勝負の夏が来た

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恒例のモルツドリームマッチが行われ、今回も大盛況だったようだ。どれだけ楽しそうだったかは、giants-55さんの「ば○こう○ちの納得いかないコーナー」に詳しい。ぐわぁ、見たかったぁぁ!(笑)。
そしてバース氏のコメント「コーチ、2軍監督としっかりキャリアを積んできたオカダにはぜひとも成功してほしい。それはタイガースのためにもなるはずだ。野球をリスペクト(敬愛)しているオカダは、選手にリスペクトされる指揮官になるはず。このチャンスを絶対に生かしてほしいね」。ランディ、良いこと言った!
金澤、術後の回復順調というニュースが入ってきた!これは嬉しい。やっぱり「金澤枠」は金澤が争わないといけない(笑)。焦るな、待っている。
球宴前の低調なムードから、一変して明るい。赤星の肋骨もかなり良くなったようで、「盗塁フリーパス」が再発行された。金本も体調を戻しているようだ。きっかけをつかむと乗ってくる鳥谷にとっても良いオールスターであったし、球児はますます充実。楽しみだ。
いよいよドキドキの後半スタート。伝統的に終盤に強いドラゴンズと、伝統的に長期ロードに弱いタイガースによる「真夏のマッチレース」が始まる。ただし今年のロードはドーム球場を多く配している。体力の消耗を防ぐため、岡田監督が編成担当者に指示したそうだ。そのあたりの配慮がどう出るか。
「後半」というが、すでに146試合の内91試合は終わっている。もう7試合もやれば3分の2を越える。開幕して、交流戦があって、好天にも恵まれ順調に試合を消化している内に、ペナントレースはもう終盤を迎えているのだ。
岡田監督コメント「もう区切りはないよ。ずっと最後まで行くだけや」。そう、最後まで全速力で突っ走れ!
まったく油断など出来ない展開だが、有利な位置にいることは間違いない。5ゲームというと近いようにも感じるが、貯金の数で10違うと考えれば、決して小さい差ではないのだ。何も慌てることはない。敵がどんなチームであろうとも、これほど優勝するにふさわしい構成を持つチームなどなかなかあるものではないのだから。
もう1回優勝したい、日本一になりたいと強く念じているベテランがいる。金本・矢野・下柳が攻守投を背中で引っ張る。
キャリアの全盛期を迎えようという「働き盛り」がいる。井川・福原・安藤・ウィリアムス・シーツ・今岡・赤星・藤本…。「自分たちが中心となって」という強い自覚がある。
今が面白くてしかたがない、もっともっと暴れたい…そんな伸び盛りの若手がいる。藤川・久保田・杉山・江草・橋本・桟原・鳥谷…。これまで実績と呼べるものはない。だが試合に出ることで、加速度的に力と自信を付けている。
オレの持ち場は任せておけ、スペシャリストがいる。前田・上坂・中村豊…守れと言われればとことん守ってやる。
そして、今に見ていろ、必ずオレの出番が来る…虎視眈々と努力を続けている連中がいる。盤石の投手陣に食い込もうとする、ブラウン・能見・太陽…。野口・浅井はチャンスがあれば完璧なリードをする自信があるだろう。片岡・関本・桧山・スペンサー・濱中…オレはこの程度の選手ではない、絶対に巻き返す…そう心に決めている。林・赤松・喜田…一軍で暴れたい、チャンスを掴みたい。レベルに来ている若手もわんさといる…。
競争が激しく、層の厚いチームは強い。気力・体力勝負となれば、より力を発揮する。私は今季のタイガースを信頼している。

コメント

  1. mizusakiarimi より:

    岡田監督が入団前、巨人の9連覇が終わったころタイガースは前半強く後半弱い時期がありました。田淵、掛布、藤田、ラインバック、ブリーデン、小林、江本と役者をそろえ、前半首位に立つも後半落ちるなんてシーンをよく見ました。そんな少年時代のいやな記憶を思い出しながら、落合妖術の呪文が耳に入るたびに、いかんと思いつつ不安が募っていました。そこに
    >競争が激しく、層の厚いチームは強い。気 >力・体力勝負となれば、より力を発揮する。>私は今季のタイガースを信頼している。
    の言葉を聞き、大きく励まされる思いです。そう今年のタイガースの一番のウリは選手層の厚さでしたね。そして選手層の厚さは、永遠の課題「死のロード」を乗り切るに最も有効な手段。岡田監督のチーム作りも、夏に落ちないことを第一に考えてきたように思います。先発を早く降板させることも、檜山、スペンサーを辛抱強く使うのも後半の布石なのでしょう。私も今期のタイガースを信頼します。

