秀太が600万円ダウンに怒りの“トレード志願”

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http://www.sanspo.com/tigers/top/tig200412/tig2004120207.html
契約更改まっさかり。ウィリアムス投手と契約。外国人選手との契約延長としては初の複数年(二年)契約となった。「複数年」という言葉ほどイヤな予感に満ちた言葉はない(苦笑)が、闘争心溢れるジェフには変わらぬ活躍を期待する。
で、片岡は5年契約の4年目を迎える。来るシーズンもレギュラーとして考えられていない。後輩の大スター今岡か、新(または「お古の」)外国人と勝負をする気迫があるのか、ないのか。この阪神との巨額な複数年契約で心のどこかに「上がり」という気持ちになってしまっているのか、いないのか。そこらあたりの気概を、キャンプインでしかと見せてもらいたい。
「チャンスが与えられなかった」と不満をぶちまけたのが秀太。確かにオープン戦から鳥谷vs藤本バトルのあおりを食っていた。試合に出られるチームに出して欲しいというのはもっともな主張だと思う。ガッツあふれる守備と走塁はなかなか魅力的で、試合出場を重ねれば、バッティングにも勝負強さがある。10年選手として、くすぶっていられないという焦りもあるだろう。
今季、秀太にはダイエーへのトレードという報道が真実味をもって伝えられたことがあった。九州(熊本)出身、内野が手薄なダイエーということで願ってもない話だと思った。しかし直後にオリ近合併騒動が勃発、1リーグ化に揺れるパ・リーグへの移籍話は立ち消えになってしまった。阪神内野陣に余剰があるのは間違いないので、今後もトレード話はあるだろうし、積極的に実行すべきだと思う。
控え選手を試合に出場させるのも監督の重要な仕事、チャンスのない選手に他球団での出場機会を模索するのも編成の重要な仕事だ。本当に「レンタル移籍」という制度があればねぇ…。

コメント

  1. いわほー より:

    「秀太ブチ切れ岡田批判」てな見出しが関西のスポーツ紙のトップをにぎわしていました。
    これも「オフの楽しみ」(笑)
    まあ六十人から選手がいて、守れるポジションが九つしかないんだから、不満がないほうがおかしいんでしょうが。
    そこのおさえどころが監督の手腕。
    「岡田はんにはこれからも勉強してもらわなあきまへんな」と久万はんがぼやいてそうやね。
    まあ仙ちゃんも一年目から人身掌握術を身に付けていたわけなかろうし。

  2. shu より:

    これで、シーツ先生もやってくるとなれば
    明らかに内野はダブつきますよね
    活躍の場が無い選手はトレードに出してあげる事も
    選手にとって大事な事かもしれませんね

  3. 秀太が泣いた日…。

    秀太といえば…今年は8月21日のヤクルト戦の延長十二回に放った決勝ホームランが忘れられん…

    まさかあそこでホームランが出るなんて何パーセントの人が思ったことやろう…。

    一度は鳥谷の決勝アーチで勝ち越しながらも追いつかれたあの試合…。
    最終的にヒー

  4. 今年の秀太はあの決勝ホームランの1安打だけやったかもしれません…。
    でもしっかり1勝に貢献してくれたことは間違いありません!
    しかも前日まで6連敗してたの止めたんですからっ!!
    秀太頑張って欲しいです。

  5. torao より:

    to いわほーさま
    御意。不満を感じさせないテクニックこそコミュニケーション・スキルですね。またの名を「なだめすかし」(笑)。しかし変にものわかりが良いより、よっぽど見所があります。しかし二塁、三塁、遊撃すべてで3,4番手の評価なので辛いところです。放出してあげた方が…。

  6. torao より:

    to shuさま
    ええ、シーツ先生が来るとなると大変です。「戦力」として保有すべきはいいとこ3番手までだと思います。それ以下で必要なのは「育成中」の若手のみ。他球団で「戦力」になるのなら、完成した4番手以後は、絶対出すべき。その方がみんなハッピーのハズ。飼い殺しはイカン!

