星野SDを一歩引いて見る

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昨日のテーマ、「二段モーション禁止」については、深夜に面白いトラックバックをもらった。一つは、ドラフト指名を待ち続けて、はや数十年、私と同じ丙午生まれの現役投手、D-blogのzero-52さんから。途中で止まるような動きになるのは、フォームの矯正であるということを実体験を交えて解説している。もう一つは、ルールや審判事情に詳しそうな(失礼な表現でごめんなさい)東北楽天ゴールデンイーグルス応援ブログの下田さんから。二段モーションとストップモーションの混同や、それぞれの何が問題なのかを説明している。どちらもとても面白かった。同じ問題でも、国際化、投手にとってのフォーム、審判の判断など、あちこちからアプローチしないと、「じゃ結局なんのために、どうしたらいいの?」かが、ぼやけてしまうことを再認識。この件は、どうもあいまいな点が多いので、秋季キャンプなどを注目して行きたい。
で、村上ファンド。現在、このページ右上「評論家たちの声」にて、阪神タイガース球団株上場についてアンケートを行っているのでご協力いただければ幸いだ(今回は、タイガースファン限定、1人1票でよろしく!)。
この問題が発生して1ヶ月ほどか。皆さんの議論を聞きながら得た私の現在の意見は、
(1)阪神タイガース球団株式の「上場」には反対。特にスポーツが「大衆の娯楽」「生活の一部」であるということへの理解がない者、「優良なブロードバンドコンテンツであり、ビジネスとしても有望」などという言葉が先に出てくる連中に、儲けをかっさらわれるのは、感情的にもムカつく。
(2)タイガースに限らず、球団株をファンに持たせたり、出資させることは大賛成。これは工夫次第で上場とは関係なくできること。
(3)全球団とも、不健全、不透明な経営と言われてもしかたないことは素直に認めて、上場企業と同じような情報公開を求めたい。
(4)NPB(社団法人日本野球機構)を株式会社に改組し、上場させることは、大いに検討の価値があると思う。現行の「特殊法人」的いかがわしさより、ギラギラの営利団体の方がよっぽど健全だと思う。とにかく球界全体で上昇しようという視点がなけりゃ、これからは何をやってもダメ。と、まぁこんなところか。
で、それを軽く踏まえてもらって、星野仙一阪神タイガース・シニアディレクターのHPや、読売新聞での発言について。
まず、シリーズ惨敗と村上ファンド問題を結びつけていることについてどう思う?私はたとえ関係があったとしても、言って欲しくないな。おそらくファンの沈んだ気持ちを慰めようという優しい気持ちもあるのだろうが、私はよけいに惨めな気持ちになる。加えて、これから星野SDを前面に出した電鉄対村上ファンドの世論戦争が始まることは明白で、シリーズの悲しみを利用しているようにも感じてしまう。かなり違和感を覚える。
次に、「天下の公器」をとっつかまえて失礼な物言いになるが、読売新聞でこういう記事を載せられると、かなり冷めた気分になる。私がずっと求めているのは、読売によるNPB支配を打破すること。NPBを民主的なものにし、そこに権限を集中させること。星野SDの今後の行動が、『「阪神」を守るためなら退行も辞さず』になってしまうのであれば、私は全面的には支持できない。当面、「敵の敵は味方」ということなのだろうが、何かちょっとひっかかって仕方ない。それは、最後の「企業にとって一番大事なのは社員、その次が株主。社員が頑張るから、株主も恩恵を受ける。村上さんの考え方は、まず株主ありき。そう考えるのは構わないけど、僕は違う」という一文にも感じる。おそらく一番大切なのは「選手」というホンネなのだろうが、「客」が出てこないのがおかしい。普通ここは「客」が入ってよさそうなところで、まるっきり登場しなかったことは大いに不満だ。

コメント

  1. はみ より:

     星野さんの発言、あれは、らしくないというか、確かにがっくりきました。もし、いま監督の立場だったら、ぜったいに口にはしなかったでしょうし、そのような内容の質問をうければ激怒したことでしょう。「関係あるか!」と。
     なんかこう…イヤな予感つき違和感です。じわじわと…不快感。

  2. おかぼん より:

    「2段モーション禁止」について,いろいろなブログを拝見して,自分でもだいぶ整理できてきました。「一連の動作」を「止めたり変更したり」するなという規則を厳密に適用するということなんですね。
    「2段があかんかったら3段,4段…」「自転車の変速器やないんやで」(笑)
    いやほんとに笑い事じゃない。秋季キャンプから審判団が説明しているようですが,ボークの判定以上に難しい判断になるのでは。投手のフォームは見た目以上に微妙なバランスの上に作られていると聞きますが,「これでいいのかな」なんていう気持ちが少しあるだけで球威やコントロールに影響が出ることは避けられないでしょう。Gのキャンプでは上原が直に審判に確認したいと言っていたとか,球児は微調整でOKとコメントしていますが,スムーズにクリアできるんでしょうか。オフの懸案事項の一つです。
    結局2005年のポストシーズンは,千葉ロッテに「5連敗」でしたね(ファーム日本選手権を含む)。
    シリーズ惨敗の原因の一つに村上ファンド問題をあげるのはやめてほしい,に同感です。Y新聞記者の質問も誘導尋問的なにおいを感じますが,SDには,プレーには関係ないと断言してほしかった。エクスキューズがあることによって,改善・強化すべき課題があいまいになってしまったら,この「貴重な経験」がただの「悲しむべき記憶」になってしまう。

