東京ドーム最後の激戦も制す

スポンサーリンク

首位に立っても変わらずに攻めダルマ。25年ぶりの10連勝で2位D&3位Gと1.5ゲーム差。


なんてスゴイやつらなんだろうね。去年も一昨年もそう思ったけどさ。今年はまた格別だね。
もう負けられないというジャイアンツ、一気呵成のタイガース。またしても白熱した素晴らしい戦いだった。タイガースにとって、良いことも悪いこともいろんなことがありすぎた試合の中で唯一残念だったのがシーツが李の足を踏んだプレー。リプレイで見る限り、少なくとも日本の野球の常識ではそういうことが起きてはいけない状況。シーツが一塁を守る時、あれを避けるために細心の注意を払っているのを知っているだけにね。謝らなければならないようなプレーはするなよ。
李選手、原監督らジャイアンツ側の紳士的対応には感謝しなきゃいけない。タイガース側も適切に対応すべきだと思う。でももうこれ以上は言わない。
みんなで思いやりながら、他人に頼らず自分の役目を精一杯果たす。自分の役目ができたなら、チームメイトの役に立つようにもうちょっと頑張る。
鳥谷、初回先制得点に繋がる左中間への二塁打。二回もあわや追加点かという遊内野安打(吉竹コーチ、あのGoは難しかったけど、悪くないよ)、そして試合を決める延長10回表右中間を破るタイムリー三塁打。文句ない働き。
濱中、二番起用に応えて3安打1HR1打点2得点。ヒーローの働きだった。
途中代打の桧山、この日の右手打ちは風も吹かずフェンスを越えず二飛。
そして守備固めで入っていた藤原に10回表、一死三塁のチャンスがまわる。上原の高め直球ボール球に2つダメダメ空振りをしておいて、最後はそれをライト線にポトリと落とす、終わってみれば決勝点のタイムリー。この日なんども挑戦しては失敗した「とどめの1点」を初めて奪えた。あの連続エラーの雪辱果たしたね。
シーツ、肝心な所で2安打。特に先制の打点が大きかった。5回表二塁走者の時、金本のライトオーバー二塁打で、フェイクにひっかからずに生還した判断力はさすが。
金本、苦しい打席が続く。初回連打を止めてしまったのが残念だったが、5回表のやつはあとちょっと。でも大きい2点タイムリー。
桜井はちょっとお休みだったけど、代わった葛城は7回、気合い入りまくりの西村から値千金の四球。
高橋光も今日は当たりが出なかったが、代わって入った赤星が7回「07赤星スペシャル」のライト線2塁打でチャンス拡大。大きい2点に結びつけた。
矢野は7回二死からのビッグチャンスで、厳しいインロー直球を芯で捉えたショートオーバーが凄かった。前進守備の左中間をあっという間に抜けた。それまでの打席で右打ちを見せておいて、内を待つ。さすがはキャッチャー、いや釣り師だね(笑)。
関本、5回ウラのファインプレーが光った。1点返され1点差、なお一死二三塁で内野は前進守備。阿部の一二塁間強いゴロに葛城が横っ飛びもミットを弾かれ、同じタイミングでダイビングしていた関本の前にコースが変わって飛んでくる。素速く反応してキャッチ。三走生還は許したが打者をアウトにして、この回2失点で止めた。打ってもクリーンヒット(鈍足本塁憤死はカコワルw)、ボテボテ三前ヒット、そして10回先頭打者として上原から打ったダメージ最大の中前ポテン(前日は超ファインプレーに見せたG矢野、実はこの日同様一歩目のスタートが悪かったらしい)。4回二死からの四球で生還もあって、渋い働きしたよ。
4回表二死一塁で下柳の代打で出た狩野、G先発高橋尚のカーブを待って待って、守備陣想定外のライト線に運んだ同点タイムリー三塁打。久々の出番だったのに、ああいうことが出来るんだから立派だよ。
途中出場の藤本。延長10回無死一塁で送りバントを決めた。ようやった。これが決まってなければ、鳥谷や藤原のタイムリーは出なかっただろう。試合も落としていただろう。百戦錬磨、フィールディングも良い上原だからね、価値が高いよ。
先発下柳。初回、先制点をもらいながら1番から5番まで2四球、3安打。初のアウトは犠飛という苦しい立ち上がり。3回も無失点で粘るも、四球、併殺、四球というやっちゃいけない形。早々にマウンドを去らざるを得なかった。残念ながら持ち場を頑張れなかったね。
2番手ダーウィンも2イニング目の5回、二死四球から2失点がもったいなかった。特に先頭矢野は追い込んでから不要の死球、これが痛かった。できたら3イニング行きたかったんだけどなぁ。同点までで抑えたのはまあまあ。
6回は3番手渡辺。同点の場面でキッチリ0。良く腕を振っていた。FK休ませたいのならナベはもう1回だと思ったが、接戦になっちまったのなら休ませるつもりはないみたい…。
7回は2点リードをもらって江草。一死から李歩かしはしゃあないが、二岡への攻めが甘くなり同点2ランを食う。場面が場面で、力んじゃったね。打たれて覚える仕事かな。
8回は同点でハシケン。抜き球が全部三塁側に流れてしまってストライク入らず。矢野はインハイインハイの苦心のリード。よう取られなかったわ。これも大きな経験値だね。
9回、やむなく久保田。でも球が来ていた。四球の走者を送られて二死二塁となったが、脇谷を直球で攻め込んで見逃し三振にとってチェンジ。もし10回に点を取れなきゃ続投だったんだろうなぁ。「FK休ませる」ってなんだったんだろう…。
延長10回二死一二塁。二岡のハーフスイングが空振りになってゲームセット。球児と矢野が同じように体を丸めるようにしながら下から右拳を突き上げる。もうバッテリーの残量はゼロだ。もともと連投につぐ連投で、一晩の充電では満タンにならない。しかも連日一打同点のピンチを背負い、負荷のかかり方が半端じゃない。
小笠原のタイムリーで1点差に迫られ、なお二死一塁で李。その2球目を投げる前、長い間合いを嫌った李がバットから左手を離してタイムを要求、審判が少し迷いながらもタイム、ちょうどモーションに入った球児が、そのボールをやや三塁側に叩きつける。投手、打者ともに究極の集中の中、真剣を持った者同士が神経を研ぎ澄ますのに必要なエネルギーがいかに膨大なものであるかを感じた。これも仕方ないプレー(プレーではないが)だと思うが、球児の精神的スタミナを相当消費させたように見えた。
リードを保って、チームを勝利に導いたこと。今はそれだけで十分。どうか心身を休ませて。この三日間の修羅場は、藤川球児をさらなる高みに押し上げるものになったのは間違いない。あの時に比べれば…これからの登板の中で、必ずそう思える三日間になったはずだ。
正直に、やっている現場の熱さについていけてなかったことを白状するよ。無理なこと、無茶なことまでして勝利に固執しないで欲しいと思っていた。JFKを休ませることがこの試合の絶対条件だと思っていた。一日天下になろうとも、まだ先は長い。勝ち越しを決めたのだから、余裕を見せつけてやれば良いと思っていた。だが彼らはまったくそう思っていなかった。あそこまでして勝ち取った2勝。その内の一つを簡単に渡してしまうようなことはしたくなかったんだろうね。
その闘争心に水を差すようなことは言うまい。ゲームプランはあっても、成り行きまかせ。闘志のおもむくまがままに目の前の敵を叩き続ける。その「決死」を見せつけられた。もうしゃあないわ、一所懸命ついていくよ。でも体だけは大切に。まだまだ短いようで先は長いんだから。

