言われなくても

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 このオフ、話をする必要があるのではないか。


何のことかというと、金本のフルイニング連続出場記録のことだ。
 「来年は守備固めも使うし、代打出場の休養日もつくることがあると思う。チームのためであり、金本のためでもある。その心構えはしておいて欲しい」
この話を、どこか良いタイミングで人知れずする必要があると思うのだ。真弓監督と金本とサシで。
 言われなくたって金本はわかっている。とっくのとうにその覚悟はできている。だからこそ、次世代の若手に負けないための努力を積んでいる。ここという時の走塁面は、まだまだまったく代走を必要としないレベルにある。これだけでも41歳にして驚異的なことである。
 だけどシーズン中のゲーム中、唐突にそれを断行することは決して良いことだとは思わない。「唐突な動揺」は、チームへの衝撃となる可能性がある。オフにその真意を話し、直前にまた直に予告し、試合で断行する。少なくとも「当事者たち」は、その時を平静な心で迎える。そういう段取りをしておかないと「できない」のではないだろうか。監督が自分の判断として「しない」のなら良いが、「できない」のは困る。私はチームを安定的に運営するためにも、その準備が必要だと思う。
 代走を必要としないと言ったが、終盤どうしても1点が必要な場面で、ベンチにスペシャル代走がいるのなら断行するべきである。僅少差を守らなければならない場面では守備のスペシャリストが必要である。疲労が蓄積し、ベストの状態から程遠ければ、休養によって早期回復を助けるべきである。チーム力底上げが見込めるのなら、多くの選手にプレイ時間を割り振るべきである。すべて金本は知っているし、わかっていることである。そして金本はそれを黙って受け入れたりはしない。もう一度覚悟を決め直し、その事実を認識し、自分の可能性に挑戦するだろう。
 今まではそのタイミングではなかった。今はそのタイミングであり、遅滞は許されないと思う。

コメント

  1. 136 より:

    そのとーし!
    「その時」がきたら瞬間は複雑な気持ちになると思いますが、チームの為、勝利の為、
    そのとーし!!

  2. けいわい より:

    金本選手とは再契約の年でもありますし、そこらへんのことについてもよく話しておかないといけないですよね。
    今年は走塁についても守備についても緩慢に見えることがありました。手抜きをするような選手ではないことを考えると、相当に体の状態が悪かったことが窺えます。周りもわかっていなかったはずはないので、toraoさんが言われるようにタイミングではなかったのでしょう。そう信じたいです。
    私自身はこのフルイニング記録は今後破られることはないと思ってますので、記録のための起用には反対です。
    ここの皆さんがどのように考えてるか興味がありますが、アンケ?トのネタにするにはデリケ?トな問題すぎますか?

  3. ichiken より:

    どもども。
    金本より上手い守備固め、金本より速い代走が終盤にベンチに居ない(ことの方が多い)ってのが、これまた頭痛いことなんですよねぇ…。

  4. プリン より:

    フルイニングの問題は、まさしくその通りだと思います。僕は、岡田監督の次の監督には「フルイニングを検証できる人物」を望んでいたのですがね・・・・。
    もし今年中、いや春季キャンプ中までに話合いなりをせずに来年もフルイニングさせるようならば、もうその時点で、真弓さんは「監督としての資質」を問われる事は間違いないでしょうね。

  5. 新保 より:

    真弓監督は、それを「いきなり」やりそうな気がします。
    事前の話し合いとか事後のケアとかなしに……。

  6. torakkochiyo より:

    いきなりやった時点でチーム崩壊しそうですね……。フルイニ続けさせるにしてもやめさせるにしても話し合いしてください、監督!
    もしこれから逃げるようであれば、監督失格の烙印を押されても仕方ないですねぇ。

  7. ジジィ より:

    この前TVで、金本のフルイニ問題について質問を受けた真弓監督が『こちらが言わなくても本人(金本)のほうから(交代を)言ってくるでしょ。』とおっしゃっていましたが、私には「逃げ腰」に見えました。
    やはり、監督のほうから金本と二人でしっかり事前に話し合うべきだと思います。

  8. スーパーエリーバ より:

     金本選手、フルイニングの件、金本選手本人から言わす様では、監督失格でしょう。今シーズンの金本選手を見て、フルイニングが無理という事が分からなかったのならば、監督辞めてもらわなあきませんね(笑)
     昨日の続きですみません。かつての名ショート、平田現二軍監督が昔言っていた話を思い出したので。
    守備が上手い選手程、エラーは多くなるんだと。それは並の選手が追いつけない球まで追いついてしまうからなんだと。
    なるほどと思いました。エラーの数だけでは一概に守備力は判断出来ないんだなと。

