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 人を束ねるには理が必要。一糸乱れぬ応援が誇りだった千葉は、理を失ったリーダーを拒否した。詳しくは「マリンブルーの風」で。


 クラシリ思いつき。たとえばこんなのはどうだろう。

(プレーオフ案)
(1)日本シリーズは、セントラル、パシフィック、各リーグを完全優勝(勝率1位、かつリーグ内の全チームに勝ち越し)した者のみが出場できる。ただし完全優勝した者がない場合は、リーグ代表決定シリーズを行い、完全優勝者代理(リーグ代表)を選出する。
(2)リーグ代表決定シリーズの出場資格
   A リーグ優勝チーム(第1シード)
   B 次のb1、b2に該当するチーム。ただし勝率上位2チームまで。勝率順に第2シード、第3シードとする。
     b1 Aにタイまたは勝ち越したチーム
     b2 b1にタイまたは勝ち越したチーム
(3)リーグ代表決定シリーズ実施要領
   ・(2)のBが1チームの場合は、現行クラシリ2ステに準ずる
   ・(2)のBが2チームの場合は、現行クラシリ1,2ステに準ずる

 ってことでプレーオフの大義名分を整えるってのはどう?メリットとして、今年のGみたいに突っ走らせ過ぎると、プレーオフ自体がなくなっちゃうから、各チーム優勝候補に対して必死になるとか、優勝チームに勝ち越しそうなチームに負け越せないとか、ちょっと駆け引きがフクザツになって楽しいとか…。
 でもたぶん今の1?3位によるプレーオフとほとんどの場合同じ結果になりそうではあるんだけど(笑)。
 下柳を抹消して鶴を登録。もう短期決戦に入っているのだから、正しい決断だと思う。しかしやっぱり渡辺抹消がどうだったのか…まあコンディションについて知る術もないのでなんとも言えないけれど。鶴を見極めるには絶好の試合だったと思うのだが…。

◇9月27日(日)中日?阪神23回戦(中日14勝9敗、14時、ナゴヤドーム、37709人)
阪 神 011 060 000―8
中 日 000 000 020―2
【阪神】○岩田(6勝4敗) ジェン 筒井
【中日】●山本昌(1勝4敗) 山井 小林正 鈴木
[本塁打] 狩野5号(神)

 両チームにとって全然意味の違う試合。まずうちにとっては、今季勝ち越しなしのDに対して流れを変える勝ち越しが必要(3位争いはどっちみち直接対決で勝つしかないからそれほど関係ない)。岩田がDをピシャリとやってクラシリ戦略を立てやすくすること。同じくクラシリでの昌先発の目を消し、戦いづらくさせること、バカバカ打って相手投手を怖がらせること、使える選手の選別…。
 Dにとっては、勝敗はまあどっちでも良い、井上の引退試合をつつがなく済ませたい、できれば昌が使えたらありがたい、岩田攻略のデータを取りたい、短期決戦で使える戦力を見極めたい…こんなところだろう。
 してみると双方まずまずの試合だったと言えるだろう。特にタイガースは、よしこれで名古屋でのクラシリが楽しみだぜ!ってな感覚をしっかり持つことが出来た。初対戦の昌を消すことで、不要な不安や対策も消去できた。平野、関本の1,2番を機能させられたし、鳥谷は凡打の内容はOK、金本は「まだあ?」だけど、新井以下の打線の雰囲気も良い。ブラゼルは再発の危険と隣り合わせだから、もうちょっとバルあたりにも目慣らしさせておきたいところだ。
 一時下げていたけど、また狩野がよく見えているし、よく振れている。大躍進年の集大成、頑張って欲しい。インハイ、詰まり気味に見えたけど豪快に運んだグランドスラムお見事だった。
 もう予定どおりに中盤で決めてしまった試合、中4日でもってきた岩田は5回までで十分だったよ。疲れて打たれて、イヤなイメージが残っては最悪だから。だけど苦しいところを踏ん張ったことで余計戦う自信がついただろう。ただそれだけ相手にデータを渡してしまったということだけは認識しておいた方が良い。ブランコ、からっきしだったけど、最後はインローへのカーブをファールにできていたもんね。
 ネガ面は山井以下中継ぎを打てなかったこと。特に「秋の山井」は消しておきたかった。
(追記)井上一樹選手の引退セレモニーもとてもすばらしかった。飾らない人柄が良く出ていたね。井上選手、20年お疲れさま!レフトスタンドのタイガースファンの皆さんもかっこよかったよ!
 まあとりあえず大目標は達成。これで日本一への行軍に不安も迷いもない。今日から神宮で目の上のたんこぶをひっぺがして、ジリジリと進んで行くのみ。相手も傷は癒え、戦力は揃い、気力も充実。青木ら大駒も本来の実力を発揮している。怯むことなく初回先制、序盤で圧倒。さあ気合い入れて行くぞ!