コメント

  1. メル より:

    まず初日のどが痛くなり、2日目脚にきて、胃腸にきて、3日目最初は頭が痛くなり、最後にビジョンに映るないてるGファンに少し心が痛み。そしてじわーっと感動した3連戦でした。
    私も3日目は「もう勝たなくてもいいよ」的思いでドームに向ったのですが(すみません)、中日の勝ちを知り俄然「負けられない」と気持ちが変わりました。途中からは「負ける気はしない」になりましたよ。

  2. Ryuhey より:

    結構、あちこちでFK休ませろの声が大きいんだけど
    絶対無理だよね。
    休ませて昨日の試合落としてたらと思うとぞっとする。
    それは勝ち星やゲーム差ではなく
    まず、FKのモチベーション
    厳しい試合、厳しい場面
    こいつで打たれてしゃあないと思って送り出してやることこそが監督の仕事
    負けてもええからと身体を労わられて喜ぶ選手はいないと思うなあ
    昨日の試合
    矢野のヒットで生還した赤星に走る真似をして監督がひとこと
    ハイタッチの後、藤川の背中に一言
    「大丈夫か?」「わるかったな」
    そんな一言だったんだろうね
    勝負師は絶対に、勝てそうな試合を投げない。
    そして、全員が勝負師だからこそ、今の強さがあるんだと思う。
    もし、この先JFKが崩れて、結果優勝、あるいは日シリ出場を逃がしても
    絶対に、この三連戦のせいにはしたくないです。選手に失礼だ。

  3. じょうさん より:

    はじめまして。
    私も別の分野(SNS)で毎日1本、文章を書いています。
    50年以上のファンです。85年に野球で初めて泣きました。
    The Gameに感動して、こっそり読ませていただいてきました。
    実は最近あまり野球を真剣に見ていませんでした(他で忙しくて)。
    しかし、この3連戦はテレビに釘付けでした。
    檜山に涙しながら、なぜか今岡と井川の顔を思い浮かべていました。
    昨夜は9時に寝なければいけなかったのですが、11時を過ぎました。
    最後はきっと藤川は打たれると、思っていました。だからもう寝ようと。
    でも、それでもいいじゃないか、ここまでやったんだからと、納得させるつもりでした。
    寝られませんでした。今では勝った、負けたはどうでもよかったような気もします。
    野球にこだわっていられないのですが、迷ったあげく、ここに書き込みました。
    正直、久保田のくだりは見事です。泣かせ方を知っていらっしゃる。
    あまり書き込みはできませんが、覗かせていただきます。
    私も別の分野で泣かせる文章を研究します。
    それをここで勉強させて頂きます。
    毎日書く、というのはきついですが、読んでくれる方がいると思うと辞められません。
    時には、笑える文章もお願いします。

  4. あーちゃん より:

    メルさま、ドームで参戦された皆様、長時間の試合、ほんとにお疲れ様でした。無事におうちに帰れましたか?
    ラクガキ帳にも書きましたが、私は、所用あって10時ころからTVで見ていただけで膝がガクガク。すごい試合でした。
    NHKさん、最後まで放送してくれてありがとう。でも、武田の解説って、ああいう時に聞くと、すっごくツライ。必死で祈ってるところに、思いっきり他人事っぽく「ふ?ん」とか言わないでほしい(^_^;)
    toraoさんの本日のひとこと。
    「あの時に比べれば…これからの登板の中で、必ずそう思える三日間になったはずだ」
    球児だけじゃないですよね。久保田、渡邊、江草、ハシケン、鳥谷、藤本、関本、藤原、狩野、高橋光、桜井……この修羅場を乗り越えたことで、みんな、階段を1つ上ったと思う。
    おそらく、この3連戦は伝説になるでしょう。TVとはいえそれを見届けられて、うれしいです。
    ここまで全力で戦ってきて、疲れていない選手なんかいません。阪神も満身創痍だけど、負けた巨人も、直接対決できなかった中日も、疲労困憊のはず。
    ここからは、文字通りの「死闘」。死力を振り絞る選手たちのために、せいいっぱい祈ります。

  5. いわほー より:

    >結構、あちこちでFK休ませろの声が大きいんだけど
    >絶対無理だよね。(Ryuheyさん)
    私が言いたいのはJFKでしか勝ちパターンの手札を持たない岡田監督にJFK以外でも勝てる手札を模索してほしいということ。球児10連投で10連勝という現実から脱却しないと、どこかで必ず皺寄せが訪れるますよ。その意味では昨日の試合は最良のテストパターンだったのに……。

  6. ごんたくれ より:

    あの桜井の黒田打ちから始まった連勝街道。
    10連勝中6度の1点差試合。(ここ5試合連続)球児の10連投は仕方のないことなのか?しかし今の中継ぎスタッフを見ると記録にさえ拘らなければ少しは休ませる事が出来そうな気がしますが。
    昨日の試合はGも流石に今まで首位に立っていただけあり、得点を取ると取り返し追いつくといったしぶとさを見せてきました。しかしタイガースの底力が上回り激戦をものにすることが出来ました。
    それにしても読売テレビ!頼むから時間延長して最後まで放送してくれ(T_T)。それが無理なら30分だけでも…。若しくはサンテレビに放送権を譲ってくれ。
    ラジオもなくスポーツニュースで結果を知っただけなので。
    結果は良かったですが阪神の攻撃で延長10回の1点取った後の一死三塁の場面。打者藤原の時にスクイズという選択肢はなかったのかなぁ。もう1点必ず欲しいところだったと思うのですが…。そういう攻撃をして欲しかったですね。
    それとこのブログ、携帯からも出来たんですね。9/6に初めて見て書き込みしたとこなので知らなかったです(>_<)

  7. 太めのおじさん より:

    アンディ先生、あれだけベースがあいてたら、原や清武にぐちゃぐちゃいわれてもしょうがない。今後は気をつけて。
    でも、おいらは、アンディ先生が、なんとかいう1塁手の腰あたりをポンポンたたいて軽くあやまっていたシーンはちゃんと見たよ。(確かに軽かったけど。)岡田監督の「なんでベンチにあやまらにゃあいかんのや」に1票。
    その岡田監督も、球児も、「見てるほうは楽しかったでしょうね」とコメント。
    いやあ、とんでもない、テレビ観戦のおいらでさえ、ぐったり。球場で参戦したかたはさぞや、さぞやといったところでしょう。
    すみません、おいらは根性なしなので、最後のバッターのところは目をつぶって音だけ聞いてました。
    >みんなで思いやりながら、他人に頼らず自分の役目を精一杯果たす。自分の役目ができたなら、チームメイトの役に立つようにもうちょっと頑張る。
    >あの時に比べれば…これからの登板の中で、必ずそう思える三日間になったはずだ。
    今日はこの2つにつきるのかな。
    このあと、土曜日のチケットをくださった巨人ファンのお得意様とうちあわせです。どうしよう、野球の話題にふれないというのもなんだしなあ・・・