  3. かをちん より:

    私も星野氏の発言にはがっくりさせられることが多々・・・・
    具体的にここが・・・っていうよりもタイガースSDに残るって会見があったあのあたりから え?と思うようなことがあります。
    えらそうなことは言えないし、わからないけどしっくりこないなーって思ってます・・・・

  4. ちょびうさ より:

    私が阪神ファンになったのは、星野さんが監督になったから。
    それまでは、別に中日ファンではなかったけど、
    大暴れする面白い人だなあ?、と思っていた。
    でも、阪神に来て、こ???んな弱いチームを、しかもノムさんが散々騒ぎ起こした後でどうなるんだろう、という気持ちで見ていた。
    そしてどんどん星野さんに吸い込まれていきました。それ以上に阪神というチームにも
    惹きこまれたけどさ。
    でも、今の星野さんの顔はちっとも
    素敵じゃありません。
    「男の顔は履歴書」といいますが、
    星野さんの顔に、新たな履歴書が書き込まれてから、
    段々星野さんを愛することが出来なくなったので、
    少し遠くから見ています。
    なので、ホームページも見ないです。
    あの人は、なんだかなんだ現場にいてこその
    人のような気がします。
    鼻の穴でコスモス回すような仕事に、
    プライドはないのかと思ってしまいます。
    (大きなお世話だろうケド)
    うちのおやぢは、パソコンつつくのが
    大好きで実際それを仕事にしていますが、
    「死ぬ時はふと、誰かが気がついたら、
    キーボードの上につっぷして死んでいた、というのが理想だ」と言ってたのを思い出します。
    星野さんの理想はいったいなんだろうな、
    と思います。
    ・・・しかし、うちのおやぢ、死後硬直が始まっていたら、お棺の中の顔に、キーボードの形がついちまうぜ(笑)

  5. torao より:

    このオフは、ファンの間でも激しく議論になることが多くありそうですね。反対意見、反論もぜひお寄せ下さいね。
    to はみさま
    「じわじわと」か。それはイヤですね。なんにつけても「悲しみの二次利用」は不快なものです。世の中は、星野ファンだけじゃない、タイガースファンだけじゃない、野球ファンだけじゃないってことを忘れないでほしいな。
    to おかぼんさま
    ストライクゾーンが広くなることとセットで導入されれば、すごーく試合のテンポが良くなりそうで良いんですけどね。私は、個性がなくなると言われるかも知れないけど、すっと投げて欲しいです。その中にでも個性は出せるでしょう。
    いいわけやら負け惜しみであるうちは可愛げもあるんですけど、材料にされるとちょっと…という感じです。
    to かをちんさま
    しっくりきませんか。そうですね
    私はこの前、大事な時に村上ファンド問題が発生した時、「こっちのことはオレが引き受けるから、グラウンドに集中せい」みたいなことを言った時、ああ、この人こういうこと言わせるとやっぱりハマるなあって思いました。やっぱり野球選手のボスなんですよね。政治家じゃないんですよ。
    to ちょびうささま
    >あの人は、なんだかなんだ現場にいてこその
    >人のような気がします。
    大賛成ですね。解説者の時も、ちょっと「うーん」て思うことが多いです。闘将なんですよ。あれこれバランスを考えて、じゃなくて、目の前の敵を倒す!って人なんだと思います。
    おやぢ初登場?と思ったら、死後硬直してた?おい、たいがいにせーよ(笑)。

  6. zero-52 より:

    謎が解決して何よりです(笑)
    プレートの周りって、自分で投げる時以外は目にすること、ほとんどないもんね。TV中継でもほとんど映されず。角度の問題もあるし。
    で、日程と村上。確かに口にすべきではないことで、大なり小なり影響はあったと思うけど、その影響を打ち消すことができる場面が試合にあったと思う。
    済んだことを今さらほじくり返しても、と思うが今後のためにもまた後日エントリーしようと思ってます。

  7. イエロー より:

    昨日は丁寧な解説ありがとうございました。 「客」がでてこないのがおかしい>去年は「ファンのため」っていうのを全面に出してましたから、ほんとにおかしいですよね。 現場を見てて歯痒くてしょうがなくて、選手やコーチや監督が言えないから、よし!俺が言ってやろう。それで一連の発言をされてると思いますが、それはファンに向かって言ってるわけですよね?なのにファンがでてこないのは、時代に逆行してると取られてもしょうがないし、マスコミへの見せ方の巧い星野さんにしてはらしくないですね。

  8. 移民の歌 より:

