獲れるか?未来のレギュラー

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予定どおり!岩貞月間MVP獲得おめでとう!チーム日程の関係もあるので10月の1勝はノーカウントながら、9月4戦4勝防御率0点台という素晴らしい安定感で、夏の不振を乗り越えての10勝、そして勝ち越し1つという見事なフィニッシュを見せた。
藤浪にも言えるが、勝てなくても投げさせてもらえたのは幸運。壁を乗り越えた経験は来季への自信になる。

男前の藤井が育成コーチに就任。はてこれはどういうこと?三軍は形成しないが、育成ドラフトで指名するという方針を聞いたような気がするが、育成選手の指導をするという意味だろうか。
詳しいことはわからないが、ファーム関係のコーチを充実させることはとてもいいとは思う。

これからのタイガースのレギュラーは、打てて、守れて、走れるのが当たり前になっていかなくてはいけない……という話。これがMLBとNPBの決定的な違いでもあった。ランディ・バースはアメリカでも好打者、強打者だったが、まったく走れないからMLBでは難しかった。打てる打者なら腐るほどいるから、あとはいくつ「道具」を持っているかが勝負になる。

時が流れ、日本人の打撃技術も向上し、歴史的に「専守防衛」のポジションだったセカンドは、むちゃくちゃ守れて当たり前、さらに規格外の攻撃力も必要という時代になった。山田、菊池、浅村がその代表格。

阪神にもいいセカンド候補がたくさんいる。だが西岡と上本は攻撃力が高いが、ケガが多く、強い練習は難しいので、もはや守備面での急激な向上は期待が薄い。
めちゃくちゃ守れる大和はとにかく線が細い。本人も必死の思いで食べてはいるのだろうが、力強いスイングと高い集中力を維持できない時期がある。
荒木はバランスがとれているが「強力な強み」はなく、ユーティリティとしてチームに貢献できるというのが現状だ。森越も同タイプだろう。
植田は足と守備がハイレベルにあるとのことだが、打撃をどこまで高められるか。それによってレギュラーを狙えるのか、ベンチメンバー狙いになるのかが決まる。

北條は非常に期待のできる二遊間タイプ内野手、まず1人は育てるべき野手として決定できた。来季も上本、大和、荒木らが補い合って支えていくことが本線になるだろう。またサードの状況や、鳥谷の復調によっては、鳥谷を二塁にという選択も十分考えられる。西岡が軌跡の復調を見せれば、その争いに参入してくることも考えられる。
とにかくよそもなんとかしたいと懸命に考えているポジションなので、補強は容易でない。

ということで、大谷・藤浪・鈴木世代の大学生と、高校生も大いに豊作といわれる今季のドラフトでは、将来のエース候補はもちろん、数年後の二遊間内野手、レギュラー候補が欲しい。
プロ向きの性格と野球脳と、丈夫でしなやかな体と、それを操るセンスを持っているなら、現状の技術レベルは問わない。

さて世間は今日からクラシリ。「出れば1回戦負けなし」のロッテがSBを食うか。DeNAがまったく勢いなしの読売を食えるか。なかなか興味深いファーストステージだ。

コメント

  1. 虎ジジィ より:

    岩貞投手、月間MVPおめでとう御座います。
    好調だったオープン戦〜春先、苦しんだ交流戦〜夏場を経て「無敵の9月」だったと思います。
    あの苦しんだ時期があったからこそ、本物の1流になれたのでしょう。
    本人も言っていますが、決して天狗にならず来季も1年間ローテを守れば、少なくとも15勝は出来るチカラはついていると思います。
    そして、岩貞の月間MVPで、大地震→台風の水害→阿蘇噴火と不幸続きの故郷熊本県の人に少しでも元気が届く事を祈ります。

    さて、二塁手問題ですが本当に悩ましいですねぇ。
    本来ならD堂上・G坂本と三羽烏だった野原がポスト鳥谷にドッカリと座り北條と二遊間を組んでいたハズなのですが、育成法が悪かったのか素材が悪かったのかは分かりません。
    ドラフトで高山並みの打撃を持つ内野手を獲得できれば1番いいけど、なかなか難しいでしょうし…
    とにかく、個人的には大和の打撃開花を強く祈ります。

    >CS
    タイガースの居ないCSは、正直どうでもいいですが、終盤の勢いの差と讀賣はエース甥っ子が体調不良(演技かも?!)という事もあり、ベイスターズが有利な気がします。
    もし、借金チーム・ベイスターズが日本一にでもなったらCS制度自体の見直しがあるかも知れませんね。

  2. 西田辺 より:

    岩貞月間MVPおめでとう!
    投手部門では文句なしの成績。
    交流戦辺りから少し調子を落としたけど、よく考えたら去年は台湾WLにも
    参加してたし、疲れが早く来たのかも。
    多分来期に向けては、ゆったり調整できると思うので、コンディショニングに
    集中できそうです。
    さて来期の二遊間、まだもう一年は北條に確約手形は出さない方が良いでしょうね。
    勿論、二遊間の選手としては最優先に近い存在だと思うのですが、まだまだ
    競争の渦の中には置いときましょう。
    今年のドラフトでも二遊間を守れる選手の名前が候補で挙がってますね。
    ここ何年もショートには鳥谷がいるとばかりにショートの対抗馬を獲ってこなかった。
    もう10年近くもショートに関しては無風状態が続いていた。
    安定したレギュラー選手がいる貴重さと、競争となる対抗馬を仕立てないのとは
    並立しない。
    結果、連続出場などと言う野球とは何の関係もない記録で、色んな物や人を縛る事
    になるのを繰り返すだけ。
    調子が悪ければ、本来の動きでなければ違う選手が収まる流れを作っておかないと
    いずれチーム編成に淀みが出来てしまう。
    確かに今年は投手が豊作と言われる年。
    そんな中にも投手以外のチーム構成や編成を考え見出すのが編成のお仕事。
    ビックリ指名も楽しみです。
    >CS
    ファーストステージは、セパ共に元チームメイト同士の対戦になりました。
    一野球ファンとして楽しみたいと思います・・・が、試合開始時刻はどうにかならない
    ですかねぇ。
    どうしてセパで被るような時間設定にするのか。
    日も時間もズラすメジャーを見習って欲しいです。

