甲子園初戦はスミイチ負け

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近本が先頭打者初球クリーンヒット&盗塁で先取点を引き出すなど2安打。輝明がバットを折りながら力で持っていく先制右前安打とあわやスタンドインという右越二塁打の2安打。あとは梅野が1安打。4回無失点の青柳も含んで安心材料。

この時期、小川3イニングは意外だったが延長12回を見据えたナイストライアル。そこそこ頭数が揃っているように見える先発陣も、始まってしばらくすれば「ほかにちゃんと投げられる先発はおらんのか?」みたいなことになる(毎年長いオフがあると忘れてしまうがそれが普通。べつにネガティブとかでなく)ので、リリーフに回せる先発や、先発に回せるリリーフ、長い回いけるリリーフなど、いろいろ準備しておいたほうがいい。小川は枠獲得でほっと一息だ。

渡邉抑えきれず。まあそうなのだが、いつカットされるかわからない緊張感の下、いくつも実戦にかり出されていればそういうときもあるだろう。ここまで来たら「ほれみろやっぱりアカン」みたいにならないように、なんとか戦力としてモノにする工夫をするのが上役の仕事。格安の左変則を一枚持っておくのは大事なので、あんまりケチくさい態度を見せるなといいたい。
給料の安いヤツらは丁寧に扱わないと育たないし花も実もつけない。給料の高いヤツは冷たくして「責任」に晒しておいたらいい。あとは花がいつまでもつかだけなのだからね。

わかりやすい結果だけでなく、細かい動きも審査対象。ボーダーの選手たちは神経を研ぎ澄ましてこの数試合に臨んでほしい。

コメント

  1. 虎ジジィ より:

    結果だけで判断すると「投手戦を接戦で落とした」ですが、課題点多きゲームでした。

    まず、初回の先制点も佐藤輝のタイムリーに救われましたが、近本ヒット→盗塁で無死2塁になった時点で糸原は最低でも進塁打を打っていたらマルテの犠牲フライで得点出来ており、先日の「1安打で1得点の野球」が実現できたのと、
    7回佐藤輝が弾丸ツーベース+エラー絡みで「無死3塁からゼロ」はいただけない。
    「少ないチャンスを確実にモノにする」をしっかり叩き込んでおかないと本戦でも接戦で競り負けてしまいます。

    投手陣はエースの落ち着きを見せた青柳は開幕投手を手繰り寄せ、
    3回をほぼ完璧に抑えた小川は素人目に見てもスピンの効いたストレートに威力があり、ブレーキの効く変化球との組み合わせで全く打たれる気がしなかったです。彼は確実に進化しています。

    打たれた渡邉は残念。少し調子を落としているのか躍動感がなく「手投げ」のように見えました。マルテの下手な守備にも足を引っ張られましたが、左打者にもジャストミートされていたのはマイナス要素。次は挽回して欲しい。

    まあ、ゲーム全体で1番気になったのは、この時期なのにほぼレギュラーだけで戦い、2列目の選手にはチャンスを1〜0打席しか与えなかった事!「やっぱり矢野監督の脳内ではレギュラーは決まっている」そんな印象を強く受けたのは残念。
    江越・高寺・小幡・小野寺・島田・熊谷などは与えられた1打席だけで結果を残さなければ使って貰えないのでは士気も上がらない。せめて、あと一週間ぐらいは2打席は立たせてあげて競走を煽る事を希望します。

  2. 西田辺 より:

    投手陣は、概ね順調ですね。
    なべジィは、toraoさん仰るように「こういう時もある」のが昨日来ただけ。
    どこかで対左打者へのスペシャリストが必要になるんですから、それこそ
    「ほれみろ」じゃなくて、どこでどう使うかの戦力化に進んだ方がチームと
    しても健全だと思う。
    問題は打つ方ですね。
    宜野座と気温が違う甲子園で、打線までお寒くなることはないのに。
    近本・佐藤輝は、キャンプでの状態をキープできているけど、チャンスは
    なかったわけではないけれど、相変わらず「チャンスはピンチ」になってしまう。
    見ていて全体的に、速い真っ直ぐに押されていますね。
    楽天バッテリーもピンチになっても、真っ直ぐをガンガン放り込んでくる。
    キャッチャーから見ても、これなら大怪我はないと判断されていたのかも。
    その中でも、大山は全ての球種にタイミングが合ってませんでした。
    真っ直ぐには押されるし、変化球には泳ぐ。
    本人の感覚のない所で余計な動作が入って、ズレているのかも知れません。
    一杯活きた球を見て、修正していくしかないでしょうね。
    パ・リーグとは言え、余り負けるのは気分が悪いので、今日は勝とうぜ。

  3. 岩修 より:

    昨夜の虎番組で、大山はファーストストライクから追い込まれてる様な窮屈なスイングと掛布さん。佐藤輝もそうだがポイントが近すぎて差し込まれていた。7回のフェン直はもう少し前で捌けばライトスタンド中段と話されていた。それに対して福本さん、「色々試したらエエんよ」(笑)
    期待のナベじぃはあかんかったですが一平ちゃんの3イニングは圧巻だった。青さんも良かったしやはり投手陣は安定している。江越は最後ボールになる外角ストレートに空をきったが粘る姿勢は良かったと思う。
    兎に角、打撃陣は奮起、奮起しか無いですね。

  4. 虎轍 より:

    渡辺は疲れが出てしまっただけでしょう、そう思ってたいです。
    それよりも工夫の感じられない打線かな。
    佐藤輝明が無死三塁で居たのに無得点ではね。
    泥臭く1点を確実に取りにいかんとアカン!
    せっかく2022年の聖地甲子園での最初の回に得点をしたのに続けて得点して勝たんと!
    疫病退散!
    頑張ろう日本!

  5. とらかっぱ より:

    DH外したらそのまま開幕かと思うようなスタメン。虎ジジィさんが仰るように矢野監督のなかでレギュラーは決まってるのかもしれません。オモロナイ。

    せっかくキャンプで煽らせたのに結局レフトはロハスJr、ショートは中野待ちですか?確かに強いチームのレギュラーは固定されている場合が多いですが、控えの層が厚いのも勝つための大きな要素。別に次の監督のために若いの育てておけよ、とは言いませんが昨年の終盤みたくチームがガス欠にならない備えはして欲しい。