    カミングアウトしてしまえば、私は星野監督就任と同時に
    中日ファンから転向した阪神ファンです。
    中日時代から星野SDを見ていますが、この人こういう人なので。
    発言におかしなところがあるのは昔から。
    最後はやや疎まれるような形で中日を去っている。
    今回も悪い面が出たという感じですね。
    阪神首脳の発言として非常に不適切です。
    そういうところも含めて愛すべきキャラクターではあるのですが…。
    讀賣新聞の件は何とも言えないところですが、そこまでの意図は
    ないと私は考えています。一般紙に掲載することに意味があり、
    讀賣はその選択肢の1つということだと思います。
    中日時代は、親会社がアレなので讀賣の取材を受けるなど
    あり得なかったことですが(笑)
    個人的な意見ですが、タイガースが強くなったのは星野SDの人脈と
    彼の連れて来たスタッフのよるところが大きいと思います。
    これからは阪神が安定した強さを維持していくためには、星野離れが
    必要だと思います。自前の人脈・スタッフをもっと育てていかなければ。
    彼が阪神を離れるときはいずれ来るはずですから。
    あとは村上ファンド問題。
    影響は確実にあったと思います。
    何より岡田彰布監督がシリーズ前からおかしかった。
    無いわけがないですよ。自分の働いている会社の親会社の大株主が
    村上ファンドになったらサラリーマンはどうなんでしょう?
    仕事に全く影響がないワケはないと思います。個人差はあると思いますけど。
    もちろん、本社の経営と日本シリーズは切り離して考えるべきですけどね。
    こりゃ電鉄本社がちゃんとやって下さいってことですね。
    子会社の役員待遇がメディアで何か言ってること自体がおかしいんだから。
    手塚オーナーの『岡田君、申し訳ない』は本音でしょう。
    まともな対応がひとつも出来てないんだし。
    長くてすみません。

  9. いわほー より:

    すくなくともNPBは、日本における野球の最高峰。アマ、少年野球の”スタンダード”として、誰もが理解できルールや判断基準で、二段モーションだのボークだのを明確化して欲しい。プレーする選手と審判だけが了解できたらそれで良いというのでは困る。サッカーで言うと、”オフサイド”がファンにとって、わかりづらいルールのひとつであるが、どうも野球の場合、ワンプレー・ワンプレーにいろんなルールが課せられており、複雑さからいうとあらゆるスポーツのなかでも、最も難解な部類に属すると思う。ルールの厳格な適用に奔走するのもよいが、ルールのシンプル化という方向にも取り組んで行ってほしい。そのことはむしろNPBに主体があるのだが、野球のグローバル化、ワールドワイド化に必要な要件だと思うのですよ。広いグラウンドと高価な道具、その上に複雑なルールの三重苦では、いつまでたっても国際的には偏狭なマイノリティースポーツで終わってしまう。それはそれで構わないというのなら、それ以上の言葉はありませんが。
    我が愛すべきタイガースの恩人、星野SD。
    それだけに、氏の発言や影響力は悩ましい。
    『殿!殿中でござるよ!』
    家老である私は、こう叫ぶ日々が続くことでしょう(笑)。

  10. 匿名 より:

    >そのことはむしろNPBに主体があるのだが
    NPB→MLBの間違い。
    意味が違ってくるので訂正します。

  11. いわほー より:

    ↑いわほーでした。m(__)m

  12. ブロコ より:

    阪神では、2段モーションに該当されるであろう選手は、主力投手では藤川選手だけですかね?各スポーツ新聞とか見てると、中日では川上・岩瀬・岡本選手などが審判団から指摘されてたのを見て、こりゃー大変だな・・・と思いました。
    安藤選手がシーズン中に直し、成功をおさめている例もあるので、ここからがコーチ陣の腕のみせどころでもあるわけです。
    藤川選手は、シーズン中も試行錯誤でやってきたから修正には自信があると言ってましたし。
    村上ファンドうんぬんよりも、今の球界の問題(ドラフト・プレーオフもろもろ)をすっきりさせてから上場問題に取り組んでほしいよ。
    球界の問題も上手く解決できない状態で、もし上場しても上手くいきっこないし。

  13. ばかぼん父 より:

    星野SDのHPの方では、「村上発言のせいで阪神が負けた」と言っているのではなく、
    さらに集中を削いだ「おのれ、村上!」という憎い気持ちの表れだと読みました。
    基本プレーも、守備における身体の捌きもできないまま、
    シリーズに臨んだことは、選手、コーチ、監督の責任だし、
    HPでやんわりと言及しています。
    新聞の方は、発言者の意図より、記者の意向が前面にでますから、
    話半分ということで。
    ただ、王さんにしろ、星野SDにしろ、岡田さんにしろ
    「日程のせいでマリーンズに負けた」と本当に思っているとしたら、
    彼らでボビーに勝つのは不可能だと思います。
    岡田さんは、カルチャーショックだったろうが、
    そのガツンと思い知ったところから、学習成果と進歩を
    見せてくれると思いたい。

  14. 一虎ファン より:

    toraoさん、皆さん、こんにちは。
    二段モーションの件については、来季の現場の混乱ぶりを今から心配しています。
    平等に、誰が見ても納得できるようにジャッジしてほしいものです。
    日程や村上ファンドを阪神日シリ惨敗の一因とするのは、、茶の間や飲み屋での話ならともかく、公的なメディアではやめてもらいたいと思います。
    ロッテはフェアに戦って日本一になったのです。もし、阪神とロッテの立場が逆で、あちこちのメディアで、日程のせいとかファンドのせいとか言われたら、どんな気がするでしょう。

  15. guucci より:

    星野さんの意見は、私は何の違和感も無く読んでしまいました。シリーズと村上を結びつけた発言とも思わなかったです。。。おかしいかなー?「あえて触れる」というからには、きっと触れずにいられなかっただけで。私なんか本当なら今日は第7戦、とまだまだ現実に戻れずうだうだと引きずり引きずられ・・・「あーその問題もあったなぁ」とここに来て思い出した位です↓ただ、讀賣は報知と一緒で、阪神タイガースのいいとこ・素晴らしいとこは一切突かず、この手の取材だけは他紙より喜んで突くタブロイドと私は思ってるんですけど、、、。(阪神に関わる記事だけですけど)無知過ぎますかねぇー・・・。でも「村上のせいで負けた」とか言ってたら、無知な私でも「やめてくれ???っ!!」って叫びます。(笑)
    あーそうそう。第5戦のチケットは本当に紙切れになってしまいました。払い戻し前にカラーコピーで、、、。この悔しさは絶対忘れるもんかっ!!

