明暗 明明

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サヨナラ!ファイターズ優勝!


ファイターズのナインがダイヤモンドに集まる。どう表現したら良いかわからないその歓喜を表現しようと、手を上げ、抱き合い、叫ぶ。スタンドを埋め尽くした北海道のファンも同じだった。札幌ドームは興奮の絶頂、その熱気の発信源であるファイターズ選手の集合体から離れることわずか数メートル、斉藤和巳がばったりとひざを崩れ折り、うなだれ、動けない。重厚なパワーを発散させる小笠原の雄叫び、ドーム内を照らしているかのように輝く新庄の笑顔、歓喜の爆発はまだしばらく終わらない。その横をまるで被害者の救出現場のように、ズレータとカブレラの肩を借りて引きずられていく斉藤和巳。このすべての光景の美しさに、ただテレビで見ていただけの私までしばらく呆然としてしまった。勝者と敗者があり、明暗があり、明暗の織りなす美しさがある。
1×?0 9回サヨナラ。北海道日本ハムファイターズ 06パシフィック・リーグ制覇。おめでとう!
試合前のメンバー交換。普段は視線を合わすこともなく、事務的に済ます岡田、落合両監督が健闘を称え合うように笑顔で握手したんだって。
そんなこんなで中日ドラゴンズ球団様の全面的なご協力の下、今季本拠地最終戦&片岡引退試合をかくも盛大に執り行えたことに感謝申し上げる次第でございます(笑)。明暗のない、暖色だけの試合もたまには良いよね。
それにしても岡田監督は「花相撲」の采配を執らせたら、とにかく上手いよなぁ(笑)。今岡、林、桧山、藤本、ウィリアムス、球児…この甲子園最終戦、ファンが見たいと思うものを存分に、的確に見せてくれた。さすがは「自称日本一のタイガースファン」。感心したよ(笑)。
安藤も片岡のところにたくさん打たせて上手かったね。ちゃっかり10勝だし(笑)。
岡田監督、片岡について『二軍降格も検討されたが、「みんなわかっている。出る出ないじゃなく、ベンチにいるだけで違う。それでここまできたんじゃないか。若い選手も見ているし」』
そう、そうだった。ベンチ入り25人というのは限られた枠だが、打つ打たない、出る出ないを越えたところで必要とされる選手のために、一つ二つ使わなきゃいけないこともあるんだった。85年前後の川藤のようにね。
なんたって片岡この日の4打席、15球全部真ん中の直球狙って投げてくれたんだもん(笑)。マルティネスなんてかわいそうに、意識しすぎてストレートの四球出しちゃったりして。おかげさまで3打数2安打1打点、立浪の頭を越える二塁打1本。そんなん八百長やんて?お黙りっ!そうじゃなくて、これが片岡の人徳ってもの。そうでなけりゃ、こんなに上手い具合にすべてのタイミングが合う訳がない。寸前まで優勝を争っていたライバルチーム、高1からの同級生立浪がいるドラゴンズが相手。普段なら嫌がらせ的なこともいとわない落合監督も、さすがに優勝直後のこの夜は最高のご機嫌。タイガースを褒めてしまってちょっと気恥ずかしいってのもあって(笑)、この日の全面協力となったのだろう。これらの偶然が重なって、「打って下さいの直球」になったんだから、「八百長」だとか「ヤラセ」だとか、軽い言葉で片づけてはいけない。
そして時を同じくするように10年いたファイターズが優勝を決める。こんなにすべてのことが片岡の思い通りになるんだから、それはこれまでの功徳がものを言ったのだと思う。
ピッチャー返しのタイムリーヒット、バットをくるっと放り投げて左方向への大きい二塁打、チームメイトや立浪はじめドラゴンズ選手からの花束贈呈、「高校時代に教わった、気合と根性を前面に出して、戦ってきましたが、もう限界です」堂々としたスピーチ、ドラゴンズ選手も一緒にやってくれた胴上げ、大甲子園ぐるりからの片岡コール…。幸せな現役生活だったね。お疲れさま!

