柴田の素晴らしい打球は見た

　まあ、どういうことか聞いて欲しいのだ。うちは東急電鉄系のitscomというケーブルテレビでＣＳを見ている。他はどうかしらないけれど、itscomの場合、松竹梅みたいなコースが設定されていて、見られるチャンネル数に差がつけられている。私の場合は野球を見るのには十分なアルファエースというコースで長年見ている。
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　神宮の時だけフジテレビなんちゃらを買わされるんだけどね。でも先日の西武ドームの試合は朝日ニュースターでやるって話じゃないの。調べてみたら５００円くらい高いビッグというコースなら見られるというから、しょうがない、それに変えてもらった。もう不満むき出しでフリーダイヤルのコールセンターにお願いしたわけ。
「朝日ニュースターを見るにはコースを変更しなきゃダメですか？」
「はいそうですね。いままでご覧のいくつかのチャンネルがハイビジョン対応にもなりますので、おすすめします」
「いや、野球のためだけに契約してるんで他はどうでもいいんですけど、朝日ニュースターで西武戦をやるというので、今日のこの１試合のためにコース変更します」
「さようでございますか」
「フジテレビなんちゃらを含めたプロ野球コースみたいなのをぜひ作ってください」
「貴重なご意見として必ずお伝えいたします」
「で、これが終わったらすぐまた元のコースに戻したいのですが」
「契約課金は最低１ヶ月単位でして…」
「うん、まあそうですよね。虎バカマガジンは初月無料だけど（これは言ってない）」
「はい、ですので今日から新コースのチャンネルはすべて見られるようになりますが、３月分は課金なし、４月１ヶ月分は新コースのご契約、５月からはまた元のコースということになります」
「ああそうなんですか、面倒ですね。あ、５月からですか、ちょっと待って」
と、ここで交流戦の日程を確認。西武ドームは６月だ。
「はい、じゃそれでお願いします。今年からソフトバンク戦は日テレプラスというところでやるようなので、早くそちらも見られるように交渉してくださいね。遅くとも阪神との交流戦までには見られるように（これは言ってない）」
「はい、貴重なご意見として必ずお伝えいたします」
　前置きが超長くなってしまったが、いったい何が言いたいかというとこういうこと。昨夜家に戻って、テレビをつけて、現在録画中の確認の意味を込めて入力切替、ビデオ３…と、………真っ黒「お客様のご契約ではこのチャンネルは…」あん？今日はＪスポーツやん？関係ないやん！試しにチャンネルを回してみる。Ｇ＋も入らない！あん？まだ間に合ったのでコールセンターに電話をかける。
「（この世の終わりのような口調で）あ、あ、あのＪスポーツとかＧ＋が入らなくなってるんだけど…」
「お客様！まずはお客様情報を確認いたしますので」以下本人確認手続き。
「お客様、新しくされたビッグというコースでは、ＪスポーツやＧ＋などいくつかの局がハイビジョン放送で別チャンネルになります」
「あん？チャンネル増えるだけじゃないの？」
【まとめ】
・序盤の失点シーンとか、中盤まではダイジェストで見ただけ
・オープン戦で良かったよ
・たぶん５月にチャンネルが切り替わった時にまた録画ミスをやる
・６月だけまた別コースにしたら、７月にもまた録画ミスをやる
　もう今から手帳に書いておこう（笑）。
　どうでもいい話はこの辺にして、といって昨日のタイガースの話がそんなに大事ってこともないんだけど。
　私が見た範囲では、能見の１週間後の予行演習は順調に見えた。渡辺、榎田、藤川も完璧！ではなかったけど、ま、落ち着いた感じだったので問題なし。
　よく終盤で粘って０?３から追いついた。逆転の「１点」も一応は形になっていたワケで（一死二三塁で城島がやや浅めの左飛、代走の三走大和が突っ込んだが好中継、好ブロックに阻まれてタッチアウト）、まあどん底状態の継続でなかったのは多少なりとも救われた。
　なかでも高い集中力で追い込まれるまでと違う打撃でタイムリー２本のブラゼル、ならではの好打を連発した平野、そして値千金のタイムリー三塁打を放った柴田のスイングはとても良かった。広く開いた右中間をシューッとゴロで破って、俊足坂口でも追いつかずにあっという間にフェンスに達したのは、これぞ柴田という打球。押し込みの強さがある。
　四球を選んだ８回の新井は非常に集中していて良かったけれど、鳥谷は焦ってきた？（１安打の打席は見てない）ちょっと迷いまくっていて心配なんだけど、それでもこの選手はピッタリ合わせる気がする。
　藤井がスタメンマスクでヒットも打ったが、まずい守備やまずい走塁もあった。途中出場の小宮山は好守に阻まれたが、ライトオーバーかといういい打撃。私個人的には、どうしても藤井にこだわっていく必然性を感じない。
　普通のオープン戦は今日が最後。いろいろ繰り出された「こういうオプションもある」は、どっちかというとハラハラするようなものばかりでワクワクするようなものが尻すぼみになっていった印象。ひとまず今日はオプションよりも「これ」というスタイルを見せて欲しい。
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