いい空気も実力のうち

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加治屋、才木、森下が大幅アップも良かったけれど、原口が諸々を評価されて現状維持で契約更改というのが良かった。野球選手である限り、年俸は成績に応じたものでなければならない。それでも、成績以外の献身に対して、言葉と待遇で応じることで「いい空気」を維持できる。

【とらものがたり・大竹耕太郎投手編(3)】好循環生んだ感情の解放「投手のムードは大事だと思う」/デイリースポーツ online
 阪神選手の野球人生に迫る新企画「とらものがたり」。現役ドラフトで加入し、12勝を挙げて大ブレークを果たした大竹耕太郎投手(28)の第3回は、好循環を生んだ感情の解放にスポットを当てる。  ◇  ◇

大竹もまた「いい空気」を意識していたのがよくわかる。

運に恵まれているように見える人の中には、実は注意深く周囲を観察し、さまざまな可能性を考えた上で選択して行動している人も多い。大竹もそうだし、岡田監督もそうだ。「運も実力のうち」とはよく言ったものだ。

コメント

  1. サヨナラ3ラン より:

    運も実力のうち
    確かにその通りだなと思う。例えば ある人との出会いが人生を変えた。私は幸運だったなんて話をよく聞く。でも考えてみれば単なる幸運ではないと思う。その人と、そういう(良い)関係になったのは本人に実力があったからであり、実力の無い人間は目にも止めてもらえないのが普通。宝くじの高額当選などは実力関係なく運だとは思うけど確率の低いクジに賭けるより勉強して資産の一部を長期に投資するとか運用した方がお金を増やす可能性は高い。一発逆転みたいな夢はないけどね。笑
    結局は本人の実力が結果の大部分を占めるというのは間違いないと思う。本文にある通り原口に対する球団の評価はとても良かった。来年はもう少し打って下さい 笑

  2. 岩修 より:

    周囲の空気を読み、どう行動するかは心の余裕に左右されそう。
    昔から人見知りの自分は知らない大勢の人の前で発言することが苦手だった。
    しかし今年の夏、タイガースが好調で心の余裕があったのか周囲の空気と前の人達の話の流れに沿って面白い話をぶちこんだら何故かどっと笑いがとれ、うけるってこんな快感なんだと初めて知ったのだった。
    村上は「森下が3年目だから新人王譲れ」と言われた話や輝明は「シーズン中アレ、アレを良い過ぎた」とか余裕のコメントが多い気がする。
    勝ったことで良い心の余裕が生まれるのは強いチームの証。
    今1番緊張しているのは普通の名将岡田監督の次の監督候補の方々かも知れませんね。

  3. 西田辺 より:

    今年は代打要員が主戦場だった原口にしても、糸原にしても野球選手として
    グラウンドに立ってプレーしてチームの勝利に貢献したいだろうし、
    もちろんポジションを奪ってレギュラーとしてやっていきたい意欲は消えて
    いないはず。
    当然二人とも今年の数字に決して満足なんかしていないだろうし、優勝の
    喜びとは別に、自分自身への悔しさの方が心を占めているかも。
    それでも、試合前の声出しでの盛り上げやチームのまとめ役、時には道化にも
    なってチームの空気を作り上げてくれる。
    昔は派閥だ何だと色々と言われたタイガースの内部も、今やそう言う所は
    一切見受けられない。
    今年何もかもが上手く動いて開店したタイガース。
    そこには人知れずそういう空気づくりやムーブメントを起こした人がいる事は
    忘れちゃダメでしょうね。
    そのいい空気に関して、今年一番感心したのがリーグ優勝の時も日本一の
    時も岡田監督の胴上げの際、全員が岡田監督の方を向いて胴上げに参加して
    いたこと。
    実際リフトに関われない選手が、胴上げ本体に背を向けてテレビカメラに向かって
    バンザイバンザイと飛び跳ねる選手の姿を他球団で毎回見ていたから、今回の
    タイガースの胴上げの姿は凄く新鮮に感じました。
    まぁ、これも何度か経験を重ねるとどうなるか分かりませんけどね(笑)
    長いシーズンを勝ち抜くためには、選手の能力が長けているだけでは成せない
    のかも知れませんね。

