おつかれさま!

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◇9月23日(水・祝)横浜?阪神最終戦(阪神15勝9敗、14時、横浜、22785人)
阪 神 420 000 000―6
横 浜 000 012 000―3
【阪神】○久保(8勝8敗) 江草 アッチソン S藤川(23セーブ)
【横浜】●グリン(3勝15敗) 桑原謙 工藤 高崎 高宮 真田


 関西寄りなら大阪の電波、関東よりなら横浜の電波を拾おうと躍起になっていたけれど、試合中の移動の大半は東海地方におり、得られたのは東京ドームの情報ばかり。とりあえず序盤で大量リードの経過を確認して、アホみたいに勝ちまくっとるチームの様子をチラチラうかがう。録画もまだ見ていないので、この横浜の試合については書かないでおく。
 優勝はジャイアンツでV3。2勝1敗を上回るペースだから、貯金が負け数を上回る圧倒的なペナントレース運びだった。しかし度を越えて圧倒的だったため、半ば「勝手にやっとけ的扱い」になっちゃったね。まあ優勝する側にしてみれば、なんでもOKで喜び爆発の優勝シーンにかわりはないのだろう。貯金20もあるドラゴンズがすっかりキングメーカーになっちゃって秋を涼しくしてしまった。
 かくなる上は熱い3位争いで…と思うのだけれど、優勝争い常連から転落してきたタイガース周辺には大した熱がない。でもそんなの「ぜいたく病」でっせ!Aクラス、Bクラスが固定気味になっている昨今、SやCにしてみればクラシリにひっかかれば何が起こるかわからん、アンダー5割だろうが何だろうが、可能性ある限り戦い抜くぞ!と来ているわけだからね。こっちだって易々とやられるわけにはいかないし、何をやっても上手くいかなかった前半戦を払拭するようなフィニッシュで締めたい。他球団の監督たち同様(朝日)、まだ「参りました」とは言わんぞ(笑)。
 そんな東京ドームや横浜スタジアムの話より、昨日は甲子園、秀太の引退試合だ(あまりにも失礼だけどw)。

サンスポより抜粋
 四回にチーム初安打の右前打で同点の口火を切るなど4打数2安打の活躍ながら、七回の守りで二死二塁から一塁への悪送球で勝ち越し点を献上。最後の失策はV逸につながってしまった。試合後に二塁ベース上で胴上げされると、本塁へ全力疾走してヘッドスライディングで球場を沸かせた。

 その15年というプロ野球人生の大半を二軍で過ごした、凡庸な選手の最後の試合、甲子園に7000人も集まったんだってよ。大活躍しながらも、V逸タイムリーエラーだってよ、胴上げされて、ホームにヘッスラだってよ。ダメだねー、バカだねー、やっぱ秀太だねー、スゴイねー、愛されていたんだね…。
 この秀太の処遇に、良きにつけ悪しきにつけ阪神タイガースを感じずにはいられない。まあとにかく秀太は幸せもんだ。長い間お疲れさま!

コメント

  1. 熊虎 より:

    toraoさん、遠征お疲れ様でした。
    スポーツ新聞では腰や背中に張りがあり試合前に打撃練習をしなかったという報道があった新井さんについて、まぁこの人ほど毎試合打撃フォームが変わる打者もいないんですけど、昨日は(といっても最初の2打席目までなんですが)構えからピタッと決まって余裕の待球姿勢、スムーズな始動、的確なミートまでの軌道、打球の方向に合ったフォロースイング。
    ちょっとビックリするぐらい全てが正しいバッティングで打席の佇まいで「惚れ惚れするような鳥谷(の好調時)」に匹敵する静かな巨大な威圧感でしたよ。悲しいかな、後半の打席は既にブレが出始めていたんですけどね。
    私の印象ですでは、
    腰の悪い人≒無理の利かない体、足の故障の併発が多いタイプ
    真面目な人≒常に頑張らないと不安な人。言い換えれば進歩も変調も自分の不安から作り出してしまう人
    ・・・なんですが、新井さんはどうやらそういうタイプに見えて仕方ないです。
    以上、試合を見ていなかったtoraoさんへのワンポイント(マニアック)観戦情報でした。

