6点差追いつき逆転サヨナラ

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【今日もお知らせ】本日5/4、11:00より文春野球コラムペナントレース掲載です。3~4月のまとめです。読んでみてください。またよかったらポチ応援を!

文春野球コラム ペナントレース2024 | 文春オンライン
「文春野球コラム」は、プロ野球を愛する書き手がコラムのおもしろさで戦う企画です。おもしろいと思ったら、原稿末尾の「HITボタン」をタップしてください。勝敗数によってペナントレースの順位が決定します。

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西勇が中軸、下位、上位へと止まらない連打を浴びて2回に大量6失点。不運な当たりや併殺崩れでピンチを招いたあと、球がことごとく甘く入った。ここまで3連敗のない阪神がついに……という序盤になった。

そのウラ、先頭輝明がいい感じの四球を選ぶも、先発起用の島田右飛、梅野遊ゴロ併殺崩れで走者進められず二死。しかし木浪が右前で繋ぐと、西への代打小野寺も右前打で繋ぎ二死満塁。ここで打点の鬼、近本が中日先発涌井の低め直球を左前へ運び2点を返す。序盤大量失点の試合は、1点でもすぐに返せば「バカ試合」の呼び水となる。それが2点だったのでバカ指数が倍になった。

問題は相手を止められるかだったが、3回と4回を二番手富田がピシャリと完璧投球で抑えたことで、「バカ接戦」を予感させ声出し甲子園が徐々に温まっていく。富田は直球に威力あり、スライダーが一級品。ナックルカーブがアクセントとなるだけでなく制球がよく、タイミングをはずすフォークも使える。不調の先発投手がいる状況下、新強力ローテの有力候補だ。

5回表、ビーズリーがとっちらかりながらもゼロで切り抜けると、そのウラ先頭の中野が右中間へ二塁打。センター岡林がお手玉する間に中野は三塁へ。中日は守備の乱れで試合を崩していく。無死三塁、「1点やる」守備隊形でノイジーは1点もらうショートゴロ。大山は浜風で戻される右翼線ポテン二塁打で出塁すると、輝明が右前へ快打でもう1点。4-6となり、もう雰囲気は「いつひっくり返すか」みたいになった。

6回表、石井大智が一死一二塁、二死二三塁のピンチを招くも切り抜けると、そのウラ今度は中日に四球禍。二番手砂田が先頭木浪に4球投げて四球で交代。三番手勝野も一死後に近本、中野に連続四球で一死満塁。ノイジー倒れて二死となるも、大山が左前へ弾き返して二者生還、これで6-6同点。こっちがピシャッと締めているうちに、相手がガバガバに緩めてくれた。中日はたまらず勝野から藤嶋にスイッチ。阪神とすれば一気に逆転という場面だったが、ワンバウンド投球がポーンと大きく弾むのを見た二走中野が三塁を狙うも、真上に弾んだだけですかさず送球されてタッチアウト。同点止まり。

7回表も前の回に27球を投じた石井を続投させてゼロ。ここらあたりが岡田監督の個性。

7回ウラ、中日は五番手田島。こちらもこの試合は落とせない。二死から梅野が四球で出たが盗塁死でチェンジ。配球を読み、アウトならアウトで次は好調木浪からという納得の攻撃だった。

8回表、岩貞。一死からヒット走者を出すと、続く岡林のミスバントを二塁へ悪送球で一死一二塁とする。去年まで当たり前のように見てきた投手の守備エラーも、今季は影を潜めていた。「しめた」で力んだのだろう。一死一二塁とし、大島にはひやりとする中飛、近本ナイポジ。細川に四球で二死満塁としてしまうが石川はひやりとする中飛、近本ナイポジで薄氷のチェンジ。

そのウラ、中日六番手祖父江。一死後井上四球、近本いい当たり中飛の二死後、中野右前で二死一三塁とチャンス拡大。しかしノイジーが逃げ球を追いかけて空振り三振。ノイジーはブレーキ継続中だが、他が好調期なので周期ズレの選手はいていいのだ。

9回表、Kケラー。先頭ビシエドへ死球、代走高松。さらに一塁牽制球が走者に当たり無死二塁。独り相撲をとってしまった。福永バント失敗(捕邪飛)で一死。村松左飛で二死まで持ってきたが、木下には投手足元を抜けるセンター前ヒット、近本の送球もそれて再び6-7と勝ち越しを許す。

