NPBは吉本興業と提携すべきではなかろうか

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 と、いうタイトルをつけてみたものの、中身はただの思いつきで、大したことはない(笑)。


今朝の新聞ネタに
・阪神・坂井オーナー、チーム数増加に賛同(サンスポ)
なんてのがあり、昨日書いたエクスパンション議論がオーナー会議で行われたのか!?オレ様の影響力はそんなにものすごいのか?(←これはウソw)と思ったのだが、子細に読めば、
・選手会 東西格差是正へ ウエスタン6チーム要求(スポニチ)
  =「マイナーFA」や「年金廃止」についての記述もあり
という話だった。混成チームや新チームによって6チームに、さらにはもっと拡張していくことも大いに結構だと思うし、独立リーグやクラブチーム、社会人、さらには大学との交流戦もどんどん増やしていくべきだと思う。
 それと、昨日の話の続きっぽいけれど、「育成枠」なんてのはやめて、とにかく何人でもドラフトで指名して支配下に置くことができるようにしたら良い。それで二軍戦にも出られない選手は、独立リーグやクラブチームなどへ派遣してプレーの場を与えていく。
 それである一定期間を過ぎても40人のメジャー契約しなければ、独占的契約を継続する権利を失う。大雑把に言うとそんな感じにできたら良いのに…と思う。
 こういう感じって、何かに似ているよなぁ…と思ったのが吉本の芸人さん。所属しているのはピンからキリまで、報酬年額ん億円もいれば、ん十万円もいる。力に応じて舞台は提供し、努力の成果を見せれば昇っていける。プロにはさせる、上への道もある。あとは自分で考えて、数多いるライバルより目立って、競争を勝ち抜いて這い上がれ。
 独立リーグがトライアウトをやると、毎回たっくさんの人が受験する。その姿は、明日の大スターを夢見て、吉本興業に集まってくる芸人志望の人たちとだぶって見える。
 そういう「出演者」になりたい!という活力は常に充ち満ちているNPBが、その潜在的収益力を発揮し切れていない(と私は思っている)現状について、ひょっとしたら吉本興業なら妙案をガンガン出せるのではないか。選手ののし上がりたいという気持ちをどうやって引き出すか、小屋はどうやって確保していくのか、興業の値付けはどうしたら良いのか、売り出し方、グッズ、タイアップ、イベント企画、電波、スポンサー集め…実はやらなきゃいけないこと、やった方が良いことは、NPBも同じなんじゃなかろうか。
 ちょっと前にオリックスが吉本と組んでいた時があったけど、もっと根幹の経営や方向性の部分で学ぶべき点が多いように思うのだ。

コメント

  1. 熊虎 より:

    私は今の1軍・2軍&育成枠のプロ、そして裾野を支えるアマチュアの構造はメジャーよりひょっとすると悪くないんじゃないかと思います。
    昨日の育成の話がらみですが、巨人は育成から選手が大成してムカつくけど羨ましい、中日の中村ノリに育成枠を使ったのは趣旨をないがしろにする行為だ!などと思いますが、では阪神は・・・というと以下の3パターン。
    1)怪我人の現役続行能力見極め(ヤス・玉置)
    2)数年伸び悩んだ2軍選手の最終試練の場(高橋・金村大)
    3)社会人・学生野球など既知の評価軸で評価できない有望新人の入団枠(バル・今年の新人)
    特に3)は独立リーグや非アメリカ経由の外国人など今までのアマチュアの大会での実力比較やアマの名門(監督)のお墨付きがない選手の「良さそうだけど、よく分からん」を採ることができるようになった。これがプロ・アマの大きな障壁を少しばかり緩和したように思います。
    本当は4)「地方大会緒戦コールド負けチームの身長2mの高校から野球を始めた外野手が、たった一度の公式戦、一度だけの外野からのストライク返球を見たスカウトが採り、育成枠で3年かけて一から投手教育をして二十歳ソコソコから向こう15年エースとして君臨する・・・」なんて原石取りパターンが一番夢がありますけどね。

  2. スーパーエリーバ より:

     私も、支配下登録選手70人枠を、廃止してもかまわないと思います。多数の選手を抱えようとすると、それなりの資金、施設が必要ですので、自然と適度な人数に収まるのではないかと思います。ただ、金持ち球団が増々有利になってしまいそうですけどね。
     吉本の養成所の場合は、生徒が授業料を払っているという事で、大人数でも成立っているのでしょうね。このシステムは凄いですね。育成費はかからないし、そこから売れる芸人がでれば、吉本も儲かる。確かにNPBも、吉本のノウハウを学んでみる価値有りそうですね。
     より多くの中で、しのぎを削る事によって、より多くの可能性が、生まれ、プロ野球のレベルアップに繋がるのではないかと思います。

  3. ブラスと より:

    一軍枠だけを決めて、後は『お前らも頑張ったら、云億円もらえるぞ!!』っていうやり方は、野球の裾野を広げるいいやり方だとは思いますが、ただ、プロとアマ(社会人や高野連やリトル、シニアリーグ)との交流をもっとできる環境でない現在では、それがネックかなと。
    >明日の大スターを夢見て、吉本興業に集まってくる芸人志望の人たちとだぶって見える。
    そうそう、知り合いの身内に吉本芸人がいますが、出演料は未だ1回500円だそうです。
    一軍への道は厳しい!との事です(泣)

  4. 西田辺 より:

    確かにウエスタン・イースタンでチーム数が違うとかお互い奇数は具合が悪いですね。
    イースタンの場合、チーム数が多いので若手を集めて別チームを作って上手く運営できているのに対し
    ウエスタンは5球団のまま。
    鍛えるべき若手の成長格差が生まれてしまう。
    社会人や独立リーグとの試合も悪くないけど、2軍選手の野球技術の向上には疑問符が付きそう。
    最悪の場合「野球の試合をした」実績だけ残って、長い目で見ると益がない可能性も。
    この辺は球界全体の問題として取り組んで欲しいですね。