  3. こうさん  より:

    2年連続で金本監督がドラフトに絡みそう。点だったタイガースのドラフトが線になる予感。「点の被害者」…は言い過ぎかもしれないがチームを去った9人は、どんな気持ちなんだろう。「大事な時期をタイガースで過ごした」のは感謝か後悔か?トライアウトに挑むなら悔いのないように。

    柴田がいなくなったのは「仕方ない」という気持ちと「とうとう中堅の一角に触れ出したか」という気持ちが交錯した。器用貧乏(柴田が当てはまるかは難しいが)よりも1つのポジションで秀でた選手が生き残れる時代なのかな。まぁ当たり前っちゃ当たり前の状況なんだが。

    朝ドラが始まって1週間。最初は「う~ん…」という感じだったけど菅野美穂で一気に捲った。高低差が激しかったのは菅野美穂の芝居が際立っていたから。…やはり上手い。けど最初の1週間で家族が亡くなるパターンには、かなりウンザリしている俺もいる。

    菅野美穂のような千両役者は今のタイガースには福留だけだ。大事な場面で「福留頼み」という感じだったが「福留依存」ではなかった。来季に向けて、いい兆候だったと思う。けど精神的支柱は間違いなく福留。そう考えると黒田と新井がいた広島はバランスが良かったんだな。藤浪に渇をいれる投手がいなかったベンチ。

    来季、投手陣の支柱は誰だ?メッセに任せるのか?20勝するメッセ…見たいねぇ。報われてほしいよ。

  4. ken3953 より:

    岩貞月間MVP獲得おめでとう~ヽ(。・ω・。)ノ
    長兄にも来年は頑張って貰いたいですね。

    二塁手問題ですけど、大和には盗塁の技術をなんとか高めて欲しいと
    思ってます。調子の良い時はいい打球をしっかり飛ばしているので
    筋力が極端に足りてない訳ではないと私は思ってます。
    どうしてもランナーに出したくないと思わせられるようになれば
    かえって配球が分かり易くなって打撃にもプラスになるかもしれません。
    外野は選手が犇いてますが、二塁は安定しませんしショートも
    北条次第でどう転ぶか分かりません。
    チームの底上げの為にも大和には奮起して欲しいですね。

    ところでヤフーに載ってたダイヤモンドの記事で面白いのがありました。

    正直卓球はほぼ興味ゼロなのですが、この監督の考え方と
    行動は素晴らしいと思いました。長いですが是非。

  5. にとりん より:

    岩貞の10勝は本当に嬉しいです。
    いい投球を続けてもなかなか勝ちがつかないことが多かったので、一年投げて1つとはいえ貯金が作れたことも大きいです。

    セカンドに関してはここ数年で全体のレベルが上がった感じがしますね。
    上本の若手時代はセカンドなのにかなり打撃がいい選手だと胸を張れたのですが、もうそれが当たり前となってきています。ぜひ巻き返してほしいものですが、守備はちょっと厳しいでしょうか。
    逆にサードはどこも若い世代が伸び悩んでる印象ですので、阪神としてはサード候補の一人立ちも推したいところです。新井以来、誰も定着できていませんから。

  6. DAN より:

    こんにちは。

    ドラフトについてですが、本格派のエース候補も結構ながら、私としては
    DeNAの山崎康みたいに、クローザーになりそうな投手を指名してほしいです。
    阪神は先発、中継ぎの頭数は豊富ですが、守護神は候補も含め現状不在かなと。
    一時そこにはまりそうだったドリスは退団濃厚、マテオは本来セットアッパー向き、
    球児は現状では何らかのモデルチェンジが必要な感じと思うので。

    あとは、足の使えるリードオフマンですかね。
    2番北條、3番高山の並びがいいと思うので、その前の1番にはまる打者が欲しいです。
    まあ、鳥谷が復活するのが一番手っ取り早いんですけどね。

    ここんところいいドラフトが続いているので(特に去年は神ドラフト)、
    今年もいいドラフトになるといいな。

  7. なかっち より:

    ドラフトに関してはやはり即戦力投手を指名する公算が高いようですね。

    新聞紙上では桜美林大学佐々木投手の名前が挙がってますが、どうなることやら。
    (個人的には創価大学田中投手よりも面白そうな気がしますが)

    即戦力投手2名、即戦力野手2名、将来性のある投手3名、野手2名くらいとれないですかね。

    CSは勢いそのままDeNAが初戦をものにしましたが、ファーストステージは読売が勝ち上がるような気がしますね。根拠はありませんが、そんな気がします。もしDeNAが勝ち上がったら、14年のタイガースのように一気にいきそうな気がしてます。