やれる時にやれること

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 能見は右足甲の剥離骨折と診断され、2ヶ月くらいはかかるだろうとのこと。


正直これは参ったけれど、プロ野球ではあたりまえのこと。よそだって主力を欠いたりしながら戦っているんだからね。それにしても今季はチャンス拡がりまくりだよね。外野ガラガラ、先発スカスカ、内野だって中継ぎだって見ようによっては割って入る余地大いにありだ。「スタメン金本」を失っても、(少なくとも一時的には)チーム力が下がらなかった。危機をチャンスと思える者がいるかどうか。ここが踏ん張りどころだと力を合わせられるかどうか。そんな例はいくらでもあるのだ。
 代わりに上げたのは捕手の小宮山。鶴を使い切ってない現状だから若手投手をもう1枚上げるまでもないということか。小宮山は完全リザーブ扱いになりそうだな。ちょろっとでも出られると良いんだけど。

中日?阪神7回戦(中日5勝2敗、18時、ナゴヤドーム、37222人)
阪 神 000 000 000―0
中 日 020 011 10×―5
【阪神】●下柳(2勝2敗) 渡辺 筒井 鶴
【中日】○朝倉(2勝1敗) 高橋 鈴木 平井 岩瀬

 ゴメン、あやまる。あんな試合ばかりやられたら疲れちゃうなーとか言って申し訳なかった。そんなにあからさまに休まないでくれ!…と言いたくなる試合。まあ5連勝とか首位とか言ったって、ホンモノと感じられる戦いぶりからは程遠い。ここは一つ、いつも世間の厳しさを教えてくれる名古屋のドラゴンズさんに冷や水をぶっかけてもらって頭を冷やし、謙虚になるのも良かろう。
 下柳はまあ普通だったよね。良くもなかったけど。2回の2失点なんて実質1安打だけの不運だったと思うし。本当に今年は5点以上取れるかどうかのチームなんだね。
 5回終了時に城島が首脳陣と「話し合い」をしていたということ。さあ何だろう。和田の敬遠のことかな?「こんな時期から、負けている試合でそんな戦い方をしてどうするんですか?」もしそう言ったのだとしたら、私もまったくその通りだと思う。和田に打たれて1試合を落としたところで、「打たせたこと」は後で利用できる可能性がある。逃げまくったことは、後になっての利用価値がない。
 ただし、「言い方」でゴタゴタしなきゃいいんだけど。まあ城島は賢い男だと思うから心配はしていない。
 中盤以後、何かに引きずり込まれていくような消極さ。本当に見るべきものが何もないと言って良かった。
 やるべき時、やれる時に、やるべきこと、やれることをやっておかないといけない。やれる時にやってしまうことは簡単。後回しにすることも同じように簡単なんだけれど、その順位付けは本当に慎重にすべきだ。
 鶴は本当に8回だっただろうか。もっと早い段階で使って、行けるところまでというテストをさせるということは順位付けの中で検討されたのだろうか。
 連戦の中で、だるまさん試合があるのは仕方ないが、それだけはしっかり頼みたい。
 ともかく1イニングぴしゃりの鶴はナイスピッチング!まさに掃き溜めに鶴だった。

コメント

  1. スーパーエリーバ より:

     能見投手、長期離脱、残念ですね。
    投手が1塁ベースカバーで、怪我をするパターンはよく見かけますよね。
    能見投手の不注意なのか、ベースランニング練習不足なのか解りませんが、ベースを踏み損ねただけで、剥離骨折なんて、怖いスポーツですね。
    おっしゃる通り、これを新戦力台頭のキッカケにしてもらいたいです。
    その為には、個人的には、やはり、下から上げるのは、投手にして貰いたかったです。
     昨日の収穫は、鶴投手が見られた事と、NFKが休めた事位ですかね。
    ホンマに見せ場も無く、カーッとなるシーンも無く、淡々と終わっていきましたね。
    落合監督の面倒い継投にツッコむだけの試合でした。
    私の経験測では、無失点の先発投手を代えると、あまり良い結果に成らないので、少し期待していました。
    石橋を叩き過ぎて、壊さへんやろか、と淡い期待をしていたのですが、結局何も起こらずゲームセット。
    勝てる要素全く無しの試合に、敗戦のイラつきは、最小限に押さえられたのが、せめてもの救いでした。

