提言!タイム・ジャッジ

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ローテ投手、杉山の調子が今ひとつ上がってこない。でもきっと本番は大丈夫。


なぜそんなことが言えるかって?それは、やってもらわにゃ困るからじゃ!根拠なんかあるかい!(笑)
まあ、見てない試合のことはその辺にして、明日パが開幕する日本プロ野球についていつものようにヨタ話。
また蒸し返すようだが、WBC絡みの話。準決勝の韓国戦は途中までソ・ジェウン、上原の好投で息が詰まるような投手戦。最終的には流れが一気に日本に傾いたが、試合後半までまったく予断を許さない引き締まった試合だった。特に上原の持ち味である、速いテンポで投げ込んでいくリズムが緊張感を生み、見ている者をグイグイと引きつけていったと思う。
決勝のキューバ戦は得点経過が「イイ感じ」で、また随所に「スゲー」と叫びたくなるプレーがたくさん出て、ファイナルらしい良い試合になった。しかし振り返って見れば、序盤でキューバ投手陣の制球がままならず、投手交代の多い、やや締まらない展開になってしまったのが残念だった。バッテリー間の意志が合わず、たびたび試合が止まり、作戦タイムや投手交代も多く、場内のブーイングも仕方ないと思った。これらの行為は禁止行為ではない。観客の反応というものとは関係なくプレーをしている、社会主義国のアマチュア。キューバ独特のものだと言えるかも知れない。前の試合との対比もあり、こういう部分が野球の魅力を損ねると痛感した。
日本プロ野球、特に一部の解説者には、投手と打者の微妙な間、その駆け引きを楽しめとする者がある。ポンポンと調子良く投げる投手に対し、タイムをかけて打席を外し、一度二度と素振りをして戻る。「投手のリズムになってますから、間をおいた方がいいですね」「上手く間を取りましたね」…。私はこういう行為、発言にものすごくいらつく。投手の集中をそごうとする姑息な手段の横行が、観客の熱い視線をもそいでいるということがわからないのである。確かルールでは、打者が自分の都合で打席を外す権利などないはず(教えてルールに詳しい人!w)。逆に投手は自分の投げやすいリズムで投げる権利がある。駆け引きと称する、ズルくてつまらない行為には、敵味方無く容赦ないブーイングをくれてやろう。
いいこと考えた!プロ野球のルールを変えよう(笑)。
まず、引き分けをなくしちゃおう。延長戦12回(変えても良い)で打ち切りとするのはこれまでどおり。ただし「判定勝ち」を取り入れる。各イニングの時間を計る。で、引き分けの場合は、守備時間の短かった方が勝ち!合計時間で決めても良いし、各回ごとに集計しても良い。やりかたはいろいろ考えられる。もちろん打席外しなど、攻撃側の遅延行為には厳しく「ペナルティ30秒」「1分」が告げられる。どう?これでちょっとは引き締まるんじゃない?

コメント

  1. 西田辺 より:

    『公認野球規則』には
    ***********************
    15、試合のスピード化に関する事項
    (4)打者について  
      ? 投手が投球位置にいるいないに関係なく   速やかにバッターボックスに入ること。
      ? (略)  
      ? 思うままにバッタースボックスに出入
       することは許されない。  
        ア、みだりにバッタースボックスを外し   た場合、球審はタイムをかけずに投球に対して
       正規に・ボール・ストライクを宣告する     イ、(略)
    ***********************
    とあります。
    よく野球は「間のゲーム」と表現されますが、
    見られる事を前提にしたプロ野球に冗長な間が
    存在し、そうでない高校野球のほうがアップテンポ
    と言うのも何だかなぁ?。
    駆け引きばかりが先行して、本来の勝負や技術の高さ
    が蔑ろになってはダメですよね。
    せっかく盛り上がった野球界。
    まだまだ人を惹きつける余地はありますよね。

  2. ゆう より:

    私は案外間って好きです!!
    試合が早く進むのもいいのかも知れないけど・・。人間同士が戦ってる訳ですから、腹の探り合いですし。
    その探りあいを見るのも私は好きです☆
    無駄に長い試合も困りますけど・・。
    意味のある間と・・意味のない間・・
    線引きなんて見た人の感じ方やと思いますし。
    私はだら?んとした試合もだら?んとした気持ちで見れて結構好きです・・(笑)

  3. kaleido より:

    観客を飽きさせないためにルールを変えるというのは、結構ありますよね。
    バスケットボールの24秒ルールとか、バレーボールのラリーポイント制とか。
    上原みたいに、たったかたったか投げてくれるピッチャーはいいんですが、投げるまでに時間がかかるピッチャーだとバッターはたまったもんじゃないですね。
    まぁ、ピッチャーもボールを受け取ったら何秒以内に投げろというルール作ってしまえばいいんでしょうけどね。
    相撲の[待ったなし]の時のように、罰金制度にしたらどうでしょうか(笑)
    「流れ」とか「間」とか「駆け引き」とか、目に見えない無形のものを日本人は好む傾向もありますね。
    駆け引き無視の野球は、いかにもノムさんが文句つけそうな気がしますw

