勝負の時

スポンサーリンク

もし昨日タイガースが勝って、ジャイアンツまで負けていたら、一気に秋が深まっていただろう。


もちろん私もそれを望んでいた。幸せな方向性で楽になれるなら言うことはない。だけどそう甘くなかった。
三つ巴は甘くない。大相撲でも優勝決定戦が三者による巴戦になったことがあった。あっさり決まることもあるが、だいたいがもつれる。一度負けた者は息を整え、開き直って挑みかかって来る。勝ち残った者が重圧の中、二番続けて勝つことの難しさ。野球もこうなるとあれに近いものがある。ジャイアンツとのマッチレースなら9/7を境に一気に行ってもおかしくなかった。しかしその前にGに負け越したドラゴンズが、しっかり立て直して開き直って先頭のタイガースに襲いかかって来る。死にかけていたジャイアンツも、徳俵に足をかけてから脅威の粘り腰を見せて、復讐への体勢を整えてくる。だからタイガースもこの先どんなことがあっても折れない、切れない、諦めないことだ。
勝負の結果は受け入れるしかないが、1000本安打で花束をもらった赤星を、勝利で祝ってやれなかったことは悔恨の極み。それでも栄誉に変わりはない。おめでとう!
藤本ナイスタイムリー。押し出し押し出し、自身にも0?3という難しい打席だったが、よく見て、良く粘って、最後はピッチャー足元への理想的打撃だった。それだよソレ!
頼るべき先発ボーグルソン、久保田、藤川が苦しんだ試合だったが、逆に江草、渡辺、橋本健が素晴らしい内容だった。
5回表二死三塁で李をまっすぐで押し込んでフォークを振らせた江草、1点リードの6回表、下位打線を簡単に三者三振で片付けた渡辺、1点ビハインドの8回表直球の威力が戻って変化球も堂々と投げられたハシケン。状況によるプレッシャーが違うとは言え、それぞれそんなに簡単な場面ではない。三人とも直球の力強さ、気持ちの強さが光っていた。
連日祈りを込めて力を込めてタイガースの試合を見守る。こっちはそんなことしかできない。手に汗握るなんてもんじゃなく、全身が冷えた汗で包まれるような感覚。きっと寿命を縮めているんだろうなぁと思う。
「2位で良い」「3位でも良い」、そう思った瞬間から、この身を削るような感覚は消えてしまうのだろう。例え日本一決定シリーズへの出場チャンスがあろうとも、今はそんなことにまったく価値を感じない。この長いシーズン、激闘の末、頂点に立つことだけが望みである。07年セントラル野球連盟・優勝が欲しいだけである。グラウンド上で歓喜し、監督を胴上げし、喜びを爆発させるあの瞬間、皆で大きなチャンピオン・フラッグを手にグラウンドを一周するあの至福の時。来シーズンそのフラッグを甲子園にはためかせる。それを見ることだけが今の望みである。
それにしても、どうせ身を削るなら、あのマウンドの上に立つ身、あのバッターボックスの中にいる身でありたいものだ。命を燃やすというのはあれを指して言う言葉だろう。
直球ばかり11球。155km/h級を続ける藤川、それをファールするウッズ。
そのいつ果てるとも知れぬ勝負を見ながら、「男子の本懐」という言葉が思い浮かんだ。そういう勝負を見せてもらえることは幸せなことだ。しかしそういう勝負ができる藤川やウッズを死ぬほど羨ましく思う。一応私も「男子」なんだな。
勝負。勝ったり負けたりすること。藤川はこれまでもウッズと必死の「勝負」をしてきた。結果はウッズにとってまったく「勝負」にならないものだった。してみれば、二人の勝負、タイガースとドラゴンズのエース対4番の勝負は、これで始まったばかりということか。
「そんなん、まだ勝負やんか。逃げて逃げ切るときじゃないよ」岡田監督の言葉だ。いかにも無防備で欠点も多い監督だとは思うが、岡田監督の「時を見る目」は、時に鋭いものがある。昨夜の時点で残り18試合。Dとは5試合。今はまだ気が及ばないが、ペナントレース終了後にも何試合か大一番を戦うことになるかも知れない。まだ三つ巴の混沌が続くとするなら、「勝ち続け」を欲しがることより、「勝負」を続けること。結果を恐れず立ち向かう気持ち、向かって行く気持ちを強く持ち続けることが大切だと言いたいのか。選手たちの気持ちと監督の気持ちが一致して、その結果ひたすらに斬り合った。そして、昨夜は負けた。
この勝負でタイガースが何を失い、何を得たのか。それは近々判っていくことだと思う。
三つ巴は甘くない。いつ終わるとも知れぬ辛い勝負は続く。だからこそ、その末にある優勝は想像を絶するほど甘美なのだ。悔しさをバネに、今日も全力で勝負だ。

