待ってるぜ!

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H?L、3連戦全部12回引き分けってすごいな。プロ野球史上初?やっぱりね。


WBC監督人選は今日9/1に行われる実行委員会から本格化するのだとか。できれば人選の前に、なぜNPBとしてWBCに本気で取り組む必要があるのか、WBCを将来どうしたいのか、そこらへんについても認識を共通にしてもらいたいと思う。
で、ルールや基準を明確にせよとか、中日の西川社長が星野氏を拒絶だとか、ボビーがやりたいと言っているだとか、いろいろと動きが出ているようだ。
ハイライトはバルちゃんの好守だけだもんなぁ、寂しすぎる。
金本が「弱い」。苛立ち、もどかしさから、この正念場でムチを入れたかったのだろう。謙虚さに立って、もう一回奮い立たないとね。
ある意味、想定通りのロースコア接戦に持ち込んだ。先発安藤はなかなか絞らせない投球ができていた。圧倒的なエースの力…そういうのとは程遠いが、これが現在の安藤にできる精一杯の粘りかも知れない。
同点のまま6回まで安藤ががんばったので、7回アッチソン、8回ジェフ、9回藤川と繋いでいる間になんとか1点勝ち越すというのが岡田プランであったが、8回にジェフが打ち込まれて完敗。ストレートが圧倒的に多い配球で、右打者に簡単に右に弾き返され、動揺の四球も絡んで一気に崩れた。ジェフは二軍再調整となるらしい。
そのプラン自体、そして継投のタイミングや起用法法自体は、これまでと何も変わらない「岡田スタイル」だ。「やってもらわな」「ずっとそれでやってきた」ってことだろう。いつまでたってもJFK?なんていう苛ついた声も聞こえてくるが、失敗が続いた久保田のポジションには、いつの間にかアッチソンが入っているように、手を打っていないわけではない。ただ遅いのは間違いない。
でもこれも岡田スタイルなんだよなぁ。おまえもっとできるやん、前はもっとできたやん、頑張ってもらわなあかん…信じて、裏切られて、周りの「もう考えた方が…」という声に抗しがたくなってはじめて次の手を打つ。ひらめきやアイディアやとっさの判断ではなく、慣習と期待と未練。だから岡田監督はダメなのであり、だから岡田監督は良いのだろう。
ジェフはブルペンのリーダーだ。この時期にリーダーが欠けるというのは、ブルペンの非常事態。しかしそれはジェフが二軍落ちすることで起きたのではなく、ジェフが不調であることですでに起きていたこと。実力がともなわないリーダーは、リーダーとしての機能を果たせないのだから。
JFKはもう過去のもの?そんな寂しいこと言わせるなよ。またカッコイイところ見せてくれよ。待ってるぞ、ジェフ!

コメント

  1. ジジィ より:

    確かにジェフで負けた試合。
    そして、前の回のアッチは完璧で球数も少なかった。 それでも(左の小笠原、李に回る)あの回、ジェフを使った岡田采配は「従来の戦い方」であり、決して間違いではなかったと思います。
    2003年から「強いチーム」に変わったタイガース、『投の最大功労者』のジェフは誰も責められません。(少し休めばいい仕事をする選手)ゆっくり調整して、「大事な時」に備えて欲しい。 絶対に不可欠な選手だから…

  2. やっぱりトラ! より:

    昨日は現場におりましたがそれはそれは凡戦でしたよ。これホンマに首位攻防戦?ってな感じ。
    安藤のテンポの悪さ、打線のちぐはぐさ、お決まりのリリーフ陣の不調…観ていてなーんにも楽しいところがございませんでした。
    特に安藤のピッチング…間合いは長い、球数多いは…まさか牛歩作戦?!
    それでも巨人も攻守ともイマイチで接線となったが阪神の現状はそれ以上の散々さ…今後は5割がやっとくらいの状態に思えたがさてどうやろか。
    一位通過はなんとかなるとして問題はCSまで見越してどうチーム状態を整えるかやね
    ムチ入れで勝てるほどの面子でもなし、打てん、守れんの今の状態じゃなかなか勝てまへんやろなぁ。

  3. 西田辺 より:

    アニキ発言。
    確かに言いたい事は判る。
    チームの発奮を促し、自らをも鼓舞する。
    そんな意味合いである事は、充分読んで取れる。
    けど、その中で「今まで勝ってきたのはまぐれ」と言う言葉だけは
    余計だった気がします。
    真の実力のみで勝ってきたと勘違いするなよ、と言う意味合いも含まれている
    とは思いますが、一歩間違えれば誤解を生じチーム批判とも取られかねません。
    前回の走塁その他が物足りない発言もそうですが、こういう事をマスコミを
    通じて発言され、それで発奮する若手もどうなのよって感じです。
    誰かに言われなければ気付かないのか。
    自分の気持ちを高める燃料は持ち合わせていないのか。
    負けた事よりも、主砲がこういう発言をせざるを得ない状況が寂しいです。
    先日もお立ち台で横の林ちゃんに冗談めかして奮起を促す発言をしてましたが、
    「こんな事言わすなよ」ってぇのが本音でしょうね。

  4. いわほー より:

    確かにアニキ発言は衝撃的ですが、星野に出来て岡田が苦手とする「メディアを利用したチームの鼓舞の仕方」を岡田に代わってアニキが代行してるような気がして仕方ありません。戦う集団を鼓舞するためにはラジカルな誇張が有効なのも金本は十分心得ているのでしょう。
    故にかなり恣意的な憂言だと思いますが。

  5. いわほー より:

    恣意的な憂言だと思いません!
    逆のタイプミス。すみません。

  6. いわほー より:

    ついでにもひとつ、昨日甲子園のビジター応援席に行ってきたんですが、これはこれで目から鱗の体験でした。あの場所で4万のタイガースファンと対峙しながら、G応援に囲まれてじっとおし黙ってタイガースを応援するというのも乙なものですよ。

  7. PPW306R より:

    いわほーさんのビジター応援席の件、
    それって“どM”な楽しみ方ってことで宜しいんでしょうか?
    安藤のテンポの悪さはやっぱり“仕様”なんですかねえ…。
    所用があり、8ウラからしかラジオで聴けなかったのですが、
    解説の田淵は、内海に引けを取らない安藤の快投!と安藤を褒めてました。
    ホンマかいな?と思ってたら、やっぱりトラ!さんが仰るような意見を伺うに至り、
    安藤が登板する時は、我慢して見守るしかないんだな、と心に決めた次第。
    今年も9月東京Dは昨年と同様、凄まじい死闘の場となりそうですね。
    toraoさんがどんなコラムを書き上げるのか、今から楽しみでなりません!

  8. 一虎ファン より:

    「日シリ優勝監督がWBC監督に」という案があるそうです。
    岡田監督がWBC監督という図は、想像しただけでなんとなく楽しくなります。
    今季、ウチには正念場らしい正念場がなかったです。
    ここからが正にそれ。
    ジェフには、たとえ二軍に行っても、いつもの強い心を忘れずに調整に励んでくれと言いたいです。

  9. のののー より:

    これで久保田とリーソップが先発転向して抑えはAF+1という来季像が見えてきました。プラス1がJかどうかは神のみぞ知る。現在のピンチは、ここで玉置や石川が活躍するのだと思います。

  10. au より:

    >岡田監督がWBC監督という図
    絶対反対。
    負けたらもうそれこそ阪神が袋叩きですよ・・・
    ただでさえSDが世間で叩かれてるってのに・・・

  11. gewa より:

    金本の言うとおり、巨人はやっぱり強いよ。
    あれだけ出来のよかった安藤が力で押さえ込めずいつもテンポは悪いけどもっと悪かったのは巨人打線の圧力でしょうな・・・
    それから比べると阪神打線は迫力なさすぎですね。
    1から5まで左でバランス悪いしねぇ・・・
    新井がいても今の巨人打線よりランクは下でしょうね。
    グラ、内海と言う柱がいる先発陣に対しても、下柳、安藤ではちと分が悪いし、それを補ってきたリリーフ陣が崩壊したとなれば、1位通過も難しいですな。
    ましてや短期決戦のCSなんて内海とグラで来られたらおしまいです。
    まっ どう考えても金本の言うとおりです。
    実際に現場で試合してるものの肌で感じた意見ですから間違いないでしょう。
    これで他の選手が鼓舞すればラッキィやけど、そんな感じの選手はあまり見当たりませんなぁ。
    最大14ゲーム差をひっくり返されて巨人ファンに偉そうな顔されるのだけは勘弁して欲しい今日この頃です。。。