  4. 幸虎 より:

     お久しぶりです。
    私の夫はサッカー派です。
    「野球はダラダラしてて見る気にならん」と
    言います。
    私としては「あの“間”がいいんやん」と一
    応言ってはみてますが・・・。確かにもう少
    しテンポが上がってもいいと思います。
    そうしたらうちの夫も野球いっしょに見に行
    ってくれるかな、なんて。それと途中で中継
    が切れるってことも減るんじゃないでしょう
    か。(スカパーなら最後までやるぞ!とか無
    しね^^;)

  5. おかぼん より:

    確か「二段モーションの禁止」も、もともとルールにあることの徹底であり、それは今後国際化をさらに進めるうえで世界基準に合わせる必要があるから、といったような説明があったと記憶しています。
    まあ実際の第1回WBCのルール(と適用)が「世界基準」といえるのかどうかは疑問で、それは今後の課題ですが、スピードアップも確かにだいじな問題ですよね。
    かつて、メジャーリーグベースボールが「見せるスポーツ」としての人気が落ちた一つの要因としてあげられていたのが、その「ダル」さだと聞いたことがあります。
    今日の記事を読み、こういう点での世界基準について、見る側ももっと知る必要があると感じました。

  6. torao より:

    to 西田辺さま
    ありがとう!ルールに詳しい人!(笑)
    間、かけひきと、「ズル」とは違うと思うんです。気分良く投げさせてはいけないと思ったら、ルールの範囲内でイライラさせるようなプレーをしてほしいですね。ズルはプレーじゃないですもん。
    to ゆうさま
    もちろん野球は間のスポーツですからね。投球間隔にこそ味があるわけです。かけひきもいいんですよ。私が言ってるのは、ルール違反のはずなのに、それが「良し」とされているのはおかしいということ。高校野球でも国際試合でも同じなんですけどね。
    そして、アップテンポは味気ないという方もいるかも知れませんが、あの準決勝を見ていた多くの普段は野球を見ない人は、意外と野球ってリズミカルでスリリング!って思ったんじゃないかなぁ…って。
    to kaleidoさま
    試合時間短縮は、TV中継の絡みもあって、ぜったいにやらなきゃいけないこととしてずっと前から言われているのに、伸びる一方なんですよね。そんなこと言ったって、勝つためには時間が必要なんだ!というのが理屈なんだと思いますので、時間を使うと不利になるルールができたら良いんですけど。
    私も、流れ、間、かけひきは大好きなんです。でも、麻雀やられる方ならわかると思うんですけど、どんなに慎重に熟考するとか、相手の間を外すとか言ったって、かったるい勝負は面白くないもんです。
    to 幸虎さま
    現代社会で、毎日のように3時間半を野球観戦に費やそうと思う人って、変人ですよね(笑)。せめて2時間半、できれば2時間くらいになってくれれば6時半開始で9時まで、平日、仕事終わりに球場で見るのも全部見られるようになるでしょう。今、6時の開始時間にはなかなか間に合わないと思うんです。
    2時間ほどじゃ味気ない?昔はそんなもんだったんですけどねぇ…。1時間台の試合もあったなぁ。
    to おかぼんさま
    私はWBCで、ガチンコ、必死、テンポの大切さを痛感したんです(笑)。
    世界基準というのは大命題ですよね。結局IBAFの権威が低すぎるということが問題なのでしょう。今回のことで少しはアメリカが改心するかと思いましたが、どうもそんな風はないみたいですね…。

  7. run より:

    子供の頃、高校野球は好きだったけどプロ野球は嫌いでした。
    理由はダラダラしてるから。大人になったら平気になりましたが・・・
    野球というスポーツは間が必要な時もあると思うんです。
    でも間が必要なのは1試合の中であっても数回。
    それ以外はきびきびと動いてほしいです。
    守備や投手交代、コーチがマウンドに行く時など、
    全力疾走とまではいいませんが、せめて走ってほしいです。
    それだけでも時間の短縮にもなると思うし、
    見ている方も気分がいいと思いますね。

  8. ちょびうさ より:

    う?ん、私は間って全然考えたことなかったなあ?・・・。むしろ長く見れてラッキー♪って感じ?(笑)
    どうせ家でゴロゴロしながら見てるから、
    ちょっとやそっと長くなっても別に気にならないけど・・・球場に行ってみる人には帰りの時間とか気になるところもあるでしょうしね?。
    なんか、あんまり試合が早く終わっちゃうともったいない気がして・・・物足りない。
    別に間を見てるわけじゃないんだけど、中継が短すぎると、「あ?あ、もう終わっちゃった」って思っちゃう。
    ちなみにこないだのオープン戦はかっちり3時間くらいでしたが、私はずっと惰性自身さんと立ってみてましたよん。
    全然平気です。
    席はあったけど、オリ側だったので、阪神側の
    一番後ろで立ってみてたんですけど、1番良く見えるところで、立ち見でも全然疲れませんでした。
    でも、「ダラダラ」は反対やな?、私も。
    選手次第、ってとこかな?。
    やる気なさ気にダラダラのたのたやられたら
    私も腹立ちますけどね。

  9. 私のコレクション趣味 阪神タイガース優勝記念入場券

    1985年(昭和60年)に阪神タイガースが、21年ぶりに 吉田監督、掛布、バースらの 猛虎復活でリーグ優勝し、その勢いで西武にも勝って 日本一になった記念に発行された切符です。 その時も確か、道頓堀にダイビングした人が いっぱいいました。 道頓堀も その時

  10. 中目虎 より:

    勝負事である以上、ルール範囲内での「ズル」や必要以上の「間」を根絶するわけにはいかないでしょうが、これは明らかに弱者の戦術です。
    人気チームやスター選手はやるべきでありません。
    強者はいかに美しく勝つか。
    弱者はいかに策を弄して抗するか。
    楽天や広島に限れば「せこい野球アリ」です。
    ただ、せこい野球で常勝してはいけないと思います。
    とはいえ、今回の話題には新鮮な衝撃を覚えました。
    もし「一方のチームにつき、1ゲーム2時間以内で守備時間を終えなくてはならない」というルールがあったら…?
    どんなに長くても4時間でケリがつきます。
    四球が減ります。
    守備交替が即座に行われます。
    ジャッジへの不要な抗議がなくなります。
    その代わりに録画判定が導入されます。(各チームは、1ゲーム2回まで「録画判定の要求」が認められます)
    みだりに攻撃時間を引き延ばす選手は退場させられます。
    守備時間が終了したら、負けです。
    延長も11回あたりになると、タイムアップが近づいてきて、ドキドキします。
    ロスタイムがあったりします。

  11. とらねこ より:

    勝負、勝ち負けに関して色々と戦略 大げさな言い方かもしれませんが、間 というのは大事ですよね。自分の思い通り それが出来ればとても有利になるわけですから。ただそれは、観ている人がいると少し変わってくるんですよね。ダラダラとかあきらかにズル は良いものではないです。
    アナウンサー、解説者で観る試合もかなり変わるのはホントそうです。試合がスムーズに進むのは賛成です。
    でも試合の場合ちょっと寂しい気がするのは、本音。特に球場にいる場合は。

  12. よっしー より:

    WBCのアジア予選?日本選抜との試合?定かではありませんが、試合開始が7時でしたよね?仕事から帰ってきて、夕飯の準備をして、さあ試合開始!地上波のテレビのコンテンツとしては理想ですよね。
    さて…とテレビをつけると既に5vs0…なんて、観る気失せますもんね。野球好きなら「今から何かが起きる」なんて期待もありますけど。
    そこで2時間位で収まれば9時ゲームセット。ちょっと延びても30分。
    球場で観るファンの事を考えると7時?では遅いかもしれませんが、コンテンツとしての魅力が分かった今、色々と試す時期にきているのかもしれませんね。
    でも…私も「間」が好きな方なので…。投手と打者と捕手との緊張感のある三角関係。そこに野手の思いが複雑に絡んできて…。
    でもrunさんのおっしゃる通り、そんなの一試合の中の数回。間延びする程はないと思うんですけどね。みんなキビキビ動いてくれたら、かなりの時短です。

  13. torao より:

    今日はちょっと変わった夜を過ごしてきました。詳しくは明日書きましょう。
    さて、スピードアップ、「間」については、みなさんいろいろお考えや好みがあるようですね。ちょっと私の考えていることが伝わらなかったかもしれないので、補足しましょう。
    見ていて引き込まれる「間」というのは、捕手がサインを出す「さあ、これで勝負だ!」投手が頷く「よしいくぜ!」打者がにらむ「さあ来い!」…ピッチャー、セットポジションに入る…。こういうのをいうんですね。ここらあたりの2,3秒を短縮しなさいといっているんじゃないんです。とにかく集中しなさい!ということ。
    アメリカの球場はネットが無いので、観客はずっとボールを見ています。目を離したら危ない。見ている方も、やっている方もボールに集中している…WBC準決勝の素晴らしさは、その張りつめた空気にあったと思います。
    過去のライバル対決、名勝負の数々…本当の「間」には、「姑息」や「間延び」なんてあり得なかったと思います。
    今日は遅くなってしまったのでこの辺で。中目虎さんの「新ルール」も面白いですね!(笑)