。

      「たられば定食」になってしまいますけど、ヤクルトにも勝算はあったと思います。
      それは3回一死ランナー一、二塁で山田を打者に迎えた場面です。
      結果的に山田は9球目を空振り三振しますが、ここでヒットが出た場合やフォアボールだった場合は(次の畠山が打てるかどうかによりますが)また違う展開になっていたかもしれません。
      山田がスタンリッジの勝負球を悉く当ててきて、球数が嵩むごとに山田が有利になってきたと私は感じていたのですけど、粘っていたのは山田だけでなくスタンリッジも同様だったんですね。
      「根競べ」とは言いますけど、大抵の投手ならここは根負けして少なくともフォアボールになってしまうパターンなのに、三振でっかぁ?w スタン、あんたはんまでどないしたんや?って感じでしたw
      外国人枠からはみ出ていたバンデンハーグとの兼ね合いや二年契約終了ということでソフトバンクは退団する予定のスタンリッジですけど、この投球を見て欲しいと思う球団は一つ二つではないでしょうね。
      それだけ価値ある三振だったと思います。

      もちろんキャッチャー鶴岡のリードも褒めるべきだと思います。
      ソフトバンクはこのシリーズ、高谷、細川、鶴岡の三人の捕手を併用しました。いずれも持ち味が違います。
      短期決戦では相手に的を絞らせないという意味で、この併用がもたらして効果は絶大だったのではないでしょうか?

      昨今、大概の解説者は捕手を一人に固定できないことをまるで劣っているかのように話しますが、もしかしたら時代は変わっているのかもしれません。
      金本監督は枠の問題から捕手は二人体制+今成にするようですが、今までの固定観念というか強迫観念からは抜け出して、そこら辺もフレキシブルに考えて頂きたいですね。

      いずれ捕手の起用の仕方にしても、代打にしても、ダグアウトにしても、今ある手駒のレベルを上げつつ、且つ使える手駒の数を増やして、阪神にも黄金期をもたらしていただきたいです。
      まぁ今のうちはなんぼでも夢を語れますから、思いっきり語りましょうよw
      現実が厳しいのはもちろん承知です。

      最後に一言だけ今期のタイガースについて言わせてください。
      一年間本当につまらない野球だけを見せてくれました。
      順位云々の話ではないのです。
      三振したって、エラーしたっていい、グラウンドで自分が持てる情熱を思い切り野球にぶつけるその姿を我々に見せてくれるだけで、それだけで私は十分に満足です。
      オフの間は休養と修練に励んで頂き、新しい首脳陣の元、高い理想と厳しい現実の狭間であえぎながら、また来春元気な姿でグランドに戻ってきてくださいw
      2015シーズンの日本のプロ野球に改めて感謝します。

  7. なかっち より:

    ソフトバンク強かったですね。球団関係者の方々、ファンの皆様おめでとうございます。

    ヤクルトはついに先発が5回持つことはありませんでしたね。それだけソフトバンク打線が強力で、プレッシャーが半端やなかったんでしょうね。
    来季のタイガースが今のソフトバンク打線同様にどこまで振り込む事が出来るのか注目していきたいと思います。
    (ソフトバンクは打線だけじゃなしに足もありますが)

    話は変わりますが、金本新監督が藤浪を放任しないと公言しました。素晴らしい事やと思います。
    前監督とコーチは藤浪に全てを任せすぎました。確かに成績を残し、確実に成長してます。しかし彼はいうても来季まだ大学4年と同じ。スーパーエースになるためにはまだまだ首脳陣の元鍛えまくらないといけない時期です。
    不幸中の幸いかこのオフは右肩の炎症もあり年内はノースロー調整を余儀なくされるようです。徹底的に走り込みやウエートで身体を大きくしてほしい。
    むやみにデカくするのが良いとは思いませんが、藤浪はまだまだプロの身体になりきってないと思います。
    彼がスーパーエースになるために、そして故障しないためにもしっかり管理してほしいです。それがタイガースが来季の優勝に近づく近道と信じてるので。まだまだ伸びシロはあります。それが1番の補強やと思います。