  16. ルー より:

    私も読売新聞読みましたよ。
    人それぞれ新聞ひとつによってこんな感じ方が違うんだなって実感してます。
    阪神ファンでない友達に言い訳になるけど日程に問題あるとかプレイオフ制度も問題と言っても負け惜しみにしかとられないのと同じです。
    星野SDのコメントもだから人それぞれとらわれ方があるんだなぁーって思ってます。
    監督なら言わないけどって言ってるなら同じ阪神関係者でSDならこの時期の発言はもっと慎重にすべきかなって思ってます。

  17. BSミツルH より:

    牽制球の「ボーク」については、もっと話し合って統一して欲しい部分があります。ここは「だましあい」だからこそ「真っ直ぐ踏み出す」ということを厳密にとらないといけないと思います。
    (3)は「ガラス張り」にすることで「サラリーキャップ」制度の同意も得られるはずで、経営者にとっても選手にとっても悪い話ではありません。圧力がなければ動かないということは恥ですが、恥知らずを跋扈させているようでもいけません。
    星野SDにはジブン以外には言えないだろう、という思いもあったと思います。もしかすると03年の「勇退暴露」が念頭にあったかもしれません。今となっては真相は分からないのですが。

  18. toru より:

    私は星野さんの意見に別に違和感は感じませんでした。むしろ少し嬉しかった位です。確かに星野さんは影響力のある人物であり、また言うべきではないことだったのかも知れません。ただ、失礼を承知で言わせていただきますと、私はtoraoさまをはじめ、ここの多く星野さんの発言を不快に思われた方たちのように強くはないのです。そして数多くいる阪神ファンもまた強い人ばかりでないのです。toraoさまのブログは大変有名で、また素晴らしい内容のものばかりです。多くの虎ファンに(良い意味で)影響を与えていると思います。私もその一人です。ただ、私がtoraoさまと違う思いを抱いたとしても、それを世間に伝えるにはあまりにも弱いのです。分かりにくい文章ですみません。つまり、聡明でなくまた経済にも勉強不足な私のような人間には星野さんの存在が救いになるときがあるのです。日程のこと、村上ファンドのこと、タイガースのこれからのこと・・・シリーズの敗因でこれらはただの言い訳の材料なんでしょう。でも必ずしも今回のシリーズがフェアであったとは考えられない人間もいるのです。私の意見は別にして、星野さんは今回の敗因は別に「村上問題」や日程が主だったとは言っていないと思います。星野さんもこれらの話題を持ち出すことを良しとしていません。それでも私にとっては、私のようなファンの思いを代弁してくれてるようで嬉しかったのです。世間や球界で皆が皆シリーズ敗因に言い訳を許さなかったら、私のような人間は意見をいえないような気持ちになってしまうのです。星野さんは球界の主要な人物ですが、タイガースの人間でもあるのです。無力なファンにとって、タイガースのタイガースを庇ってくれる誰かが、代表していてくれなければ悲しいのです。
    読売新聞の件に関しては、ばかぼん父さんの意見と同じく話半分で見ています。この時期にでる話題に関して話し手の意図がどこまで表現されているかは疑問です。しかしながら、星野さんの考えていることに100%正しいとは思っていませんが・・・
    私の意見はただの感情論に過ぎません。意味のないものです。
    でも星野さんの意見が必ずしも批判されるものではないと思うのです。
    長文失礼しました。

  19. いわほー より:

    星野SDが今の立場のままでは、タイガースとの維持協力関係が続けられるのは、あと1年くらいかなと見ております。それはタイガースが望まないのではなく、星野氏が自ら辞するのだと予想しています。そもそも”SD”というあいまいで無任所な立場を、氏がこれからも望んで甘んじるとは思えない。彼は闘将であり、ボスであり続けることを本意としているはず。誰がなんと言おうと、無任所ではボスとは呼べまい。タイガースがこれからも星野SDを留めたいと思うのなら、GM職の役割を用意する必要があるだろう。しかし、球団が今の阪神の子会社のままでは、そこまで思い切れるとは到底思えないのです。結局、タイガースを去ることは避けられないのでは、と見ています。
    私は虎の恩人・星野SDには、GMに就いてもらい、これからもタイガースに留まってもらいたいと思っている。多くのファンも留まってもらうほうを望んでいることでしょう。そのためには阪神電鉄の依存度を薄めるしかなく、つまりは独立性を得るための、上場が不可避の気がします。星野氏をタイガースに留まるためには上場しかない。なんて、桶屋が儲かるような理屈になってしまうんです。
    暴論を承知で言わせてもらうと。

  20. torao より:

    今日もたくさん昼寝をしてしまった。世が世なら今晩は…。
    to zero-52さま
    しばらくは触れたくもないという感じでしたが、来季のためにもいろいろとほじくり返さなきゃいかんですね。すべての関係者は。それだけこのシリーズは衝撃的でしたからね。
    to 移民の歌さま
    ああ、それで「移民」なんですね?私はなぜか個人にふられて、好きな球団が変わるということはありませんでしたが、星野仙一というキャラクターを考えると、そういう方がたくさんいることは想像できます。強烈な人ですから。
    星野氏に意図はなくても、読売側にはなにか意図がありそうに思います。今、読売は必死なんじゃないでしょうか。今までの球界の秩序を維持できるかどうか、球界で自分たちが中心であり続けられるかどうか。
    昨年、星野氏が渡辺氏に食ってかかっていたころなら、読売新聞でのインタビューはあり得なかったでしょう。あの頃の読売新聞は明らかにおかしかったですし。でも1年くらいで、渡辺氏や読売新聞の体質が変わっているとも思えません。相変わらず自分のことばかり考えているのでは?と考える方が自然のような気がします。私は阪神と読売の共闘姿勢と受け取りました。
    タイガースにもたらした星野氏の力、今後はそれをベースにタイガース独自の強化ノウハウを作り上げることの重要性はまったく同感です。
    大事な優勝前の時期、日本シリーズ前の時期に、余計な騒ぎをしやがって。これはタイガースの周辺のすべての人が感じたことです。そのタイミングの悪さについて、万人が村上ファンドを非難したい気持ちは同じだと思います。でも星野氏には、その気持ちを村上氏との話し合いの場所でぶつけてくれればと思います。世論喚起に利用しないでと。
    貴重なご意見、ありがとうございました。
    to いわほーさま
    適当にやったり見たりしてる分には何も難しいことないんですが、いざ何か起きると、異常に難しいのが野球のルールです。ストライクゾーン、ハーフスイングに加え、違反投球。またしても微妙な見た目の項目が増えそうです。やっぱり「国際審判」の仕組みがなきゃ、何に合わせるかという根拠が気迫になってしまいます…。
    to ブロコさま
    二段やストップが、振りかぶった時のグラブの位置まで含まれるだのって話になると、がぜんその対象者が広がってしまう可能性がありますね。安藤はよくまあすっと直しちゃったもんですけど。
    順番がねー、本当に。結局、「フェアな球界を作りましょう」というコンセンサスひとつできないからこうなっちゃう。それだけできれば、やるべきことの順番はおのずと決まるのに、まだ「読売さんの既得権は、今のところ守る方向で」みたいな感じが見え隠れします。まだ傘の下で守って欲しいんじゃないでしょうか。
    to ばかぼん父さま
    >さらに集中を削いだ「おのれ、村上!」という憎い気持ちの表れだと読みました。
    それはそう思います。もう感情的に許せないですよね。でも、聞き手側の読売は、そこをなんか上手く利用しているように思えるのです。私の趣旨は、星野氏の性格を攻撃する意志はぜんぜん無く(敬愛の念は生涯変わらないと思いますよ)、読売や阪神に利用されていること、また本人もそれをわかった上で行動しているのが「ちょっと」というだけです。
    「日程のせい」もカッコワルイ代表選手になっていますが、私はどっちかというと、こっちを根に持ってるかな(笑)。あのシモさん&鳥谷の最終戦の3日後あたりからシリーズがあったら、どんなに燃えただろうなって…ね。カッコワルイからもう言わないけどさ(笑)。
    to 一虎ファンさま
    そう、結局、相手のあること、球界全体のことなんですよね。だからマリーンズへの礼を欠くような、そう取られかねないような発言は慎むべきだと思います。村上氏との直接会談でぶちまけてやりゃいいんであって、言われなくても世論は形成されると思いますし、言われるとひねくれたくなるのが世論だったりすると思います。
    to guucciさま
    読売新聞がこれまでどれだけ苦労をして日本のプロ野球を発展させてきたかは、そりゃもう大変なことだったらしいです。新聞を売るために、野球の券を配ったり、野球の人気を上げるために、系列のテレビ局で毎夜放送したりと。読売新聞にとって、ジャイアンツ、日本プロ野球は、ものすごく重要なんですね。今まで通りあり続けなければならないんです。でも、読売が作ってきたプロ野球界の未来はバラ色とは言い難い。G戦の放映権料を主な収入源としたり、企業からの広告宣伝費でチームを支えるという基本的な体制は維持しきれない。読売方式から脱却しなきゃいけない。これが今後の流れです。でも、読売はそれに必死で抵抗する必要があるんですね。このブログでも他のブログでも、去年のストのあたりでは、読売の報道がどんなにひどいものかでずいぶんと盛り上がったものなんです。
    で、新しい軸を提言しうるのは、反ナベツネ氏の急先鋒である、星野SD率いる阪神と目されていたのですが、現在の状況を見れば幻想に過ぎなかったなあと…。阪神が読売に反旗を翻すなどということはあり得ないともずっと言われてはいましたけどね。ちょっとこの件はうまくまとめられません。またその内に。
    え???詐欺じゃん!

