完成第一戦

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◇4月7日(火)阪神?広島1回戦(阪神1勝、18時、甲子園、46307人)
広 島 000 120 700? 10
阪 神 102 001 124X?11
【広島】大竹 ドーマン 林 上野 梅津 ●永川(0勝1敗)
【阪神】久保 ウィリアムス 藤田 阿部 ○江草(1勝0敗)
[本塁打]栗原2号(広)


 「紙一重」「天国と地獄」。ヒーローインタビューで金本の口から出た二つの言葉こそ、まさにこの試合を表現するのに相応しい。
 序盤はタイガースのペース。1回表先発久保は簡単に二死を取るも、3番に入った天谷に際どく四球を選ばれ、絶好調4番栗原には左中間に運ばれる。しかし赤星が最深部で追いつき中継の鳥谷へ、鳥谷からワンバウンド送球が初先発マスクの岡崎へ、タイミングセーフの本塁クロスプレーだったが、岡崎の完璧なブロックでタッチアウト!さらに判定に抗議するブラウン監督に退場が言い渡される!こうして大さわぎの試合は賑々しく始まった。それにしてもいきなり「監督退場不敗神話」のカード切られちゃって、参ったなぁ(笑)。
 そのウラ、単打の平野を置いて鳥谷が左フェンス上部に当たる二塁打、平野判断良く走って1点先制。鳥谷が外角高めをレフトに運ぶ時、掛布が見えるんだよなぁ。ナイスバッティング。しかし残る好機は金本、新井で潰して1点止まり。
 2回ウラも「揚がりっぱなし」メンチの初ゴロが三失、岡崎の一二塁間を抜くプロ初安、さらに赤星の中前も出て、一死一二塁、二死満塁の好機を作ったが得点できず。
 だが3回ウラ、ボテ内野安打の鳥谷が金本の二塁打で一気に帰って2点目。さらにチャンス潰えたかに思えた二死後、メンチが三遊間をゴロで鋭く破る来日初安打、金本生還3点目。インサイドの直球に対し、ヒジをたたんで、軸を回し、最後にピシッとヘッドを返す。来日当初のように形になっていた。
 4,5回は好機生かせず。メンチ2本目のヒットはレフト前へライナーのクリーンヒット。
 久保は上々の立ち上がり。直球に威力あり、多彩な変化球で内外、緩急を使っていた。しかし4回栗原の二塁打をきっかけに石井琢にしぶとくタイムリーされ失点。さらに5回は二死一塁からまたも栗原に2ランHRを食らう。インロー直球を続け、甘くなって持って行かれた。
 しかし6回表は立て直して、シーボル、石井琢、石原と下位ながらうるさいところを三者連続三振。力を入れた直球は150km/h近く、フォークも良く切れた。この立ち直りで7回続投の伏線。
 同点の6回ウラ、先頭赤星四球、平野送り。赤星を策なくバントで送る形が2度続いたところを見ると、3,4番への信頼だけでなく、赤星のコンディションがイマイチなのかもね。二死三塁となった後、2番手ドーマン、金本の背後を通る暴投でタイガース労せずして勝ち越し。
 7回表。久保は先頭を打ち取って一死。場内は今年も風船膨らませるんでザワザワ、ぴーぴー、ふーふー、パチン…。ああ、早くせな、みんな風船持ったまま、回が終わんの待っとるわ…。久保!良いんだ、そんなの気にしなくて!自分のことだけ考えろ!だけどみんな風船ぎっちー握ってじっと待ってる…かくして赤松、東出に連打されたところで交代。
 7?9回の必勝パターンを持っているタイガース。しかし真弓監督は「先発は7回まで」を掲げている。行かせた判断もアリ。このへんは紙一重。しかし7回の途中で替えるのはどういう場合かのシミュレーション、準備が足りなかったように見受けられる。替わったジェフは代打緒方に死球、栗原に4安打目、4打点目となる二点タイムリーを打たれ逆転。二死後もシーボルに右線に運ばれメンチがこれを止められず三塁打となり2点追加4?7、石井内野安打で続き4?8。やむなく太陽に替えるも止められず連打を食って4?10。7回表終了、なんと大量失点で勝ちゲームが大敗ゲームになってしまった。天国から地獄。
 