コメント

  1. おかぼん より:

    >しかしそういう勝負ができる藤川やウッズを死ぬほど羨ましく思う。
    あの勝負,何球目だったか,打席を外したウッズが,抑えきれないといった感じで笑みを浮かべていました。「やってくれるぜ」とでもつぶやいていたのか…
    そう,本当の勝負はこれからですよね。
    つい10日ばかり前は,首位に2.5ゲーム差つけられて3位だったんだから,よくぞここまで上がってきたと思わなくちゃ。
    トシのせいもあるけど,こんな三つ巴の闘いは自分が生きてるうちにもう二度と見られないかもしれないとも思う此の頃(笑)
    そんなしびれっぱなしの日々の先に求めるものは…もちろん「リーグ優勝」あるのみ!

  2. 西田辺 より:

    関西マスコミでは、ドラに連勝で優勝マジック点灯や!
    みたいな論調が大勢を占めてましたが、そんな簡単には
    行かせてくれませんよね。
    >この長いシーズン、激闘の末、頂点に立つことだけが望みである
    そうですよね。
    チームも選手もこの為に2月からのキャンプをスタートさせる。
    正直今の時点で、CSだの日本シリーズに思いは至らない。
    もう、そんなの後で考えるわ!って感じ。
    このセリーグ6球団の頂点。
    しかもこんな激しいペナントレースを制する。
    今はこれが最大にして唯一の望み。
    一つの負けで下は向かない。
    いや、向いちゃいけない。
    やられたら、やり返せばええことよ。
    それだけよ、ホンマ。
    今年の中日は確か、青天井球場でのデーゲームの
    勝率が悪かった気がする。
    こんな確率でも何でも味方にして、今日は勝??つ!!

  3. 一虎ファン より:

    きょうも同様の場面で二人の対決があって、きょうは藤川がウッズを空振り三振に仕留める。それが勝負というものですね。
    今日の晩酌の美味なることを信じています。
    今、首位にいても何の意味もない。143試合目が終わったときでも意味はない。144試合が終わった瞬間、頂点にいる者が勝者なのです。

  4. kuroki より:

    何だか不思議な感覚でしたね。もちろん悔しいんだけどそれ以上に血が熱くなるというか……2人とも凄かった。
    ウッズ、笑ってましたね。痺れたろうなぁ。私も痺れてましたよ(笑)
    結果打たれて負けたけど、逃げなかったことがこれから先の勝負に繋がると思います。繋げてね。

  5. イケ虎 より:

    昨日のタイガースの結果、そしてGの結果…とても受け入れることが出来ず、昨夜はなかなか眠れませんでした。しかし、このtoraoさんのコメントを読んで、いかに自分が小さく、情けない人間なのかよく分かりました。三つ巴は決して甘くないという事を忘れていました。自分もtoraoさんと同じく緊張感のあまり、寿命が縮っているのがはっきり分かる状態で日々観戦しております。早く楽に良い方向に楽になりたいと思いすぎていたと思います。おっしゃる通り、この三つ巴の死闘を乗り越えた先に頭の中に大量の快感物質が出て、涙がとめどなく流れる歓喜の瞬間が待っていると思います!今日からは他力を応援するのではなく、DもGもがんばれ!(表面的には!?)でも最後にちょっとだけTが首位で終わるようにしてくれ!みたいな感じで観戦するようにします!

  6. おはようございます。宿泊先のホテルのロビーにあるパソコンから書き込みです。
    昨日の試合をライトスタンドから観戦していました。9回表の球児とウッズの勝負には色々な意見が出ると思いますが、私はストレート勝負で良かったと思います。一球たりとも目を離せない、本当に痺れる勝負でした。クボタン。球児が打たれて負けたのは悔しいけど、まだまだ試合はあります。俯いてヘコんでいる暇はありません。今日の試合はイエローで観戦しますが、力の限り選手の後押しを出来るように応援してきます。

  7. コーチ より:

    >「勝ち続け」を欲しがることより、「勝負」を続けること。結果を恐れず立ち向かう気持ち、向かって行く気持ちを強く持ち続けることが大切だと言いたいのか。
    ぼくもそういう風に捉えました。
    あそこで迷わずウッズと勝負しにいく強い気持ちや、監督の気持ちは、高橋みっちゃんに二打席目を与えて、みっちゃん対岩瀬の場面を作ったことだと思います。結果は完璧な制球で岩瀬の勝ちでしたが、みっちゃんにしても、鳥谷にしても、最後の対岩瀬であのコース自信を持って見送ってたらそれでいいと思いました。あそこがボールになることが岩瀬を打てる絶対条件ですもんね。見逃しの三振も辞さず、両サイドの際どい球を追いかけない勇気、それがどこかに繋がってくるのではないかと感じます。
    今日の小笠原攻略に繋がってくれると分かりやすくてラクなんだけど(笑)
    toraoさんがせっかく星取表自主規制したのに、関西のテレビは無邪気にそれ出して「有利だ有利だ」って言ってました。ちょっと残念でした。有利も不利もないのになぁ。9回に5点差追いついたり、朝倉が突然ストライク入らなくなったり、ウッズが久保田のあの球をホームランしたり、球児とウッズの叫び声を上げたくなるような勝負があったり、「これから5割でいけば、向こうは何勝何敗でいかなきゃなんない」って事実なんだけど、微妙に事実と即してない。
    きっと低目の変化球の見極めだとか、送りバントだとか、間一髪の内野ゴロをアウトにできるか否かとか、(局面によっての)ウッズ敬遠、金本敬遠の後の森野vs桜井の対決だったり、その全部が実は「球児vsウッズ」のような真っ向勝負のような気がします。
    三つ巴、本当に面白い。
    最後が「気」の勝負ならば、ファンはその「気」を十二分に送りたいです、あながちあの対決の「地方票」よりも大きな力になるかも知れないですもんね(笑)
    まだまだこれから、ぼくも最後まで頑張ります◎

  8. banzai より:

    >>十分ごご注意を。
    おっとイエローカードか・・
    確かに相手あってこその勝負、勝っても負けても相手を讃えねばな、失礼した。

  9. banzai より:

    気を取り直して・・
    昨夜のバックネット裏のファンには安い入場料だったな。球児の渾身の剛速球にウッズがさらにスピンを掛けた球が何度も眼の前へ。
    どんな絶叫マシンにも及ばない体験出来ただろう。
    壮絶なTG戦を横目にどっちもパンクするで?とほくそ笑んだD。昨日でその思いを強くした事だろう。まだまだ甘い!
    FもKもまだまだスピン掛けて行くぜ、Jもチャージ完了、頑張れ!

  10. yza より:

    毎試合毎試合しびれますね。
    メガホンを握り締めているだけですが
    毎晩私もへとへとです。
    昨夜は敗れはしましたが意外なほど爽快感を覚えました。
    Gのあのねばり、Dの底力。
    安心感はやはりほしいですが、
    この三つ巴はしびれてきて楽しいですね。

  11. ごんたくれ より:

    昨日の球児対ウッズ。手に汗を握る好勝負でした。今ウッズ相手にストレートのみで勝負出来るのは球児を於いてほかにいないでしょう。
    打たれはしましたがみなさんの言うように明日に繋がると信じております。
    8回裏の赤星の1000本安打のあとシーツの送りバント。続く金本のタイムリー。しっかりと形は出来てます。
    今日からの戦い期待してます。

  12. でる より:

    昨日の勝負に付いていろんな人のいろんな意見読んできましたが、私もtoraoさん同様、やっぱり勝負して良かったし何より面白かった、と思います。
    このままずるずる負けなきゃ(あの勝負しても)よかったけど、という意見さえ、なんか言えない。
    全然違うけど、「伊良部と清原」とか「(現早稲田の)斉藤くんと(楽天)田中くん」とか、そういうのを思い出しました。そういうのって(野球じゃなくても)自分がやったことないから、私も体験してみたいと思います。
    そしてやっぱりウッズってものすごいバッターなんですね。どうしてウッズは大リーグじゃなくて日本にいるんでしょう?日本の超一流の選手(そうでない人もいるけど)がこぞってアメリカに行っちゃう中、あれほどのバッターが日本の野球会を選んでくれてるっていうのもなんだか私は嬉しいです(大リーグには相性が悪いのかもしれないけど)。そしてウッズがアメリカに行かない理由の一つが、もしかしたら、日本にはまだまだ球児や久保田のような選手がいることなのかな?と思って、試合には負けたけどほわっとちょっとだけ嬉しくなりました。
    しかし、そのほんわかした気分も昨日だけ!!今日は勝ってくれよ!!私が一番応援してるのは阪神というチームで、そこに在籍している野球選手という名の身体のプロでありなおかつ超一級の精神力を兼ね添えた人間の集団が、頂点に向かって進んで行く様を見たいのです!
    昔は野球って単なるスポーツのうちの一つくらいな気がしてましたが、最近ではそんな風に思えなくなりました。冷静にふと「なぜ野球ごときに私は真剣にのめり込んでるんだろう、、」と思っちゃいますが、もうそんなことはどうでもいい!勝て????!!