コメント

  1. 片岡お疲れ様、古巣の日ハムVだよ!! 阪神5×1中日

    阪 神?中 日 最終戦 (阪神7勝14敗1分、甲子園、18:00、47,506人)
    中 日 | 0 0 0 | 0 0 0 | 1 0 0 | 1 | H 6/E0
    阪 神 | 0 2 0 | 0 1 2 | 0 0 0 | 5 | H14/E0
    *投手
    【中日】 ●マルティネス(6勝9敗)、吉見、石井
    【阪神】 ○安藤(10勝3敗)、ウィリアム

  2. run より:

    タイガースの試合を見つつ、プレーオフもチラチラ見て、
    片岡選手の引退セレモニーで涙して、斉藤投手の涙でまた涙・・・
    忙しい日でした。
    立浪選手も落合監督に先発を直訴したようですね。
    片岡選手のタイムリーの後に握手を求めたり、
    胴上げに加わったり、私の中でドラ株が少し上がってしまいました。
    昨晩のyahoo!のトピックスに
    「落合監督が岡田監督と歴史的?な握手」と出てました。
    落合監督イメチェンでしょうかね(笑)
    これが記事になることがちょっと笑っちゃいますよね。
    それにしても昨日は私にとっては感動感動の日でした。
    スポーツってすばらしい!

  3. NANCY より:

    片岡選手の胴上げ。
    昨年と今年、それぞれ監督を胴上げした2チームの選手だから、そりゃ上手(笑)
    意外にも若手選手が涙ぐんでいたのを見て「片岡」という選手を始めて知った気がしました(遅)
    ベンチウォーマーで精神修行なんてホント凄いセリフです。
    5年間ありがとうございました。
    そしてお疲れ様でした。

  4. 藤村珂南 より:

    おはようございます。
    現地に行っててプレーオフ見られなかったんですがorz ものすごい試合だったようで…。
    新庄、やっと「リーグ優勝」のビールかけ出来たんですね。良かった良かった。
    ついつい片岡に目が行ってしまいますが、林がファースト守備についたり、球児が最初変化球主体で投げてたぽかったりと、既に来期への展望を見据えた試合でもありました。
    (余談ながら中日新井のバッティングフォームが兄ちゃんそっくりw)
    今期終盤を支えた「諦めない」気持ちは、形を変えてまだ続いてる。
    この時期はどこもそういうもんですが、そんな当たり前すらなかった時代もあっただけに(……)、そういう意味でもちょっと嬉しかったり。
    片岡引退セレモニー、竜選手だけでなく、ドラファンも大勢残って暖かな拍手を送ってくれてましたよん。
    勝った試合の終了後にも、あんなにレフトビジター席に人が残ってる光景は、私、初めて見ました(笑)

  5. 最終戦!

    阪神5-1中日
     14安打の阪神が快勝。二回に安藤、赤星の連続適時打で2点を先取。五回は片岡が中前適時打し、六回も2点を加えて突き放した。安藤が7回1失点で10勝目。中日は森野の10号ソロによる1点に終わり、連勝は3で止まった。

    より。

    今日は

  6. 幸運虎 より:

    引退試合の後に片岡という人となりを知りました。
    2軍に落とさない監督を責めていてごめんなさい。
    今朝は記事を見ながら涙涙です…m(__;)m

  7. かにこ より:

    試合が終わってもほとんどの人は残っていたと思います。
    自分が片岡に泣くとは思いませんでした。
    現地なので花束を渡した選手以外が涙を流していたのかわかりませんが、あんなに選手のみんなに慕われて、中日選手も胴上げに加わってくれたというのはいい最後でしたね。
    球児の腕が心配でした。テレビで見たらどうってことないのかもしれないけど…
    来季、できるだけ無理をしないで投げてほしいなと思います。
    イエロー2列目で見ていたので写真の7割に新井弟が映っています(笑)
    残り二試合で阪神の「新井、吉見」のような若手を見られることを期待します。
    中日、石井君がんばれ。

  8. 酔虎伝 より:

     昨日は、漫画のような素晴らしい八百長でした。
     プロ野球には、浪花節が生きている。
     勿論オチアイだって解っている。
     ここが、サッカーとはちゃうとこでっせえー。
     日ハム対ソフトバンクも感動的でしたなあ。
     光と影。
     まるで、レンブラントの絵画の様でありました。
     