  9. 熊虎 より:

    「その日」は必ず来ますが、皆が当然のように考えている「来期」はどうでしょうかね?
    ichikenさんの仰ってる他に代わる人がいないというのが「正解」で故障を抱えた赤星や、ちょっと守備が良いとは言えないライトの面々のための外野の交代要員が必要だし、今年は金本的には故障明けの厳しいシーズンで2割6分、20本以上のホームランは4番としてはともかく6番くらいの「レフト・打てる外野手」の役割だと考えれば代えるべき人がいないし、交代要員の枠からすると交代の優先順位が一番低いと思います。
    しかも来期はいつもの「ライトの外国人」の予定が無く、「それなりのレベル以上の」「休まない」レフト・金本は監督としては今年レベルの成績でもありがたい存在として考えていると思います。
    しかも邪推ですが、今年の開幕があの膝の状態だったわけですから、この話は監督と金本ではとっくにケリの付いている話だと思いますよ。 
         

  10. ちー より:

    なるほど。。そうゆう時期ですね。守備も
    ちょっと動き遅いよっ!ってイラッっとする
    時あるし、休んで好調持続なら、当然そうするべきです。
    でも・・・・金本のモチベーションが
    やっぱりネック。。それがわがままと言われる
    時は、足をひっぱってるて事だと思います。

  11. 拉麺 より:

    もう終盤になったら葛城を出せばいいんですよ。
    金本には出続けるのではなくて、出た時に結果を残してもらいたいです。

  12. きだたろー より:

    その通りですね。
    真弓監督は「唐突」にやりそうです。
    監督自身は「言われなくてもわかる」タイプで、「唐突」に事が起こっても「気にしない」タイプだったのかも知れませんが、タイガースの選手に限らず、大方の人はフォローを必要としているってことに気づいて欲しいところです。
    選手とコミュニケーションを上手く取って、選手のモチベーションを下げないで、むしろ上げていくようにしくんでいただければ幸い。
    事前に話し合いを持つことで、金本は「とっくにわかっている」危機感をより明確にして、きっちり「準備」してくれると信じております。
    「覚悟のすすめ」ってそういうことでしたよね?

  13. L in ナゴド より:

    もう一年延ばしますか?
    真弓さんだけでなくても誰も、言えないでしょう。
    突然、言えば言った奴が集中砲火を浴びるのは目に見えてます。
    やはり、自分を自分で、決めて下さい。今年を見ていて一番自分が認識しているはずだと思います。
    悔しいけど現実です。
    でも、今年の城島と同じ位、金本の
    入団は衝撃的で、今でも同じ気持ちです。
    当然今のタイガースは金本がいるから、と思っています。

  14. のののー より:

    それよりも城島がフルイニングとか全試合とか妄言を吐いている方が気になります。あんなに強かったホークスがたちまち最下位まで落ちたのは、そういう起用をして二番手捕手が育たなかったからなのに。週に一度はファーストでもフルイニングに変わりはないので、せめてそういう起用をしてほしいもの。

  15. クリキントン飛雄馬 より:

    自分も真弓監督が言うより金本自身から今日でフルイニングを終わりにしてくださいと言うべきと考える一人です。
    もちろん、それまでにある程度の話し合いは、すべきだと思いますが。
    それより自分は、来年も金本はフルイニング行けると思っている一人です。
    ただし四番でなく三番か五番で、金本自身もフルニングには、拘りがあると思いますが、四番には、それほどの拘りはないと思います。
    フルイニングに四番は、相当の重圧です。それを解いてあげることこそが、真弓監督が、しなくてはいけないことかなと思います。

  16. 西田辺 より:

    「休まない」ことでチームを引っ張ってきた男が、「休めない」ことにより本人にもチームにも
    大きな荷重がかかってしまうのは何と皮肉な事か。
    しかも世界記録まで達する事によって、ある意味アンタッチャブルになってしまっている。
    金本にしても、ある区切りを以て誰かにこの連鎖を断ち切って欲しいと思っているかも知れない。
    その誰かは監督以外にはいないんですけどね。
    当然「その時」については、監督主導で話し合われるべきだし、区切りについては金本に
    主導権を渡していいと思う。
    断言してもいい。
    金本選手自ら「下げてください」とは言わない。
    監督が出ろと言えば、最後まで出る覚悟でフィールドに立つ男。
    タイガース明日の一歩を踏み出すためにも、この課題は可及的速やかに話し合われるべきだと思います。

  17. BUCK-TORA より:

    個人的には今後、試合数が増えてもたいした意味はなさないと思っております。
    その上で申しますが、事前準備を伝えるのが良い方向(現役の期間に設定します)なのでしょうか。
    活躍の原動力の大部分をフルイニング継続で占めてる事。恩師の三村さんがお亡くなりになった事を考えると「今」でもないのかも知れません。
    生意気言ってすいません。

