善玉悪玉だけで見ないようにするテスト

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どうなっちまうんだ?大阪ドームBs監督に中村勝?どうなっちまうんだ?

ブラウンが帰国
。V戦士ありがとう!
「むかつくことが多くても資本主義は受け入れる。ただし人の心は金で買えない。野球とタイガースを愛さないヤツが、タイガースに危害を加えるつもりなら許さない」村上ファンド問題についての私のスタンスを今日も明示した上で、ちょっと様子を見てみよう。
「あんなのはファンじゃない!本当のタイガースファンはあんなことしない」
暴れたり、マナーの悪いヤカラが現れた時、私も口にする言葉だ。万一、自分がこの言葉を言われる側にまわったら…そんなことだけはしたくないと心に決めているが、そう考えると恐ろしい。
デイリーの「 村上氏 星野SDと会談したい」という記事は、例の、関係者の話で構成された、しかも発言の時系列もよくわからない、ヒドいものなのだが、言いたかったことはわかる。それは、村上氏は、ビジネスとして買収に動いているものの、阪神タイガースやその周辺を好意的に見ている、阪神ファンを意識して行動しているということだ。真実なら。
ただここにきて「敵対的ではない」と双方が公式に発表していることから、なんとなくそんな匂いもあると思う。
一昨年の大ブームでもなかった、この9月の株価の急上昇は、阪神電鉄にとって「神風」だった。9月末償還期限の転換社債250億円は、ほとんど株式に転換された。簡単に言ってしまえば、株が上がって、事業拡大のために行った莫大な借金を返さなくて良くなったのである。電鉄として、そう簡単に敵対などできるはずがない。
一方の村上氏も(記事が本当かどうかわからないが)星野氏の言動が気になっていたりするところを見るとタイガースファンを敵に回したくないという心情が見える。電鉄と球団をもっと良くするために、建設的な話し合いがなされてもまったく不思議でないと思う。
運営基盤が安定しているのはもちろんのこと、球団が企業の支配を離れることは、今後プロ野球界が発展していく上で必要な方向性だ。その時に、その球団のファンが出資できるようにすることは素晴らしいことだ。親会社の広告手段として球団が存在している限り、本当の安定した球団経営はあり得ず、常に消滅や親会社の都合による売買、合併などに脅えることになる。
そこで出てきた、「球団の上場」というアイディア。これ自体はとても面白い発想だと思う。ただし、阪神電鉄筆頭株主が出してきたというものには大いに警戒をした方が良い。
筋骨隆々なホークス系ブログ「鷹の戯れ言 【勝ちどきあげろ!】」のDAIさんからTBをいただいた。球団株上場すればファンが球団を所有することになるという主張、また、それに対して野球賭博まで持ち出して経営安定が重要とする主張、双方のウソを見抜いている。数多くの修飾語は別にして(笑)、ただ感情的になるだけではく、「何かおかしい」と感じた時、それを突き止める姿勢が素晴らしいと思う。まさにそう、どっちもペテンなのだ。だからいたずらに「村上も正しい」だとか「ナベツネも良いことを言う」とか、どっちが正義でどっちが悪かというところだけ見ない方が良い。
完成形には程遠いかも知れないが、広島東洋カープにその理想の姿を見ることができるのではないか。地元企業がスポンサーとなっているものの、親会社を持たない市民球団。完全独立採算で、新球場設立のためにはタル募金で市民の援助を仰ぐ。だが、正義を貫いていても、常に厳しい現実にさらされている。金持ちが青天井に戦力を補強できるという仕組みと、現にそれをやってしまった数球団によって、苦しんでいると言って良い。
「出資したい」と思わせることにかけては、おそらく国内スポーツチームNo.1のタイガースが、企業の支配を離れる新しい理想的なビジネスモデルを作り、それがカープや他の球団にも広がっていくようになれば言うことはない。
「あっちが良くてこっちが悪い」という考え方は短絡的。「すべてこのままが良い」という考え方も進歩がない。向上を目指した議論は大いに結構、理想の姿を掲げてそこに向かうことは大歓迎。ただし、ペテンで儲けようとするのはノーサンキュー。多少感情的になるのはOKだが、感覚は鋭く保っていたい。
阪神電鉄と阪神球団の経営についても言いたいことは多々あるが、それはまたしっかりまとめてからにしようと思う。
(追記)
このブログは阪神電鉄系の会社のご厚意にいろいろと甘えて、運営していたことを忘れていた(笑)。帳尻を合わせるようで悪いが、今現在の阪神電鉄はかなり好きだ。これからも阪神タイガースをお任せしたいと思っている。頑張って欲しい!
別に言わされてないからね(笑)。

