井川「楽しむ!」

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井川の今年の抱負は「楽しむ!」だとか。他にもふっきれたような言葉が並んでいて好感を持った。


関西で放送された、井川と川藤氏の対談の様子を、Home Stealのあらんじさんが起こしたものを読んだ。「楽しむ!」というテーマに至るのに、この対談が多少影響したのかも知れない(まぁ川藤好みの振る舞いをしただけかも知れないけれどw)。井川に対する要求は人それぞれだが、本当に井川の投球に惚れた人なら、川藤氏と同じようなことを言いたかっただろう。
「もっと打者との勝負を楽しんでくれ」「三振にこだわってくれ」
いろんな言葉や感情で隠れてしまった、一番「輝いているもの」をもう一度取り出して来て、見せてくれと。
とにかく「優等生」すぎたり、「ひねくれもの」側にぶれたり、マスコミやネットを介して、本質的でない部分で心が揺れ動いた数年間だった。
もうどう見られようと気にしなくて良い。最大の魅力「勝負を楽しむことができる投手」を押し出してくれれば良い。結果なんてどっちでも良い(いや、結果だけならどん底にもがきながらも出し続けて来た)。ドッキドキの場面で、実は心の中で「楽しいぜ」と笑っている、そんな投手でいてくれればそれで良い。
メジャー行きを要望する時、井川が言っていたように、選手寿命というものは短い。1年1年がとてつもなく大切だというのは本当だ。
私など最近では1年などあっという間。つい最近だと思ったことが、調べてみれば3年前、5年前のことだったりする(笑)。でも例えば小学生の頃はそうではなかった。小学三年生の頃の1年は永遠かと思えるほど、いろんな出来事で埋め尽くされていた…。
今年からタイガースファンとしてプロ野球を見始めた子どもがいるとする。井川がずっとこんな様子なら、その子は40歳くらいになって「00年代のタイガースが強かった頃から見ているが、残念ながら当時のエース井川の全盛期は見ていない」と言うはめになってしまう。どうか「井川は凄かった」と言わせてあげて欲しい。

コメント

  1. since1970 より:

    おはようございます。
    今季、私が一番期待しているのが、井川です。あれだけ悪くて13勝(9敗)です。中日に2回も大逆転を喰らっても、そこそこの数字は残しています。そりゃ、シーズン中は本当に苛々しました。しかし今数字を見ると流石だなと。彼でないと残せない数字です。
    契約が年越して長引き、井川もファンもすっきりしないまま、シーズンインしてしまった。そこで成績が残れば問題無かったが、いきなり4月に大逆転を喰らい、波に乗れなかった。ファンも段々厳しい見方になり、マスコミの論調も逆風に成った。それでも良く踏ん張ったと、今は本当に思う。
    私自身、このオフ、彼ほど愛しく思えた選手は居ない。昨年の反省を踏まえ、今季は精一杯応援したいと思います。

  2. 2006年 井川はやっぱりエースなのだ

    お正月三が日なんてあっという間だな…とうとうお正月休みも終了して明日は仕事初め。私はこの3日間で昼夜大逆転の生活が身についてしまっている。どうしよう!時差ボケ。

    タイガース日めくり、今日の写真は井川慶。良くも悪くも何故か必ずクローズアップされるのは

  3. あらんじ より:

    おはようございます。
    そして、あけましておめでとうございます。(遅!)
    すっかり新年のご挨拶が遅れてしまってすみません!
    昨年はtoraoさんのおかげで、いろんな意味で世界が広がりました。ありがとうございます。
    そして、今年もよろしくお願いします☆
    >ドッキドキの場面で、実は心の中で「楽しいぜ」と笑っている、そんな投手でいてくれればそれで良い。
    そうなんですよねー。
    私が井川を好きな一番の理由はそれかもしれません。
    なんでこんな時に笑っていられるん?っていう場面で何故か笑顔なんですよね。
    今年はそんな井川がたくさん見れるといいなぁと思います。

  4. 西田辺 より:

    言葉にすれば簡単だけど、勝負の世界でこの
    『楽しむ』を具現化できる選手は数少ない。
    相手打線・或いは各打者との勝負を楽しむ。
    本当に力が有る者のみの特権でしょう。
    井川はそれが出来る稀有な存在だろうし、最大限に
    楽しんでもらいたい。
    で、その中で根の部分の井川がさらけ出せたら
    最高でしょう。

  5. いわほー より:

    シーズン終盤、井川の振る舞いに微妙な変化を感じだしたのは私だけではないと思います。それがメジャー行きにこだわった変化ではなかったことを、シーズン終了後に知ることになりましたが。
    去年から私は、ことしで井川は今年で見納めのつもりで、彼のピッチングを見守るようにしています。願いはFAまで留まってくれることでしょうが、いつでも彼を見送れる心の準備だけは怠らないようにしています。
    だから悲壮感を漂わせてメジャー入りするなんて悲しい。ラストシーズンは不敵な笑みを浮かべながら、マウンドで仁王立ちする、そんな井川を見せてほしい。それが今年なのか来年なのかは分かりませんが。

  6. ぱぴ より:

    こんにちは、toraoさん。
    「楽しむ」という言葉、私も好きでよく使ってます。でも意味の取り方が難しい言葉なのは確か。私も以前は「楽しむ」という言葉が嫌いだった(特にスポーツ選手が使っているのを聞くと、めっちゃ違和感だった)時期もありましたから。振り返ってみて「ああ、苦しかったけど楽しかったな」と感じるのは割合簡単ですが、ホントに苦しい中それでも「自分は楽しい」と思える人は本物なのでしょうね。

  7. ばかぼん父 より:

    井川にしてはこのところの低迷で、2002?2003がピークだったと
    メジャーのスカウトに言われている状況。
    そんな中、復活への背水の陣といった悲壮感をただよわせるのではなく、
    自分が「楽しむ」こと=お客さんを「楽しませる」ことと、
    「プロ」らしい発言をするとは、嬉しい方でちょっと驚きました。
    かえって「頑張ります」より、今シーズンにかける意気込みが感じられます。
    逃げずに攻める勝負をしても、打たれまくっていれば楽しいわけないから、
    目標達成できれば大活躍ってことになる。
    30試合先発17勝、日本シリーズで2勝、アジアシリーズの決勝で1勝で、
    しめて20勝ぐらい頑張って欲しい。

  8. torao より:

    to since1970さま
    おぼろげな記憶ですが、江夏がトレードに出される前、同じようなバッシングを受けていた記憶があります。「どうした江夏」って。体の変調を抱えながら投げていた江夏と、ひょっとすると精神的な苦悩を抱えているかも知れない井川は、決して同じではだいでしょうが、若くして虎のエースを任された左腕で、ちょっと太りはじめた感じが似ているような気がしてなりません(笑)。井川も「最盛期」の奪三振率はなかなかのものでしたしね。今年こそは、楽しみにしたいと思います。
    to あらんじさま
    おめでとうございます。読みに行ったのだからそこであいさつすれば良かった(笑)。テレビの情報って垂れ流しですけど、ブログに拾われた情報は、その時点で書き手の感情にうったえかけたものがあるわけなので、良い情報が残りますよね。作業お疲れ様でした。
    もういっぺん井川で盛り上がりたいですね。去年はすっかり球児にやられちゃいましたが、もともとはああいう勝負を見せてくれた投手なんですからね。
    to 西田辺さま
    気乗りの問題でしょう。おそらく昨年は、どんなにピンチでも、強打者が相手でも、「なんかつまんねぇ。こんな勝負」って感じだったのかも知れません。それは大げさだとしても、いやになっちゃっていた部分はあったでしょう。やっぱり選手は期待されてこそ、力も湧いてくるんだと思いますし、それを感じているオフなんじゃないでしょうか。
    to いわほーさま
    どんなにひねくれてみたところで、良い子なんだと思うんです。井川は。だから、愛されて褒められて喜ばれなきゃダメなんでしょう(笑)。
    井川に限らず、特に投手は故障と紙一重のところで最高の球を投げているんだと思います。いつでもこの刹那を愛でるように見ていたいですね。
    to ぱぴさま
    「楽しむ」は確かに難しいですね。おそらく、シンプルに目の前の打者を三振にとってやる!っていう気持ちでやってくれるんじゃないかなぁ。井川の「楽しむ」が何を意味するのか、早く見せて欲しいです。
    to ばかぼん父さま
    >「プロ」らしい発言をするとは、嬉しい方でちょっと驚きました。
    おっしゃるとおりですよ。こんなに嬉しい言葉はないんじゃないでしょうか。
    >しめて20勝ぐらい頑張って欲しい。
    欲張りません、見るまでは(笑)。

