オフは踊る

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 Gの二岡智宏内野手(32)&林昌範投手(25)と、Fのマイケル中村投手(32)&工藤隆人外野手(27)の2対2トレードが合意だって?(サンスポ)


二岡とマイケルというと、どちらも優勝を決めた有名な映像の持ち主。それはけっこうビッグだねぇ。
 今朝の新聞サイトのタイガースネタも、けっこういろいろバリエーション豊富で楽しい。オフの虎ネタとのつきあい方ってコツがあるよね。典型的なパターンとともに検証して見よう(笑)。
 まずベースとなるのが、「来季は化けるぞネタ」。何と言っても多くの虎ファンにとって、期待の若手、伸び悩んでいる選手がブレークすることほど痛快なことはない。オフの楽しみ方「基本中の基本」で、踊らされるだけ踊らされるのが楽しみ方のコツ(笑)。典型的なキーワードは、盗塁、守備、新球、新打法、猛特訓、鳥谷、桜井、スクイズ…など。
 この時期ならではなのが、新外国人ネタ。何人かの名前が挙がってくる。MLBに詳しい人は別として、そうでなければ、MLBや動画サイトでその選手の姿を確認するのも良いだろう。名前だけ聞いてその選手の姿を想像するのもまた楽しい。今年の大注目は何と言っても「メンチ」だ(笑)。
 最近ではFA獲得ネタもかなりデカい。関西出身の大物FA選手は、ほぼ例外なく「虎の恋人」(←ヤメレ)と表現され、あたかもシーズン中からFA移籍の話がすっかり出来上がっているかのような書き方がされる。また昇給の折り合いがつかない他球団の外国人についても、「阪神が獲得に名乗り」と出る。
 確かに球団側でも狙っているケースが多いのだが、最終的には中途半端にしゃしゃり出て、相場を上げるだけ上げるか、ほんのちょっと賑やかすかした後、シッポを巻いて逃げ出すことになる。そんな「本流」になりきれないお茶目でマヌケなところもタイガースの魅力ではある(笑)。キーワードは「必要な金を出す用意はあるが、マネーゲームはしない」(←意味不明)。
 いちばんつまらないのがタイアップネタ。大物選手や監督らと契約して、新商品を売り込もうというヤツ。新聞社とてつまらないのは承知だが「おつきあい」とスペース稼ぎにはなる(多少の広告費にもなる?)。読む方は、「はいはい」くらいに(笑)。
 そしてオフの主役「トバシ記事」。シーズンオフ、基本的にファンと言えども積極的にスポーツ新聞を買う動機がなくなる時期がある。新聞社にしてみればジリ貧で、黙っているわけにはいかない。そこでなんでもいいから「見出しインパクト命」の嘘っぱちで勝負をかけるのだ。そこでは裏を取る取材などという通常の作業は省略され、ちょっとしたヒントを元に壮大なファンタジーとフィクションの世界が展開される。
 受け手側は、「そんなことあるかいな」という第一印象を大切にして、「ダマされない生き方」を学ぶ教材としたいところだ。またトバシ記事と知った上で、創作としての面白さを正しく評価する冷静さも忘れずにいたい。
 トレードネタなどは、情報リーク、すっぱ抜きによってトレード自体がぽしゃることもあるので、一概にガセ、トバシと決めつけられないところもある。しかし、虎ネタ以外で一面の展開ができないデイリーはある意味「確信犯」。そこはそれ、多少温かい目で見てやるべきだろう。
例:日本ハムが阪神・今岡獲得に向けて調査(トレードでの交換要員にはマイケル中村の名前も浮上)
てなわけで、用法を守って、楽しいダンシング・オフシーズンを過ごしてね(笑)。

コメント

  1. 中柳 より:

    温かい目・・・でみるべきなんだろうか?
    いちいち大物の獲得表明したり、選手らが言ってもない大口強気なセリフを捏造したり、なんでもかんでも虎の恋人や!発言も全国で顰蹙を買い阪神のマヌケぶりを宣伝してるだけでは?
    今期の日本シリーズでも元阪神の平尾ネタに
    猛虎魂でG粉砕や!とか頭の悪いフレーズが踊ってました。ただでさえ阪神ファンはガラが悪いと言われてるのにさらにマヌケで頭が悪いとレッテルはられるネタにしかなってない。
    昔ならいざ知らず今のインターネット全盛社会でマスコミにローカルもくそもない。
    これ以上関係マスコミのバカ発言はやめてもらいたいと切に願う。

  2. いわほー より:

    シーズン止んで 夢は枯野を かけめぐる(祝穂ー)
    これだからオフはやめられない。オフシーズンはタイガースの季節(笑)とはいえ、しかしシート打撃で『走者一、三塁からの重盗で三塁走者が生還するビッグプレーも飛び出した』ってどうよ???
    http://www.sponichi.co.jp/osaka/base/200811/11/base217156.html

