今日から甲子園で対中日3連戦

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文春野球、今回も応援いただき、ありがとうございました!また登板機会ありましたら、よろしくお願いいたします。

それにしても蒸し暑い。今日から甲子園で中日と3連戦、雨はなさそうだが、体力を消耗しそうだ。
体力といえば、岡田監督は「休ませる」という考え方が嫌いっぽい。レギュラー選手を代えたのを「休養か」と問われると、打てないから代えただけとか、休ませたわけではなないと少しムキになって答える。
投手については少し変わってきたが、前に監督だったときなども、投げなきゃ給料上がらない。休むために野球やっているわけじゃないみたいな感じで、登板過多は選手のためみたいな言い方もしていた。15年の間に考えが変わった部分もあったのだろうが、実績のない投手については、ガンガン使ってやったほうが出世できるという思いなのだろう。

根底にあるのは、自分たちが現役だった時代の野球だろう。さすがに先発投手が中3日で投げて30勝以上するような時代ではなかったが、レギュラーは出ずっぱり、先発は中4~5日、リリーフの連投は当たり前の時代を生きてきたから、「休まなきゃもたないような体で野球選手がつとまるか」という考えがあるのだろう。

確かに試合に出続けることで得られるスタミナは現在でもあるのだが、しかし40年前と比べられない「疲労蓄積要因」がある。平均気温の上昇だ。年間の平均気温はコンスタントに上昇し、2010年代以降はグイッと上がっている。夏の気温はさらに顕著だ。

気象庁 | 日本の季節平均気温
日本の季節平均気温

最近の選手は甘っちょろいのう……などとは言い切れないことは頭に入れておいてほしい。それにしても蒸し暑い。

コメント

  1. サヨナラ3ラン より:

    今日の記事には全く同感です。
    以前にも岡田は掛布だったかな?との会談でファーストやサード(主力選手)は途中交代とか必要なし。全ての試合、イニングに出続けることが当たり前のような話をしていた。その辺りの野球観は古臭いのではと疑問を感じながらも、逆に阪神の選手に欠けている要素のかなとも思っていた。
    しかし今月に入りチーム成績と比例するように個人成績も落ちてきて選手の表情にも疲労感が見える。選手は絶対に疲れているとか、替えてくれなどと言えない。疲れはプレーだけでなく集中力を失わせ、ひいては怪我にも繋がりかねない。自分の野球観や信念も大切だけど、記事にもあるように気温等の環境変化や、近代野球における作業の多さなども加味して考えてほしい。岡田の現役時代などオープン戦でも主力が揃うのは開幕前だった。今では紅白戦から出ずっぱり。そこらから既に違っているよ。

  2. とらかっぱ より:

    岡田監督現役の3~40年前とはもちろん時代が違うし、前政権時代の15年前からみても大きくNPBの野球は変わっています。柔軟に考えを変えているのでしょうがどうしても昔の感覚が抜けきらないところがあるのも岡田監督っぽくて私は好きです。「積極的休養」なんて言葉は絶対使わないのでしょう(笑)

    気候の大きな変化についても今後の問題として考えねばならないと思います。今の夏の気温ではホーム球場が屋根付きかそうじゃないかで大きく差が出ます。幸か不幸かタイガースは近年高校野球の期間京セラをホームとして2カードほど涼しくできてるのでまだいいかなと思いますがスワローズ、ベイスターズ、カープは大変だと思います。8月中はパの屋根付き球場を借りるとかやってみてもいいんじゃないかと思います。

  3. 西田辺 より:

    各地で真夏日となる予報も出ております。
    水分塩分ミネラルの補給で、熱中症にはお気を付け下さいませ。
    その昔、「グラウンドには銭が落ちとる」という鶴岡一人さんの言葉が
    ございますが、選手は出てナンボ活躍してナンボという思考が根強く
    残っています。
    まぁ、シーズン途中でヘトヘトになって後退する選手を尻目に抜群の
    スタミナでシーズンを完走できる選手が有利な事は否めません。
    近年頻りに「運用」という言葉が使われています。
    野手も、先発要員も、ブルペン要員も、体力を温存させつつ、シーズンを
    余力を持って乗り切るやりくりが出来たチームがシーズンでも好成績を残す
    傾向にあります。
    「今の若いもんは」と嘆くのも結構でしょうけど、現状の成功例を参考に
    する事も大事になってくると思います。
    どのチームも選手も好調期はおよそ1か月程度。
    疲れたから、調子が落ちたからと放置していても、上向くための時間を
    無駄に食うだけ。
    その波の下限を、いかに小さく抑えるかが「運用」ではないでしょうか。
    いま、ファームで調整中の青柳・湯浅・浜地・佐藤輝を、もっと苦しくなる
    夏場以降に戦力化できるか。
    ここに全てが懸かっていると思います。
    多くの銭を拾うためにも、コンディショニングを大事にしてあげて欲しいですね。

  4. より:

    最近読んだ記事でタイムリーな記事がありました。
    好調ロッテは野手も「ゆとり運用」 光る吉井監督の手腕 https://www.nikkei.com/article/DGXZQODH095T60Z00C23A6000000/
    守備も疲労の影響が出る、というのは言われてみれば当たり前のことですが、割と忘れがちなことかもしれません(むしろ「練習が足りない」とか思ってしまったりする)。

    MLBでは300打席を越えたら成績が下がる選手は300打席までしか起用しない、という話を聴いたことがありますが、確かにサンズみたいな例を見ると正しい運用なんやろなぁと思います。
    一方でその選手の可能性をそこで終わらせることになるのでは、と思ったりもしますが・・・。
    でも今だともう筋力的にどうこうとか動作解析的にどうこうとか分かってしまったりするんですかね。