1点ビハインドで9回ウラ、マウンドには守護神マルティネス。しかし先頭大山が右中間を破る二塁打で出塁。メキシコ戦で大谷がカモン!ってやったやつみたい。代走植田。
輝明、ここは強く一二塁間を破ればいい。まあまあ意図どおりの強い二ゴロ、これを福永が構え遅れて後逸。二走植田は楽々ホームインで7-7。
ケラーへの代打原口は鈍い当たりながらも三遊間をまっぷたつ。前進してきたレフト大島がボールをぽろっとする間に、輝明は三塁を奪う好走塁(記録エラー)。これでこの日の代打は4人が立って3安打(小野寺、渡邊諒、原口)、的中率.750。

無死一三塁(初球、原口が二塁へ進み一死二三塁)となり梅野。ここで決めれば物語として実に美しかったが、あわやサヨナラかといういい当たりの右翼線ファウルのあと、きっちちと四球を選んで一死満塁。相手にとってはここで1アウトを計算していただろうから、大きい四球だった。

無死満塁で木浪。3球目155キロの直球をスイングするも着払いの空振りでカウント1-2と追い込まれる。続く4球目、アウトハイへの156キロにはなんとか間に合ってファウル。こうなるとバッテリーは、合わせられる可能性のある遅い球は投げにくい。速さで圧殺するのが確実と考える。5球目、156キロがインハイへ。「速球はインハイ、遅球はアウトロー」鉄則といわれるが、打者のタイプによる。バットを担ぐように構え、鋭い軸回転で最短距離でヘッドを出す現在の木浪の打法は、インハイを苦にしない。上から叩くようになぎ払ったバットで正確に捉えた打球がライト前で弾む。この日、初めてリードを奪った瞬間、試合が終わった。

水を持って木浪へと駆け寄る選手たち。その勢いのまま、一走として先を走る梅野に向かう選手もいた。

不甲斐ない打たれ方もあったし、投手の守備ミスもあった。はっきり言って、相手がくれた試合でもある。それでも、野手が投手の失敗をカバーして取り返したことに大きな意義がある。なんせこのチームはずっと、投手力におんぶにだっこ、いい投球をしても援護がなく、報われない戦いを続けてきたチームなのだから。
ひとしきり喜んだあとのベンチで、安藤投手コーチが木浪に頭を下げながら何かを言っていた。これからは、ミスをしてもみんなでカバーしあう、いいチームになっていくに違いない。

コメント

  1. ぴゅあらっく より:

    久しぶりのコメントです。トラオさんの素晴らしい文章に水を指すようで申し訳ありませんが、9回裏の攻撃はアウトカウントは無死ですよ。
    旅先のホテルで虎テレを見ていましたが、劣勢を跳ね返して良くぞ勝ってくれました。西勇輝もケラーも救われました。
    キッズインタビューの女の子、阪神の応援のために関西の中学を受験するとの告白に甲子園球場がどよめいたのが面白かったです(笑)。
    今日の試合は伊藤将司と柳の横浜高校対決ですね。打線も粘り強く援護して勝って欲しいです。

  2. 西田辺 より:

    今年の中日、順位は最下位ですがチーム打率はそれほど悪くない(.240)。
    長打が少ないので、打率の割に得点につながらない弱点はありますが。
    火曜日の青柳と言い、昨日の西勇と言い、序盤の1つのイニングの中でヒットを
    集中されて失点するパターンに見舞われている。
    青柳は次の回から立ち直りを見せたが、西の場合は続投はなかった。
    ボールの強さやキレは打席に立ったものでないと分かりませんが、後で配球チャート
    を見てみるといつもより真ん中に寄っているように感じました。
    内外の散らしが持ち味の投手が中に寄ってしまっては、抑えるのは難しくなりますよね。
    真っ直ぐの球速も、いつもとさほど変わってない数字でしたが、打者からはさほど
    詰まらされる感じはしなかったのでしょう。
    3回から富田-ビーズリー-石井-岩貞-KKと繋いだ投手陣が、多少のピンチはありましたが
    試合を壊さずに味方の反撃を呼び起こしてくれたおかげで勝利につながりました。
    打線も2回(近本2点打)・5回(ノイジー内野ゴロ・佐藤ライト前)6回(大山2点打)
    と、序盤6点あったビハインドをジワリジワリと削っていく。
    追いついた時点で、タイガース側に精神的なアドバンテージはあったはず。

