エネルギー

スポンサーリンク

昨日土曜は毎週のように活動している綱島ボブルヘッズの公式戦で東京都稲城市にある米軍多摩レクリエーションセンター(通称「多摩キャンプ」)へ。


この日は、当ブログが縁で、ボブルヘッズの関西チームでプレーするようになった西田辺さんも遠征して来て、久々の再会。試合前、メンバーの間で前日の五輪準決勝の話題が力なくかわされる(笑)。プロ野球が大好きなメンバーばかりだから、みんな本当に、心から落胆していたなぁ。
相手はくしくもアメリカ大使館。同日行われる三位決定戦と同じ日米対決、トリプルヘッダーは2勝1敗とジャパン(ボブルヘッズのこと)が勝ち越した。私は捕手、投手、一塁手で出場。2試合目は先発投手として投げたが、病み上がりのためか不調。でも味方の援護に恵まれて完投で勝利した。
外野で出場の西田辺さんは、試合を決めるセンターオーバーHR、左中間フェンス直撃の二塁打など、パワフルな打撃を連発した。
試合後は現地からほど近い「稲城天然温泉 季乃彩」という最近流行りの風呂施設で、さっぱりと汗を流して、露天風呂で疲れを癒す。
風呂から上がって、休憩所では3位決定戦の様子。アメリカに負けて4位。上位3チームに一つも勝てなかった正にザ・4位。西田辺さんを含むボブズの仲間5人で食堂に行きビールで乾杯。話題はどうしても五輪野球、日本球界へ。次期代表監督の人選会議となるも、ずいぶん長時間の議論を経ても、あまりこれという結論に行き当たらなかったかも(笑)。
てなわけで、準決勝にひきつづき、3位決定戦も見ていないので多くを語るのはやめておく。どうして野球ファンがこんなにガッカリしているのか、それはもちろん野球ファンなら同じような気持ちだから、あえて書き上げることもなさそうに思うし、その気持ちをどうすべきなのかを考えて行動すべき立場の人たちだって、わかりすぎるほどわかっているだろうから。
それでも北京から帰ってくる野球日本代表の関係者にはおつかれさまと言うよ。よくやったとは言うべきじゃないのかも知れないが、とにかくおつかれさま。ほんのひとときでも頭を空っぽにして、心と体を繋ぐ神経に帯びている不正な電気信号をリセットしてもらいたいと思う。
エネルギー保存則。ネガティブな発熱が起きる時、浪費されたかに思われるエネルギーは、必ず何かに形を変えている。その閉じた枠の中にいた選手、関係者のどこかに必ず形を変えて存在している。彼らの力が必要なのだ。
さあ五輪もすべて終わるね。収穫の秋が始まるよ。

コメント

  1. DAI より:

    torao兄さん、何を逃げ腰な!
    NPB2とか言うんだったら、星野と金権周りのことをもう少し言って下さいよ。
    日本代表を食い物にするような人物が代表監督に未だに据えられようとする現状を憂いて下さいよ。
    僕は、あんなのが今まで必死にやってきた日本の球界を食い物にしているのがたまらなく悔しいんですけど。
    ロス五輪代表監督の松永氏今回の五輪代表に対する談話とか読まれましたか?

  2. ジジィ より:

    『韓国・金』、やはり「目の色」が違いましたね。一昨日の西田辺さんのコメントを読んで納得しています。しかも、選手にとって「お金」より嬉しい「兵役免除」という『ニンジン』までぶら下げていたとは…
    いつまでも落胆していられないので三月のWBCで、しっかりリベンジして貰いましょう。
    今日からはペナントレースに集中します。(あいにく東京は雨ですが…)

  3. 一虎ファン より:

    良薬は口に苦し。
    きっと、今回の結果は日本の野球にとってプラスになるに違いありません。いえ、プラスにしなければなりません。
    代表チームには、皮肉も込めて「夢をありがとう」です。

  4. 西田辺 より:

    昨日はお世話になりました。
    今回の五輪代表。
    2年前のWBCであわや予選落ちの崖っぷちからメキシコに助けられ
    何となく勢いづいて『優勝してしまった』
    この成功体験が、今回のなす術ない4位に繋がっていると考えるのは
    穿ち過ぎでしょうか。
    多くの故障者・辞退者の中でメンバーの選考がギリギリまでかかり、
    その上チームとしての仕上がりすら侭ならなかった。
    常にナショナルチームを前提とするキューバ。
    野球組織全体で国際試合への対応・対策を行った韓国。
    ここでメジャーへの可能性に繋げたいアメリカ。
    で、日本はどうなの?と言うことになる。
    指揮官が「金(メダル)以外いらない」と言い、周りもそうだそうだと囃し立て
    金取って当然の空気を作り、
    凄まじい重圧に晒され、シーズンで疲労した肉体のまま五輪と言う
    過酷な舞台に立たされる。
    結果論と言われるかも知れないけど、これじゃ勝ち目は薄いと言わざるを得ないでしょうね。
    選手を始めとして、世界各地を飛び回ったスコアラーの方々、裏方さん、現場責任者の方々は
    大変お疲れ様でした。
    また、これでも「WBCはメジャー組を集めれば・・・」なんて単純に上が考えてそうで怖いんですがね。

  5. やっぱりトラ! より:

    昔から日本人ってムードで何でも決めるわなぁ。
    そもそも金メダルなんてそんな大事かね?
    個人的には今回の結果なぞ残念でもなんでもない。
    世界4位でよろしいやんかと思う。そもそも実力はそんなもんでしょう?
    ただ事実として采配はお粗末であり、代表選手はさらし者となってしまって可哀相であった。
    WBCもあんなフェアじゃない大会のことをマジメに考えん方がええと思う。
    理念や思想とお題目を掲げたってアメリカの拝金主義に飲み込まれるのは必定。
    くじ引きで12球団のどっかが行く位が丁度よろしい。