赤星号の続報

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スポーツ新聞チェックと記事アップから始まる、あいもかわらぬ虎生活。今年は、優勝もあったし、仲間との交流もあったし、ちょっと充実感のある年の瀬、クリスマスかも知れない。


スポーツ紙のチェックといえば、どうも最近のスポーツ各紙は、個性がなくていけない。在阪各紙のサイトを一巡りしても、同じような見出しが並ぶばかりだ。特落ち(他社がみんな書いているのに自社だけその記事を載せていないこと)を避けると言う意識が強すぎて、各社で情報交換でもしてるのではないかと疑いたくなるほどだ。もっともサイトチェックだけなので、本紙を買えばいろいろ違うのかもしれないが、それにしても昔はもっと各紙バラバラの記事だったから面白かったのだと思う。
もちろんオフともなればもともとネタがないのだから仕方ない部分もあるが、だからこそ毎日の話題以外にも、気になっていた小ネタを掘り下げてみたり、少し範囲を広げて取材してみたりという姿勢があって良いと思う。
今日はスポニチ大阪のサイト、社会面のくくりで、赤星が送った車椅子の「その後のストーリー」を掲載していた。たった1台の車椅子のおかげで、多くの笑顔と希望が生まれることが伝わってくる良い記事だと思う。
赤星が盗塁の個数に応じて赤い車椅子を贈呈しているという話はもはや誰でも知っている。各紙ともそれを室内練習場にずらーっと並べて、サインをする赤星のことは写真付きで紹介はしていたが、今回のようにその1台1台がどのように役立っているのかを紹介することで、赤星のチャリティ精神はより実り豊かなものになっていくと思う。
赤星にとっては試練の06シーズンになるかも知れない。5年連続の盗塁王の座を阻むべく刺客たちが立ちはだかる。向上心の塊S青木の急成長が脅威、G小坂のモチベーションは不気味、もちろん宿敵D荒木も来季こそはと気合が入っているだろう。
しかし優しくてカッコイイ、ちびっ子のアイドルは、絶対に負けるわけにはいかないのだ!走れ!赤星!ガンバレ!赤星!ぼくらのヒーロー!
まるで昔の民放版「ゆく年くる年」みたいに、どの新聞も同じという感じの中、こういう独自取材の記事を見つけると嬉しくなる。

コメント

  1. いわほー より:

    本当に最近のスポ各紙は、ニュースソースがタス通信かと勘ぐりたくなるくらい、横並びの記事ばかり。違いと言えば、ゴシップ記事の扱いの大きさくらいか(笑)。
    赤星選手の車椅子寄贈は、すっかり認知され、定着した奉仕活動になりましたね。タイガースファンとして、すこしばかり胸を張りたくなる思いです。(ファンが威張っても仕方ないけれど‥。)
    でも、こうした活動を、照れずに堂々と発信できる空気を作ったのは、星野SDの功績だと思います。星野SD就任時から、球団ぐるみで「あしなが育英会」を支援したり、選手にも社会貢献を促す発言が、ベースとしてあったと思います。赤星選手の車椅子寄贈は2003年から始まりましたからね。桧山選手をはじめ、タイガースのベテランや若手選手達も少なからず、そうした意識が働いていることは、大変好ましい傾向です。気持ちでは社会貢献の思いがあっても、スタンドプレイだの、偽善者ぶってるだのと思われないか、などと躊躇しまいがちになりそうですから。ファンもそういうことに対しては、オーバーアクション気味でも、拍手、賛同を惜しまないようにしたものです。

  2. いわほー より:

    ↑↑↑
    (誤)星野SD就任時から、球団ぐるみで「あしなが育英会」を支援したり‥
    (正)星野監督就任時から、球団ぐるみで「あしなが育英会」を支援したり‥

  3. 森 無礼 より:

    お久しぶりです。toraoさん信奉者の忘年会も盛会の内に
    終わって、三日酔いからの復帰途上なのですが、ご報告までに
    書き込みました。
    Ryuheyさんの名幹事役、いわほーさんの落ち着いた仕切
    、沢山の女性の皆さんの参加と楽しい催しでした。
    これもtoraoさんのブログがあってこその集まりなのです。
    有り難うございます。
    最近ネタ詰まりとか、老人の気難しさなどでブログからの撤退
    なども考えてはいたけれど、素晴らしい仲間達に逢うことで
    鬱からも開放されました。お題にそぐわないコメントですが
    ご報告までに書き込みました。今後とも宜しくお願いします!