コメント

  1. ジジィ より:

    『秋の山井』って(笑)ビールの『秋味』みたいに秋限定ですか(笑)。
    試合の方、狩野の追い込まれた後の満塁弾に「今年の成長」を見た気がします。
    最後はフレッシュな柴田、大和、野原祐が守備に立ち◎、あと鶴を投げさせてくれたら『満点』だったのに…
    それから、井上一樹の引退セレモニーに試合後も球場に残ってくれたタイガースファンの方々、誇りに思います。

  2. より:

    昨日は草野球終了後に携帯でチェックして「勝っているしかも先発岩田!?」と思いました。
    総力戦になっている以上岩田の先発も有ると思っていた中でまさか先発でしかも中四日でしかも7回無失点で(笑)。また、それに答える打線狩野のグランドスラム打った瞬間は「犠牲フライか?」と思っていましたがパワーで持っていってまさに成長の証
    をみた気がします。
    土曜日の逆転負けで嫌なムードを払拭できた様な気がしますが本当の勝負は明日からだと思います。思い起こせば昨年と同じ時期に3ゲーム差で東京ドームに乗り込んでの巨人三連戦でまさかの3タテそして終戦・・・。状況は異なりますがあのときの雰囲気に似ている気がします。しかし、今度は試合数が少ないと不利な状況ですが打線が上向き調子を維持して頂き一気に序盤でケリを付けて欲しいです。
    最後に井上選手20年間のプロ生活お疲れ様でした。様々な球団を移籍が普通になっているこの時代で同じ球団でしかも20年間もプレイしている井上選手はすごいことだと思います。あなたこそが「ミスタードラゴンズ」だと思います。本当に現役生活お疲れ様でした。

  3. 熊虎 より:

    この三連戦、落合竜は本当に勝ちに来ていたんでしょうかね? 何か別のことを考えて試合に臨んでいるような「変なチーム状態」に見えました。特にD投手陣の配球と投手のコントロール、落合監督の我関せず的な表情とともに「変」というか、「三味」というか・・・。
    私は3連戦3連勝というのは相手もプロだし、向こうがエースでこっちが先発の谷間ということもあるので期待してはいけないと思うようにしていますが、この中日3連戦に関しては展開から言っても3連勝しておかなければならなかった試合だったともいます。
    能見・岩田は勝ちが付いて当たり前。
    2戦目は継投云々の前に休養十分の下柳が7点取って貰ったんなら7回はリードを4点以上保って投げてあたりまえ。そもそもそれだけ余裕があって下柳だったら自分の投球数をセーブしながら完投を計算して当たり前のはず。
    休養十分の下柳は下半身と上半身が連動しなくなり、フォームを崩して帰って来たというのはいったい何を意味するのでしょうか?再度の登録抹消の真意が興味あるところです。(私はスワローズ戦に追試をするべきだと思ってました)  
    短期決戦を考えると、エース級と10勝10敗クラスの投手の起用法が非常に重要だと思います。下柳は安藤・久保と違い相手がエースを立てても逆に食えるタイプのセカンドラインなので奮起を期待しています。

  4. ナラノトラキチ より:

    ヤクルトが完全に息を吹き返しています。
    残り試合、どうみてもヤクルト有利ですね。ただヤクルトは連戦連戦で先発がきついという面は有りますが、数字的にはヤクルト有利は動かないと思います。
    つまるところ、虎軍団は、ヤクルトとの残り6試合を4勝2敗でいくことが至上課題であります。過去のことを言っても仕方がありませんが、先般の横浜と広島の負け越しカード、痛すぎます。
    スミマセン、ネガなことばかり言いまして。この悲観主義的スタンスで35年間虎ファンをやってきました。いまだに阪神ファンでいるのが不思議なくらいですが。
    奮い立っておられる皆様方、水を差したようでゴメン浅井。

  5. マチスの部屋 より:

    対中日戦、地元ではあっても開始から1時間半でテレビ放映は終了。感動の狩野捕手のグランドスラムから井上選手のセレモニーまでラジオでしか感動が伝わらないもどかしさ。ドラゴンズというチームは地元に愛されていないということでしょうか。不思議な土地柄です。
    セレモニーが始まってドラゴンズの選手より早くわがタイガースの選手が3塁側に整列したそうです。「阪神ファンも大勢残ってセレモニーを盛り上げています」といったようなアナウンスに私は胸が熱くなりました。元ドラゴンズで
    バッテリーを組んだこともある矢野捕手が花束を持って井上選手に、もう感激しました。
    もうここでは「ノーサイド」。
    20年も一つの球団で過ごせた井上選手は本当に幸せな野球人でした。
    ヤクルトを飲み干してまたドラゴンズと熱い戦いを見せてもらいたいものです。

  6. スーパーエリーバ より:

     プレーオフ案、首位から勝つ1勝と、最下位から勝つ1勝の重みに、違いが出るのは面白いと思います。少しややこしいルールの説明、浸透するのが難しそうですね。
     昨日は、大阪ABCラジオで聞いていたのですが、5回のチャンスの場面で、競馬中継に切り替わってしまいました。京都では雑音混じりの中、かすかに聞こえる東海ラジオで、狩野選手の満塁弾を、なんとか確認出来ました。気持ち良かったっすね!
     先発山本昌投手、Dにとっては、テスト登板の様なもんだったのかもしれませんが、Tにはラッキーでしたね。
     今日からいよいよ燕と直接対決です。ここに来て5連勝と、他球団はアテにならないので、直接シバいたりまひょ!

  7. torao より:

    ナラノトラキチさん、そんなことで「ゴメン浅井」しなくて良いんですよ(笑)。
    構え方が違おうとも、みんな願いは一つなんですから、ね。

  8. takaken より:

    久保コーチと真弓監督は岩田に感謝しないといけませんね。
    下柳は明らかに最悪な投球内容だったのに勝ち星の温情かけたばっかりに逆転負け。
    結局首脳陣の失態をカバーする為に(もちろん中12日も休養貰って4回途中KOの下柳が一番駄目ですが)急遽岩田が中4日で投げる羽目になってしまったんだから。
    でも前回124球投げてるのに中4日登板でまた119球も投げさすってのは大丈夫なんでしょうか。それでなくとも故障明けなのに。
    少なくとも6回打席回ってきた時下ろすべきだったのではと気になりました。
    まぁ何はともあれ岩田は本当によく投げてくれましたね。
    ちなみに次の岩田は更に重要な試合に投げると思いますが、仮に疲れにより駄目だった場合、まさか首脳陣は岩田批判しませんよね?自分達の無計画さを棚に上げ、ちゃんと頑張ってる若い選手のせいにするのだけは絶対にやめて欲しいです。

  9. DAI より:

    ロッテファンの一部が暴徒化していく途中ではあれだけ賛美して、注意の一つもしようとしなかったあなたが、今さら、ロッテファンのことに言及することも十分、理がないことのように見えますので、注意するつもりで書き込んでおきます。

  10. BUCK-TORA より:

    渡辺の降格は何ででしょ?復帰登板でバラついてたコントロールも前回登板で修正されてた気はしますが、う?ん。
    昨日の展開なら鶴を試すには絶好のタイミング。ここで投げさせんとなるとまさかの大バクチ?orただの計略要員?
    趨勢が決まるまで登板無しなんてアホな事はカンベンですよ。
    Sは連戦続きでも神宮での試合多過ぎですね。直接残が6試合、3連戦がラストなんで今カードを2勝1敗、残り3試合を3勝の貯金4でないとしんどいかも知れませんね。(希望は当然全勝で)

  11. プリン より:

     クラシリの改革案よりも、問題なのは日程問題ですわ。巨人なんて、ここ12試合連続で東京でしたからね。9連戦ずっと東京で試合できる環境に1チームだけ存在するのは、これは問題だと思うのだが、誰も問題意識さえ持っていませんな。寛容すぎるのでは?と思うのだが。
     こういう問題をクリアーするには、やはりデビジョン制度が必要かな?と思うのですがね。東・中・西と3地区に別けた方が、日程問題も平等になるだろうし、特権も無くなるだろうと思う次第ですわ。
     しかし阪神の日程の組み方は、下手糞すぎますな。東京→兵庫→横浜→名古屋→東京って、どんだけ行ったり来たりさせるんだか・・・・。この9月中旬って大事な時期になる事は分かっているのだから、せめてホームでもう少し試合を出来る環境を作ってあげるべきなんだが、それが出来ないのもフロントの怠慢なんでしょうな。
     

  12. torao より:

    DAIさんおひさしぶりです。ご注意ありがたくちょうだいいたします。