  21. torao より:

    to ルーさま
    ええ、読み方、感じ方、考え方、みんな違うから良いんですね。それでぶつけ合うからより良い考え方が生まれるんだと思います。みんな臆せず、言ってみよう!(笑)
    おそらく自分が監督なら言わなかったであろう今回の発言がなぜ飛び出したのか。どんな思いからなのか?それともどんな計算からなのか?憶測でしかありませんけどね。
    to BSミツルHさま
    この前の矢野が刺されたヤツもかなり足開いてましたよね。セラフィニでしたっけ。たしかにあれはダマしてやろうというプレーですから、基準を明確にして欲しいですね。
    そうなんですよね。ガラス張り。でもサラリーキャップが必要だという考えもない(言えない?)ようですもの。すべてにおいて正しいカープの発言権が弱くて、ジャイアンみたいなジャイアンツの声がデカイもんだから…。
    思うんですが、「それは言い訳になるだけだから、色々と思うことはあるが、選手たちのためを思って言わない」とか言えば、言ったも同然で、なおかつ言わなかったことになるのに。ちょっとテクニカルすぎますかね?(笑)
    to toruさま
    ずいぶんお気を使いながらの発言ですね。良いんですよ!どんどん思い切って反対、反論お願いします。感情論も大歓迎です。だって、理屈じゃないことだってたくさんありますもん、この世の中。
    toruさんがおっしゃるように、星野SDの発言は、気落ちしている、あるいはムシャクシャしているタイガースファンを励ますという意味も多分にあったと思います。ファンを喜ばせたいといつも言ってくれる人ですからね。私は、大半のタイガースファンがtoruさんのおっしゃるように、言ってくれて救われたと感じていると思いますよ。むしろ私が今日書いた事の方がアマノジャクなとらえ方だと。私、基本的にアマノジャクなんですよ。東京生まれのタイガースファンですから(笑)。
    ただ、タイガースファン以外の人はおそらく今回の星野発言を好意的にとっていないと思います。統計をとったわけではないので、カンですけど。タイガースは今や弱小球団ではなく、人気実力ともトップクラスのビッグクラブで、他のチームのファンや、野球以外のスポーツのファンから見れば、目の敵にされかねない恵まれた状況にあります。そういう自覚も必要という意味で今日の記事を書きました。
    勇気をもって書いていただいて、本当にありがとうございました。
    to いわほーさま
    そもそも球団の上場ということになると、「オーナー」が球団の責任者であるという根本原則からして崩れることになるんですよね。上場という言葉が先走っていますが、球団が上場した場合の、オーナーとは筆頭株主を意味するのか、代表取締役を意味するのかなど、「法整備」が先に必要になると思います。というか「法整備」はされませんね、きっと。「球団株式の上場は禁ずる」と決めておしまいじゃないでしょうか。
    星野さんは、もう一度監督をやるべきでしょう。まだ若いんですから。ご本人が現場はもうムリというのなら、やっぱり球界改革を一番進められる位置にいて欲しいな。

  22. 肩から、尻(ケツ)から

    前回、2段モーションについて書いたんですが書き足りなくて藤川投手について言葉足らずなまま、終わってしまったのでわざわざ阪神タイガース評論家のtoraoさんに見に来て頂いたのに、失礼な文章でしたので藤川投手について、静止時間を変えて意図的に打者のタイミング

  23. 下田 より:

    コメント失礼します。
    何もない所ですが、見に来て頂いた様でありがとうございます。
    藤川投手について言葉足らずで、誤解を招く文章でしたので
    新たにトラックバックさせて頂きました。
    大変、失礼いたしました。

  24. いわほー より:

    toraoさんが星野氏に抱く懸念と、彼に求めたい役割、それなりに理解できます。SD職についてからの星野氏の言動は、監督時代には推し量れなかったほどの”政治臭”を感じます。ヨミウリに通じるそれを。タイガースの枠に留まる限り、ヨミウリの既得権の一部をタイガースに分捕るくらいのことは出来ても、球界全体に還元するまでの大局的見地には立てないとも思います。つまりは彼もヨミウリ的プロ野球観の持ち主であったといえるのかもしれません。
    それでも私は星野氏にタイガースに留まって欲しいと思うのは、本気で惚れた恋人に去られたときの寂寥感を味わいたくないと思うからなんでしょうね。どうも星野氏を語る時、感情を抜きにしては語れない。toraoさんのように、理屈でスパッと割り切れないのです。

  25. 移民の歌 より:

    to toraoさま
    >ああ、それで「移民」なんですね?
    いえいえ、それはちょっと違いまして(笑)。
    『移民の歌』= Imigrate Song/Led Zeppelin
    レッド・ツェッペリンの名曲にして、逝去した名レスラー、ブルーザー・ブロディの
    入場テーマです。彼のファンなのです(苦笑)。
    プロレスサイトにもこのHNで書き込みしてます。
    その流れです。
    >渡辺氏や読売新聞の体質が変わっているとも思えません。
    その通りだと思います。
    だから東京ドームにはなるべく行かないようにしています(笑)
    他の球団も巨人戦の放映権収入をアテにする経営姿勢を改めてほしいんですけどね…。
    そうすりゃ誰かさんの顔色を窺う必要もないわけで。
    それを安易に実現する方法が株式上場ということなんでしょう。
    だからナベツネが吠えるんだな、きっと(苦笑)。
    古田選手が提示した監督就任の条件(観客動員増のためのイベント会社との契約)などは
    放映権にも株式にも頼らない第三の方向性なんでしょうか。
    しかし地道にファンを増やしていくことこそ王道だと思うんですよ。
    神宮球場に行く度に思います。
    『東京甲子園』『第2甲子園』と揶揄される状況を球団はどう考えているのかと。
    ファンや選手を何だと思っているのだろうと。
    (一塁側やライトスタンドでやりたい放題の阪神ファンにも問題はあるんですが…)
    パの球団は変わりつつあります。
    すぐに結果は出ないと思いますが、努力すればいずれ結実するでしょう。
    千葉ロッテの成功を見ればそれは明らかです。