コメント

  1. ばかぼん父 より:

    絶対的な「正義」もないし、100%善人も100%悪人もいない。
    どんなに善い人でも、やる事全てが正しいとは限らない事は当然。
    だから感情論や正義論よりも、メリットデメリットで考えるべき。
    株式会社となれば、投機対象となること、利益を追求することが伴われる。
    プロ野球は、12球団全てでの共存共栄を図るべきで、相手チームをやっつけて、立ち行かないようにするような企業の競争論理とは相容れない。
    株式会社にするならNPBとしてやるべきで、一球団が対象となるものではないでしょう。
    それでファンが株を取得して経営に参加できるというのも、なんだかなあ。
    一人1株しか持てないルールにして、1億株くらい発行したら別だが、大株主の言うがままとなる仕組みでは、金持ちの道楽になってしまう。
    子供からお年寄りまで、みんなで、喜んだり、泣いたり、怒ったりして、愛してきたプロ野球チーム。
    大株主になれる「お金持ち」の意向だけを反映するようなものとは、最初っから違うものだと思います。

  2. きらきら より:

    おはようございます!
    私も自分のブログで感情的に書いてしまいました。お話読んで、冷静にならなければと思いました。「いざ鎌倉」、その「いざ」という時のために、しっかりと眼と耳と心を開いていようと思います。

  3. ichiken より:

    別に株じゃなくても、ファンクラブに一人で何口も応募できるようにすれば良いんじゃないでしょうか?
    もらえるユニに口数を表す星かなんかがついたりして。優待がランクアップするとか。
    まぁ、内容はともかく、別に上場しなくても、いくらでもファンが参画する手があるんじゃないかと思うって意味です。
    うまく言えませんが、村上氏の提言とかって、プロ野球興業と言うもにと相容れないような、そんな違和感を拭えません。
    ばかぼん父さんの
    >相手チームをやっつけて、立ち行かないようにするような企業の競争論理とは相容れない。
    と言うのが、言い当ててるのかなぁ。

  4. いわほー より:

    カルチャーとしての球団と企業としての球団の、狭間で揺れ動いて、今に至っているのがプロ野球。誰かがつつけば、賛否両論わんさか出るのは皆、知ってのとおり。「国論を二分するような問題は、どちらにも一理ある。しかしは一理しかないのだ。」とは、とある有識者の言。なるほど、この言葉は普遍的に思えて仕方ない。
    結局はプロ野球の球団も、球団を持つ企業も、脇の甘さをさらしてきたツケが、去年あたりから衆知にさらされただけのこと。すくなくとも、プロ野球界に一石投じることになったことは、認めざるを得ないように思う。
    どうする?NPB
    われわれファンは固唾を呑んで見守っているぞ。

  5. ちえ虎 より:

    今、勤めている会社内だけでも
    表に出ることと出ないことがあるので
    読売のおじいちゃんや村上さんはもっとたくさんの秘密があっても不思議じゃないです。
    敵対している人が実は裏で手を組んでいるとか・・・
    とにかくもう、うちのチームに構わないで!(怒)
    といいたいです。
    今になってニッポン放送の社員の方の気持ちが
    よくわかります(;;)

  6. torao より:

    逆アクセスランキングのサーバー障害だったみたいなんだけど、画面が真っ白になったり、読み込みが遅くなったりして焦ったー。阪神の悪口(でもないけど)書いたからホされたかと本気で思った(笑)。ごめん、阪神の中の人!疑って悪かった!(笑)。
    お返事はまたあとで。