  2. バースと藤川命 より:

    その昔星野監督が就任した当初、秀太がもし
    若い時から金本を間近でみて同様な筋力トレと
    努力を行っていれば、金本クラスになっていたのにと嘆いた話を読んだ(聞いた?)ことがある。当時ぼくは、今からでやれば、金本の半分くらいの成績は残すようになるんかもしれんとまわりからバカにされながらも毎年プチ期待をしてみていた。
    その昔、甲子園ライトスタンドで巨人戦を観戦していたら、巨人亀谷がライトへ大飛球を打ち上げた時、となりのおっちゃんが、「所詮お前は秀太クラスや!浜風には勝てんで!絶対ライトフライや」と叫んでそのとおりライトフライになったのには驚いた。同じ並びで見られていた亀谷がいまや恐怖の五番になることは、さすがにその預言者おっちゃんもわからなかったのだろう。
    秀太って、もしかしたら医者や弁護士になるんじゃないかと期待させながら結局普通のサラリーマンに落ち着く我が子のような存在だったなあ。
    この期待と失望のスパイラス人生が身近で親近感があってみんなに愛されたんじゃなんじゃなかろうか
    お疲れ様秀太!第二の人生頑張ってください

  3. ジジィ より:

    秀太、最後まで大事なところで『やらかす』とは、さすがです。
    入団当初、高波と「俊足熊工コンビ」で「将来は1、2番に」とか期待していましたが、少し残念。
    同じ九州の、大和&野原将に期待を託します。
    いろいろ楽しませてくれた秀太選手、本当にご苦労様でした。

  4. スーパーエリーバ より:

     長旅お疲れ様でした。
    この横浜3連戦、右打者時のセンター金城の予め、右よりの守備位置が気になりました。右中間抜けた?と思った当たりが楽々キャッチされる。こんなシーンが3度程有りました。引っ張りの多い桜井選手の時も、ベンチの指示か、金城選手本人の意思か分りませんが、この守備位置だったので何か不気味です。緻密なデータ野球をやりだしたのか、ただタイガースの打者が振り遅れてると思われているだけなのか。まあ昨日の新井選手の中前タイムリーの時は、裏目に出てましたが。
    投げる方では、左サイドの高宮投手。来期以降、左のワンポイントとして苦しめれられそうです。また録画で見て頂けたら幸いです。

  5. バースと藤川命 より:


    確かに高宮来年怖い気しました
    金本が残念ながら動態視力が弱ってきているのかもしれないけど外角スライダーっぽいやつ
    やられてました
    ちょっと古いけど永井(西武)系でチームに一人いるといい感じで使えそう
    わが社の江草、筒井もいいけど左殺しってタイプと違うしジェフの後釜育成考えていきまひょ

  6. トラハハ より:

    ずぅっと以前書き込みをさせてもらたことがあるかもしれませんが、久しぶりに・・書きたくなりました。
    実は昨日、秀太の引退試合をみてきたのです、、。
    最後の最後まで、秀太らしい試合だったのでご報告。
    まずはですね、ワタクシ、まだ(苦笑)優勝の可能性が残っているとは知らず、、、クリーンアップが、葛城、バルディリス、林ってのに驚きました。
    そのわりには、点がとれず、、せっかく後半おいついたとおもったのに、久保田も失点(涙)
    秀太はね、たぶん8回の打席が最後だったと思うのですが、これが三振でした。でも、みんなのあたたかい拍手にこたえながらベンチに戻っていきました。
    それで彼の打席は終わり、、と皆がおもっていたらば9回にタイガースの猛攻があり、2アウト1,2累。この打者が出ればもう一度秀太にまわる、それもうまく行けば秀太逆転打ヒーローになるかも、、みたいな絶好の場面がきたんです??
    その直前の打者のほうの名前は失念(失礼)。
    場内どれだけ盛り上がったか、、、
    相手のホークスの背番号3桁ピッチャーもびびっちゃってボールスリーまで行ったんですけど、、、そのあと2ストライクまでもどして、、。
    場内、”とにかく次の秀太までまわせー”と固唾をのんで見守るなか、2?3からの次の球をバッターがちょこんと打って、、、
    おおおおおライト前ヒットやーーー、
    と、思いきや、、、ホークスのライトがスライディングキャッチの美技をみせて、アウト、ゲームセット、万事休すの幕切れ、秀太には打席がまわらず・・・
    ”そこのライトー、空気読めよ?”
    と、タイガースファンから怒声が飛んでおりましたが、、、
    まあ2軍とはいえ優勝のかかるぐらいのプロの試合だからしょうがありませんか・・・
    その後は、こころあたたまるセレモニーがありました?。
    まだ若いので、第二の社会人人生がんばってもらいたいものです。