  18. 月光 より:

     真弓氏は、「金本フルイニング」に関して、ハッキリと「あれだけの選手。自分からはずしてくれと言ってきても、励ましてフルイニング出す」と明言しています。私も真弓氏同様「金本フルイニング」は出来る限り挑戦すべきだと考えますが、試合が決した点差の開いたゲームの後半は、若手を起用し伸ばす、「大事な場面」だとも考えます。こうした議論を横目に、金本の意地が見たい来季ですね。
     それよりも「城島全試合確約」などということがないかの方が気になります。投手によっては「矢野先発」「狩野先発」のバリエーションを、「勝つため」に断行していただきたいものです。

  19. らー より:

    やっぱり有無を言わせず北京五輪に招集させるべきだったね。
    それが本人、フロント、ファン…
    全てが納得出来たと今更ながら思う

  20. 広虎 より:

    フルイニング否定派が思うには,彼の成績が下がったら,ファンがバッシングして監督を動かさないとだめだと思う。
    その時真弓氏の対応は皆さんの予想に違わんが,カネが大人の対応をしてくれるのを願う。

  21. pii より:

    金本さんは守備でのミスが増えましたね。
    なんだか今年はフルイニングの終わりに
    注目してしまいそうです。

  22. 日吉 より:

    フルイニング問題の時にいつも思うのですが、金本ファンの意見が全く書かれない。
    中には忸怩たる思いでこれら反対派のコメントを見てる人もいると思うのだが。

  23. しまじろう より:

    フルイニングが途切れると金本のモチベーションはそんなに下がるのかな?
    金本自身が言っている通り優勝することが一番なので、そのための選択であれば、終盤の守備固め→交替に抵抗はないのではないかと思います。
    代走もさることながら、阪神の外野陣に鉄砲肩がいないことが、ここまでフルイニングを続けてしまった最大の原因だと思います。ライトもセンターもレギュラーも控えも肩の強い選手がいない以上、金本のフルイニングのみを非難するのは当たらないのではないかと。     極論ですが接戦の8・9回では俊足≦強肩。相手方の三塁コーチが思わずストップをかける外野手の出現を望みます。 

  24. kisaragi-earth より:

    日吉さん、お察しのとおり、金本ファンは皆忸怩たる思いですよ。皆好き勝手言いやがって、という感じです。笑
    でも反論しないのは、4番がこの数字では色々言われるだろうなということを覚悟していたからです。今反論したって、言い訳にしかならないと思うからです。
    反論するなら、来季、ぐうの音も出ない成績を
    金本さんがたたきだした後です。
    その際は100倍返しでいきますから、皆様も
    ご覚悟くださいませ。笑
    ただ、一つだけ言わせてもらうなら、
    交代=もう金本さんの打順は回ってこない。
    これは相手チームをむちゃくちゃ楽にする
    だろうなぁ、と思います。

  25. やま より:

    通りかかりました。最初元記者かなと思いました。
    自分は阪神ファンで金本ファンです。toraoさんのご指摘も理解できます。フルイニングは決して記録の面からではなく、その意気込みこそ偉大であり、自分はできる限り続けてほしいと思っています。またKisaragiさんの言われるように彼は居るだけで相手にとって脅威です。金本選手の凄さを一番分かっていないのは阪神ファンかもしれませんよ。しかし(世代交代や将来の為ではなく)優勝や勝利の為の手段なら記録は止めるべきだとも思います。
    はっきりしている事は、金本選手は自分から
    「休ませて下さい」とは言わない。
    という事です。休むという概念はないし、アスリートとして闘いのリングを目の前にし、そこに上がらない選手ではありませんから。それを本人だけに求めるのは監督としてどうかと思います。
    本当に勝利の為に途中交代するのであれば、決断するのは監督であるべきだと思っています。あらゆる事を考慮して、星野氏ぐらいしか阪神では無理だと思いますね。
    まず監督と話し合い、信頼関係の構築は必要不可欠ですね。(その点は他選手に対しても思います)
    しかし真弓監督では難しいです。先日ラジオで真弓監督が言っていました。
    「あれだけ勝ちたい選手だから、その時は自分から言ってくるはずだ」と…。金本選手の事全くお分かりではないようです。発奮かけているわけでもないし、これは本人に委ねているだけです。
    真弓監督が交代させるとすれば、怪我をして物理的に難しくなった時に金本選手が「無理です」と言った時ぐらいしかないでしょう。
    フルイニングがチーム全体の緊張感となっている限り、信頼の構築がまず大切ですね。