  7. ユキちゃん☆ より:

    先日の甲子園球場での今季最終戦は本当に素晴らしい試合でした☆下柳投手の頑張りに心から感動し鳥谷選手の成長に喜び☆そして雨の中を
    熱い熱い応援でタイガースをささえ続けている
    ファンの姿に感動しました☆つらい時期もありましたがこの健気なファンがささえ続けているからこそタイガース☆に花が咲いたのです☆後は日本シリーズ☆が本当に楽しみ!!なのですが
    例の村上さんの事で心配な毎日を送っているのが実情です。なんでこんな大事な時に!という気持ちでいっぱいです。村上さんがタイガースファンであるという事は否定しませんがだからこそなんでこんな大事な時に私達健気なファンを心配させ不安な気持ちにさせるのでしょうか。あまりにもタイミングが悪すぎるしそういう方に「タイガースはファンの物だから…」と力説されても私は納得しないし失望感しか残らないのです。無償のタイガースファンの愛によってささえられているタイガースはこれからも
    真のタイガースファンの物であるべきだと心から思い願います☆

  8. torao より:

    いくらヒマだからって、そんなに一所懸命しりとりやらなくても(笑)
    どうやら、NPBのみなさんは、「球団株式の上場かぁ、その手があったか」なんて考えもあるみたいね(笑)。上場益を得て、体よく球団経営から抜けられるかもって思っている人もいるんじゃないのかな?あいかわらず場当たり的なんだから(笑)。
    http://www.asahi.com/sports/update/1007/117.html
    to ばかぼん父さま
    私は、球団株の上場には大反対ですので、ばかぼん父さんと対立する立場ではありませんが、ちょっといろいろ突っ込みます。お許し下さい。
    >株式会社となれば、投機対象となること、利益を追求することが伴われる。
    「株式会社」ではなく「株式上場」ということですね。球団は元から(株)阪神タイガースという株式会社ですから。その活動により社会貢献をし、利潤を産出し、納税によってまた社会に貢献することがその責務です。企業の競争論理というのも、社会の発展に寄与することが前提で、ライバルを立ちゆかないようにするような思想では、社会から受け入れられることはありません。同様にプロ野球もビジネスであるという面から目をそむけることはできないと思います。
    上場賛成派の意見は、親会社による球団の私物化を排し(現状、Tは電鉄の100%子会社ですから、法律上は電鉄の「私物」です)、情報を公開し、運営者が「株価の上下」「株主の満足」を気にすることでビジネスとして成り立つようにしようということだと思います。常に将来に期待が持てるような施策を打っていなければ株価の下落となって返ってくるので、運営者の責任は重大です。親会社が赤字を支えきれないような事態を迎える前に、上場とまでは言わなくても、1企業だけで球団を持つ以外の形態を模索する必要はあると思います。大赤字の球団ではなかなか現実感がありませんが、タイガースならビジネスとして成立するでしょう。
    デメリットの方は、いくらでもあげられそうです(笑)。それと感情論は決して軽く見るべきではないと思います。ただ「善悪」に単純化することだけは、思考の停止だと思います。
    最後に、現在の1社による私物状況こそが、究極の大株主(1社だけですが)の言うがままの仕組みで、金持ちの道楽であると言えるのではないでしょうか。特にその1社のトップが強大な力を誇っていれば、1人の私物です。今まではずっとそうだったわけです。阪神経営陣は、そのあたりの意識改革ができたおかげで、ファンから暖かく受け入れられています。今は。