  7. マチスの部屋 より:

    巨人が優勝するも何の感情もわかないのに、秀太さんの引退試合の様子をここで伺うと、その試合をごらんになられた方はお幸せなかただとうらやましい限りです。彼のようにファンからこれほど愛されたキャラはわが阪神にしか存在し得ないと心から思うのです。秀太さん、ありがとう。あなたのことはファンが忘れることはないと思います。
    熊工というとすぐあなたの名前が浮かびます。
    新しい人生でも貴方らしい姿を見せてもらいたいです。ありがとうございました。

  8. 背番号10 より:

    秀太選手15年間もお疲れ様でした。
    秀太選手がはじめて一軍に上がってきたのは、旭川スタルヒン球場ででした。一番年下の若々しい姿でした。試合に出ることはなかったですが、これが熊工出の将来有望な選手か、と見ていました。一生懸命に先輩打者のバットを並べていました。懐かしいです。
    この試合は、御子柴が先発し、横浜のブリックス(?)などにホームランを打たれ、いいところなくタイガースが負けました。
    中村監督は即御子柴を2軍に落とし、御子柴はその年引退だったと思います。ずいぶん古い話です。
    さて、ジャイアンツが優勝して悔しいですが、来期は選手をきちんと養成し、厚みのあるチームに編成することを期待している。

  9. BUCK-TORA より:

    お詫びです。
    9/20コメントでファームのV逸と自力V消滅を間違えていました。仮に昨日T勝利で本日D敗北の場合は逆転優勝でした。
    toraoさん、閲覧されてるみなさん、関係者のみなさん、誠に申し訳ありませんでした。

  10. 西田辺 より:

    無事ご帰還の様子、なによりでした。
    秀太
    15年ですか、長い間お疲れ様でした。
    何故か、チョンボもやらかすけど憎めない男でした。
    どういった道に進むか分かりませんが、できればもう暫く野球に関って欲しいです。
    2軍ももう一歩でV逸ですか・・・。
    そんな所、上を真似んでええのに(笑)
    1軍もノビノビ野球の横浜に、やっとこ3タテ免れた具合。
    ここに来て投打共に下降気味なのが不安になります。
    ここ数年、どうにもこの時期になると下降線を描くのは何故でしょうね。
    目標となる借金返済も厳しくなってきたし・・・。
    明日からは魔界ナゴドでの3連戦。
    全てを振り払うには恰好の場所。
    もう一度踏ん張れ!

  11. 奥虎鳳 より:

    秀太引退!皆様のカキコにでてきました元西武永射。峠は過ぎていましたが昭和60年日本シリーズ、初戦&二戦目西武球場での工藤に変わり、勝負処での対バースワンポイントリリーフに『短期決戦、シングルならOK』と甲子園から登板。レオンやソレイタの首を飛ばした外人キラーの変則左腕、広岡監督の思惑通りバースはシングル。『初対戦でこれだ!永射がセにいても、バースはお客さんにするな』などとスタンドからの話し声が聞かれたのが思い出されます。
     火曜の横浜二戦目に続き水曜の三戦目を観戦。前述の工藤がタイガースリードの中登板。両チームのファンから三回以降で一番の歓声があがる。アウトを重ねた工藤、現役の生観戦はこれが最後かな?
    秀太、忌まわしき暗黒時代に入団。年に三試合程度の観戦しか叶わなかった野村監督時代、神宮での代走起用が記憶に。う?ん、秀太ゴメン。ゴメンなさい。ベストプレーが言えません。スーパーサブとはよく言ったものです。山脇コーチ、中村典元コーチの道かな、などと思ってみました。お疲れ様でした。