原点より「原則」

スポンサーリンク
677##[阪神]たわいない話

 猛虎打線爆発!14安打でベイスターズ投手陣を粉砕。でも拙攻で5点しか取れなくて、投手陣が13安打され守乱も飛び出して11失点で完敗だってさ。
人気blogランキング >>



 ベイ打線の好調はわかっていたから、こういう展開も想定内。4回表の得点機に、失点を重ねるスタンリッジへ代打を出したのはいいとして、こういう試合の2番手は本当で渡辺でいいのかってこと。これは和田タイガースに一貫して言えることだ。一塁(あるいは代打、レフト)城島、代打(レフト)ブラゼル、7番新井、5,6回で下げる金本、守備要員平野、先発KOでロングリリーフする渡辺…。みんな「不本意な仕事」だ。彼らに本来期待すべき仕事をしてもらうために、今何をすればいいのかを考えることなく、のんべんだらりとメリハリのない時間を過ごす。その場その場の「気遣い」のつもりが、ツギハギだらけ、迷路のような増改築になってしまった。
 序盤で差がついてしまった試合こそ監督の腕が出る。ベタオリのような顔をして、相手の当たり稗をがっちりガードしながらチートイツでさらっと上がってしまうような打ち回しができない。岩本、ザラテを下げ、鶴を勝ち試合に使ったのであれば、ちゃんとそこは補充しておかないといけない。渡辺にそれをやらせるというのは、「選手の気持ちなんぞ知ったことか」という悪い手筋で、渡辺がそこまで信頼を落としているというのなら二軍で調整させればいいだけだ。
 僅差勝ち、大差負けと連投させられる加藤(1回3三振、立派だ)、鶴(ドンマイ)も精神的にいっぱいいっぱいだろう。「スキあらば使う」という簡単な指針さえ打ち出せれば…いつも同じ、繰り言ばかりだ。
 ベイ先発藤井は左打者に強い左腕。だから平野、金本を下げて大和、関本を使ったというのは良しとして、5回までで藤井が代わったのを引き金に、待機させていた左打者にガラッとシフトさせるという手もある。ベイスターズの中継ぎ左腕はむしろ左打者に弱い。上がってきて(ギリギリ)勢いを持ったブラゼル、坂を中盤以降使ってみるのが最善手だったと思う。最終的な勝ち負けは別にしてもね。
 「実り」を目指すなら、「いる選手を使う」「使う選手を上げる」「全員が不本意だと思う使い方をするくらいなら、時間を与えてでも万全の状態にする」、この「使い方三原則」だけキッチリやればいい。それをやらない限りは、なんぼ花が咲いても散っておしまいだ。

週刊【非公式】虎バカマガジン

コメント

  1. 一見、信念が無い様に見える和田監督。
    『自分が最初に決めた選手以外は使わない』
    実は和田監督には、こんな信念が有るのかもしれませんね。
    この信念は、ここまで見事にブレてませんよね(笑)
    ただ、これが間違った信念だからタチが悪い。
    これを正しいと頑なに信じているもんだから、もうどうしようもないですね。
    さらに、選手のモチベーションの上げ方も知らなければ、
    選手の使い方も解らない。
    打開策は、大矢さんや、高田さんの辿った道。
    残念ですが、これしか無いですね(笑)

  2. 明日虎 より:

    昔に上がった国士無双をひたすら狙い続けても手牌はバラバラ、何の繋がりもありません。場に四枚出ても次は聴牌狙いだ!とリスクのある牌を切り続けるのが今の和田野球。終わった時にはとても人に見せれない恥かしい手になってます。
    問題が起きた時、我慢して使ったり適当に弄って改善を期待する人間と、根本原因を見つけて改善する人間がいて、ほとんどの人も最初は前者を選んで失敗し、後者を選ぶようになり成長していきます。
    でも和田監督は頑なに前者を貫き根本原因を探そうとしません。来期続投しても成長しない和田監督が名監督に変身する事はあり得ないと思います。

  3. 大虎真弓 より:

    スタンリッチは、ストレートが高い日は早く
    交代する!
    渡辺もストライクが取れなければ即交代!
    筒井も変化球を置きに来る日は交代!
    こんな事ピッチングコーチが皆把握しているはずだ!
    問題は、傷口が広まる前に交代できるかだ!
    幾ら打っても湯水の如く失点したら点はせまれない。
    選手は生かして使え!
    幾ら良いピッチングをしても逆転が出来ないなら無駄死にだ!
    バッターにも一言打ち頃のボールを見逃して
    難しいボールに手を出すのは新井だけで結構だ。絞って打て!