  2. かんつさま(torao管理人) より:

    かんつさんから、コメントをいただきましたが、人気ブログランキングで規定された関係ないサイトからのリンクがありました。不正通報されてもいけないので、書き換えておきます。なお規約は以下の通りです。
    http://blog.with2.net/readme.php
    かんつさん、悪しからずご了承下さい。
    ——-
    こんにちは^^コメント頂きありがとうございました。ようやく数字が追いついた感じでもう限界です^^ 今日から試合が再開しますので、虎さんのお二人は盛り返して来るのではないでしょうか?記事は毎日拝見させて頂いています。すごく参考になっており、自分のblog活動の励みにもなっています。これからもどうぞ宜しくお願いします。
    | かんつ | 2005/07/26 9:36 AM |
    http://kantsu.blog14.fc2.com/

  3. torao より:

    to mizusakiarimiさま
    私もそんな少年時代をすごしておりました(笑)。前半飛ばして、後半息切れするのがタイガースとカープ。前半つまずいて、後半盛り返すのがジャイアンツとドラゴンズ。これが伝統ですねぇ。
    ちょっと「安心理論的」に自分に言い聞かせて見ましたが(笑)、今のところその層の厚さを上手く活用し切れていないのが岡田采配なのではないでしょうか。でもおっしゃるようにいくつかの布石もあると思います。やってくれるでしょう!
    to かんつさま
    わざわざおこしいただき、ありがとうございます。リンクの件は、お間違えだとは思ったのですが、とりあえず書き換えました。むしろ削除した方がよろしいようならお知らせ下さい。
    それにしても物凄い勢いでしたね。脱帽です(笑)。こちらこそ、これからもよろしくお願いいたします。

  4. 飯を食っていると言うのに、
    肩やら腕に止まって、一緒に遊ぼうと言う
    ちゅんですが。
    母ちゃんは飯中です。
    岡田監督の「もう区切りはない」に
    ちょっと去年との違いを感じました。
    去年はすぐ、「5月が・・・」
    「8月が勝負よ」と言い、
    自力優勝が消滅した時には「あ・・・」と
    言ったコメントをみたときにはホントに
    がっくり来たもんですけど。
    しかし暑い。
    台風も今回は高知を避けていきました。
    直撃方面の方々、お気をつけて。
    台風も慣れですなあ?。
    こっちの人間はあんまり台風で大事になることはないんですけどね。
    雪とか降るとてきめんです(^^; 

  5. torao より:

    to ちょびうささま
    伝えられるところでは「あっ、ホンマ……(絶句)」でしたね(笑)。こう表記した貴社のセンスを褒め称えたい(笑)。
    なんか物凄く静かです。雨も風もありません。本当に台風はこれから上陸するんでしょうか。

  6. かんつ より:

    管理人さま
    リンクを間違えて貼ってしまい、ご迷惑を
    おかけしました。すいません。

  7. いわほー より:

    いよいよVロードの最終章がはじまった。セパ交流戦がスタートし、球界再編元年の今年、タイガースがセリーグを制するにいたれば、それこそ「球界の盟主は今や阪神だ」(週刊朝日の記事)が現実味を帯びてくる。
    でもね、「球界の盟主」という響きは生理的に好きじゃないなあ。この言葉には魔物が宿っている気がするしなあ。(苦笑)

  8. torao より:

    キター!鳥谷ヒット&シーツ先生2ランで後半開幕!(笑)イイ感じ!
    to かんつさま
    了解しました!
    to いわほーさま
    「球界新時代の旗手」でいきましょうか。

  9. goldkazu3750 より:

    いよいよ後半戦が始まり、気持ちの高まりを抑え切れません。ヤバイ(笑)
    4回に無死二塁・金本の状況からの今岡の進塁打のセカンドゴロは見事でした。あの一打が呼び水となり、桧山の一撃を生んだと言ってよいだろう。日テレの放送で掛布雅之氏が絶賛していた。これは単なるセカンドゴロとしか記録されないし、犠打もつかない。こう言う「記録に残らないプレー」が野球の醍醐味です。
    かつての「諦めの早い」、「むらっ気」の今岡は影を潜め、今やチームで最も状況を読み、監督の作戦を補う役割を果たす。今季サインが出ていないにもかかわらず、バントを敢行した事もあった。読書をよくすると聞いている。それも戦国武将の物を好むらしい。自身の打撃の成長とともに、精神力も向上している。両方が揃わなければ、絶対にタイトルは取れない。今年二つ目のタイトルを手にする。
    良い勝利でした。いつもどうりに中盤までは競り合うが、終盤に突き放しました。もうこれはハッキリと実力の差でしょう。あらゆる面で層の厚さが違います。