  7. torao より:

    to みっち♂&やっち♀さま
    査定って大変だろうなと思います。総額は限られているでしょうから。まずはスター選手は活躍に応じて配分していくのでしょうね。育成中の若手は若手で相場が決まっているようだし、ちょうど中堅の秀太あたりで調整してしまうのかも知れません。ちょっと下げ幅大きいですかね?他に上げたい人もいるので、仕方ないような気もします。

  8. BSミツルH より:

    (複数年)契約だから…。ということで現状維持できる人もいれば昨年は増額を断念した選手もいた。現状を肯定すれば、それぞれ球団と選手個人の見通しが悪かったということに決着しますが、改善の余地は多いにあります。球団と選手は納得しても(あるいは納得せざるを得なかったとしても)野球は球団と選手だけやってるんじゃないんだから、未来条項を含んだフレックスな契約にしてファンも納得させて頂戴!
    ユーティリティーというのは聞こえはいいが所詮は便利屋としての使い捨て感があります。オールラウンドプレーヤーではないわけです。しかも出場の機会がなければ、実力がないか(出られないほうが悪いか)采配が悪いか(出さないほうが悪いか)どちらかなわけです。選手本人は自分の実力のなさを客観視できないし、ましてや実力なんてものは試合の中でしか測定できないものです。だから心情として秀太の言い分は充分にわかります。秀太だって出場機会がなければ年俸が下がるのは当たり前、と頭では分かっているでしょう。今回の彼はそれぞれ立場は違いますが沖原や関本の気持も代弁しているように思えます。契約上の立場は違いますが(広い意味でユーティリティーの)野口はどうだったのか…。あるいは理解に苦しむトレード話うんぬん…。(バイプレーヤー、スーパーサブという言葉は使いませんでした。)
    選手は自分のことだけを考えているようで、どうして全体も見えています。不満の原因は不安にあるでしょう。不安の原因は先行き不透明な方針にもあるでしょう。やがて、翻弄されるくらいなら自分の事は自分で決めたいと思うようになるでしょう。チームが勝っていれば出場の機会があったか、今となってはそれすらもわかりません。指導者は控え選手や2軍選手に対して、つまりはチーム全体に対して、選手の起用法でも訴えかけ、ちょっとした言葉でも慰撫することができます。それがフリーズした一年ではなかったのか…。
    秀太はすでにタイガースの顔ですから、ここにも(もっと大きな問題を棚上げにしても)契約上の(あるいは査定上に)改善の余地があるようです。

  9. torao より:

    to BSミツルHさま
    長期契約ってあまり好きでないです(笑)。星野前監督が1年契約にこだわっていましたが、そうあってほしいなぁと。なんか住宅ローンの固定金利と変動金利を想像してしまいます(笑)。将来的に計算できる「安定した数字」が欲しいという双方の思惑が一致、というところでしょうか。出来高を上手に整備して、良ければ上がる、悪ければ下がる。ベースになるのは球団の総利益の増減。難しいですねぇ、査定って。本当に。
    ところでほんっとにいつも気合の入ったコメントありがとうございます。質・量とも本文を越えています(笑)。皆様のコメントが、このつたないブログを充実して下さっています。多謝。

  10. 虎愛好家 より:

    秀太君!

    赤星、藤本、沖原、上坂、 平下、高波、松田の7人で、 「F1セブン」と呼ばれてい…

  11. 契約更改 あぁ勘違い・・・?

    タイガース契約更改、今日は上坂、秀太、関本、久保田選手が交渉に臨みました。

    まずは更改は上坂君。
    シーズン序盤に道交法違反で、執行猶予中の身ながらかろうじて終盤は1軍ベンチ入りも果たしましたが・・・
    1回目の交渉は保留。
    2回目となる今日は前回と同

  12. 補強失敗、不満爆発の阪神タイガース

    田中秀太がぶちキレた!!「ちょっとひど過ぎるんじゃないですか。プロ野球選手は金額が評価。球団がこの評価なら、チームにとっていらないということじゃないですか!!」ごもっとも。鳥谷加入で間違いなく、阪神の歯車は狂った。特に内野。上坂・秀太、とりわけ藤本に至っ

  13. Toma より:

    はじめまして、Tomaと申します、
    毎日、貴ブログ拝見させていただいて
    おります。
    様々な内容に対しての
    するどい分析と評論にいつも関心しています。
    ほんとうに読み応えのあるブログですね。
    さて、秀太選手の話題ですが
    どうも今日のスポーツニュースを読むと
    金銭の問題じゃないようですね、
    自分がチームに必要かどうかを
    知りたいようです、
    「自分に甘い!」はちょっと言い過ぎかも
    しれませんが、言いたくなります。
    秀太選手の気持ちはわかりますが、
    もっとアピールするなにかがあれば
    評価が上がるのではと思うのです、
    それと重要なのは、
    監督さんのコミュニケーションでしょうね、
    これがいちばん不足してるのではと
    思うのです。

  14. torao より:

    to Tomaさま
    ようこそお越し下さいました。
    秀太、沖原、中村豊、さらに筒井壮…。
    ここらあたりが一番難しい選手軍です。
    力があるのはわかっているが、レギュラークラスではない。二番手とも言えない。そして若手とも言えない。
    おっしゃるとおり首脳陣がモチベーションを保つ工夫をしなければいけないところです。
    来季は改善されるでしょうか、不安です(苦笑)。