  2. より:

    岩田に続いて能見の離脱は痛いですね。昨日の試合もいい所なく負けてしまいましたしナゴヤは鬼門なのでしょうか・・・。
    小宮山が一軍に上がったということは狩野は完全に外野でやるという事なのでしょう。
    頭を取れなかった事は残念ですが強いチームは連敗をしない事が鉄則なので今日はしっかりと勝ってほしいですね。

  3. 拉麺 より:

    >中盤以後、何かに引きずり込まれていくよう
    >な消極さ。本当に見るべきものが何もないと
    >言って良かった。
    これの象徴的なシーンとして、桜井の見逃し三振があります。
    彼はなんか調子が悪い時はギリギリの球に手を出さないんですよね。
    チームのそういう雰囲気に伝染されているのかもしれません。

  4. BUCK-TORA より:

    能見離脱に頭クラクラしながらも、これから交流戦のこのタイミングが唯一の救い。
    昨日の鶴は先発テストを賭けての登板でしょう。無駄なく3人斬り、内容も特に問題ナシ。
    これで広島戦のチケット獲得間違いないでしょう。次回登板もがんばれ!
    今日の相手は誰だ?何故か一番打てそうな吉見か。そろそろナゴドに足を運ぶファンにいいトコ見せなあかんで。

  5. torakkochiyo より:

    出先であったため、携帯での経過チェックをしていましたが、字面からもタイガースの攻撃は淡々と進んでいることがわかりました。
    そんな中での鶴投手の登板。そこだけは帰ってビデオ見よう!と張り切っていました。
    昨日はNHKBSの中継を録画していたのですが、アナウンサー・解説者ともに鶴投手の投球の実況・解説は一切なし。次の中日の守りについて延々としゃべっておりました。
    NHKさん、もうちょっと中立的に頼みますよ!とつっこみを入れたくなりました。
    首脳陣は本気で広島戦鶴先発を考えているんでしょうか。昨日ファームで杉山投手がいいピッチングをしたようです。来週の日曜日が登板日だとすると、どちらも中5日。首脳陣の実績重視傾向からすると鶴投手ではなく、杉山投手もありかもと思ってしまいます。そんなことにならないことを願います。
    頑張れ鶴!!

  6. とらぽるた より:

    下柳のバントが決まっていたら、金本のライト線の一打が入っていたらあるいは四球を取れていたらという場面がわずかな勝機でしたが・・・
    まあ、いつもの中継ぎ注ぎ込まず鶴を試せたので良しとしましょう。
    新井さんのへろへろ送球、何とかなりませんか。ブラゼルにかなり救われてますが、どんな凡ゴロでも安心できません。いや、余裕のある時ほど怖いです。
    上からしっかり投げる練習してください、

  7. TAKA より:

    新井の「雑な守備」ほんとに何とかならないのか?
    桜井の「消極的な打撃」守備もお粗末、藤川を育てた方がいいのでは?

  8. kamo より:

    まあそう言わずに。

  9. 熊虎 より:

    淡々と点を取られ、淡々とアウトを取られ、見所のない試合でしたね。
    鶴に関して、今年のようにシーズン序盤に敗戦処理やビハインドでの回の頭からの中継ぎ登板で『お試し期間』を作ってやれば、2年前から戦力として成長していたんじゃないでしょうか。若さとは、未熟ながら吸収力の一番旺盛な時期だと思います。
    もちろん、1軍の戦いの中で同時に何人ものお試し・見習いを起用するわけにはいかないですが、今年に関していえば、外野・藤川、内野・大和(キャンプ中の野原将)、投手・鶴、捕手・小宮山など、ポジションを分散し、ネームバリューに捉われない「経験が糧になる」選手を一軍登録している傾向があると思います。
    今回の能見離脱は、計算できる戦力の消失です。この状況での選手のやりくりは安藤・岩田・江草(杉山・福原・金村)という名前のある選手が2軍にいる中、どう対処するか?小嶋が脱落し、上園が前回よくなかった状況で次に行われるであろう投手の昇格人事が注目されるところだと思います。

  10. のののー より:

    今日は藤川俊がレギュラー化した試合。これで金本が復帰したら弾き出されるのは桜井と内定。それ以前も、桧山の代走は狩野になるので小宮山を上げたのか。

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