  10. のののー より:

    相手の技を全部受けてから決める、プロレスの王道のような勝ち方でした。ただ、藤川の連続試合ホールド記録は大切にしてほしかった。7回に清水に打たれたところで替えるのなら納得だけど、8-3で投入する意味なし。特に藤川は、肩がなまっていたわけでもないのに。

  11. torao より:

    強い勝ち方しやがりましたね(笑)。いったい明日は何を書けば良いのでしょう(笑)。
    to goldkazu3750さま
    無死二塁は、最低でも一死三塁にするという、きわめて当たり前のことを、実に簡単そうにやっていましたね。スワローズかと思いました(笑)。
    to のののーさま
    こないだ久保田の連続記録セーブも適当にないものにしちゃいましたね。でも連続試合ホールドやセーブって、なかなか尊重するの難しそうですね。投手交代は勝敗に直結しますから。その試合の勝敗だけではなく、三連戦や、はたまたもう少し長いスパンの流れを得たいという時には、個人記録なんかかまってられない時が出かねません。やっぱり終盤のリリーフ投手の個人記録は協力できない部分が出てくるでしょうねぇ。

  12. のののー より:

    toraoさま:
    もちろん、この手の記録に構っていたら「調整登板」は不可能になりますから、しかたない場面はあります。久保田の時はそうでした。しかし今日は、記録と無関係でも藤川を出すべきではなかったと思う。
    「後半戦のスタートだから景気付けに藤川」ではなく、「巨人は3連勝が狙える数少ない相手だから無駄な投手は使わない」が正解のはず。

  13. torao より:

    to のののーさま
    今日は、オールスターに出ていない、ジェフ&久保田でいくと思っていました。が、わざわざ球児を作ったということは、それなりの理由があったのでしょう、きっと、知らんけど(笑)。掛布さんは、球児自らが早く投げたいと志願したのだろうと言っていましたね。
    球児が作り始めた時は2点差。差が開いて、「球児やめとくか?」と聞かれて、「もう作っちゃったので行かせて下さい」てな感じだったんでしょうかね。
    巨人の投手陣も苦しいので、球児使わなくても3つ取れる?慢心は禁物ですね(笑)

  14. のののー より:

    toraoさま:
    確かに藪も、「メジャーには中継ぎにもローテーションがあって、肩を作った投手はその後の試合展開に関わらず出す」と言っていました。でも、今の阪神に中継ぎのローテーションなんてあったっけ?(笑)
    もちろん、3連勝しようと思ったら苦しい試合も多少無理して取りに行くことになるので(同点や1、2点負けていてもJFKをつぎ込んで)、楽な展開の日には無駄使いしない、という意味です。それに、岡田みそぎ理論に従えば、オールスター前の最終戦で負け投手になったジェフを今日投げさせないと辻褄が合わない。
    先生@野球町の人さんのおっしゃるように、「勝ちパターンを見せつけてやる気を殺ぐ」というのが妥当な解釈かもしれません。もちろん中日相手なら、こういうことをやるとかえってナメられるのでやらないけど巨人なら。

  15. D-blog より:

    2005年モルツ野球

    通称モルツ野球ですが、正式名称は

    と言います。でも今後も主催者サイド以外は誰も言わないでしょうw
    さて、久しぶり、たぶん8年ぶり2回目の観戦です。
    他の方のblogとかレポ見てますと、年々おもしろくなくなってきてるみたいです。
    確かに、販促事業というのは

  16. zero-52 より:

    悔しがらせるためにトラバ打ってみました(笑)

  17. torao より:

    to のののーさま
    ま、あれはあれでアリですね(笑)。いろんな効果は絶大でした。
    ジェフのみそぎはもう期限切れですし(笑)。
    to zero-52さま
    行ったんかぁ?江夏?田淵見たんかぁ?ぐわぁああ!!
    でも村田、大野の方が見たいかも(笑)。

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