  8. あらんじ より:

    toraoさん、おひさしぶりです。(今季初コメかも…)
    >JFK以外でも勝てる手札を模索してほしいということ。(いわほーさん)
    私もそう思います。そして、それはもっと前からできたことだと思います。
    3点リード、いや4点リードでさえJFKを揃い踏みさせたり、5点リードで久保田を2イニングも行かせたり、「何でこういう場面で他の中継ぎを試さないんだ!」と思うことがこれまでに何度あったことか。
    もし、これまでにそういう経験を積んでいたなら、ダーウィンも江草も昨日同点に追いつかれることはなかったのかもしれないと思うと残念でなりません。
    後ろにJFKがいることが阪神の強さなのは間違いないですが、本当の強さはJFK以外でも勝てることを見せつけることだと思います。
    ま、私もあんまり水を差すのも悪いのでこの辺で。
    10連勝バンザーイ☆やったやったーーー!!!

  9. とらみ より:

    10回裏、テレビ観戦の私は音を消しました。
    ケーブルテレビ(G+)の解説は読売テレビのまま中畑氏と掛布氏。
    試合中何回もむかつくコメントがあったので、
    球児の1球1球は、雑音なしに見届けたかった。
    音はなくても球児の気合いを入れる声は、
    はっきり私の耳に届きました。
    野球に限らず、どんなにしんどい命がけの仕事でも、
    任されていたらやり遂げたいと思いますよね。
    たとえ失敗しても、自分がやったんだから後悔しない。
    「しんどそうだから違う人に頼むわ」
    なんて言われる方が屈辱ですよね。
    監督やチームのみんな・ファンに期待されている、信頼されているってことが球児の幸せ(やりがい)だと思いたい。
    それにしてもこの3日間、みんな同じ様な思いで試合を見ていたのがわかって、なんだかうれしくなりました。
    涙が出たり、落胆したり、喜んだり、胃が痛くなったり、疲れたり、万歳したり、ガッツポーズしたり、息を詰めたり、腕を回したり、わっしょい叫んだり…
    心と体をフルに使って、試合観戦しました。
    みなさんそうだと思います。
    今日はゆっくりSMAP×SMAPでも見て休養しましょう。
    (別に見なくてもいいよ f^^;)
    そして火曜日からまたフルに応援しましょう。
    toraoさんもお疲れさまです。
    腱鞘炎にお気をつけください。

  10. こちゃん3 より:

    はじめまして
    いつも楽しく読ませていただいています
    この三連戦ドームに行ってきました
    めっちゃ疲れましたけど 顔はニコニコです
    シーツもやはり大リーガーということでしょう
    調子のいいやつはつぶせという(笑
    しかし原が直接シーツに くってかかるのは
    筋が違うと思いますよ
    ま 野球愛ではなくて ジャイアンツ愛の人ですから仕方ないですけど
    それでは この辺で 失礼します

  11. ぼん より:

    初めまして。
    いつも楽しく拝見させていただいております。
    昨日は私もドームに行ってきました。
    「今日は負けてもいいから、JFKを休ませるのが第一優先!」そう思って球場に向かいました。
    「目標は日本一!まだまだ先は長いのだから」
    恐らく、監督、選手、ファンもみんなそう思っていたと思います。
    そういう雰囲気が球場にありました。
    でもあの展開の中で、球場全体に「勝ちたい!」という気持ちが回を増すごとに増えていきました。
    私も「勝ちたいんや!」と思い変わりました。
    そして久保田、藤川の投入に至ったのだと思います。
    特に藤川は、見ていて辛かったです。
    150キロを超えない直球。
    多投するフォーク。
    私は球場で泣しました。
    この先何があっても誰も責められないと思います。優勝を逃しても、日本シリーズにいけなかったとしても。
    我がタイガースはこんな3連戦をやってのけたのだから・・・。

  12. Kaleido より:

    なんか高校野球の準々決勝から決勝までをやったようなすさまじい疲労感でした。
    球児の精神的疲弊が心配ですね。
    体はあまり疲れてないというのが、かえって怖い気もします。
    FKを出して接戦で勝つ位なら、大敗してもええわと思った人が全国にどれぐらいいたでしょうw
    危うく下柳がそういうムードを作りかけましたが・・・。