  26. 新・ブログタイトルを募集します。【11月15日まで一番上に上げておきます】

    このブログの「阪神優勝、巨人最下位」ってタイトルですが、このタイトルどおりの現実になったらこのタイトルから卒業しようと思ってました。 今シーズンはその可能性が高かったのですが、結局「阪神優勝、巨人ブービー」という結果となりました。 でも、交流戦の結果を

  27. >タイガースファン以外の人はおそらく今回の星野発言を好意的にとっていない
    全く好意的にとられていませんね。
    こういう発言をされたんじゃ、私はパファンの方たちのほうがお付き合いが多いので、チョイトばかし肩身が狭いです。
    ただ、toruさんの気持ちも大変よくわかります。
    この一年、強かったがために、何かと言うと去年の再編問題や球界の問題を絡めて阪神叩きをされることに少々疲れてしまいました。
    (正確にはファン叩き、関西マスコミ叩きですが)
    toraoさんがおっしゃるように、自覚を持つべきなんでしょうが、強いことにまだ慣れてない気弱ファンゆえにしんどいことこの上ないです。
    (^^;)

  28. ぜんぜん関係ない話ですが、タイガースの上場の是非のほかに、自分のブログのタイトルの「阪神優勝、巨人最下位」ってどうよ?
    ってことをここで取り上げてもらえませんでしょうか?
    このブログのタイトル、後半の部分がもう時代遅れというか、他チームをリスペクトしていないというか、ブログ開設当初よりアンチGの気持ちが薄くなっているんですよね。
    それで、虎ックバックしたとおり、タイトルを変えようと新タイトルの募集かけたら、早速「今のままでええ」というコメントが2件。

  29. torao より:

    ああ、夜更かし…もう寝るよ。
    to 下田さま
    わざわざありがとうございます。また今日の記事も面白かったですよ。球児はやっぱりクイックの時は本来のボールと違いますから、あのタメが大事なんでしょうね。頑張れ球児!またお邪魔します。
    to いわほーさま
    ああ、惚れちゃったんですね。じゃしょうがないですね、惚れたもんの負けです(笑)。
    to 移民の歌さま
    ああ、そうなんですか、無知でお恥ずかしい(笑)。私はそれほど熱心なプロレスファンではなかったけど、ブロディは何度も見た記憶あります。
    各球団の地道な努力と同時に、中央から大きな力で、フェアな競争を実現できる、あるいはフェアなメディアを使った露出を行うということも必要で、そのためにはどうしても読売には自分のことだけでなく全体を思いやる姿勢を求めたいのですが、どうしてもそうならない。この期に及んでもまだ懲りていない様子です。
    そういえばスポーツ新聞もそうですよね。今、12球団で、ネットを使ってもっとも情報が得られるのはタイガースでしょう。Gも報知のサイトでそこそこありますが、大阪版のニュースが全国でみられるわけですからね。でも、この誌面、エネルギーを少しでも他球団に割くことができれば、ファンの得られる情報も変わってくるわけですよね。こういうことも中央が考えなきゃいけないことだし、ビッグクラブのタイガース自身も自覚しなきゃいけませんね。
    to りさ・ふぇるなんですさま
    関東にいる分にはそれほど感じません(というか、本当に関東での「野球無関心」は深刻な事態だと思います)が、そんな感じなんですね。分不相応に強くなっちゃった?(笑)そんなことないですよね。しかしここが野球界、野球ファンにとっての正念場なのかも知れませんねぇ。
    to あさちゃん。さま
    ああ、なるほどなるほど。それはお困りですね。で、一言いって良い?
    「自分ちでやれ!」(笑)

  30. ばかぼん父 より:

    >読売や阪神に利用されていること、また本人もそれをわかった上で行動しているのが「ちょっと」というだけです。
    これについては、星野SDが、読売や阪神と考えが同じなんだから、
    当然では?
    私も星野氏には、コミッショナーに就任し、日本プロ野球全体の発展に、
    力を発揮して欲しいと思っていました。
    しかし、中日の監督を辞めてすぐ阪神の監督を受けた時も、
    「強い『巨人vs阪神』の構図をつくらねば」という考えだったからだったし、
    この間だって、読売の監督だっておそらく受けても良いかな?と考えたように、旧来の野球界の構図の中で発展させたいと考えている人でしょう。
    なにより「監督」をやりたがっている人でもありますしね。
    野球界を良い方向へ変えていくのは、指導力のある人物に頼るのではなく、プロ野球が好きでずっと見続けていたいと願うファンの声を集約していくしかないように思います。

  31. 自分のブログのタイトルも「阪神優勝、巨人最下位」って、旧態依然としたパラダイムに支配されておりました。
    星野さんもそのパラダイムから抜け出せないのでしょう。
    でも、時代は「巨人一強」の時代から変わろうとしています。
    というか、もう巨人中心というパラダイムからでる必要があると思います。
    その後の中心軸にタイガースが入る必要はないとおもいますが。