  9. より:

    あったかい雰囲気の甲子園でした。
    その雰囲気の中で最後を迎えることになった片岡はやっぱり幸せだなーと思います。
    引退セレモニーではじーんときてました。泣かないように必死でした。
    残りの試合は「最後」じゃなくて「これから」の選手が頑張る試合ですね。楽しみです。

  10. 今年の総括が前回の兎さんと昨夜の試合な気がした。。。

    今年は、「優勝するための大事な試合」をことごとく落としてきた。
    今年は、「誰かのための大事な試合」をことごとく勝利で飾った。

    どっちの大事な試合も勝ってくれるのが一番だけど、、、、どっちかをとれと言われたら「誰かの為の大事な試合」かも。。。ちょうな

  11. いわほー より:

    現地観戦でした。
    まさに「ファン感謝御礼お祭り興業」(主催・タイガース 協力・ドラゴンズ)の試合でしたが、それはそれで楽しめました。主催の阪神球団がもっとも心配していたのは、片岡が攻守の大活躍で「引退撤回」を口にして「引退セレモニー」をドタキャンせんだろかということだったと思います(笑)。
    新聞記事の「一時期は本当に怖かった阪神ファンが、最後は温かく見守ってくれた」という片岡のコメントに、ファンとしては救われた気分でした。いつでもファンは「厳しい中に温かい」ありたいものです。
    (ふっと、来年、再来年、再再来年と、これから毎年「引退セレモニー」が恒例行事のように続く予感が・・・。w)

  12. 兄貴 より:

    片岡選手15年間お疲れさまでした。
    昨日はほんとに野球人というものの素敵な姿を
    見させて頂きました。
    阪神球団、選手、ファンはもちろんですが、数日前まで敵だったドラゴンズの選手達の温かさにはほんっと心打たれました。
    片岡選手の人徳ですね。あんなにみんなに
    見守られての引退、すばらしいかったです!!

  13. いわほー より:

    追記)
    岡田監督の「みんなわかっている。出る出ないじゃなく、ベンチにいるだけで違う。それでここまできたんじゃないか。若い選手も見ているし」のコメント。効果も意味も若干不明瞭ではあるものの、今年の名語録集にいれてあげたい良いコメントでしたね。

  14. torao より:

    今年はタイガースが出ないシリーズだけど、なんか熱く見られそう。
    to runさま
    >スポーツってすばらしい!
    全面的に賛同!
    to NANCYさま
    >…「片岡」という選手を始めて知った気がしました(遅)
    かなり同意(笑)。
    to 藤村珂南さま
    >勝った試合の終了後にも、あんなにレフトビジター席に人が残ってる…
    ありがたかったです。TD間に急激に友情が芽生え始めている…?
    to 幸運虎さま
    >2軍に落とさない監督を責めていてごめんなさい
    これも全面的に同意(笑)。
    to かにこさま
    >残り二試合で阪神の「新井、吉見」のような若手を見られることを…
    見られそうですよ。
    to 酔虎伝さま
    >まるで、レンブラントの絵画の様でありました
    さすが言うことがカッコイイ!(笑)
    to 華さま
    >引退セレモニーではじーんときてました。泣かないように必死でした
    泣いたらええがな!(笑)
    to いわほーさま
    >ふっと、来年、再来年、再再来年と、これから毎年…
    ひとが、これだけは書くまいと決めたことを…(笑)。意味不明瞭な名言て(笑)。
    to 兄貴さま
    >…ドラゴンズの選手達の温かさにはほんっと心打たれました
    この部分からくる感動が一番大きかったように思います。

  15. いわほー より:

    >>ふっと、来年、再来年、再再来年と、これから毎年…
    >ひとが、これだけは書くまいと決めたことを…(笑)
    スミマセン。そのコメントのその部分だけ薄ボカシにしといてください。w

  16. 一虎ファン より:

    今季は涙腺ユルユルです。泣いてばっかり…。
    片岡、本当にお疲れ様でした。
    日ハム、優勝、おめでとう!
    人は涙に弱いといいますが、落合が泣いたせいで、日シリは、100%日ハム応援という心境ではなくなりました。にっくきドラもセの代表ですし、その「にっくき」という色合いが、落合の涙や昨夜のことで、いささか薄まってしまい…。でも、相手は新庄の日ハム(←ほかにもいるゾ)だし…。
    結局は判官びいき的な観戦になるのかもしれません。

  17. kaleido より:

    片岡の最終打席、レフトへ大きく打ちあがった打球に、広沢の日本シリーズ最終打席でのホームランがフラッシュバックしましたよ。
    追いかける立浪がやけにゆっくりなので、オレンジから見ていた私はもう入るもんだと思いこんでいました。
    もしかしたら立浪も「入ってくれ」と願っていたのかもしれませんねぇ・・・。
    この打席、デジカメの動画機能で撮影してきました。
    YouTubeを使ってアップロードしたのをうちに貼り付けてますので、ぜひ現地の興奮を味わってみてください(笑)
    今年1年、気張って応援しつづけたせいか、昨日のような雰囲気の甲子園がとても心地よく感じました。
    不思議とこの試合が消化試合であることに「悔しい」と思うところが一片もなかったですねぇ。

  18. イケ虎 より:

    昨日の片岡の引退試合感動的でしたね!皆さんおっしゃる通りこれほど人徳があるとは失礼ながら思いませんでした。自分は途中で片岡には今シーズン限りでユニフォームを脱いで欲しいなんて言ってしまいました。この場で誤らせて頂きます。ごめんなさい

  19. 改めまして中日ドラゴンズ、北海道日本ハムファイターズ、リーグ優勝おめでとうございます。
    これで日本シリーズは自分が生まれる前にしか日本一になっていないチーム同士の戦いとなりました。
    SHINJOつながりというより、次に控えているアジアシリーズの開催場所からして、元いたチームの方を応援します。
    また、たまたまMLBのプレーオフのヤンキース対タイガースを見て、松井秀喜のことはともかく、同じ名前のよしみでタイガースを応援してました。
    ということで、自分のブログのタイトルを一時的に「2006タイガース世界一への道?SHINJOラストは東京ドームで」に変えてます。

  20. Lumita より:

    そんな飛車角落としでさしてもらって勝たせてもらって何が嬉しい・・・とイジケル気持ちには全然ならなくて、しんから暖かさに包まれました。片岡家の小さいほうの坊やが「花束贈呈」終えてだっこも終えて、もう戻るべきところで、まだまだお父ちゃんにしがみついていたところでバーッと涙があふれてしまいました。(大きいほうの坊やはどのくらい、どんな風に記憶に残り、影響をうけるのだろう・・・)
    たくさんの涙でしたね。
    ドラゴンズの優勝のとき、あの大きな喜びをみて、そしてほんとうに以外にも龍(爬虫類に属す)の鱗が魔法で消えたみたいな落合おじさんを含め何もかもが一つになっているのを見て、自分も一緒に喜んであげたかった。でもやっぱり心の中で、これがタイガースだったらどんなに嬉しくて幸せかと切なくくやしかったけれど、もしほんとうにトラがあの先逆転優勝してたら、あまりの喜びと幸せで、あまりであまりで悶絶して死んでしまったのでは?!
    だからこうしてこんな風に生き延びて、もろもろままならぬ人生こそ人生らしく、昨夜の片岡の引退試合は、人間の華が甲子園に咲いたようでした。toraoさんのおっしゃるように、すべてのことがうまく集まって・・・中日の選手も加わっての胴上げ、涙ぐむ若い選手たち、星座のようにきらきらしてましたね。
    阪神ファンはやさしいですねと繰り返していた吉田さんの解説も暖かかった。
    このシーズン、こんなにすばらしかったタイガースにありがとう!応援してしあわせでした。
    そして、嬉しいときには喜びを反芻して2倍に、悔しいときは悔しさを分かってくれたこのブログに出会えたことに・・・今改めてありがとうをいっぱい言いたいです。
    そして
    こういうことをこういうところでいっていいものかどうか迷いますが、一度だけ:
    お隣の国も、ピカドンを作るくらいの力があるのなら、国内のプロ野球のリーグを作って、(ナショナルチームで国威発揚というのではなくて)わたしたちタイガースファンのように幸せになってください。野球は楽しいよ!!!
    —-
    移動しておきました(torao)