 ところが「今年はヤバイかも」という危機感は選手も同じ。そういうチームは、試合を捨てたりする余裕はない。常に全力でやるしかない。ましてや新甲子園のこけら落としで不甲斐ない試合はできない。7回ウラ関本左線突破の二塁打。ちょっと期待できるメンチだったが林の切れるスライダーには空を切った。内の直球が出来たら、次は外のスライダー。順番にやってったらいいよ。二死、岡崎のあたりは完全な詰まりだったが、ショート後方にポトリ。これがラッキーな初打点、初タイムリー。なかなか持っているじゃない。大量失点の責任を感じ塁上では厳しい表情だったが、この1点で「もしや」が生まれたのは間違いない。
 8回表阿部、簡単に二死を取るが、絶好調栗原に対してインハイを狙った直球が抜けて栗原の頭部へ。下がりながらヘルメットの耳当てに当たったように見えた。阿部は危険球で本日2人目の退場。どういう理由かわからないが、そういう球を投げちゃ信用されない。高さかコース、どっちかは合ってないと。インハイに直球投げる資格はなし。立て直して欲しい。
 笑顔で立ち上がる栗原。真弓監督フットワーク軽く飛び出して、栗原に謝罪。笑顔で返す栗原。イヤなシーンの後の爽やかな情景。栗原は素晴らしい。繰り上がり登板の江草が後続を断ってチェンジ。
 8回ウラ、Cは上野にスイッチ。一死後平野中前、鳥谷四球。暴投で二三塁となって金本の緩いゴロは右に寄っていたセカンドの左を抜け二者生還。新井、関本は倒れてこれでスコアは7?10。もしや?何があるかわからないよ、でもまあまさかね。
 9回表、江草が適当に終わらせて(笑)さあ9回ウラ。
 3点差、マウンドには永川。やっぱないか…。メンチ初球の甘い直球を悠然と見逃して2球目の高いスライダーをレフト前へ。狙っていたかな。おお、わからんわからん。代打葛城しっかり打席を作ってフルカウントから低め直球をジャストミートで右前、無死一二塁。あるある!桧山、惜しい!完璧なライナー性の当たりもライト正面、メンチはタッチアップで一死一三塁。赤星初球三遊間、ショート梵追いついたが止めただけ、メンチ帰って8?10、なお一死一二塁、行ける行ける!ニュー甲子園のわっしょいわっしょいもニューバージョン?エンドレスになってきた。ああ平野5球目を上げて左飛、これで二死。まだまだ!
 鳥谷はちょっとヒットが出ない時は危なかったけど、きっちり持ち直して来た。また雰囲気が戻っている。フォーク連投の3球目、見事にレフト前へライナーで運ぶ、外野は「シングルOK」の守備位置、葛城の代走狩野、快足飛ばして生還、9?10、1点差!
 さあ、1点差、二死一二塁で金本。監督不在のCベンチも慌ただしい。マウンドに集まる内野陣、栗原が永川に大きく頷き、勝負だと激励する。
 打席に金本。ルーティーンの途中、珍しくタイムを要求してスプレーをかけ直す。直球、フォーク…頭の中で考えを整理させて打席へ。直球ストライク、直球ボール、フォークでボール、フォーク高めでストライク。スイングすることなくカウント2?2。一走鳥谷が帰れば逆転、自動スタートとなるカウント2?3にしたくはない。だから直球60%、フォーク40%。第5球、膝元へワンバウンドのフォーク!もしインサイドの直球なら振り出しが遅れれば当たらない。反応が必要。ヒザに腕に鍛えたパワーを込めてスイングを止める、ハーフスイング回ったか?判定セーフ!
 紙一重。これでカウントは2?3。走者は投球と同時にスタートする。1ヒット同点は確定なので外野は下がって間さえ抜かれなければ良いという守備位置。6球目、恐らく5球目を見て金本の頭は80%フォーク。そしてフォークがストライクへ。十分に引きつけた打球が右翼線を襲う!入るか?落ちる、フェア!赤星ホームイン同点、鳥谷も三塁を回る、中継からバックホーム、良い球が返って来る、鳥谷スライディング、タッチ、わずかに鳥谷の足が早く入ったセーフ!サヨナラ!逆転サヨナラ!二塁上で大きなガッツポーズの金本、あっという間にチームメイトが取り囲む。その中には真弓監督もいて、金本と抱き合った。なんて足取りの軽い監督なんだ(笑)。
 向こうの4番もすごいけど、こっちの4番はもっとすごい。5打点でサヨナラ打、毎試合ヒーローだもん。
 そしてヤバイチーム、弱いチームだけど、一所懸命やっているチーム。真弓監督は、ちょっと軽くて、失敗もあるけれど、素直で一途な良い新監督だ。
 リニューアル甲子園完成第1戦。完成度の高い試合とはとても言えなかったけれど、面白さは「完成品」。ライナービジョンが勝利の歌を映し出し、大銀傘下の興奮はいつまでもおさまらなかった。