    ばかぼん父さまのコメントとは関係ないことまで書いてしまいましたが、本文の補足です。
    to きらきらさま
    どんなことを書かれたのか拝見したいですよ。感情的なのは大いに結構だと思います。直感はだいたい当たっているものですから、理屈がどうだって、イヤなものはイヤで良いんだと思います。でもその感覚が独りよがりでないかは、常に気をつけていたいと思います。自分だけ良ければ、ファンだけ良ければ、タイガースだけ良ければ、セ・リーグだけ良ければ…そういう考え方にならないようにしたいです。
    to ichikenさま
    タイガースで考えると×ですが、カープで考えると良いんではないかと思えてきます。
    プロ野球は社会の財産。でもその価値は下がる一方です。その財産の価値をどうやって下げることなく守っていくか。村上氏の人となりや、金まみれはアレですが、こんな手はどう?と野球に関わってくれるのは正直ありがたいと思ったりします。どっちにしてもプロ野球「今のままで大丈夫」はないですもん。
    to いわほーさま
    私は「村上ファンド問題」自体はもう収束してしまっている、いや、そんな問題などはじめからなかったような気がして仕方ないんですよ。ホントのところはわかりませんけどね。これでファンドが利益を得た上で売り抜けていれば、ちょっと球団をおもちゃにされてムシャクシャするけど、誰にも実害はない。ということになるし、それどころか阪神電鉄は本文で書いたとおりの大もうけ、ビッグプロジェクトも大成功、今後は株の持ち合いも少しずつ進めなきゃと危機意識も持って、良かった良かった。さらには、「プロ野球は誰のもの?」「プロ野球はどうあるべきか?」という議論が再燃したことも悪い事じゃないし。あくまでもすでに幕引きが始まっていればですけどね。
    to ちえ虎さま
    今回の阪神電鉄と村上氏は明らかに組んでいましたよね、途中までは。それで思うように株価が飛び上がらなかったので…そんな風に見えなくもないです。タイミングが最悪ですが、もろもろ考えたら、両者にとってはこれが最高のタイミングだったようにも見えます。だから、「うちのチームに構わないで」って思わなくてもいいかもです。この騒ぎのおかげで優勝査定、優勝ボーナスが飛びまくるかもしれませんしね。それはそれで球界にとっては禍根を残してしまいますが…。ま、おっしゃるとおり、どんな秘密があっても不思議じゃありませんわ(笑)。
    to ユキちゃん☆さま
    とうことで、私の観測が正しいかどうかはわかりませんが、心配するだけ損だと思いますよ。ほんとうに純粋なファンの気持ちを踏みにじる悪いヤツラですね。ここは日本シリーズへの期待をふくらまして、目一杯楽しみましょう!もう、それが一番ですよ!
    でも一つだけ、阪神電鉄が、「タイガースはファンのものだ」と思わせてくれるような経営をしているのは、ほんのここ数年のことだということだけは覚えておいて下さい。ですから、村上=悪、阪神電鉄=善という風に単純化しない方が良いです。10年前の電鉄に、もし今のように村上氏が現れたら、たぶん私は諸手を上げて歓迎しているかも知れません。もちろん、今は電鉄の人も、電鉄から来た役員さんも高い志で頑張っていると思います。
    なんか、私、全体に偉そうな言いぐさだなぁ(笑)。ごめんなさい、私も本当は何にもわかっちゃいないんです。