  9. gavi より:

    こんにちは。
    今シーズンの井川クンを想像すると、
    開幕が待ち遠しくてたまりません。
    最近の井川クンの笑顔はたまらなく良いです。
    やっぱりみんなそう思っているのだな、と思うと、
    私までとっても嬉しくなりました。

  10. ひろひろ より:

    ”カーブを習得して緩急をつける””力よりもコントロールを重視したピッチングを”2004年、2005年と、井川が目標として掲げたのはこのような内容だったと思います。
    目標と抱負は違いますが、今年のこの抱負は大変身と思います。
    思いきり楽しんで、力一杯ボールを投げて、2002年開幕戦のような躍動感溢れる井川を見ることができれば、僕たちファンも楽しく楽しく井川を見ることができるでしょうね。
    マウンドで踊っているかのような井川を今年また見れることに期待してます。

  11. 楽しくね!

    井川06年イメチェン宣言!虎のロナウジーニョになる
    井川、先発30試合登板をノルマ

    今年の井川君は違うようです。
    地元茨城の後援会の新年会に出席し今年のテーマを「楽しむ」にすることを宣言!

    いいですねぇ?!

    井川君のイメージと言えば、「まじめ、

  12. torao より:

    to gaviさま
    >最近の井川クンの笑顔はたまらなく良いです。
    どうやらそうみたいですね。とても良い予感に満ちています。勘違いでなきゃ良いのですが(笑)。
    to ひろひろさま
    そういえば、そういうことを言っていましたね。実際のところ、「楽しむ」という心持ちひとつで、今まで苦しんでいる技術的な問題が解決するとは思えないのですが、なあに、ささいなきっかけで好転し始めることだってありますからね。
    新しい井川を楽しみにしましょう。

  13. yu's room より:

    一流を続けることのしんどさ

    さて、今日から金本選手が護摩行に入られました。今年は照準を三冠王にするとのこと。
    今頃がんばってられるのかなと思うと、なんだか落ち着かなくて・・・。(笑)何も関係のないただのファンなのにおかしいですね。

  14. 今年はやるぞ!井川慶

    06年はロナウジーニョを目指します! 阪神井川慶投手(26)が4日、茨城県筑西市で行われた阪神後援会「下館勝虎会」の新年会に出席して、今年のテーマを「楽しく」に決めたことを明かした。求めるのは、最高のプレーでファンを楽しませ、自身もエンジョイするとい

  15. 遅ればせながらあけましておめでとうございます。
    本年もどうかよろしくお願いします。
    井川、最近なんか変わりましたね。
    川藤さんの対談もよかったしガンバ宮本との番組もよかったです。
    「メジャー行きたいけど今の成績では」と言っていたから何か吹っ切れたんでしょうか。
    来年はピンチに不敵な笑みを浮かべる井川を一杯見たいです。一年が楽しみです。

  16. torao より:

    to かにこさま
    かにこさんとかんさいやさんが繋がっていませんでした(笑)。これで大丈夫です(笑)。今年もよろしくお願いいたします。
    今日のトレーニングについての記事も良いですね。体も絞っているようです。ほんと、期待しちゃいますよ!