若さの輝きとは

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 日本シリーズ第1戦は、緊張感でゴワゴワの投手戦。投打に「若さ」キラリのライオンズが先勝。


なんといっても涌井。8回1安打1失点、といったって、エラー&犠打&どん詰まりポテンの1安打で失った1点のみ、自責ゼロだから、ノーヒットノーランの親戚みたいな内容だった。
 若いって良いよねえ。昼、いとこの結婚パーティーに出席したのだけれど、新郎新婦の若い輝きったらもう目映いばかりだった。お肌が綺麗とか、照明の加減とか、そういうんじゃなくてだよ(笑)。なんなんだろうね、あのキラキラとした輝きは。
 自分だってちょっと前までは…、はいはいわかりました、自分だって「だいぶ」前までは、若かった時期もあったわけだから、その輝きのなんたるかがわかりそうなものなのだが、忘れてしまっているんだよねぇ…なぜだか。
 おそらくそれは、溢れ出す活力を信じて疑わないこと。突き進んでいくことを恐れないこと。経験を積み成長し、自信を強めること。それらの加速度。その変化が残像となって、見ている者の網膜を刺激するのではなかろうか。
 この「加速度」がいかに大切か、特に一瞬のきらめきが必要となる一発勝負、短期決戦において。そしていかに私たちが欲しいと思っているか。なすすべなく勢いを失っていった08季を終えた現在のタイガースにおいて。
 もちろん経験を重ねてきた者には別の強さがある。勢いだけでは通用しない、それを乗り越える過程で身につけた経験則、人生訓。ベテランの凄みは「謙虚さ」に表れる。しかしその謙虚さのせいで闘争心の炎を弱めてしまうのがベテランの陥りやすい罠。それを「まだまだ」と刺激していくのもまた若い力のなせる業。
 バランスの良いチーム作りと一口に言っても、その要素は多種多様。その中でも「若さ」の配合は、あまりにも重要だ。
 ということで若さ溢れるチームになれるか、いよいよ明日からは秋季キャンプがスタート。近年希に見る厳しいキャンプになるかもって。いいなあ、楽しみだなあ、羨ましいなあ。私も一緒に練習したいよ。3分で吐くと思うけど(笑)。

コメント

  1. とらぽるた より:

    カミさんは金沢の姪を無理やり誘って宝塚遠征。
    暇だから早慶戦で上本をチェックしよう。ついでに松本、細山田を偵察。
    二年後に備え斉藤祐ちゃんの現況を、リリーフにでてくる大石ってのもすごいらしい。
    あれっ、Gプラス映りません!そーか月が替わったか。
    クラシリ敗退後、速攻で「プロ野球セット」解約の手続きをしてたっけ。
    日本シリーズなんて見るもんかと思ってたんですが、地上波やってれば見てしまうんですな?これが(笑)
    涌井がまぶしい!クラシリあたりから若年寄返上しましたね。
    これでシリーズも面白くなる。(どーでもいいじゃない。)

  2. 芹沢 より:

    涌井圧倒的な投球でしたね。
    きっちり計算出来るエースがいると、これだけの安定感かー、とかすごく羨ましい気持ちで見てました。08年のうちで言うと安藤ですが、安定感のレベルが違うというか…(安藤ごめん)。
    太陽が登録名を「藤田太陽」に。
    ってもう「来期こそライジングサン」の時期に来ましたか。一年早いですねぇ。毎年オフになったら、まず太陽の話題が出ますね。今年は誰が腕を上げ下げするのでしょうか。

  3. 一虎ファン より:

    当然、今季の日本シリーズはスネ目で見てしまいます。
    そこで若手が活躍でもしようものなら、「いいなあ、ヨソの若手は…。」などと思いがちになるのです。
    けれど、ウチの若手だって、きっと日シリに出たら、それなりに(それなりって…)がんばるはず。岩田、鳥谷、バル、桜井あたりがヒーローになっていたはず。
    うんうん、きっとそうだ。
    若さの輝きは誰にでも平等に訪れるはず。
    中島や涌井に続け、若虎!

  4. ジジィ より:

    涌井の投球、惚れ惚れしますねぇ!
    想えば、05年のドラフトで我がタイガースは、「涌井、欲しいけど一巡目ではちょっとねぇ!?」と、自由枠で能見&岡崎を獲得…!
    トホホ…

  5. メル より:

    東京ドーム、3塁側にいて、ひさびさに座った側が勝ちました。いやー勝つと帰り道、気持ちいいですね。(笑)
    それにしても、いつまでも見ていたいような試合、まーくん、ゆうちゃんの甲子園決勝みたいな(阪神がらみでない)試合でした。そっか、あれが、若さか。。

  6. 西田辺 より:

    宝石などは磨いていけば輝いてくるものなのですが、人間と言う奴は
    経験や知恵を重なる度に、臆病で狡賢く卑屈になり輝きが鈍くなって
    しまいます。
    昔、草野球チームで試合途中でリードされると早々に試合を見切り、
    無気力になる人を腹立たしく思ってました。
    若い頃には、絶対にそう云う風にはなりたくないと思ってはいても
    如何せん、先輩方と同じ轍を踏みそうになる。
    嗚呼、私には若い頃には輝いた光はあったんでしょうか?
    もしあったのなら、その光は何処へ行っちゃったのでしょうか(笑)