  21. torao より:

    to いわほーさま
    良いってこってす、みんな思っていることですし(笑)。
    to 一虎ファンさま
    でもね、もしドラゴンズがこてんぱんに負けでもしたら、ムカツクと思うんですよ。おまえらそんなに弱いハズないじゃないか!って。まさにドラゴンズは去年のウチを見ていてそう思ったでしょう。
    to kaleidoさま
    昨日はT戦を録画していたので、基本的にPOを生で見てました。
    ひょっとしたら現地に行かれているとわかりにくかったかも知れませんが、TVで見ちゃうと、ドラゴンズ側からはもう「これはプレゼントゲーム」という空気は隠しようもなく、なんというか、良くできたショーでしたね。POとの対比が物凄くて、泣き笑いでした(笑)。
    to イケ虎さま
    人徳があることと、ユニフォームを脱ぐべきだということは、関係ないことじゃないですか。イケ虎さんの思った通り、本人も決意したのですから、何も問題ありませんよ。
    to あさちゃんさま
    >ということで、自分のブログのタイトルを一時的に…
    だから、なぜここに書く…?(笑)
    to Lumitaさま
    長いがな(笑)。
    私のブログがあろうとなかろうと、Lumitaさんの感受性をもってすれば、いくらでも野球を楽しめることでしょう。そう思いますよ。
    ただ話の腰を折るようで申し訳ないけれど、タイガースはそんなに美しいことばかりじゃないし、プロ野球は万能でもないし、野球を取り巻く環境は幸福なことばかりじゃないというところにもあえて目を向けて欲しいと思うんです。
    基本的に、私はひねくれもんなんです。みんなが感動してる時は、冷めよう冷めようとするし、みんなのテンションが低ければ、どこかに熱くなる話があるはずだと血眼になって探すんです(笑)。すんません(笑)。

  22. dametora より:

    片岡選手お疲れ様です。って感じです。
    確かに今年はちょっと出番が少なくて残念でしたが…
    阪神を支えてくれたいい選手でしたよね。

  23. あーちゃん より:

    「ここがサッカーとはちゃうとこでっせえー」という酔虎伝さんのコメントがあったので、サッカーにおける引退試合について一言。
    原則として、公式戦が引退試合になることはありません。
    代表での出場試合数50以上の選手については、日本サッカー協会が主催して、個別に引退試合を行います。そういう規定があるのです。出場する他の選手は原則すべてボランティア、試合の利益はすべて引退する選手へ渡されます。
    代表経験がなくても、各クラブで必要と認めた選手の場合は、プレシーズンマッチ(野球で言うオープン戦?)という形で、クラブ主催で行われます。こちらも慣例で、試合の利益は引退する選手へ渡される場合が多いようです。
    でも、サッカーの場合、J1で駄目なら(言葉は悪いですが)J2へ、またJFLへ…と、下のカテゴリーでプレイを続けることができるので、皆さん結構「余生」を送ってから引退することが多いのです。下のカテゴリーの選手にとっては、元トッププロがチームメイトにいるということだけでものすごく勉強になりますしね(桑田が都市対抗のチームに移籍するようなものかな?)。
    だから、ベテラン選手が派手に引退試合を行うことが少ないように思われるのかもしれません。中田ヒデちゃんみたく「いらん」とかいう人もいるしね。
    長々と書いてごめんなさい。
    それにしても、「花相撲」ってのもいいものですね。花を咲かせる努力を惜しまなかった者だけが味わえる楽しみだからだと思います。
    さ、次は広島でまっちの引退試合かな。

  24. あーちゃん より:

    やーん、コピペで一部抜けちゃった。
    ちなみに、日韓戦で「伝説のFK」を決めた木村和司の引退試合では、わざわざ「伝説」と同じような位置でFKのチャンスを作りまくりました。日韓OB戦では、韓国の選手まで同じことをやってくれました(笑)
    選手の去り際を見送る気持ちは、競技も国籍もあまり関係ないと思いますよ。
    更に長くしてごめんなさい。