  13. PPW306R より:

    昨夜の第3ラウンド、金曜の熱闘を超える正に「死闘」と言っていい戦いだったと思います。
    こと投手に関しては、両軍とも普通に投げられた選手はいなかったのではないでしょうか。
    皆、何かがおかしかったように感じてなりません。
    昨夜のGの“何としても喰らいついてくぞ!”という攻撃には、これまで首位を張ってきたチームの意地を痛い程感じました。
    敵ながら、よくぞ戦った!と思います。
    (トラのブログなのに、こんなコメント入れてゴメンなさい。)
    我等がTの勝因は、Gに逆転を許さなかったこと、コレに尽きるのではないでしょうか。
    中継ぎ陣も、この3連戦を糧に飛躍していってくれることでしょう。
    余談ですが、ようやくケリがつき六甲颪を合唱し終えた直後に勝利の余韻より、
    「はあ、やっと家に帰してもらえるぅ?、疲れたわぁ」
    と思った自分は不届き者でしょうか?

  14. 田舎の虎おばさん より:

    この三日間で、夏バテが一気に出てしまい、今呆けています。何という三日間だったのでしょうか!!8日は、ドームで、メガホンを叩きすぎてへろへろです。安藤が良くて、前の日のドームラン試合とは、打って変って、緊迫していました。もう、球児が投げている時は、息が出来ないぐらいで、涙が出て困りました。球場で観戦(参戦?)すると、年寄りには、堪えますね(笑)Gは、D戦で、お疲れ?・・と、すると、このあと、Tの、C戦とても心配。呆けている場合じゃないですね。皆皆様、お疲れ様!!

  15. 良虎 より:

    もうお腹いっぱいです。これでシーズン終わってくれないかな(笑)
    いわほーさんの
    >JFKでしか勝ちパターンの手札を持たない岡田監督にJFK以外でも勝てる手札を模索してほしい
    のコメントは僕も同意見なんですが、やるならば前半戦のうちにやらなければならなかったですよね。
    しかし、誤算はあまりにも前半戦の調子が悪すぎたこと。勝てる試合を確実に取りに行かざるをえなかった。故にJFK。
    多くのファンが半分諦めかけた5月・6月に岡田監督がこの信念を貫いたからこそ、今の戦いがあると思ってます。
    理想を言ってしまえばキリがないので、とにかく今はこんなにもファンを熱くさせてくれるチームを僕は支持したいです。たとえそれでJFKの誰かが欠けたとしても。

  16. 日曜のナイターで5時間はキツかったです(苦笑)。おかげで終電の1本前で帰宅しました。
    私も序盤で1?3とリードされた時は「今日は負けてもいいかなぁ」と思っていましたが、グランドで必死にプレーする選手の姿を見ていたら、そんな思いは吹き飛びました。
    クボタン、球児も苦しかったと思いますが、よく持ちこたえてくれました。精神的にも肉体的にも疲れきっていると思いますが、せめて今日はゆっくり休ませてあげて欲しいです。
    明日からの広島戦、先発投手と打線の奮起を期待します。少しでも中継ぎ陣の負荷を減らして欲しいです。

  17. 酔虎伝 より:

    浜中と藤原が、打ったのが、良かったです。

  18. 当たり前のことながら、JFKも生身の体を持つ人間。気丈に頑張ってますが、疲労が限界を超える瞬間が今にも来そうで可哀そうに思います。来年も元気な活躍が見たいのに心配です。

  19. BSミツルH より:

    この時期のTG首位争いは85年以来ということで、岡田監督も決死の覚悟だったのでしょうね。リーグ優勝(1位通過ではないv)しか考えていないと示してくれた戦いぶり…いわゆるトーナメント戦をやりました・できました、というカードだったと思います。
    2回の9?8は、その手前で決着をつけねばならなかったのでしょうね…流れ的には。必勝パターンに疲労蓄積もあるだろうし、仕掛けたときに得点を取りきれなかったのもある…。しかし、やられた二岡で最後を〆たりクローザー上原を打って勝ったという大きさ、ですね。
    ホリンズがヒットを打って西村に代打が出たり(1戦目)ダーウィンに打順が回らず続投だったり…要素がぶち込まれすぎ(笑)。球児が(あのタイムの後)2?3からフォークを選択したということにも凄みを感じました。終わってみれば夢のような3戦…誰がために鐘は鳴る?首位がため(オソマツ)。

  20. ちえ虎 より:

    >この三日間の修羅場は、藤川球児をさらなる高みに押し上げるものになったのは間違いない
    私も球児くんを見ていてそう思いました。
    たくさんのプロ野球選手がいる中で、こんな経験をできるのは幸せなのではないでしょうか?
    もちろん球児くんの日頃の努力もありますが、チーム状況やいろいろなものがそろわないとできないと思います。
    来年のことはもちろん、明日の事さえ分からないのですから、目の前の試合を精一杯戦うタイガースの選手達の無事を祈りながら明日からも応援したいと思います。