    結果論でも何でもなく、この劇的な試合に一つ物申すとすれば9回。
    四球-牽制悪送球-バント失敗で1死2塁。
    7番村松が粘りながらも浅いレフトフライ。
    私はこの時点で、木下を申告敬遠して9番祖父江の所に出る代打と勝負すると思ってました。
    この時点で中日のブルペンにいるのはRマルティネス、谷元、橋本の3名。
    同点のまま木下で終われば祖父江続投もあるし、延長の投手の頭数も足りてしまう。
    木下を歩かせて祖父江に代打を出させれば、ライマルを出させることなく投手の枠を一つ
    潰せるし、代打陣も1割台の打者ばかりでさほど怖さはない。
    木下も対阪神戦は、打率は低いですが3打点を挙げてる打者。
    ランナーを溜めたくない考えもあったのでしょうが、敵の駒を3つ潰せる策もあったのにと
    悔やまれる。
    勝ったから良いっちゃあ良いですけどね。

    今年これで相手のクローザーを負け投手にした試合は4試合目。
    YB山崎・C栗林2回・D R・マルティネス。
    おそらくこれは偶然ではないと思います。
    今年タイガースの打者って、速球に対応できる打者が増えたと思いませんか?
    去年まではこの速い球に対応できずに、延長での成績が悪かったり相手リリーフを打てずに
    接戦を落としてたりしていました。
    今年、150km/h台の球に対する打率が載っているサイトがあったんですが、ベストテンの
    内、近本・佐藤・中野がランクイン。
    今年は何人かの打者にポイントを少し前にした選手がいます。
    余り引き付けても速い球は打てません。
    この辺りが、速い球に対応できる打者が増えた要因かも知れませんね。
    今日は伊藤将-柳の横浜高校先輩後輩対決。
    子供達もたくさん来てくれている甲子園(昨日は監督のお孫さんも来てたとか)。
    子供たちを笑顔にする試合を見たいですね。

  3. 虎ジジィ より:

    コラムペナントレース全力応援!前回同様1HIT目を狙います。

    ゲームの方西勇輝は崩れましたが、
    富田が流れを戻し、
    全員野球でコツコツ得点、
    最後に木浪が決めた、

    「8-7ルーズベルトゲーム、しかも序盤の6点差をひっくり返してのサヨナラ勝ち」
    という盆と正月が一度に来たような素晴らしいゲーム。
    現地で観られた岩修様や北のオバサマ様などの虎バカ仲間が羨ましい(私ら現地関東組はサヨナラ負けはあるが、現地サヨナラ勝ちは無い)。

    ヒーインの子供二人まで球場を大いに盛り上げ、木浪の神対応もありチケット代の数倍分の価値あるエンターテインメントでした。

    連敗でいろいろ言われていた梅野も、最後は「らしい」右打ちファールなどで粘って四球でお膳立て、勝利で気持ちも楽になったでしょう。

    今日は先発 横浜高校対決、伊藤将司「(柳と)やっと対戦できると思った。(高校では)神様のようなすごい人だったので。人間性もすごくいい人なので、そこも学んでいます」
    と謙虚な姿勢ですが、打線は奮起し大大先輩の涌井同様コツコツ粉砕して欲しい。

    • makikomorita より:

      追伸です
      私も9回裏は無死だと記憶してましたが、トラオさんの一死の記述で そうだったかな何て思ってしまいました。ぴゅあらっくさんありがとう、そうでしたよね。

  4. makikomorita より:

    いや〜昨日は疲れました。
    試合開始から見てなかったので、スマホを覗いて6ー0にはビックリ!!
    何が起きたのか?
    その後じわじわ追い付いて、ケラーが失点したとたん 今日はここまでとTVをoff もう終わった頃かな と思っていたところ 大変だあ サヨナラになりそうだよ!と主人が部屋から飛び出して来たので 慌ててTVon
    1アウト満塁木浪 サヨナラでした〜‼️
    よく勝ちました。
    昨日のコメント欄で東北から甲子園にという方がいましたが、勝ち試合になって良かったですね。
    私も北海道から甲子園に2試合観に行ったことがありましたが、2試合とも残念ながら⚫でした。
    対戦相手は読売でした…
    でも隣の席の方と歓談したり、楽しい思い出になりました。
    中継ぎ陣頑張ってますね、富田君大活躍!
    これからも中継ぎに頼る試合も増えていくと思うけれど、コンディション整えて力を貸して欲しいですね。
    連戦で大変だけど、ここで遅れをとらないように、頑張ってね‼️

  5. おかぼん より:

    遅ればせながら、新装開店おめでとうございます。
    「特典」のほうのレイアウトも今後変更しますね(気が早い)。

    先日の及川といい、昨日の富田といい、若い投手が流れを持ってくる快投してくれるのはなんとも心強いです。

    開幕1か月の間に、B山崎康、C栗林、Dマルティネスに土をつけたことは、「今年のタイガースは簡単に勝てない」という印象も与え、今後にも生きてくると思います。

    それにしても「最大6点差を逆転してのルーズヴェルト・ゲーム」が午後と夜にあるなんて珍しい。まあ得点の仕方は全く対照的でしたが。

    文春野球もポチッと応援。
    自分も「オカダの考え」を理解して、「応援を放棄してネタに逃げ込む悪いクセ」が出ないように心がけます。

  6. 岩修 より:

    流石のtorao様久々の力作で現地観戦なのにあーそんだたんだ~と納得。北のオバサマが何処ど応援されてたか気になりながら3アルの一段目の一番外野寄りの観戦。つまり一番中日の応援団に近いから2回表は応援うるさくてもう帰ろうかと思った。
    がしかし、2回の近本2点タイムリーで自分も何かあると思い初め、湧井も苦しそうだし、中野、大山と佐藤輝で2点差になり大山2点タイムリーの時はもう回りはお祭り騒ぎ。
    ケラーで1点失った時はシュンとし、
    近くでブルペンカーで登場のライマルで終わったかなと思ったけど、大山2ベースでまたお祭り復活。佐藤輝の当たりは強烈だから記録ヒットでも良いと思った。代打原口だけど、小幡に送らせて梅野に代打原口なのではとふと考えたけど結果は完璧だからそれが正解だったのでしょう。
    富田も小野寺になべりょうと原口皆ヒーロー。落ち着いた木浪のヒーインに凄く成長を感じたのだった。
    最後粘った梅野は今どう思ってるかな?でも最も忘れられない1戦になるだろうと確信したゲームだった。

    • タクロー より:

      岩修様 4時間超の甲子園劇場観戦はサイコーの結末になりよかったですね。おめでとうございます。
      前日はいきなり3点取られて、倍返ししなきゃならんのに、逆に倍取られてどないすんねん、というお寒いはじまりだったので、どうなることかと思ったけど、甲子園の大歓声がドラマを作ってくれました。
      今日はピリッと勝つでしょう、きっと昨日の勢いで。

      • 岩修 より:

        タクロー様 コメ有り難うです!興奮し過ぎて電車の中も熱気ムンムンで梅田に着いてジュース飲んでやっと落ち着きました(笑)

  7. サヨナラ3ラン より:

    昨日のゲームを中日サイドの
    視点でみたら立浪監督の若さ
    が出たのかなと。
    2点リードの6回から左の並ぶ
    阪神打線に対し左の砂田を出し
    たが先頭の木浪にストレートの
    四球。これにキレて勝野へと
    スイッチ。涌井のヨレヨレ具合
    から砂田は充分な準備してた
    ハズ。その砂田がいきなり四球
    を与えたとはいえ勝野の方は
    準備できてたのだろうか。
    結果、近本や中野を歩かせ大山
    に同点タイムリーを浴びる。
    砂田を我慢して投げさせて
    どうなったかは分からないが
    個人的には立浪さん若いなと。

    あと阪神サイドで言うと島田
    の打撃が少し気になった。
    二度、佐藤を一塁に置いて
    いずれも凡フライ。ゲッツー
    の可能性は低いのだから転が
    してほしかった。そんなこと
    百も承知だろうから技術不足
    なのか。今のままでは準レギ
    ュラーも厳しいかも。
    森下、ミエセスと下に候補は
    いるけど左が手薄なんだよね。
    代打オンリーで前川、まだ
    少し早いかな。

  8. Akira28 より:

    昨日はデーゲームのため、家庭の用事対応から序盤はTVで見れず。さあ!応援開始!西頑張れ!梅野愛してるぞ!でチャンネルつけたらもう6点取られているじゃあ~りませんか。
    どんでん、なんでねん!
    でもそこから追い上げ、反撃開始。富田はいいですね、
    toraoさん仰る通り、先発ローテいけるか?
    しかし、カイル・ケラーが出てきて、やらかして、1点取られた時は、「帰れ!ケラー」と叫んで、TVの電源を切りました。
    私もやらかしました。
    一息ついて、まあ一応、見届けようかとテレビつけたら我らが大山が素晴らしい2塁打!佐藤のセカンド股間を破るヒット!(記録はE)で同点。原口いいぞ!梅野よく選んだ!そして木浪。
    外野フライでいいぞと呼びかけたら見事なタイムリーヒット。
    大逆転に天晴れ!大天晴れ!見事!お美事!
    いいぞタイガース!!万歳!