  4. ベガ より:

    連勝と移動と暑さ…「何とかなるのでは」みたいな気持ちになりがちですよね。
    和田監督が連勝できないのは、「連勝の後は気をつけなければ、気を引き締めないと」という警戒心が薄いからではないだろうか。
    学習能力がない。
    最下位争いしている惨めな状態なら、強い球団は来季続投なんてうかつな事は言わないだろう。全試合見てから、とかファンに配慮の返答をトップはするべきではないだろうか。
    マートン始め主力が思った活躍をしなかった事は人徳のなさが窺える。そもそも前監督に出来なかった優勝を、自分がスパイスを加えれば補強なしで優勝できる、なんて言うおごりが間違ってないか。
    原点に返るならそこまで返って、前監督に謝罪すべきだと思う。

  5. 阿倍野区 ケイ より:

    さっきMBSテレビの「ちちんぷいぷい」で、新井のインタビューを見たよ(^O^)
    すんごい顔してた…悪い時もインタビューに来てくれる、絶対ベッタはいややから、もっと応援するよ!
    けど京セラでのファンのヤジに、有田さんが《うるさい!》ってゆーたんやー↓
    せやで、ファンはうるさいねん\^o^/
    今晩は二神、私の髪をカットしてくれる高知出身のお兄ちゃんは、二神を絶賛してますo(^-^)o

  6. トラ より:

    若手野手を育てよう。
    一軍では、良太、上本、大和、今成を我慢して使う。
    二軍では、秋山を野手に転向させて、中谷、隼人、一二三と英才教育すべし。
    野原・森田は自力で這い上がれ。

  7. 西田辺 より:

    そもそも、選手にとって何が「不本意な起用」なのかすら分からないんだと
    思いますよ。
    「選手はどこであれ、出た場面で全力を尽くして結果を出すべし」
    と言うごもっともな理念が支配してるのかも知れません。
    ならば、ベストを出させる場面を選択してやるのが、マネジメント
    ではないのでしょうか?
    役牌や一色系だけで常に手作りしてるようなもの。
    読まれ易いし、守備に弱い。
    和れば大きいけど、トータルの収支は芳しくないはず。
    大駒並べて、腕組みしてるだけでは勝てませんよ。
    何回も言うけど、「和田監督、楽しちゃダメですよ」

  8. れいん より:

    まるで決まり事のようにチャンスで大和の打順になると代打桧山。。。
    大和に代打桧山出して一度でも良い事ありましたか???
    桧山の本来の力出してくれたら何とかしてくれるとでも思っているのだろうか???
    テレビやラジオのアナウンサーもいまだに言ってますマートンが本来の姿に戻れば、金本の肩が回復したら???
    今目の前の姿がその選手の本来の力ですよ、一昨年にたまたまマークが甘く打っただけ、それで甘えてしまってちんたら怠慢プレーのオンパレード
    打てるはずないじゃないですか
    何が本来の姿か監督が把握できないなら消えてください阪神ファンのために

  9. HAMAO より:

    う?ん、この試合で勝ちにこだわる理由があるだろうか?二神に7回までは任せてあげたかった。逆転されてもそれはそれで本人の為には必要だったかも。。。和田監督のあまりにも裏目な采配には大将として一番必要な運の無さを感じます。勝つ監督はこういう場面で外さないですよね。
    二神の為にもここでの采配は大事だったなと思います。

  10. 光る虎 より:

    以前トラオさんが、野手・投手の起用方法を他球団を例に述べていたが、球団フロント・監督コーチはまったくもって解っていないのが良くわかります。
    勝つためには、選手のタイプを理解し起用しなければいけないのに、いまだに場当たり的な起用しかできないし、年功序列を重んじ同じタイプの選手しか起用しない。
    こんなことでは、選手は伸びないし優勝を狙えるチームにはならないと思う。
    そこのところを考えて、チームを再建してほしいです。
    もう、先の読める試合展開には飽きてしまいました。
    和田監督、熱くなれと言い続ける間に虎ファンの心は冷めていってますよ!

  11. 紅虎 より:

    今日も残念ながら勝ち切れませんでしたね。
    ただ、
    和田監督が叩かれ続けているオーダー、投手起用・交代
    という点では見どころがあった試合のように思える。
    選手たちにとっても収穫が多かったはず。
    個人的には久しぶりに納得感がありました。

  12. 虎ジジィ より:

    2004年の最終戦だったか岡田新監督の一年目、チャンスでことごとく凡退の新人鳥谷を使い続けて4位でフィニッシュ!
    神宮球場で近くにいたオジサンが引き上げる岡田監督に「一年でダメなチームにしやがって!…」と監督に聞こえるような声で野次りました。正直私もその通りだと思いました!
    いやしかし、翌年今岡を五番したり、急変したリガンやアリアス、伊良部さんに見切りをつけJFK ・shEを確立、見事な優勝を遂げました。
    つまり、あの岡田さんですら一年目は成績は振るいませんでしたが、翌年への布石と完全にわりきって戦っていたような気がします。
    なんか和田監督には、その信念と割り切りを感じ無いのは私だけでしょうか?
    とても来年優勝争いをするチームには見えませんが…

  13. ライムD より:

    誰とはいいませんが、最後のタテ縞を見届けたく、17日(金)の神宮球場。47列(横綱柏戸)222番(豆タン岩風)辺りにおります。

タイトルとURLをコピーしました