  9. 村上阪神を巡る腐敗臭 ファンを語るマザーファッカーとファンを無視するクソじじぃ共の構図

    村上「村上タイガースなどと報道しているマスコミもあるが、とんでもないことです。そんなことあり得ない。タイガースはファンのものです。公共のものです。一個人がどうこうするものではない。分かり切ったことです。であれば阪神電鉄が100%の株主でいいのか、とい

  10. いわほー より:

    ほんとに偉そうだ!
    当事者でもないのに、見てきたようなことを言うな!
    とのお叱りをくらわないところが、toraoさんの人徳か。一貫して論理にぶれがないところは流石だ。
    だから許して・あ・げ・る(笑)。

  11. kuroki より:

    どもども……もうこの件に関してはもの凄く怒っていたのですが、toraoさんや皆さんのコメントを読んで少し落ち着いてきました。
    ファンド問題は解決している……と思いたいですね。そういう意味では、相手がファンドで良かったというべきでしょうか。電鉄本社様は、これをいい勉強にして、ガードをどうするか考えていただきたいですね。
    ただ、実際に収束するまでは落ち着かないでしょうけど。
    ちょっと感情で書きますけど……本当に「ファンのため」と言うなら、あんな穴だらけの提案しないでほしいですよ。村上さんが阪神ファンかどうなんて知らないし、正直どうでもいい。
    だってご本人はそれより何よりビジネスを優先させて動いてるのだから。
    それを攻めるつもりはないけど、だからこそ「阪神ファンの味方ですよ」な言い方は不快。それなら最初から「ビジネスで動いてる」と言ってくれた方がサッパリしますよ。
    しかしここ数年、優勝チームにはこういうごたごたが発生してるような気がしますけど……気のせい?(汗)
    ところで、村上ファンドの中にも当然阪神ファンの方っていらっしゃるでしょうね。
    どう思われてるのかな……。ちょっと聞いてみたい気がしますが。

  12. gpldkazu3750 より:

    かつては「優勝はいらん、2位が最高や。選手の給料を上げんですむし、お客も入る。」と公然とのたまう電鉄の幹部。小津のブルトーザーが本社の跡目争いに敗れ、球団で無茶苦茶していた頃があった。小山正明、江夏豊。田淵幸一と次々とスター選手を放出。掛布=門田の「御堂筋トレード」には本当に怒り心頭で、もし成立していたら、その時点でタイガースファンをやめていただろう。電鉄の勢力争いに敗れた腹いせをタイガースで晴らす様なことをしていた。選手はタテジマを愛しながら、球団を憎む事がよくあった。それでもファンはタイガースを愛し続けた。見捨てなかった。
    タイガースファンは本当に素晴らしい。目玉の人もそれは十分に判っているはずだ。もう事態は収拾に向かっている筈。せっかく球団も野崎さん辺りから「ファンの為に」と変わってきたのだから。

  13. ばかぼん父 より:

    >「株式会社」ではなく「株式上場」ということですね。
    そうでした。でも、上場しない以上、株式会社とは名前だけのことで、
    おっしゃるとおり「電鉄の私物で道楽」です。
    私は阪神電鉄は阪神タイガースがあって成り立っていると思ってます。
    電車だけ考えればJR,阪急と平行して走っている区間しか持っていない。
    球団を手放せば、本社が立ち行かなくなる危険があります。
    だから、「ファンに見放されたら?」という危機意識もあります。
    道楽なんだけど、不特定多数のファン目を意識せざるを得ない
    飯のタネです。
    toraoさんも「ファンから暖かく受け入れられています。今は。」
    と意味深な書き方をされているように、
    かつては選手の年俸を抑えるため「優勝するな」と
    現場のモチベーションを下げまくるような持ち主でしたが、
    失敗体験と成功体験でちょっと成長しました。
    保守的だけど絶対大事にするオーナーを
    投機的な考えや、球団だけのビジネスに置き換えたり、
    失敗しそうになれば見捨てることができるオーナーに変わる危険を背負ってまで、株式上場するメリットは疑問。
    オーナーがどうしようもなくて、球団もどうしようもない状況なら、
    この話も「しゃあないか、やってみたら?」と思えたでしょうが。
    状況が良い時を基準に、
    ビジネスとして成立するからといって上場しようという発想が、
    ずっとチームのオーナーでいて、良くしよう、
    株主に利益を還元しよう、というより
    良い機会に旨みを得られればOKという発想に見えます。
    プロ野球全体が悪くなって、ビジネスとして立ち行かなくなった時や、
    そうならないようにするためにどういった危機管理意識をもって、
    株式上場という発想がでるのかが見えません。
    投資家から相手にされなくなった時、
    横浜FCのソシエのように、ファンが株主となって支えますかね?
    うちはローンはあっても動かせる金がないので保守的なのかもね。