  9. Ryuhey より:

    お久しぶりです。引っかかるポイントがいちいち一緒でワロタ。盗塁死とか梅野へのハイタッチとか安藤のペコリとか……、さすがは華の丙午、66年組やね!

    遅ればせながら、リニューアルおめでとうです。すごく見やすいですよ!

  10. 北のオバサン より:

    昨日の試合、皆さまご存知のとおり
    久しぶりの甲子園で、こんな劇的な試合を観ることができて、大満足でした。
    ライスタでの観戦、久しぶりの声だしと応援団のラッパ!何より、阪神ファンの方たちの パワー!
    私にとってパワースポットなのです。
    交流戦で近くに来ることもありますが、甲子園は特別に感じました。
    そして、序盤に6点とられたものの、何か今日は少しずつ追い付いて、勝てるんじゃないかな~と 根拠のないポジティブな気持ち、で応援してました。いつもはハズレますが、トラオさんが言ったとおり、2点返したときに、あれ?これいけそう、と。

    これだから、阪神ファンはやめられませんね!

  11. こうさん より:

    サイトを新装した初日。なぜか俺の頭の中は試合前から「絶対に負けられないモード」になってしまった。

    坂本で勝って梅野で負ける…この公式が正しいのか間違いなのかは解らないが6-0の時点で公式が成り立ってしまう可能性が高かった。梅野も早々に替えられた西を見て何を感じただろう。

    けど9回にドラマの全てがあった。同点の時点で「絶対に負けられない1日」になった。チーム一丸…文字通り全員で相手の抑えを攻略した。なんと言っても上昇ムードのサトテルがサードベース上で見せたガッツポーズ。数日前に「セカンドにヘッスラしたサトテル、だが笑顔なし」と書いたが、気合いのガッツポーズ。試合に入り込んでいた。

    そして梅野。絶対に自分で決めたい、ヒーローになって流れを変えたい…自分の欲を抑えてチームの勝利の為だけに選んだフォアボール。最高に価値のあるフォアボールだった。そして、そんな梅野を全力でベンチから応援していた坂本。その姿を見たら「ドングリ競争、まだまだ坂本がリード」と思った。

    またまた同一カード3連敗を逃れた岡田監督。ファームから上がった小野寺をすぐに使うのも矢野さんとの違い。矢野さんはしばらくベンチに置いといて旬が過ぎた頃に使うから上がっできた選手も「結果を出さなければ」と追い込まれていた。すぐに使えばファームへの信頼感も伝わるし、ファームのコーチも選手に「一軍の戦力になれ」と言いやすくなる。間違いなく風通しが良くなった。

    ここからはワガママを。改善していただけるとありがたいことが2つあります。1つ目…やはり屋号の隣には「鳴尾浜トラオ」の名前を添えてほしいなぁと思います。何か意味があってのことだとは思いますが、ご一考を。2つ目…トップにスレッドを立てた人の数を出してもらえると、ありがたいです。下までスクロールしないと前回と変わってないかが分からないというのが現状です。もちろん「誰かのコメントが増えたかな」という風に楽しんでいる方もいると思いますが。コメントに対しての返信もカウントされてしまうかもしれませんが前回に読んだ数字を覚えていれば「新しい言葉が読める」と、自分は嬉しくなります。ずっと感じていたことなのでリニューアル景気(なんだそれ)に紛れて書かせてもらいました。すでに、その数の見方があるなら、すいません。今から読む文春野球コラムも楽しみです。

  12. 虎轍 より:

    西勇輝が梅野のサインに違うと呟きながら首を振る。そして要求されたコースと違う球を投げて打たれる。
    何がしたいんや?とテレビに向かって吠えてましたわ。
    ノイジーの二塁送球もホームやろ?と吠えてましたわ。
    多分、一番近いとこで観てたであろう岩修様も思ってたりして(笑)
    まぁそんな突っ込みどころ満載の試合でしたが、ルーズヴェルトゲームでモノに出来たのは良かったですね。
    試合を見終わったあとは前日の夜勤もあってぐったりでした(笑)
    今日も勝とう!
    ガンバレ!タイガース!
    頑張ろう日本!

    • 岩修 より:

      虎轍様 今日は! 
      前過ぎて実は細かいプレー良く分からなかったです(笑)
      でも今迄で一番感動したかもです!