WEB HOCHI 5/11 「あと一押し」堀内巨人

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http://www.yomiuri.co.jp/hochi/giants/may/o20040511_10.htm
予想通り福原が4月MVPを受賞。気をよくして5/13先発に臨む。
上原の先発回避あり、金本の「元気ハツラツぅ?」弾あり、空から降ってきた酔っぱらいありの4時間ゲームはリリーフ陣の差で辛くも逃げ切り。だがクライマックスは6回裏、江草がひとつのアウトをとった場面ではないか。紹介記事にもあるように相手側から見れば、あそこで逆転できなかったことで試合の流れが決していた。
久保田がなんとか6回を投げきってくれれば、残り3回はこの日再登録されたリガン、ウィリアムス、安藤の三人で計算が立つ。しかしそんな願いも虚しく、二死から久保田が崩れる。左打者が続くところ、本調子なら吉野に託す場面で、岡田監督は江草を指名した。しかし清水に同点打を打たれ、ローズ二塁打、高橋由四球で二死満塁、逆転のピンチを招く。佐藤コーチがマウンドに行く。やはり江草には荷が重いか。予定外だがリガンあたりに交代だろう…しかし、岡田監督は動かなかった。そしてこの日ブレーキとなったペタジーニを左飛にうち取った。
あの場面、先発・ロングリリーフタイプの江草ではなく剛球の桟原や、左変則の三東の方が良かったと思う。おそらく、少ないながらも一軍マウンドの経験値の高さと、度胸を買って江草を選んだのだろう。そして、逆転されるリスクとその時アップする江草の経験値、抑えた場合のメリットと得られる経験値を比較計算し、覚悟を決めたのだと思う。試合後の談話で、岡田監督は「江草も良い経験になったろう」と語る。次は江草が成長を披露しなければならない。

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