  4. マル より:

    自宅ではニッカンを、会社でスポニチを購読しております。
    たまに、職場の方が中日スポーツを買ってきたりして。
    シーズン中は読み比べも楽しいですが
    シーズンオフはまあ、話題も限られますしね。
    で、件の記事は紙面で読みました。
    ステキなクリスマスプレゼントをもらった気分になれました。
    で、<盗塁フェチ(なんじゃそりゃ)>のワタシとしては、
    来年もナゴドで、赤星&荒木の盗塁合戦を見るのが楽しみで?(笑)
    他の選手達も是非!! 参戦していただきたい、と思っております。

  5. BSミツルH より:

    政治部にしても運動部にしても「対象」に張り付くか広報のご宣託を鵜呑みにするかで、裏を取るのがおろそかになっている…。とは言いながら頑張って欲しいと思っています。本人に会える役得もあるんだし^^。
    悲しいことですが、チームの誰かが当初の赤星を(冗談とはいえ)偽善者呼ばわりしていました。赤星憲広は信念が屈しなかったことも含めて立派です。彼自身は心と行動の一致できる現在の自分をただの幸せ者だと思っているのでしょう。

  6. かにこ より:

    >BSミツルHさま
    その後、赤星は金本のヒッティングマーチを替え歌にして「それいけ偽善者、金本?」と歌っていましたよ。その歌は金本本人もネタにしていましたけど(笑)
    赤星はタイガースにはとてもとても大事な選手だと思います。個人的には「選手会長やって気を遣い過ぎないだろうか」と心配していますが。
    確かに、最近のスポーツ新聞同じことばっかり書いてありますね。どこ読んでもコメント同じなのはがっくりきます。仕方ないのでしょうけどもうちょっと変えてほしいな。

  7. torao より:

    今年の冬は本当に寒いなあ、ぶるぶる
    to いわほーさま
    ヘルメットへの広告が解禁になって、さっそく「あしなが」の広告を貼ったのは良かったですよね。
    この世の中にはチャリティーを騙る悪いヤツ、そこまでいかなくとも実質儲けているヤツなんかもいて、本当に情けなくなることもあるのですが、少なくとも人を勇気づけることができる立場にいる人が、笑顔で社会貢献をしていくことの重要性は年々高まっていると思います。人知れずやるというのも美しいことですが、問題提起をする、問題を知ってもらうという意味もあるので、目一杯目立つようにやる方が良いですよね。
    to 森 無礼さま
    あちこちで活躍のほどは確認しましたよ!(笑)お疲れ様でした!
    私も多少「虎キチ社会貢献」ができたようで嬉しく思います(笑)。
    ブログなんて、肩肘張って考えちゃうと窮してしまうので、「仲間との交換日記」くらいの感覚で、書いたり書かなかったりで行きましょうよ!(笑)。そういう私のブログがいちばん肩肘張ってるって?そうなんですよねぇ…(笑)。
    to マルさま
    >他の選手達も是非!!
    ちょっとうちの選手たちも、一人に任せっきりじゃ困りますよね。藤本、鳥谷はもちろん、その他若手たち!まずは守備と走塁で目立たなきゃダメですよ!
    to BSミツルHさま
    応援してくれた子どもとの交流と、その死という辛い現実が、赤星の強さをさらにパワーアップさせたのだと思います。信念ある限り、衰えるわけにはいかないでしょう。
    今後も、選手たち、チーム関係者たちには、「愛される」とはどういうことか、意識を持ち続けていて欲しいです。文化、伝統として根付くまで。
    to かにこさま
    スポーツ紙が横並びになったということは、「報道」っぽくなったとも言えるのですけどね。昔のはもっともっと「エンターテインメント」でしたから(笑)。また野球以外にも載せなきゃいけないことが増えたということもありますし。でも、井川じゃないけど、もっともっといろんなスポーツに焦点を当てたりもしないといけませんよね。

  8. 藤村珂南 より:

    乱入で失礼します。
    赤星選手が昨年の秋季キャンプ直前、空港までの移動中にふと思い立って(←ここがポイント)、新潟県中越地震の義捐金に、ポケットマネーから100万程寄付した話って、全国区では有名な話なんでせうか?
    関西圏でもラジオでトークの途中で触れられただけで、本人コメントも同選手公式サイト上にしか出なかった話なんですが。
    だからこそ好きですレッドスター。(ここで告白すな)
    すみません、赤星選手を「偽善者」呼ばわりしたのが金本選手で、その後悪口の応酬に突っ込んだというエピソードには、ちょっと笑ってしまいました。
    (だって兄貴、関西ローカルで「毎月HRと同じ数だけ熱海への家族旅行をプレゼント(みやげ代以外は全部負担・勿論ポケットマネー)」を実施してるし・・・・・・)
    表で誉めながら裏で陰口叩くより、こう、からっと明るく堂々とネタにして笑い合える方がずっと良いし、これこそが、虎のもう一つのチームカラーにも思えるというのは、私だけでしょうか?
    社会貢献といえば、下柳投手も盲導犬育成の支援に力を入れてますね。
    あの人が大きく取り上げられないのは、やっぱり本人のキャラ故でしょうか、ノーコメントこそがネタなんでしょうか(笑)