  25. torao より:

    to dametoraさま
    ちょっと故障が多かったですね。でも必要な時に必要な人が来てくれたのだと思います。
    to あーちゃんさま
    へー、勉強になりました。規定があるのか。
    >選手の去り際を見送る気持ちは、競技も国籍もあまり関係ないと思いますよ
    本当、そうだと思います。ブログ始めてから、他のスポーツにまったく手が回らなくなっちゃいましたが、このオフはいろいろ見たいな。ナイスコメント。

  26. nakano10 より:

    花相撲と言えば、右翼手とのイニング間のキャッチボール。いつもは秀太の大事な仕事(?)なのですが、きのうは藤本、リン、桧山(!)が交代でやってました。これも花相撲? 鵜ウィリアムスのリリーフカーを通訳さんが運転したりしてこれも花相撲??
    昨日の甲子園から涙腺ゆるみっぱなしです。2001年の、どうしようもない阪神に来てくださった片岡さん。この人の背中を見て、みんな強くなったんだな、と思う1日でした。

  27. 西田辺 より:

    高校時代からの友人、かつてのチームメイト、
    現在のチームメイト、みんなに見守られながら最後の舞台を踏んだ。
    片岡篤史の男気を感じさせた引退でした。
    彼自身のあり方が色んなメディア等で論議されましたが、
    片岡自身も己が力の限界を納得しての引退となったのは、
    それが出来ず身を引く選手が多い中、彼にとっても
    幸せな事だと思う。
    今年、対戦成績こそ水を開けられたが、最後まで
    デッドヒートを演じた両チームだからこそ出来た
    感動のゲームだったのかも知れませんね。
    片岡選手、15年間御疲れ様でした。

  28. KEN より:

    片岡に対する「ありがとう」は、2006年9月15日当日にお釣りがくるほど伝えていたんで、昨日は泣く気は無かったんですが、ダメでした。 最近はスポーツに限らず泣いてしまう事がやけにあるんですけど、これは自分が歳をとっていってるからなのか?
    昨日は阪神に「ありがとう」、片岡に「お疲れ様」、監督に「今の球児をファンサービス目的で使うな」と言ってきましたw。

  29. kuroki より:

    昨日は1日のうちで色んな感情が揺れ動いて、濃い一日でした。
    ネットの小さい画面で片岡を見ながら、幸せな男だと思っていました。こうも上手く揃った引退試合はそうはありません。そんな中、町田も引退。スペンサーとオックスも契約せず。本当にお疲れ様でした。
    そしてPOは、新庄には悪いけど鷹を応援してました。
    いづれ再び虎鷹戦を迎える時には、こちらが勝たせてもらうから、その前にいい思いを味わってほしいとね(笑)思ってたんですが。
    日シリは、どっちが勝っても負けても複雑な気分を味わうと思います。

  30. 仙丈亭日乘 より:

    阪神5?1中日/片岡、お疲れさま!

    2006年の甲子園最終戰は、片岡の引退試合。
    「片岡さんの引退試合で負けるわけにはいかない」by 安藤。
    中村豐と藤本は涙を流してゐた。
    3壘ベンチ前では立浪が涙。
    やはり、片岡選手の人柄がかういふところに現はれるのだらう。

  31. torao より:

    to nakano10さま
    へー、いろいろ花相撲スペシャルやってたんですね。リリーフカーを運転したのは今季限りの脇坂通訳ですか?「最後にこれ運転させて下さい!」って言ったのかな(笑)。
    to 西田辺さま
    >…デッドヒートを演じた両チームだからこそ出来た…
    この氷解ムードは、来季の直接対決の上で、当方に有利に働くに違いない…と都合良く予想してみる(笑)。
    to KENさま
    >…泣いてしまう事がやけにあるんですけど、これは自分が歳をとっていってるからなのか?
    そう(笑)。あと子を持つと、ヤケに泣くようになる(笑)。
    to kurokiさま
    >日シリは、どっちが勝っても負けても複雑な気分を味わうと思います。
    ね。どっちかに肩入れしないと見られないタイプなんですが、できれば今回ばかりは一野球好きとして穏やかに見たいなぁ…(笑)。