マラソンにも似た…

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神戸でマリーンズとオープン戦。


7回二死までノーヒットに抑えられ、久保田がHRを打たれて負けたとなるとちょっとイヤな感じ。
特に、苦手の渡辺俊には相変わらず術中にはまるばかり。良い当たりが正面に行くといったって、それこそが相手の持ち味なのだからね。難しいのはわかるけれど、たまには打っとかないとね。
久保田は課題を持って試験中ってことにしてあげよう。実際試し投げの変化球だったろうから。
先発安藤は、調子が悪いという自覚の中で4回ゼロ、内野安打2本のみだから立派。+2を加算だな。安藤+4、ボーグルソン+2、岩田+2、福原+1、アッチソン0、下柳0、杉山?1、金村曉?3(軽傷とのことで一応エントリーに復帰)。
田中&バルディリスの育成コンビが出場機会を得る。この時期でまだ使ってもらえるとなると、支配下登録の方向性は間違いなかろうね。田中は「ムードメーカー面」や話題性、人気を加味して。バルディリスは、オリンピック中の外国人一人増員OKの特別ルールを睨んで。
あたたかい日だったのに寒い試合をしてくれちゃったから、関心は人並みに女子マラソンに向いちゃったよ(笑)。序盤で脱落したQ高橋には驚いたが、沿道の声援に元気をもらって、淡々と最後までレースを終わらせたのは偉かったね。ショックも、屈辱感も、悲しみも、いろいろあったと思うのだが、投げ出さなかったね。ああいう態度を見せられるとね、素直に、また復活しろよ!と励ましたくなる。
そして実力者が揃って、牽制し合う展開。25kmで実力者の原が仕掛け、さらに30km付近で陰の実力者坂本が勝負を賭ける。しかしそこで振り切られなかった「野心家」堀江が33kmの上り坂で大勝負を賭けるものの、21歳、初マラソンの中村友梨香がまったく動じず、それをはるかに上回る度胸の大勝負で一気の逃げ、ここで奪ったリードを最後までキープした。名古屋は面白いね、毎年。
北京五輪代表へのたった1枠を巡る戦い。それを見ながら、まったく関係ないことを考える。
長いペナントレースはマラソンに例えられるが、この日本女子マラソンの層の厚さがやはりペナントを制する底力。第一人者は、沈んでなお精神的支柱となり、野心を持った実力者が覇を争い、無心の若手が鋭く戦端を切り裂いていく。今季のタイガースもこうあって欲しいね。

コメント

  1. ジジィ より:

    マラソン高橋、ショック、屈辱感、想像を超えるものだと思います。我がタイガースも「暗黒時代」は毎年毎年‥。「Qちゃん、まだ諦めるな頑張れ!」
    さて、昨日の試合、ヒットは二本ながら、けっこう得点チャンスはありましたね。 矢野に往年の『勝負強さ』が、昨年あたりから無くなってきたのが残念です。 現状だと、捕手は基本野口で、リリーフ捕手に矢野が適任と思います。
    投手陣の安定感は、うれしい限りですが、今季も『投高打低』の匂いがプンプン‥‥

  2. cooper より:

    ご無沙汰です。やっと野球(に一喜一憂する)生活に戻れる季節となり、嬉しいです。
    職場にロッテファンの人事係長がいるのですが、今朝、わざわざ私のデスクまでやってきて(大部屋の最も遠い位置関係)、ニヤニヤと「今年も阪神は打線が苦しそう」と言われました。トホホ。
    勝負の世界、しかもオープン戦ですが、ロッテだけにはこういう負け方して欲しくないのです。去年の6/16対ロッテ9回の大逆転試合が、この係長に対抗するネタ心の支えなのですが・・。

  3. やっぱりトラ! より:

    勝ち負け度外視・4番不在・パリーグと対戦とはいえ見事な負けっぷりに思わず「弱い…」とため息でした。
    阪神らしい完敗。
    こんな日もあるとはいえ課題山積ですなぁ…あー恐ろしい、恐ろしい。

  4. とらぽるた より:

    名古屋マラソンの高橋Qちゃんに心を残しつつも今季初の宝塚遠征でした。
    以前このブログで報知リレーコラムの掛布さんの記事が紹介され、偶然バックナンバーで福本さんの記事を発見!
    昨年も80回以上宝塚観劇をしたという福本さん。
    同じ出し物を何度も盗塁の際の投手のクセを見抜く目線でタカラジェンヌの演技を観察するという福本さん。
    何というマニアックな!そんな福本さんを思わず観客の中に探していました。(笑)
    ああ、今日は野球のお仕事があるのかな。平野もル?も目が放せんしなあ。
    幕間の男性トイレって、顔を合わせる確率高いですよ。
    男性客の絶対数が少ない上、あの時間帯にすることといったら・・・(笑)
    帰ってからQちゃんの惨敗とGAORAの再放送の録画を見てブルーな気分になりました。
    毎度毎度同じ投手に同じように・・・。
    おちちゃんの「ジャイアント・ヒンダ」には笑えましたが。トホホ・・・

  5. 藤村珂南 より:

    マラソンの上り坂といえば…
    昨日も貴重なヒットを打った坂が、この時期にまだ出場しているのは、どーゆー事なんでしょう?(←強引)
    個人的には、桜井・葛城に続け続けと思ってるんですが、どうなるんでしょうねー。
    田中&バルディリスも、頑張って欲しいもんです。
    しかし、うちは相変わらず渡辺俊は苦手ですねえorz

  6. 西田辺 より:

    Qちゃん。
    出かける前に、あの失速を見て棄権してしまうのかと
    思っていましたが、なんと完走!しかも現役続行宣言。
    スゴイ!スゴ過ぎます。
    五輪マラソン金メダルと言う栄光に縋る事なく、ただ
    走る事が好き、と言う情熱だけが彼女を支えてるんでしょうね。
    見習いたいものです。
    虎打線。
    もうそろそろ、パとの仕上がりとか、オープン戦とかの
    エクスキューズは排除していかないと、本番になれば、とは
    いかなくなりそう。
    気合い入れていこうぜ!

  7. おっさん より:

    自分もまったく同感です。
    Qちゃんは色んなモノを背負いながらも完走した。
    また近いうちにきっと、表舞台に戻ってきてほくれることでしょう。
    ここまで来たら、もう四年後も。
    …たしかに昨日の試合は寒かったですなぁ(笑)。

  8. combat より:

    >田中は「ムードメーカー面」や話題性、人気を加味して。
    現地で昨日見てましたが、確かにムードメーカーの雰囲気が伝わってきました。
    というのも7回の矢野の打席の時に、ネクストサークルで激しく踊ってたんです。(その回に出番は無かったですけど)
    気持ちを昂らせたりするためでしょうけど、ある意味バッターボックスより目立ってました(笑)
    一つのプレーでチームの空気を変えてしまう力が彼にはあると感じました。期待?できます!

  9. torao より:

    to ジジィさま
    >現状だと、捕手は基本野口で、リリーフ捕手に矢野が適任と思います。
    やりますかねぇ…。やって欲しいんですけどね。
    to cooperさま
    係長にしてみれば、9ヶ月ぶりにスッキリしたんでしょうけどね(笑)。
    to やっぱりトラ!さま
    それでもフォードがスンスケに対して「ああいう投手はどっちかに決めていかないとダメ」とか言って、次の対戦にファイトを燃やしていたなんていう記事を見ると、ちょっとこれから変化があるかもね、なんて思ってしまいます。
    to とらぽるたさま
    ああ、ふくもっさんの宝塚の記事は読みましたよ。けっこう衝撃的でした(笑)。
    一度くらい生で見てもいいなあ、宝塚も。
    to 藤村珂南さま
    坂は実力を認められているようで、首脳陣の期待が高いのがよくわかります。ここに来てオープン戦での結果が伴わないのが厳しいところなんですが、それを言うたらほぼ全員結果なんて出てませんから(笑)。
    to 西田辺さま
    わざわざ沿道近くを走ってましたからね。ファンへのサービス精神がものすごいです。プロです。Qちゃんは。
    to おっさんさま
    外国の強豪も、みんなけっこうな年齢ですもんね。マラソンは経験もものを言うようですし、高橋選手の今後も楽しみです。
    to combatさま
    育成田中、踊ってましたか!そうですか。それはそれは貴重な情報、ありがとうございました(笑)。