  4. 虎ジジィ より:

    「良い空気をつくる」=原口文仁が努力家で、チームに献身的な素晴らしい人物である事は誰もが認めるところ。
    数字だけで判断すれば、決して本来のチカラは出し切れませんでしたが、年俸現状維持という球団の判断は良かったと思います。

    原口文仁のルーツは名門帝京高校の毎日遅くまでの練習に、ものすごく遠い埼玉県の寄居(電車だけで約2時間、駅から帝京高まで徒歩17分)から通学して、更に家でバッティング練習をしていたという「努力家の鏡」みたいなところから来ているのだと思います。

    生え抜き現役選手で最長の14年、色んな事がありましたが、本人は「打つ方だけで終わりたくない」と向上心はあるので、チャンスのあるレフト守備などにチャレンジしてみるのも良いかも知れません。

    大竹も「良い空気」を作ってくれましたよね。
    ムック本にもありましたがマウンドでは飄々と投げているのに、勝ち越し打を撃ってもらいベンチで男泣きしていた姿には思わずもらい泣きしてしまいました。
    ムック本にある大竹の投球時の写真を観て「肩の可動域が広い」という事を立証するような1枚をみつけました。
    彼の活躍は決して「運」だけではなく、来季もやってくれると信じています。
    年俸は大幅にupしてあげて欲しい。
    因みに才木の5000万円(推定)はちょっと安い感じがします。

  5. とらかっぱ より:

    原口は今年に限らず成績以外でチームを引っ張ってくれています。そんなところも査定部はよく見てたのかと思います。来年は成績の方でも最強の切り札となってくれることを期待します。

    今までの更改見てると日本一査定がかなり入ってますね。今季のタイガース年棒は若い選手が多いとは言え、かなり低かったのでこれでちょうどよい位になったと思います。来年はタイトル取りまくって球界トップ10に沢山入ってくれるといいなー。

  6. タクロー より:

    チームで勝つ

     一昨日の夜、NHK BSで放映されたスポーツヒューマン“普通“の名将〜阪神タイガース監督・岡田彰布〜を観た。
     岡田監督は、日本一になった選手たちを「そんな成長してないよ」と評した。個人成績そんなに変わってないやんか、おーん。ここ何年間ずっとAクラスにいても優勝できなかったのはチームとして足りないものがあったから。その足らんもんをチームに落とし込んだ。スパイスではなく…。それぞれの選手の役割を明確にしてあげて、与えられたことを普通にできるようにさせる。続ければ、やがてできなかったこともできるようになる。できるようになれば、それが普通になる。そして、ナインに、ベンチに信頼が生まれる。たとえリードされていても負ける気がしなくなる。チームのつながり。日本シリーズ第5戦は象徴的だった。

     再放送は9日土曜日深夜、25時10分から。その前の番組はレジェンドの目撃者でバースと掛布が取り上げられるようだ。受信料を払われている方、ぜひ、どうぞ。

    • 虎轍 より:

      タクローさんこんにちは。
      受信料を払ってるので、しっかり録画もしたいと思います(笑)

      • タクロー より:

        虎轍さん、失礼しました。
        ナレーションは渡辺謙さんです。タイガース愛がすごすぎ。
        ぜひぜひ。

  7. 虎轍 より:

    原口はお金の事よりも来年も現役で野球を出来る事の方が嬉しいでしょうね。
    代打でも一軍に居て優勝を経験出来たのは原口の人生に大いにプラスになるであろうし、これからの人生でもプラスになる事でしょうね。
    今岡が星野監督で覚醒して大きく成長したみたいに、岡田監督で大きく成長出来る選手がまだまだいっぱい出てきて欲しいですね。
    木浪がそうであったように。
    頑張ろう日本!