  3. ジジィ より:

    個人的には新外国人ネタは好きですねぇー。
    想えば昨年の今頃、攻・走・守、三拍子揃った現役メジャーリーガーのフォード獲得に、心が躍りました(笑)。

  4. あけの より:

    新外国人、特に野手リストアップの記事を見るたびに
    「また外れに違いない」
    「いやいやいや、今度こそ、今度こそ」
    「たぶんナイスガイではあるんだろう」
    「いくらなんでも、そろそろ久々に自前の外国人野手が当たるはず」
    などなど相反する思いが渦巻きます。やっぱり夢を見ずにはいられない。
    平尾の「猛虎魂」。
    ああいう見出しはやり過ぎという気がしますね。

  5. トラファンだがアンチデイリー より:

    >いちいち大物の獲得表明したり、選手らが言っても
    >ない大口強気なセリフを捏造したり、なんでもかん
    >でも虎の恋人や!発言
    そうでもしないと球団から取材許可が下りないという負の一面が……

  6. トラファンだがアンチデイリー より:

    それと
    >平尾の「猛虎魂」
    本当にあったんならトレードで放出しませんわな。地元の埼玉でノビノビやらせたらよろしいでしょ。

  7. より:

    マスコミは何でもかんでも阪神取る取る詐欺の記事書くのいい加減にして欲しい。
    球団もマスコミに書かれ放題を全く抑制しようとしない、むしろ一面飾る事を喜んでるかのような姿勢にもむかつく。
    こんな話題で一面飾ったところで、世間は阪神は育成する気ゼロ球団だと認識するだけで何のプラスもないのに。
    逆に最近巨人のストーブリーグは、契約が確実に決まってからしか新聞に情報が出なくなった。去年他球団助っ人3人も取った時も、当然水面下では何ヶ月も前からきっちり調査してただろうに。
    そんなこんなで今やオフに補強情報があることないこと何でも新聞に流れ出てるのは阪神だけ。みっともない。

  8. 一虎ファン より:

    「♪踊る阿呆に…」というように、踊るほうが「オフは楽し」かもしれません。
    さっそく踊りましょう。
    「虎の恋人」ならぬ「toraoさんの恋人」ヤスが復縁するそうですね。
    まつたかさんもお喜びのことでしょう。
    http://www.sanspo.com/baseball/news/081111/bsb0811110501003-n1.htm

  9. セカンド 和田 より:

    私は長年関西のスポーツ紙に心躍らされている方です(笑)小学校卒業と同時に大分から京都へ転校し西武ファンだった私が1週間後にはタイガースファンに・・・情報量が桁違いに多いでビックリでした。それから16年間、某二○カンスポーツを穴の空くほど読んでおります。オフシーズンの楽しみですね。あぁ?三浦あかんかったから川上行きましょうかぁ?(笑)
    取れたら戦力になるから嬉しいけど個人的には杉山!筒井!頼むから活躍してくれm(ーー)m 金村の意地の活躍!白仁田の活躍に期待しとります。

  10. より:

    ケンシンハンシンに関してはとても複雑な心境です。明らかにメジャー志向の選手ではありますが、故障持ちで、メジャーの中四日ローテーションはキツイ。しかもアメリカは不況で大型契約は望みにくい。その上中日球団の対応に不満をもっている。だとしたら国内FAの可能性も出てくる。FA選手を獲得するとなれば、阪神か巨人に絞られる。巨人は上原が抜けた後の先発が補強ポイント。絶対に巨人には行かせたくない。そして、惨敗ドラフトの結果、先発投手の獲得は最優先事項。、、、、、、、、という要素が重なってくるとねえ。

  11. まつたか より:

    一虎ファンさん。ビックリするじゃあ無いですか。
    でも、めでたい!一年でも他球団、特にパ・リーグの水を飲んだ経験は貴重だったと思います。遠山のように出戻りの意地を見せつけて欲しいものです。
    ケンシンは、楽天でも面白いと思いますけど、どないでしょう。ええ加減星のさんの顔も見たく無いんじゃないかなあ…。

  12. 西田辺 より:

    親会社がマスコミでもなく、関西随一の人気球団ともなれば歯止めの利かない
    飛ばし記事も致し方なしかも。
    飛ばすなら、大声で笑えて全力で突っ込めるくらいオモロいのを
    と期待してしまう(笑)
    別に記事の真偽なんて後になれば分かるし、踊らされる
    フリもまた楽し。
    昔のように、マスコミ主導の内部紛争系の暗いネタばかりよりかは
    幾分かでも精神上マシかも知れません。