  14. torao より:

    to いわほーさま
    ドキっ!あー許してくれたのね(笑)。
    to kurokiさま
    電鉄本社は、基本的にガードは難しいようですね。もともと大株主がいて始めた電鉄会社ではなく、沿線の商店主らが金を出し合って作った会社ということで、動かない株は4割ほど、6割は市中で浮動しているのだそうです。もともと広く資金を集めるために上場して作られている会社なんですね。でも元来電鉄業はそんなに儲かる商売じゃない。堅実に予定通り稼ぐ商売です。だから投機筋が目もくれない存在だったんですね。またなにわの商人だから、ぼちぼちを装うのも上手かったんじゃないでしょうか。実際はしこたま溜め込んでいても、「いやぁ、大したことありまへん」てね(笑)。久万さんが言いうことにゃお嬢さんお逃げなさい、じゃなくて、久万さんが言うことにゃ、球団もずーっと赤字だったそうですしね。それがもう本当に星野襲来以降、球団が金を産み始めちゃって、それにともなって、ちょっと派手にふるまっちゃって、オイシイところをめっかっちゃったって感じでしょうか。やれることは増資したり、株を増やして市中で買ってもらったりして、仲良しの企業に株を持ってもらって、、村上ファンド持ち分の比率を薄めることぐらいでしょう。
    とにかく、村上ファンドの性質上、そう長期にわたって電鉄株を持ち続けるというのは考えにくい。非常に短い期間で大きい利回りを生むというのが彼らの売り物なので、有償+買い占めの話題性で倍以上でもみあう相場で売り抜ければ、それで顧客も大満足のはず。ライブドアの騒ぎの時に、ちょっと考えた、今後のプロ野球のあり方をちょっと披露してみたかったってなオチじゃないのかな。複数の企業から預かった金を使って、球団経営に乗り出すってのも考えにくい話ですし…。
    やっぱり、よくわからん、村上ファンド(笑)。
    to gpldkazu3750さま(なんか微妙に名前が違うような気がしますが、ニセ者じゃないですよねw)
    そう。タイガースの歴史は、親会社を憎んで、チームを愛した歴史なんです。そんで、親会社がチームを愛さないでどーするんですか!と星野さんが久万さんをどやしつけて、やっとこうなったんでしょうね。ビールかけの時の様子など見ると、野崎さんの直系の後輩牧田さんも選手たちから愛されているようでしたね。村上氏も十分ノルマ達成したでしょう。なんせ、何もモノ言わなくても株価跳ね上がったんですからね。
    to ばかぼん父さま
    私は、阪神タイガースだって、ソニーだって東京三菱銀行だって、どんな会社も同じように社会の財産であって、公共性が高いものだということが言いたかったんです。そして公共性の高い会社を、より社会から価値の高いものとして認められるようにしようという目的で作られたのが株式の仕組みだと思います。ですから、大企業の株を上場しているのと同様に、球団株を上場することには数々のメリットがあります。親会社の宣伝媒体として、経営者が儲けなくてもいいやと思っている球団が少なからずありました。それよりは、衆人の監視にさらされ、利益追求を義務づけられた経営者の手による球団の方がはるかに期待が持てるでしょう。
    もちろん他者によって株を買い占められるリスクは常にあるため、一般企業でもメリットより、デメリットが大きいと判断したところは、たとえ規模が大きくても、今あわてて非上場にしたり、元から非上場だったりします。有名な企業でも非上場の会社はたくさんありますからね。でも、上場しても株の持ち合いなど上手くできれば、株主を安定させることは可能です。それは一般の企業となんらかわらないと思います。
    (例の野球協約によってですが)仕組みとして認められていないプロ野球の球団でも絶対に上場が悪ということはないと思います。
    ただ、私もまずそれによって私腹を肥やそうとたくらんでいるヤツの顔が見える限りは、球団の上場に反対です。でも野球協約の傘の下で、都合良く野球協約を読み替えながら、ぬくぬくと利権をむさぼっているヤツの顔を思い浮かべると、先程のヤツと同様に腹が立つわけですよ(笑)。

  15. zero-52 より:

    神戸Gって、ベンチに隠れるとこあったっけ?
    また陰気ーな顔で亡霊みたいに半身だけ出して・・・(笑)
    村上ファンド、野球を愛さない宮内とか、月へ行く資金稼ぎに余念がないホリエモンの影が消えませんからねぇ。
    でも、アホじゃないから、自分がかわいいから滅多なことしないでしょ。
    阪神ファン敵に回したら、のまネコ問題なんか比べもんにならないですよ。
    予告じゃ済まないですよ、実行しますよ。
    しかしナベツネ。守旧派にとっては、とっても頼もしい存在ですね(笑)

