連敗は「6」でストップ…試練の日々はまだ続く80番

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http://www.sanspo.com/tigers/top/tig200408/tig2004082202.html
五輪野球代表は、台湾に大逆転勝利。ノリの犠打が良かった。野球って面白いね!
悪循環を断ち切るということは、かくも難しいことなのか。沈黙の主砲・金本がぶち込み、打率急降下・今岡が運び、スタメン落ちアリアスがつなぎ、故障明け久保田が頑張り、そして飛べない黄金ルーキー鳥谷がやってのけても、それでもまだ流れがこっちに向いてこないとは…。さらに踏ん張った藤川、殊勲の秀太でやっと勝てた。
延長11回表、鳥谷の2ランHRは内容があった。相手は五十嵐、送りバント失敗2本で追い込まれた後、剛速球の厳しいコースを立て続けにファールでカット、外より低めの直球を右中間に放り込んだ。スタンド間際のファールフライを岩村が取れないというラッキーにも恵まれ、ようやく鳥谷株、かなりの上昇ムード。
二軍暮らしが続いた秀太がびっくり箱。もともと大仕事をする男だ。インタビューでは思わず言葉を詰まらせていたが、これで満足して欲しくない。やれることを精一杯やるのが秀太の仕事。ベンチに去年の臨戦態勢を再構築せよ。
ところで…ホッジス、マイヤーズ、モレルに期待を込める時期はもう過ぎた。誰にも気を使うことなく、若手を使っていけ!そうすれば勝運もやって来るさ。
だいぶ前から勝った時に書こうと思っていたのだが…(苦)。岡田監督は、もう少し「コメント」というものを重視すべきだ。記者相手に発するコメントは、顧客たるファンに直接メッセージを届ける大チャンスであり、部下たちもそれを通して監督の意図を知ることが多いという。そして最も重要で、恐ろしいことは、その「コメント力」によって、その人物の「実力」?決断力、リーダーシップ、賢さ、忍耐力、勝負強さなどが判断されてしまうということだ。良いコメントを発するというのは、かなり高度な技術だ。膨大な現象、情報、条件をインプットし、自分の感情や判断を加えて出力される雑多な言葉たちを羅列し、瞬時にまとめて、自分の指針に沿って選び抜いた項目から、さらにタイミング的に今言うべきと判断したものだけを、効果的な言葉を使って誤解のないように伝えなければならない。それを聞いた人は、その表面に出た氷山の一角を基に、その裾野に拡がる人間性を類推しているのだ。前任者星野SDは、(好き嫌いはあるだろうが)「コメントの鬼」である。またその重要性を知るからこそ、岡田監督に「NHK解説者をやって勉強して来い」と進言していたのだ。
さて、この日の岡田監督コメントから(少々意図的に)抜粋してみる。
「ピッチャーを総動員した。まだあしたがあるのになあ。」
…本当に「コメント力」というのは大切だ。

コメント

  1. 阪神勝利の余韻よりもオリンピック観戦で眠いわたくしです。
    ダメ外人のクビはいうまでもありません。見たくもないし。
    でも江草や筒井・太陽(ケガなおった?)あたりを育ててくれ!
    石毛のおじさんでもいいよ(爆)
    それにオカダよ「ヨメさんにええカッコしてこい」まででなくても
    なんか活字になることは言ってほしいよな。

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