  21. torao より:

    to メルさま
    お疲れ様でした。やはり現地は戦場ですからね。テレビ観客とはまったく違う空気の中なのでしょう。いろんなところが痛くなって大変ですが、本当に3日間の大仕事お疲れ様でした。
    to Ryuheyさま
    どう考えてもこれは「伝説の3連戦」ですからね。
    こっちは勝手にいろいろ言いますが、実際のところはわかりません。
    「JFKを休ませろ」は、その言葉の中に全ての選手を奮い立たせる魔法の言葉になっているように思います。もちろん本当に休ませるような試合展開にできないもどかしさはあるんですけどね。
    とにかくすべてが噛み合っていないチームに首位攻防戦3タテを含む10連勝なんて、絶対にできないということは確かだと思います。
    to じょうさんさま
    はじめまして、ようこそお越し下さいました。
    もう勝ち負けはどっちでも良い。そういう気持ちにさせる選手の力ってものすごいものがあります。
    泣かせようとも笑わせようともあまり意識せず、「ピッチャー返し」をねらって、感じたままを書いていますので、勉強なんてやめて下さいよ、大先輩。
    いつでもまたお書き下さい。
    to あーちゃんさま
    そうです。狭い狭い東京ドーム、一発打たれちゃいけない中で、ずらっと並んだホームランバッターとの対戦。浅い回の担当からクローザーまで、この首位攻防戦で得た経験値の高さは測り知れません。恐ろしくしんどい精神状態の中で、勇気を振り絞って投げた選手たちを見ていて、言いようのない恐怖感を覚えていました。
    to いわほーさま
    せめてあの「セーブつかない」がねぇ…まったく(笑)。
    この三つ巴は、どうやって勝つかと同様、どうやって負けるかまで考えるのが将の仕事なのでしょう。とても難しい仕事だと思います。
    to ごんたくれさま
    あ、そうそう、G主催試合は、試合終了後1週間こちら「G流」で見ることができますからね。
    http://www.gstream.jp/
    いやホント、サンテレビに放映権売ったら良いのにね。
    藤原にスクイズは当然考えたと思います。でも打たせてやって良かったと思いました。二軍で素晴らしい打撃成績を残している藤原ですからね。よくおっつけました。
    to 太めのおじさんさま
    まあ逆の立場なら、例えば一塁リンの足を必要もないのにホリンズが踏みつけていったりしたら、岡田監督も同じことするかも知れませんよね。いや、して欲しいと思いますよ。
    「おもしろい」とはちょっと違う試合でした。後で思い出せば恐ろしく面白い試合だったとは思います。
    to あらんじさま
    おお、お元気でしたか。
    まったくそのとおりだと思います。前半戦、どれだけイライラしたことか。あの弱かった時に、もうちょっとで良いから積極的に経験を積ませるようにしていたら、話はずいぶん変わっていたでしょう。
    ただ、何が本当に良くて、何が本当に悪いのか、正直私にはよくわかりません。桜井を今まで上げなかったことが、本当に良かったのか、本当に悪かったのか、それがわからないのと同じようにね。頼りなさそうに見える投手たちが、ここから一気に成長を見せてくれて、みんな元気に優勝をつかみ取ることを信じて、応援しようと思っています。

  22. torao より:

    to とらみさま
    いやもう本当に、えらい3日間でしたよ。ただテレビ見てただけなのに。ああちょっと一戦目の後は記事書くのに相当気合い入れましたけど(その後はもう集中力が続きませんでしたw)。
    to こちゃん3さま
    はじめまして、ありがとうございます。
    現地参戦お疲れ様でした。
    >シーツもやはり大リーガーということでしょう
    全く同じ感想です。ただ先ほども書きましたが、逆をやられたらと思うとね…。
    to ぼんさま
    はじめまして…なんですよね。実は古くからの知り合いに「ぼん」というHNの人がありまして、時々書き込みもありますので、もしよろしかったら少しでも変えていただけたら…勝手言ってすみません。
    その雰囲気の変化っていうの、よくわかりました。私はできればずっとビハインドか同点で繋いでいって、最後にまくりたいと思っていました。やっぱりシーツのあのプレーが決定的にヒートアップさせたように思えました。まったくしょうがねぇなぁって。もう成り行きでしたね。
    to kaleidoさま
    できることならこの移動日に急速充電がなされますよう。ムリなら明日打線大爆発&先発快投になりますように。
    to PPW306Rさま
    いやいやジャイアンツ、強かったです。そしてそれよりタイガースがちょっと余計に強かったです。
    そんな気分になるでしょう、2試合9?8、お疲れ様でした。
    to 田舎の虎おばさんさま
    テレビだけで疲労困憊ですから、現地があればなお大変でしたね。お疲れ様でした。
    まあ呆けていても、心配していても、明日になれば試合はやってくるので、覚悟を決めて見届けましょう(笑)。
    to 良虎さま
    >これでシーズン終わってくれないかな(笑)
    これから一番おもしろいところですから、そんなこと言わないで(笑)。でもその気持ちよくわかります。
    ここまでは多分に偶然が良い目に出ていますよね。でもそれは前半の悪いところを辛抱したからやってきたもの。「このままこのまま」という心境です。
    to ぴゅあらっくさま
    ねぇ。土日の試合が逆だったら良かったのに(笑)。やっぱりGが必死でしたからね。必死な相手に対しては、こっちも必死に戦うのがタイガースの良いところです。
    to 酔虎伝さま
    あと、狩野も。ホント良かったです。
    to S20.7.15生まれの戦後派さま
    おっしゃるとおりです。月火と休めるようにして欲しいなぁ。
    to BSミツルHさま
    この歴史に残るような3連戦。正直言うと私も自分にできる精一杯の記事が書けたらよかったんですが、いろいろあって、3日連続は絶対ムリです(笑)。でも本当に夢のようでしたね。
    to ちえ虎さま
    藤川球児というのは、本当に特別な投手です。それだけは間違いなく言えます。球児も幸せですが、それを見ていられるタイガースファンも幸せです。この幸せが永く続きますように。

  23. 一虎ファン より:

    にっくき巨人に3タテを食らわせて10連勝。
    首位奪取、そしてキープ。
    うれしいに決まっていますが、皆さん同様、手放しで喜べない思いが私にもあります。
    しばらく雨が続いて、みんな休めるといいのですが、そうなると、これからの日程がさらに厳しくなりますし…。
    とにかく、移動日のきょう、みんな、しっかりリフレッシュできますように…。ジェーエフケー。

  24. ちえ虎 より:

    >それを見ていられるタイガースファンも幸せです
    本当ですね。それはいつも試合を見る度に思います。(ひどい負けの日は別ですけどね)
    でもtoraoさんだってどんな試合でも毎日更新して下さって、朝になったら当たり前のように読ませてもらってる私達も幸せなんですよ。
    toraoさんは、タイガースの職員になってもおかしくないですよね(笑)

  25. ごんたくれ より:

    >G主催試合は、試合終了後1週間こちら「G流」で見ることができますからね。
    http://www.gstream.jp/
    有難うございます。でも僕は家にパソコン持ってないのでやはり見れません。
    この書き込みも会社のパソコンを使い仕事中の隙を衝いて書き込んでるもので…。

  26. ななこお母さん より:

    やってくれました、首位死守!
    でも、アンドロイドクボタンはともかく、球児は休ませてあげたいなあ。
    今年の春から夏の甲子園観戦で六甲おろしを一度も歌えなかった私としては、七連勝の時点で「もう今で十分です(評論家たちの声)」の気分だったんです。
    この3連戦は試合みてドキドキしてた分、toraoさんの記事でじわじわと喜びを反芻させてもらっています。

  27. banzai より:

    書きたい事は山ほどあったが皆さん代わりにいっぱい書いてくれたので珍しい二つのガッツポーズについてだけ。
    10回勝ち越し3ベースの鳥谷が控えめに“よしっ!”
    こいつほんとに高校、大学で主将だったの?ていつも思う優等生でおとなしくいまだ関西に馴染めない彼がようやく見せた自己表現、次はもっと派手にやってくれよ。
    2度続けてのエラーで1試合戦犯になった藤原、やっとチームに貢献できた!と思いきや最後までハラハラ。二岡を球児が仕留めた時にライトの守備から“よしっ!”
    一塁の関本も高校野球優勝のように手を上げてマウンドへ。みんなの気持ちが一つになった!
    さぁ正念場の9&9連戦がやってくる。
    1位になれば公式戦終了からクライマックスシリーズまで2週間以上空く。2・3位でも10日間空く。すべて屋外球場、雨は大いに歓迎だ。ここのところの馬鹿ヅキぶりで何やっても流れ持ってくるのを見てると無理やり雨雲も持ってくるだろう。頑張れ!

  28. ume より:

    toraoさん、こんにちは。試合もこちらもすごい盛り上がりですね。
    直接対決3連戦、甲子園での勢いは加速し連勝は伸びましたが、
    主艦『JFK』を中心に損傷はかなり大きいように思います。
    甲子園でのDG6戦はおそらく更に厳しい総力戦になるでしょう。
    敵は2チーム、残り21戦。
    総力戦を続けるしかないのか、傷を癒す時間は取れるのか。
    阪神が明日からの広島戦をどう戦うのか。とても楽しみです。
    私なら藤川と金本を広島に連れていきません!・・・なんちゃって。

  29. 阪神命 より:

    昨日は泣きました(笑)藤原に感動させられるとは思わなかった(笑)
    これからもまだまだ感動させてくれ?!