  5. 虎ジジィ より:

    確かに近本・中野・大山は大差のゲームでも交代させずフルイニング状態、
    この蒸し暑さで疲労蓄積が心配です。

    特に近本と中野は小柄な身体で全力プレーをしているので、大差のゲームでは交代させるべきだと思います。
    実際に近本に疲れが見えます、打撃も良い当たりにひと伸びがないし、
    守備でもハマスタで牧のセンターオーバーの追いかけ方など脚がもつれ気味で いつもの近本の守備ではなかったです。

    お気に入りは使い続け、好まぬ選手は徹底して干すのが岡田監督のやり方であり、その方針は別に間違ってはいないと思いますが、これからの季節に向けて野手も無理はさせない使い方をお願いしたいです。

    例えば、右打者でサード・セカンドを守れる渡邉諒はお気に入りのようですが山本・北條も内野ならだいたい守れるし、外野手でも打率は悪いけど四球が増え二軍での出塁率の高い髙山や、一発のある高濱など眠らせたままシーズンを終えるのはもったいない感じもします。

    投手起用に関しては前政権時代とは180度変わり、上手く休養させているように私には見えます。
    2007年に「久保田90試合登板」「藤川球児10連投」などやらせた事は記憶に新しいですが、
    現在はリリーフはなるべく3連投はさせないし、先発投手も中6日以上をしっかり守り「やりくり上手」の監督と言えるでしょう。

    特にこの中日との3連戦は休養をたっぷり貰った西勇〜大竹〜村上なので、先発がしっかり長いイニングを投げて、週末の讀賣戦(不安定な西純矢から始まる)までリリーフ陣の負担を減らして欲しいと思います。

    暑い季節の熱い戦いは これからだ。

    • より:

      >現在はリリーフはなるべく3連投はさせないし、先発投手も中6日以上をしっかり守り「やりくり上手」の監督と言えるでしょう

      私のコメントのリンク先の図表を見ても2連投すら結構少な目でこの辺りは変わったなぁと思いますね。
      一方で今や先発投手は中6日でも登板間隔が短い方なのだと知り驚愕していますが・・・(先発ローテの安定感と表裏一体なんでしょうけれども)。

      • 虎ジジィ より:

        哲様返信ありがとうございます。

        小林繁さんとかが中3日で先発していた時代を知っている私らの世代からすると、先発投手の中6日は十分過ぎる程の休養に感じますが、時代が変わったモノですね。

  6. こうさん より:

    若い選手が主体のタイガース。勝ってる時は勢いで乗りきれたのかもしれないが負けてくると疲れが出るのか、疲れが出たから負けてるのか。日本の暑さに慣れていないミエセスやノイジーの不安もある。けど外国人選手だけを心配する考え方が、もう古いんだろうなぁ…と今日の文章を読んで思った。

    ここにきてベテランの日本人野手がいないタイガースの脆さが浮き彫りになるかもしれない。近本と中野が出るから結果が出ていたが二人が出ないとチームの勢いがなくなった。二の矢、三の矢がないことも立証されてしまった。

    中野をトップにした意味、今日も続けるのか単なる思い付きか。とにかく今は大山を生かす打順を考えないと。唯一の得点力なんだから。

    桑原を休ませながら使っているベイ。他球団から学ぶことを助言できるコーチはいるのかな。

  7. 虎轍 より:

    今日の甲子園は雨は降らへん予報ですが、明日、明後日は雨予報。
    今日は西勇輝でとりあえず勝って、チーム、タイガースファン、トラバカファミリーのみんなを元気にさせて貰いたいですね。
    ムシムシしとるし、せめてモヤモヤだけは取っ払って貰いたいです。
    打撃陣がスカッとさせてくれたらええんですけどね(笑)
    ガンバレ!タイガース!
    頑張ろう日本!

  8. 岩修 より:

    気温、湿度の上昇もですが、投手の球速も近年無茶上昇している。それに加えてムービングファストボールにフォーク、カットにチェンジアップにカーブ。
    昔だったらノイジーや佐藤輝はもっと打っていたかも。
    休める仕事と休めない仕事。
    常に一年中24時間近く神経すり減らして仕事している方々もいると思うしプロ野球の選手達が特別とは自分は思えない。
    昔、ある偉い方が卒業式で
    「僅かな行動の違いで人は幸せにも不幸にもなります」
    「仕事は常に突き詰めて一瞬を大切にして下さい」と話されていた。これは選手達だけでなく監督にも言えること。
    選手は気の無い空振り、見逃しはしないように。
    岡田監督、今岡コーチは打者陣に適格なアドバイスして下さい。勝つときは指示も当たり笑顔一杯だけど、負けが混むと愚痴ってしまう。だから非凡の凡将なのかもですね。
    ちなみに卒業式のその偉い方ですが、現在は泣かず飛ばずなのだった…
    正解はこれからの3か月で出るのだから落ち着いて見守ろうと思う。多分自分もまた愚痴るかもだけど(笑)

  9. いわほー より:

    今週はお天気ぐずつく予想ですが、今日からの甲子園3連戦は影響ないでしょう。
    ホームでドラゴンズ、週末は東京ドームでジャイアンツを交えての6連戦。
    交流戦終盤から連敗続きなだけに、まあ、ここは気負わず欲張らず5割キープで良しとしましょう。
    その意味でも3つ負けても良い計算で、相手投手との兼ね合いでプランを立ててもよいでしょう。
    とにかく2番手戦略で最後に「追い込み」仕掛けてくれたらね。