ニッカンなにわWEB 2/13 アリアス変身、新打法で右打ち専念

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常日頃から阪神にはあまり期待しないようにと心がけているのだが、今年のアリアスには期待してしまう。というより金森コーチの外国人スラッガー養成能力に期待しているのだ。金森コーチはシンプルなことを分かりやすく伝えるのが上手く、アリアスも「信心」しているようだ。いわく、打撃フォームで大切なことは「バットに最大限の力を伝えること」の一点。そのためには「腕が伸びきったところで打つのではなく、腕を縮めた状態で打つ」のがポイント。それを説明するためにボンズ、ジーターらメジャー選手の写真を見せるというのも実に上手い。もともとリーチとパワーのある外国人選手なら、このフォームによって、外に逃げる変化球を追いかけなくなり、引きつけて逆方向にも強い打球が打てる。結果、もっとも大切なこと、「ストライクを打って、ボールを見逃すこと」ができるようになるはずだ。金森塾で磨かれたアリアスには期待してしまう。

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