  16. 藤村珂南 より:

    乱入失礼します。
    私はどうもペシミストなので、この件、落とし所を間違えると、球界そのものが壊れそうだと危惧してるんですよね……。
    torao様は既に予想されてるんじゃないかとお察ししますが、「阪神球団株」を悪用すると、某球団の営業方針より更に腐った行為が可能になります。
    実力より人気で出てくる選手が増えるなんて序の口、更に悪化すると「この子を球団に入れろ」と欲しくもない選手を押し付けられるようになっちゃうとか、株主を味方に付けた選手と指導陣の間で軋轢が生じてしまうとかいう事態も有り得ます。
    (実際に「実力より人気優先」でチーム運営を進めてコケたチームが、東の辺りにいますよね?)。
    また、村上氏のプランには、プロ野球界特有の「選手の移籍」「FA権」という概念が、はなから頭に無いような気も。
    昨日の敵が今日の味方になる事もあるし、また逆も然りなこの世界。もし、株を大量保有してる選手がFA権行使しちゃったら、どーすんでしょうね?
    移籍の決まった選手がそのまま保有するなら「敵チームに株主がいる」という状態になりますし、全部手放せと命令しちゃうと株価が下がる。それを避けるにはFA残留しか無いですが、それでも交渉時には球団側がかなり不利になるという事態に陥りかねません。
    勿論、株主が皆「ビジネスはビジネス、球団運営は球団運営」と割り切ってくれればこういう混乱は起きませんが、世の中には、野球のこととなると途端に頭に血が昇る人も少なくないですし、野球協定の"穴"を見つけて付け込む香具師も、一人か二人は出て来るでしょう。
    私の感覚としては、“ファンのために”という言葉の真偽とは別問題で、あまりに氏はこの世界を知らなさ過ぎる、という感が否めません。
    つーか、西武電鉄株も持ってるんですから、既にブランドとして確立しているタイガースで美辞麗句を並べ立てる暇があったら、実力はあれど集客力不足で難航しているライオンズのブランド価値を上げてくれば? という気さえするんですが。
    (私が氏のことを「球界の事分かってへん」と断言する根拠の一つが↑です。
     何故に西武ではライオンズにノータッチで、阪神ではタイガースにぎゃーぎゃー言ってくるんだか……魂胆見え見えとゆーか何とゆーか)
    氏はきっと、昨年の球界再編騒動も、上っ面しか知らないんでしょうね。
    さすがにリアルタイムでは知りませんが(汗)、「岸監督就任事件」や、gpldkazu3750様の挙げられたようなトラブルに遭遇するのは、ごめんこうむりたいです。はい。

  17. ねこだましい より:

    初めまして。
    私は村上Fは本気で株式上場をする気はないのではないかと考えています。
    日本では簡単に上場できないように時間と手間がかかるようになっていますし
    何よりも今回のは壁が高すぎる。
    金を転がして儲けるファンドがそんな悠長に事を構える気はないように思うのです。
    村上Fの狙いは株式を買い進め株式上場をぶち上げることで投資家を呼び株価を吊り上げて阪神電鉄に貸しをつくり発言力を強める事かと思います。
    気ぃ悪いけどそれが良い方向に行けばいいな、と淡い期待も抱いています。

  18. ばかぼん父 より:

    もちろんデメリットも多々ありますが、株式上場にも数々のメリットはあります。
    私も、今の道楽グループ興行がベストとは思いませんが、世界中に市場のある企業と、プロ野球ファンという市場のせまーい業界の一団体とはちょっと違うと思います。
    阪神が紅白戦をやって観客を集めることのできるプロレスのような団体なら、上場して、経営状態の透明性という観点はよくわかりますが。
    私は、プロ野球という市場が、絶対安定ではないと思っています。
    阪神の一人勝ちになっても仕方がない。
    だからプロ野球という業界全体の発展と維持を考えるべきだ思います。
    で「NPBを企業化するほうが、ええのとちがう?」と思うわけですが、もちろん阪神電鉄の筆頭株主にできることではありません。
    皆さんもお書きになってますが、
    これをうけてNPBがどういった対応をとるかですね。
    今の段階では「だめ」「いや」「できないようにルールを変える」と、子供みたいですが、これを機会に前向きに改革について、議論がすすめばよいと願ってます。