  32. torao より:

    to ばかぼん父さん
    まったくそのとおりだと思います。当初、星野氏の発言には、もっと12球団を意識したものも目立ったのですが、最近は、やっぱりセ、巨人阪神というところに重きを置きすぎた発言が目立ちました。それはG監督ということを意識してだったのかもしれませんが、なかなか根底にあるものは変えられませんからね。
    ファンの声を集約していく機関は星野氏ではムリとすれば何でしょう。マスコミ?ネット?うーん、やっぱり象徴的な人がいてくれた方がわかりやすいなぁ、やっぱり古田氏かな…。
    to スーパーサウスポーあさちゃん。さま
    そうですね。私、パリーグファンの方から非難されても、1リーグ系にしても良いとすら思っています。伝統に彩られた数チームが輝いていて、そのまわりを脇役が固めるなんて、自分勝手な世界じゃもう持ちません。フェアな土俵を作って、そこから繰り広げられるドラマは、作られたものじゃなくて、出来ていくものでないと。そんな風に思います。これからはたくさんのライバルストーリーがあった方が良い時代ですね。

  33. るん より:

    はじめまして。いつも拝見させていただいてます。
    今日はじめて書き込みさせていただきます。
    星野氏がシリーズ惨敗と村上ファンド問題を結びつけていることは、
    私も関係あっても言ってほしくないなと思いました。
    でも今回のシリーズがあまりにも悲惨?な結果になった為、
    選手、監督がかわいそうになってフォローしてしまったのでは
    ないかと思います。
    今日発売の某週刊誌に江夏氏が今回のシリーズについて、
    「村上氏はA級戦犯」だと書いてありました。
    現場の立場から見ればこういう騒動は傍からみているよりも
    気になるものかもしれません。
    だからといってそのせいにするのはどうかとも思いますが・・・
    あと星野氏の発言についてみなさんの意見を見て思ったことを
    書かせていただくと、星野氏が阪神巨人よりの発言をするのは
    仕方ないのではないかと思います。
    星野氏は「アンチ巨人」でここまできた人で、今は阪神の人。
    阪神巨人に思い入れがあって当然だからです。
    コミッショナーになってこんなこといってたら問題だと思いますが、
    今は阪神の人ですから・・・
    阪神星野氏にみなさん期待しすぎなのではないかなあと
    思いました。生意気言ってすみません。長々と失礼しました。

  34. 期待とできること

    プロ野球全体もももうすぐ完全にオフに入りますね。
    オフといえばとにかく選手のゴタゴタ球界のゴタゴタ、って感じですね。(オフじゃなくても、かな)
    いろんな野球ブログさんでも、球界の危機や体質に関する議論が行われています。
    よく目にするのは読売巨人に対す

  35. torao より:

    to るんさま
    はじめまして。ようこそ!
    かわいそうになっちゃったんですかね。私が選手だったら、そうならなおのこと厳しく言ってもらった方がありがたいような気もするような…。勝負の世界で「かわいそう」と思われるのもつらいと思います。
    実際、星野氏はどんな気持ちで言ったんでしょうね。
    「星野氏に期待しすぎ」その通りだと思います。だって他に期待できる人いないんですもん。読売の渡辺会長にたてつける人、他に知りませんもん。でも所属している会社の「存亡の危機」ですから仕方ないといえば仕方ないことですね。
    なにも生意気なことなどありませんよ!面白いご意見、ありがとうございました。

  36. since1970 より:

    星野SDの事になると、皆さんすごい書き込みですね。一日遅れの乱入をお許しください。
    星野SDが阪神で行った最大の功績は、電鉄幹部を変えてくれた点です。今までは現場に関しても、ファンに関しても実にいい加減でした。電鉄にとっての「阪神タイガース」の重要性を訴え、必要な補強費を出しチームを強くする必要性やチームにとってファンがどれだけ大切か、またファンの為にどういう事をしなければならないかを説いた。それで阪神ターガースは生まれ変わる事が出来ました。優勝出来たのも確かに凄い業績でしが、選手の勝ちたい、優勝したいマグマが溜まっていたので、選手を強く引っ張ってくれる監督ならば、星野氏でなくても優勝出来たと思います。星野氏の真骨頂はその「政治力」です。
    読売幹部と接触し、読売が監督招聘に本気なのも判ったし、星野氏自身も読売の監督をやりたかったのだから、読売新聞に載せてもなんら不思議はありません。星野氏がジャイアンツの監督になれなかったのは、当人どうしの意思ではなく、周囲やタイミングが許さなかっただけだから。前にも書かせてもらいましたが、Gのユニフォームを着た星野氏と来季は戦いたかった。

  37. torao より:

    to since1970さま
    一日と言わず、1週間くらいは何度でもほじくり返して下さいな(笑)。「The Game」なんてもう2ヶ月になりますが、ほじくりやすくしてありますし(笑)。今でも平均20hit/日くらい読んでもらってたりして、嬉しい限り。
    政治力とも言えますが、情熱ですよね。オレは勝ちたい!という情熱で、相手を説き伏せるパワーの凄いこと。外堀を埋めて、根回しをして…というよりも、「大将はどこだ?いざ尋常に勝負!」とばかりに懐に飛び込むところが持ち味かと。
    いろんなことがわかっている人です。更新した今日の内容は、前回の内容を不満に思う人たちが皆満足する内容のものです。ちょっと更新早かったな。不評だったかな。
    http://hoshino.ntciis.ne.jp/