  13. さて、ここで一曲(爆)
    心配ないからね♪
    (中略)
    どんなに困難で♪
    くじけそうでも♪
    信じることさ♪
    必ず最後に虎は勝つ?♪

  14. Salut より:

    2003 7月M点灯、ぶっちぎりの優勝
    2005 9.7を境に最終的には大差の逃げ切り優勝
    2007 三つ巴を制して僅差&12G差の大逆転優勝….になるはず
    春先を思えば、ここまでもつれた展開にしてることが奇跡に近い。
    でもやはり勝負の世界、CSに進めたとしてもセ界1をとらなきゃ意味無いと私も思う。
    (昔、リーグ優勝決まった翌日の新聞1面にサッカー日本代表の勝利を乗せたとき、野村さんが
    理解できない、1年間戦い続けた結果の勝ちをわかってないと ぼやいていたこと思い出します。)
    本当に今後は総力戦、気力、気迫の無いものが立ってはいけない戦場。
    虎戦士は弱くない。そう信じてる。頑張れTigers。

  15. x_x より:

    今日は何の日?
    2003年阪神タイガースが18年ぶりに優勝した日。
    今日の甲子園の空は虹が美しかった。
    濱ちゃんのヒーローインタビュー、うるっときました。
    辛かったことを思い出したんだろうね。
    しかし、まだ終わってはいない。
    またお立ち台に上がることを期待しています。

  16. あーちゃん より:

    横ですが、スーパーサウスポーあさちゃん。さまに、謹んでざぶとん3枚差し上げます。
    緊張を適度にほぐすナイスボケです(笑)私も歌っちゃうぞ♪
    toraoさん本日の一言。
    「そういう勝負ができる藤川やウッズを死ぬほど羨ましく思う」
    やっぱりこれは男の人の感覚ですねぇ。
    女は、あそこに立てる可能性がないですから、羨ましいも何もない。ただ、汗の掌をあわせて祈るだけです。
    ともあれ、タイガース。昨日の今日で、久保田にH、藤川にSがついてよかったです。
    シーズン最多登板記録の花束をもらったクボタンが、最終回、あのカクカクした顔をビリビリに緊張させたまま、グラウンドを凝視していた眼差しが印象的でした。

  17. torao より:

    to おかぼんさま
    笑ってましたね。なんで笑ったんでしょう。でももし私がウッズでも笑ったような気がします(笑)。
    そう優勝あるのみ。だいたい、1位にアドバンテージがないなんていう言い方も聞きますが、全試合主催(すくなくとも今季は)はこの上ないアドバンテージです。甲子園が使えないのは痛いですが、ナゴドでやることを考えたら、やっぱり兵庫県でやりたいですからね(笑)。
    to 西田辺さま
    たった6チームの頂点で、何がそんなに嬉しいの?と問われても、嬉しいものは嬉しいんだからしょうがない(笑)。実はチームの数は関係ない。長い間のライバル関係というのが重要なんでしょうね。そうでなきゃ早慶戦が説明できない(笑)。
    思惑通りやり返せて良かった!最後のD2連戦、今からでもデーゲームにできないかな。平日だけどさ(笑)。
    to 一虎ファンさま
    ウッズとの対決はジェフ君がきっちりゲッツーで落とし前をつけてくれました(笑)。良い夜ですね(笑)。
    to kurokiさま
    中で見ていると敗戦のショックにうちひしがれてしまいますが、おそらく外で冷静に防寒している人には、「その戦いぶりは、負けてなお強しだなタイガース」と映っているのでは…と思います。
    to イケ虎さま
    あ、それは違いますよ。一晩たって、私も同じように、いかに小さく、情けない人間なのかを感じたからこそ、書いた言葉です。あいつらはなんてカッコイイんだろうってね(笑)。
    ヨソはみんな手強く、恐ろしく見えます。きっとヨソからは同じようにウチがそう見えるはずです。でも少なくとも選手たちは恐れずに戦っています。憧れます。
    to ぴゅあらっくさま
    誰一人へこんでしまった選手はいませんでした。応援お疲れさまでした。
    to コーチさま
    わかりやすいどころか、小笠原攻略の道は、いやいやそれに限らず、三強三つ巴のシナリオは、複雑すぎて事前に解読することは不可能です(笑)。もうなるようにしかなりません。最後の勝負の一瞬に、恐怖心を克服した者が勝つのだと思います。それまでは強がったり、震えたりしながら戦い続けなきゃいけないのでしょうね。
    to banzaiさま
    No problem!
    そのとおり。JFKをなめてもらっちゃ困ります。
    to yzaさま
    たぶん、恐怖感もずっと続いたら変なハイになってくると思うんです(笑)。「もっと競って、もっと競って」みたいな(笑)。
    to ごんたくれさま
    そうですね、あの形はとても良かったです。そして今日も形で決めましたもんね!
    to でるさま
    まあレベルは全然違いますが、好敵手とのギリギリの勝負って、やっぱり途中挫けそうになったり、苦しくなったりしながらも、やってる方は楽しくて、燃えてきてしょうがないんですよね。
    ただ昨日のは、打たれた後の球児の様子が、もう疲労困憊でズタボロな感じだったのが痛々しかったんですよね。それが悲しみやショックや不安を煽ってしまった。それだけものすごい勝負だったということでしょうね。
    やり返しましたが、やっぱり昨日の今日で球児はヘトヘトに見えました。できることなら明日は球児要らずで勝ちたいものです。正直、球児抜きの勝ちっていうのもあまりイメージわかないんですけどね(笑)。
    to あさちゃん。さま
    カン、キーン (鐘2つ)
    to Salutさま
    強いですわ。野球のうまさじゃなくて、心の強いヤツが揃っています。こんなに強いチームになるとはね、スゴイことですね。
    to x_xさま(これ、なんて読みましょうかね?w)
    雨降ったり、晴れたり、アーチがかかったり、虹が出たり、涙をこらえたり。忙しい甲子園でしたね。
    to あーちゃんさま
    「仮面ライダー」「ショッカー」を除き、「大人になったら何になりたい?」一番初めに決めたものですからね。私にとってはみんなヒーローですよ、野球選手は。
    とにかく今日はホッとしました。

  18. じょうさん より:

    またここに来ました。
    21年ぶりに優勝した85年に「ファンを辞めなくてよかった」と、しみじみ思い、
    18年ぶりに優勝した03年の時も、同じように思い、
    次は、また20年後なら、もう見られないだろうと思ってきました。
    それが、毎年のように優勝争いするチームになってしまいました。
    今年はやっぱり、昔に戻るのかな、と思っていたら、またこうです。
    長い人生で、毎年9月、10月に野球に注目しているなんて考えられませんでした。
    いつも、だいたい5月の連休で野球は終わっていたのです、「また来年がんばれ」と。
    「藤川対ウッズ」、「1球、フォークを投げろ」とつぶやき続けていました。
    しかし、そうしなかった藤川のプライドに、今は感心しています。
    矢野のサインに首を振り続けた藤川、今度はずるさも覚えて欲しい。
    ヒーローインタで浜中の大きな目に涙がたまっていたのが印象的でした。
    よそのヒーローインタは見たことがありませんが、涙を浮かべる人もいるんでしょうね。
    今日は、福原のようですが、安藤ほど精神力が強くないので、あてにならないように思います。
    私はやっぱり「暗黒時代の4番・桧山」の活躍を期待したいが、もう無理でしょう。
    どうでもいいことですが、私の阪神は、村山と江夏です。
    特に、1点取られたら負けるという貧打の中で投げ続けた江夏は熱かった。
    なんとなく、藤川に江夏の像を重ねています。
    長々、勝手なことを書いてしまいました。

  19. torao より:

    to じょうさんさま
    遅くなってすみません。私はとにかくウッズに打たれた後、へとへとに消耗しきった藤川を見ているのが辛かったです。
    おっしゃるように、この時期にこんなに野球に熱くなれるんですから、幸福です。
    野球が上手いとはとても言えないチームですが、応援しがいのあるチームですからね!
    またいつでもお書き下さい。