  19. torao より:

    to zero-52さま
    「神戸G」って何かわからんかった。グリーンスタジアム神戸のことか。せめて「G神戸」、今は「スカイマーク」だったっけ。後輩の岡田がやいのやいの毎日のように騒がれて、たまらんくなったかな勝っちゃん(笑)。
    どの程度のアホかわからないことと、誰の金で勝負師に来てるのかわからないのが、どうも見切れない部分ですわ。いや、だからといってナベ氏にすがるのは…ねぇ(笑)。
    to 藤村珂南さま
    藤村珂南さんはペシミストなんですか?でも私の経験から、ご自分をペシミストと思われている方ほど、いざ腹をくくると強い印象があります。たぶん準備に準備を重ねて、それでもどうしようもなければ、知るか、あとは気合じゃ?って感じなのかも(笑)。私は一見オプティミストですが、いざとなるとただうろたえます(笑)。そんなもんです。
    正にモラルの問題ですね。今、日本にはびこる問題の大半がモラルの問題と言えるかも知れません。私は各方面のモラルの乱れの中で、一番マシなのは、出資者のモラルのような気がしています。彼らは出資した分、見返りを求めます。パーセントの世界です。また、法令遵守が出来ていないこと、会社のモラルがしっかりしていないことを極端に嫌う人たちです。そういう会社はリスクが大きすぎるので、投資の対象にはなり得ませんから(西武のように、壊れてしまったあとの投資は別ですが)。今回阪神電鉄に投資してきたのは、隠れた資産などの内容の良さももちろんですが、堅実に誠実に経営している姿勢も評価してのことだと思います。
    基本的に金持ちの考えることはよくわかりません(笑)。でもそれは「成金」のことです。村上ファンドに金を預けるのは、世界有数の資本だそうですから、基本的にバカは許さないと思います。村上氏も失敗は許されない立場ですからね。て、ことでオプティミスト攻撃終了(笑)。
    to ねこだましいさま
    私も上場まで待つつもりなどないと思います。出資者の正体がわからないで推量の域を出ませんが。おっしゃるとおりだと私も思っています。
    タイガースファンにとっては、実に気ぃ悪いですが、電鉄にとっては、250億円もの転換社債の償還がなくなったことはドエラいメリットでした。これですめば、ファンも喜んで良い出来事です。
    to ばかぼん父さま
    NPBを企業化する…。まあ歴とした社団法人なんですけどね。ですから支える気持ちのある方は、出資ではなく寄付になるのでしょうかね。今のままでは、全部コミッショナーの経費になるだけですけど(笑)。
    戦力均衡のルール作りが必要という「業界内規制」と、企業である各球団が、自由な発想で興業収益を伸ばす「自由競争」とは並び立つことができると私は思います。あわせて、合理性のない特定球団の持つ既得権益を「業界団体」であるNPBの仕組みに基づいて、業界構成員に配分するということも、自由競争と並列して行えることだと思います。メジャーでもそうでしたよね。
    タイガースは心配ないですよね、今のところ。でも他の球団はすでに出資者不足が深刻な状況です。出資者があればウェルカムでしょう。それが1社独占である必要はなく、株の持ち合いが自然です。その出資者の一つが手を引きたいといった時に、代わりに別の出資者が穴を埋めてくれれば言うことはありません。球団への出資の問題は、タイガースの問題ではなく、経営が厳しいところにどう出資を呼び込むかで考えたいと思います。

  20. 阪神電鉄株問題?ナベツネ発言で煽るマスコミ

    星野さんと村上さんが極秘会談された、という情報も飛び交ったり、阪神側・村上ファンド側ともに、敵対する意思がない、としているのにも関わらず、マスコミは視聴率のためか、問題をややこしくしようとしている。
    昨日の記事で阪神ファンというか、関西人を関西人の兄