  30. sin より:

    toraoさん、こんばんは。
    連日お疲れ様です。
    何でしょうこの寂しさは・・・。
    三連勝でめちゃくちゃ嬉しい気持ちで一杯のはずなのに。
    物心付く前から野球を見てきて、20年以上たちますがこんな気持ちの自分は初めてです。
    JFKは・・藤川球児は・・自分が思っているよりかも、もっともっと命がけで投げているんだと。
    限りあるストレートに、その右腕に、どれだけの想いが宿っているのかを最後まで見届ける義務があるのだと強く感じました。

  31. お調子者 より:

    指揮官の「後半戦は倍返ししたろやないか」は本気でした。
    ずば抜けた成績が出ない中、各選手の精神力と集中力でここまでこれたのはやはりアニキのおかげだと思います。
    「1位通過」「走らんと殺す」
    この2つのコメントの後、チームが変わったように感じます。

  32. Salut より:

    伝統の一戦なんてしばらく単なるお題目でしたが、今回の3連戦は本当に歴史的な戦いでしたね。
    もちろんこれでシーズンが終わったわけでもなく、シーズン最後にやはり日本一になってこそ伝説へと昇華されるはず。
    それを考えると皆さんの危惧されてるようにJFKの登板過多の影響でないことを望まずにはいられません。
    どうか、全員怪我無くシーズンを全うしてくれ!

  33. torao より:

    to 一虎ファンさま
    もうリリーフ陣がきつくなるのはどこも一緒だと思いますので、打者が根性で繋ぐことですよね。ここからはホント高校野球みたいな感じになると思います。
    to ちけ虎さま
    まあ、なんて嬉しいお言葉でしょう。
    でも、かれこれブログとともに4シーズン目ですが、誰も原稿料払うから書いてくれって言ってくれないんですよ。評論家なのに(笑)。
    to ごんたくれさま
    そうでしたか、失礼失礼。隙を衝いていただきありがとうございます!
    to ななこお母さんさま
    クボタンをアンドロイドだなんて可哀想に。ロボットなのに。
    終わった後なので、いくらでも強いこと言えますが、実際試合中は怖くて怖くて見てられませんでした、私も(笑)。
    to banzaiさま
    藤原の「悪球打ち」は嬉しかったなぁ。上原もあそこへ投げておけば、勝手に空振りしてくれると思っていたでしょうから。
    広島は降りそうにないですね。予報では甲子園で雨がすこしありそう。でもしんどいのは相手もいっしょなので、どんどんやっちまって欲しいです。
    to umeさま
    いやあ、ほんとコメントの雰囲気も2年前の雰囲気になってきましたね。
    参考2年前の雰囲気 http://torao.tblog.jp/?month=200509
    もうバッターと先発が頑張る。これにつきますね。
    to 阪神命さま
    これでもかっていうくらい、脇役が活躍して、おもしろいったらありゃしませんね。
    to sinさま
    あのタイムで投げつけた時の藤川は怖かったですね。集中もあそこまで行くと恐ろしい。そう思いました。
    to お調子者さま
    「走らんと殺す」は言ってないですよね(笑)。あれ?言った?それはたしか私の創作だと思うんですが…。だんだん妄想と現実の境目がわからなくなっちゃった。ヤバイな(笑)。
    to Salutさま
    そうそう。まあせめてリーグ優勝しないと、伝説になりませんからね。去年の追い込みだって、伝説的ではありますが、伝説にはならない。なんとしても、ですね。

  34. とと より:

    私は高血圧でずっと薬飲んでるんですが日曜の十回裏は脳溢血か心臓マヒで死ぬんじゃないかと思いました。見てるファンは楽しいだろうなんてとんでもない事で、本当に病院に運ばれた人も何人かいるんじゃないか。昭和48年、最後の試合で巨人に負けて優勝できなかった時もその10日前ぐらいに後楽園でおなじような試合があった。おそらく巨人とこの時期にデスマッチやるのはその時以来でしょう。34年間本当にいろんなことがあった。阪神は優勝する時はいつもぶっちぎりなんで、今年は巨人中日に歯ぎしりさせるようなくやしい思いさせて優勝してほしい。

  35. torao より:

    to ととさま
    いや冗談じゃなく、血管や心臓に不安のある方は、野球観戦も危険ですよね。
    ちなみに私が野球を見るようになったのは、そのカークランドが三振した翌年、テーラーの頃からです。
    GとDまとめて、ガサっと優勝をかっさらって行きたいですね!