1年目はチャンス

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「新任の監督が初年度から好成績を出すのは至難の業だ!」みたいな意見を見ることがあるが、実際は監督が代わってすぐに優勝するのはまったく珍しくないし、むしろ1年目のチャンスを逃すとだんだん難しくなっていくと言えるのではないか。
もちろん資金力や編成を含めた運営能力が著しく低いケースは、監督がかわったところですぐに結果は出せないこともあるが、それでもびっくりするくらい監督交代で変わるのが日本のプロ野球だ。なぜだろう。

そもそも野球という競技は、同じ相手と複数の試合を重ねていくスタイルもあり、極端な勝率の開きが出ない。勝率7割台も、2割台もめったに見ない。さらに現在の日本のプロ野球は、以前に比べて「構造的不平等」が減少し、実力差が付きにくい。ちょとしたことで変わる。

日本におけるリーダーと集団を見ていて思うこと。

・同調性、群れ意識が強く、集団心理が働きやすい。一方向に固まりがち。
・熱しやすくて冷めやすい。良いことでも悪いことでも、大騒ぎするがすぐに飽きて忘れる。
・権威、ブランド、実績を重視しがち。

逆にちょっとしたことでは変化が出せないような状況では、リーダーによる激変よりも地道な運営改革が重要。

各報道の様子から藤川球児新監督が既定路線のようだ。1年目のチャンスをものにしてほしい。

コメント

  1. 虎ジジィ より:

    ベテランと呼ぶには早い中堅選手が多いタイガースは、よっぽどの事(大山がFAで讀賣へなど)が起こらない限り来年も戦力ダウンは考え難く、
    むしろ固定に拘った岡田監督が交代する事で、中川-井坪-戸井など一軍から声のかからなかった選手にもチャンスが巡り底上げからのVも見えてくるかも知れません。

    あとは、藤川監督の横に付くヘッドコーチに経験豊富な人材を置く事と、
    昨年失敗したドラフトを成功させる事もカギとなるでしょう。

    日ハムがタイガースからトレード獲得した齋藤投手の大活躍で2位に躍進した例もあるので、必要ならばトレードも上手く活用したい。

    来季は十分優勝を狙えると思います。

  2. とらかっぱ より:

    最近はタイガースに限らず球団組織ぐるみでのチーム作りを行うので、監督が代わってもチーム力が落ちないですね。監督の色が出にくい側面もあり、岡田監督のような個性を出すタイプはこの先減って行くんでしょうね。

    チーム方針を固めそれに見合った選手を集め、フィジカルトレを含め練習まで管理しているとなれば監督の仕事は何か。最近の流行りは新井監督のようなモチベータータイプの監督で、選手をいかに機嫌よく気持ちよくやる気を出させるかを主眼に置いているように思います。ミスを断じ厳しくやるのも今の選手世代には合ってないとも思います。

    タイガース次期監督もこっちの方向に行くのでしょうか。

  3. 岩修 より:

    最高峰の大学卒でも一流の人間に成るとは限らない。
    大きな成果を得ても満足せず努力し続けること。小さな成果でも悶々と仕事し続ける自分には理解不能な世界。でも、これだけは言えます。
    名将岡田監督の元で、タイガースが勝てるチームに変貌したのは事実。その監督の申し子だった藤川球児が監督に就任するのは自然な流れと自分は思う。今岡コーチの健康面の問題とかで、攻撃面スタッフのてこ入れは必要かもですが安藤、福原、久保田の投手スタッフは今のままで良いのではと。
    が、金丸にライマルの獲得には積極的に動いて欲しいなぁ…

  4. サヨナラ3ラン より:

    藤川で決定みたいな報道が飛びまくってるけど個人的には本当かなと疑心暗鬼。そもそも藤川は鳥谷や赤星同様に阪神(ファン)とは少し距離を起きたいタイプで特に現場には入ることはないだろうと見ていたので。何か外濠から埋められてるみたいで逆に藤川から蹴られるのではないかとも勘ぐってしまう。結局、最後は平田監督になることも予想できる。今岡は健康面から受けることはないだろうから平田か藤川かになるのだろうけど、どちらがなるにせよ楽しみではあるし就任一年目で優勝だって普通にありうる話だと思う。そのくらい今の阪神は成熟してるので。

  5. タクロー より:

    歴史は、塗り替えられる

     9年前、2015年の秋。スパイスを加えただけではかなわなかった和田監督が退任し、あっと驚く金本監督が誕生した。掲げたスローガン「超変革」。魅力満載だった。ワクワクさせてくれた。叶わなかったが安芸での秋季キャンプまで追っかけに行きたかったほどだ。2017年、10ゲーム差はあったものの2位に躍進。期待が膨らんだ翌年だったが、最下位に撃沈し退任。
     引き継いだ矢野監督も成就ならず。そして経緯はどうあれ満を持して登場した岡田監督が38年ぶりの日本一を成し遂げた。そしてまもなく新監督にバトンをつなぐ。やっぱりワクワクだ。
     9年前とはチーム構成も選手の力も大きく変わった。FAや助っ人に頼った時代は遠い昔のことで、今や生え抜き、助っ人以外の選手は、西勇輝、渡邉と現役ドラフト組の大竹、漆原の4人だけだ。新しい監督には勝ち切る力を注入してもらって、球団創設90周年を契機に黄金時代を築いてもらいたい。タイガースの歴史は次々と塗り替えられる。当然球団初の連覇が目標だ。
     昨日CSの抽選結果のメールが届いた。昨年のCS、日シリのチケット同様、落選。こちらの黒歴史は繰り返してしまった。厳選な抽選の結果らしいが、できることならリクエストしたいものだ。

  6. 虎轍 より:

    松山に並ばれてしもた。
    桐敷の単独タイトルは無くなってしもたけど、今日はベンチ入りしてへんのか?
    なんとか桐敷にタイトルは獲って欲しいね。
    頑張ろう日本!

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