コメント

  1. Yalkeys より:

    toraoさんの詳細な記述は、ビデオで再現しているような臨場感で、感激が蘇ってきます。
    それにしてもよく勝ちました。記憶に残る1勝でした。「初」の多いゲームでしたが、シーズンを通してみるとメンチのヒット、パナソニックバッテリーのお披露目が特に大きな意味を持っていると思います。7点の取られ方が最悪でしたので、劇的なサヨナラ勝ちの余韻に浸るだけではいけないと思います。

  2. takeshi より:

    いろいろ課題はあっても、勝てばなによりですね。
    不覚にもおいしいとこ見逃しました(泣)
    7回表、栗原の逆転打を見せつけられふて寝。
    息子の「藤田、ようけ打たれてるで」を聞きつつ完全就寝。
    翌朝、新聞スポーツ欄見出しに「??」。日付を見直しました(笑)
    勝負は最後までわかりまへん。おもしろシーズンになりそうです。

  3. けいわい より:

    前任者のおかげかもしれませんが、真弓監督のインタビュ?は非常に好感がもてます。
    ミスはミスと認めたうえで勝利に対して素直に喜ぶところとかかなりツボです。
    一回でも多く真弓監督のインタビュ?が聞きたいなぁ

  4. Buongiorno!
    toraoさんご無沙汰しています♪
    新生甲子園に真弓新監督で初安打あり初打点あり初勝利の初づくし!!!昨夜は4-10になったのをみた時点で諦めモードでした(笑)

    『諦めの悪い30代芸人が何を諦めとんねん』っと金本兄貴の声が聞こえた気がしてびくっとしたら、実家の母から『阪神かったよ』とメールきてビックリ(笑)
    なんだかごちゃごちゃした試合でしたが、勝って成長していくタイガースとファンが共に成長できるような試合見れて幸せな気分でした。
    真弓監督も輪に入って微笑ましかったです。
    さて大好きなタイガースはtoraoさんのblogから見続けながら、いよいよ4/11からイタリアへ三ヶ月武者修業に行ってまいります。
    またお会いをできるのを楽しみに阪神に負けないぐらい頑張ってきます!
    では
    ciao!

  5. まーちゃん より:

     あきらめんと見るもんですね?、7回の裏だけ他チャンネルに浮気しましたが、家族で飛び上がって喜びました。
     プレッシャーの中、監督の期待にようこたえたメンチええぞ、がんばれ!

  6. あけの より:

    お久しぶりです。
    10点目を取られた時には、さすがに「今日はもうあかんか」
    と覚悟を決めました。
    ところがところが……なのですから野球は分からないですねえ。そしてやっぱり怖くて面白い。
    新甲子園での初戦、白星で飾れたのは何よりでした。
    岡崎は大量失点に責任を感じていることでしょうが
    これも経験やに、と言ってやりたい気分になりました。

  7. セカンド 和田 より:

    シーズン突入!初書き込みです。
    昨日の試合・・・しびれました(笑)
    結婚3年目で野球音痴だった奥さんも今ではクギ付けです。先発の久保は良かったですね。悔やむのは栗原のホームランですが、久保の投球を見てると「打てるもんなら打ってみ?」と言わんばかりの腕の振り下ろし!みてて気持ちがいい。栗原はWBCをきっかけにさらにレベルアップしてます。更なる強敵現るです。
    しかし・・・やっぱ金本はすごい・・・打点9は両リーグ1位ですか?メンチもようく!!!これでホッとしたかな。

  8. 西田辺 より:

    本塁クロスプレーに始まり、クロスプレーで終わったこの試合。
    流石に興奮冷めやらず、深夜の再放送まで見てしまった(笑)
    結局4番打者の挙げた打点の差が勝敗を分けた形だけど、栗原も良いバッターですわ。
    WBCの最後に仲間入りして、余り活躍したとは言えないけど、世界一の場面に立ち会えた事で
    一回りも二回りも成長した感じ。
    頭角を現し始めた頃、金本が広島時代使っていたファンファーレを栗原に受け継がせたのを見ると
    ファンの期待度にも頷ける。
    ウチの健太が相手の健太に当てた頭部死球。
    >そういう球を投げちゃ信用されない。
    >インハイに直球投げる資格はなし。
    仰る通りですね。
    一歩間違えたら「抜けちゃいました、すんません」じゃ済まない所。
    野球で、しかも投手で飯を食う以上、ここはシッカリ反省して次に繋げて欲しい。
    久保?岡崎の松下電器コンビも良かったです。
    久保は色んな事ができる器用なタイプだけど、それが仇にならないといいんだけど。
    岡崎もキャッチングも含め、凄い成長の跡が見えました。
    若干配球が偏るのが目に付きましたが、それも勉強。
    次は同期入団の能見とのコンビを見てみたい。

  9. ぴゅあらっく より:

    重箱の隅をつつくようで恐縮ですが、9回裏に鳥谷選手のタイムリーでホームインしたのは、葛城選手の代走・狩野選手です。
    いや、すごい試合でしたね。7点取られた後に3イニングかけて7点取り返すなんて、マンガのようでしたw。今日の試合も勢いに乗って勝って欲しいです。

  10. いわほー より:

    勝ったからとうかれるんじゃなくて、阿部は一度、下に落としてリセットさせてもいいんじゃないでしょうか。
    プロの投手としてあれはいかんですわ。
    私的には昨日の影のヒーローにメンチをあげたい。
    特に最後の打席の価値は大きかった。
    あそこでポンと上げてたらそれで昨日の試合は終わってましたから。

  11. 虎こそ命 より:

    こんな心臓が悪くなるような試合が全シーズン
    続くわけでもないでしょうが、これほどスリル満点のゲームに熱くなる虎のファンで本当によかったと思う。
    それにしてもトラオさんの筆致も冴え渡りバンバンですね。こちらも昨日のゲームに勝るとも劣らない素晴しさです、感動しました。
    いつも思うのですが、この文章は試合を見ながらメモなどしておかれるのでしょうか。臨場感溢れているから試合が見られないときは朝一番でここを訪れることにしていますが、正解です。

  12. 芹沢 より:

    岡崎×久保が良かったですね。
    ロッテの試合もよく見ますけど、相変わらず久保のクイックの早い事。ほぼ手投げみたいな投球に見えるのに、ちゃんと速球が行く不思議。
    最後、金本を歩かせなかったのは広島の誤算ですね。昨日オール凡退の新井の方が嫌だと感じたのは、広島に居た日付が近いからでしょうか。
    個人的にメンチ初ヒットの時に、なんとか打点をつけようと必死の形相で3塁を蹴った金本に感動しました。ヒザ手術後なのに塁間速度が速いのなんの。

  13. 虎こそ命 より:

    <追伸>
    真弓監督素敵です、選手と一緒にゲームに参加しておられるようで嬉しい。
    トラオさんの表現もまたいいです。
    「フットワーク軽く」「なんて足取りの軽い監督なんだ」
    比べてはいけないのですが、前監督は余りにも動かずでしたから。(ただ首だけは例外)

  14. Sugiatu より:

    仕事が鬼のように忙しく、TV観戦無理だと思っていましたが、どうしても久保の初先発見たくて、仕事投げ打って強引に帰宅。7:30からTV観戦しました。7回表に心折れそうになりましたが、ここで諦めたら、俺は阪神ファンとして今年は応援する資格無しだと鼓舞して、根性で見続けました。阪神の皆様ありがとう!まさに感極まりました!!WBCの優勝より感動したと思います。これで完全にWBCを払拭して阪神応援モードに切り替えれます。

  15. カミケン より:

    初めまして♪いつも楽しく拝見させていただいております。
    危険球の直後にグラウンドに直行して謝罪した真弓監督、すばらしいですね。雰囲気が悪くなりそうな状況が一変しました。
    あの後からナインの士気が上がって逆転劇につながったような気がします。

  16. oji より:

    監督が試合後継投ミスと言ってたけど、どこの事を言ってるのかな。
    個人的には、久保にちゃんと7回まで投げきって欲しかったです。そして8回アッチ9回球児。
    久保は初回から3回までに3点も援護もらえたんだから6回まで投げるのは当然だし、6連戦頭という事から考えても中継ぎ1人でも休ます為に7回行かせたのも間違いじゃないと思う。
    でもだったら7回ピンチだろうが投げぬかせるべきだったのではないでしょうか。
    今年「先発を引っ張る」と決めた理由は中継ぎの負担軽減の為プラス先発に厳しい場面を経験させて成長させる為と監督は言ってたんだし。
    開幕戦で安藤に7回ピンチの場面交代せず踏ん張らせたのは決意表明どおりだなと感心したけど、昨日の久保のように建前上引っ張ってピンチで代えてしまうというような継投するなら、岡田監督時より余計中継ぎに負担かける事になり心配です。実際昨日4試合目で江草ジェフは既に3試合投げてますしね・・・。
    結局昨日の継投失敗に懲りて岡田監督の様に中継ぎフル回転させてしまうなら(やらないで欲しいけど)、回途中から走者背負って行かせるのは極力止めないと。回の頭から行くのとは疲労度が全然違うから続けてたらパンクすると思います。

  17. 真弓 より:

    to torao様
    ご無沙汰しておりました。
    ウチの鉄人娘もはしゃいでおりますよ!
    そいえば、監督さんと同じじゃ名前変えないとまずいっすかねぇ?
    なんだかとてつもない試合でしたねぇ?
    ニッポン放送ショーアップナイターの江本さんが予言?「まだ分かりませんよぉ?」がホントになりビックリ!
    今夜は新井の番ですね♪
    同級生、シモも頑張れ!

  18. けい。 より:

    いやあ、壮絶な試合でしたね。。
    金本さんのコメントは
    「毎回チャンスで打席が回ってくるので、”マジかよ”と……」
    開幕戦では
    「いきなり大事な場面だったので、泣きそうになりました」
    冗談めかして言っていますが、少なからず本心でしょうね。ホント、そんな中で結果を出し続けるなんて、どれだけ精神をすり減らしているか……。
    早く金本さんに楽をさせる選手が出てきてほしい。金本さんが打てなくても、オレがいる!と言える選手が。。
    新井さん、頑張って!

  19. あんたろう より:

    真弓 真弓 ホームラン
    真弓 真弓 ホームラン
    監督のにこやかな顔が出てくると自然に口から、ミッキーマウスマーチが出てきました。
    そんな人 他にもおらんかい?

  20. NAKAP より:

    結局、昨晩勝った事をYAHOOニュースで知って愕然。このコラムで涙。ああ、眠くてもガオラ観ればよかった・・・。こんな試合を見逃すとは。

  21. でる より:

    私は、、、7回楽天戦にチャンネル変えてまーくんの完投を見届け、そして、、TV消してしまいました、、、
    試合後に友人からメールが来て勝利を知りました、、、つまり超スゴイ試合を見逃してしまいました、、、(泣)
    本当に野球の神様すみません、もう二度と勝手に諦めたりしません!!
    >あんたろうさん
    私も口ずさんていますよ、真弓ー真弓ーホームランって。ほんとミッキーマウスマーチの似合う人ですね、真弓って。掛布にも岡田にも似合わないですもんね(笑)バースならオッケーかもしれません。

  22. ライムD より:

    鳥谷選手のヒットでセカンドからホームへ駆け抜けたのは確かに加納選手ではなく狩野選手でしたね。
    でも・・・
    もう30年前の事ですが
    1番植松  2番竹之内 ・・・・・
    背番号を暗誦し、どこまで言えるか虎仲間と競い合ってた、そんな記憶が甦ってきました。
    ・・・・・・・59番加納 60番似鳥
    この加納(かのう)選手というのは、今の狩野選手と同じキャッチャーでした。当時の強力な投手陣を影から支えたブルペンキャッチャーでした。生涯たった1度だけ1軍の公式戦でヒットを打ちました。(生涯記録2打数1安打)
    それも中日のエース星野仙一さんからでした。
    今の吉田康夫コーチの初安打とともに、私にとっては絶対忘れらない思い出です。

  23. DFT24 より:

    おひさしぶりです。
    甲子園開幕戦、1塁アルプス席で観てきました。
    それにしてもすごい試合でした。
    「すごい」としか言いようがない。
    こんな劇的な試合、もうわたしの生きているうちにはないかもしれません(笑)
    toraoさんの文はやはりいいですねぇ。
    1日経って、読み返すと、試合のときのことがまざまざと思い出されて、胸が熱くなります。
    駄文しか書けないわたしにはまねのできない芸当です!
    とにもかくにも、なんか期待が持ててきました。このまま突っ走れそうな気がします。
    (「気がする」だけですが…)