  9. grayghost より:

    スポーツ紙に個性がなくなっているのは、報道的な考えが強いからなんでしょうね。
    東○スポーツ(関西では大○スポーツ)のように、新聞がエンターティメントになったら、
    真実がなんなのかわかんないですからね(笑)
    でも、やっぱり脚色が強いスポーツ紙もありますけど。
    大事なことは、プロのスポーツ選手という認知度を利用して、
    読者個人個人にできる社会貢献を考えてもらう機会を作ることでしょう。
    選手だけに任していてはいけないということ。
    それが、選手達が積極的に社会貢献している最大の意味だと思います。
    p.s. 今の時代、新聞に個性はいらないかも。
    個性豊かに評論してくれるブログとかありますから。
    自称の方とか(笑)

  10. torao より:

    to 藤村珂南さま
    タイガースの選手のこまかい動向は、「全国区」で有名ということはないでしょう(笑)。本人のブログに書いていたから、知っているファンは多いでしょう。
    http://redstar53.tblog.jp/?eid=354
    タイガース選手による社会貢献、きりがないほどありますよ。アニキは介助犬のもあったし、今岡、安藤、井川、桧山らは慰問に熱心ですし。扱いの大小はあっても、ちゃんとみんなマスコミに取り上げてもらうようにしているようですしね。
    こういう活動は必ずチームにとって良いものとなって返ってくるでしょう。
    to grayghostさま
    記者と選手の距離の遠さ、これにつきるのだと思います。昔は各紙トラ番は2人ずつで、それぞれ仲の良い選手が違っていたから、ネタがばらけていたんだそうです。今は各紙とも山ほど人がいて、しかも選手との距離が遠いから、発表記事のみになっちゃうんですね。時代がかわっちゃったんですね。
    いいえ、選手との接触が許されている記者たちには、もっと他紙を出し抜いてやるというくらいの野心を持って、取材して欲しいものです。こっちはそれを見て、ああだこうだ言うだけなんですから…(笑)。

  11. ともやん より:

    ちょっとしたこぼれ話なんかを期待して私もサイトを見てはいるんですがねえ。
    特にデイリーさん。
    おかげで最近は他球団の選手の記事でも、阪神の選手の名前が出てくるとちょっと嬉しくなったり。
    そうG小坂はビデオで赤星の研究、D井端も荒木の盗塁援護を宣言してるし。
    リーダーという肩書きも増えて来季は増々頑張らなきゃねえ。
    かといって真面目な赤星。
    頑張り過ぎて空回りや倒れてしまわないよう、上手くチームを引っ張ってって貰いたい。
    あぁ、赤星がリーダーなら大丈夫かも?
    ゴレンジャーでもレッドがリーダーでしたし。(って古っ。他に思い付かんかった。)
    皆の期待と夢のせて走れ赤い彗星?♪。

  12. ルー より:

    ご無沙汰です。いつもコメントしようと思いながらtoraoさんのは皆長いから読んでてコメントしそこないます。
    今回の忘年会めっちゃ楽しかったですよ。
    話は変わりますが昨日ラジオで一枝さんの番組でファンの人が藤本の金額交渉あんなに粘るなら打席でもっと粘って欲しいと言う声があったんですよ。車運転しながら思わず笑ったけど一枝さんも笑ってましたよ。
    ではまたお邪魔しますね。

  13. torao より:

    to ともやんさま
    うん、確かに赤星は「レッド」タイプだな(笑)。今岡は「グリーン」だったけど、立派に任期をつとめました。次期は安藤かな?「イエロー」っぽい感じもあるような…(笑)。
    to ルーさま
    忘年会、楽しかったみたいで、良かったですねー。なんか朝までコースの人もたくさんいたみたいで、みんなやるのぅ(笑)。
    >粘るなら打席でもっと粘って欲しい
    ホンマや(笑)。今朝の報道ではどうやら、その一言がこたえたようですよ(笑)。