ゴールデングラブを数える

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ゴールデングラブ賞が発表される(三井広報委員会公式ページ)。タイガースからは星野元年02年以来の「選出者なし」となった。


守備走塁を重視とした真弓元年、皮肉な結果である。
これで00年代10年間のゴールデングラブ180人(重複があり182人)が決まったワケなので、とりあえずまた数えてみる。

2000年?2009年のゴールデングラブ賞受賞者数
パ・リーグ
27 ファイターズ
17 ホークス(ダイエー&ソフトバンク)
16 マリーンズ
14 ライオンズ
12 オリックス(ブルーウェーブ&バファローズ)
 5 近鉄バファローズ
 0 イーグルス
セ・リーグ
29 ドラゴンズ
22 スワローズ
20 ジャイアンツ
15 タイガース
 3 カープ
 2 ベイスターズ

 記者投票による「悪名高き」選出方法によるもので、それはおかしい!と言いたくなる時もあるから、それがどうした?と言われちゃうと身もフタもないが、一応数えた結果こうなった。守備でもチームを牽引する選手の存在が、チームの成績に反映するのは言わずもがなである。
 タイガースの15人の内訳は、赤星(外野手)が6回、シーツ(一塁手)が3回、矢野(捕手)が2回、受賞しているので、正味人数は7人。他には新庄(外野手)、アリアス(一塁手)、今岡(二塁手)、新井(一塁手)が1回ずつ。「イメージ受賞」の03年今岡を除くと、二塁、三塁、ショートの受賞がないのがちょっとさびしい。もちろん他球団に「イメージ鉄板」がいたりするってのもあるけれど、やっぱりそれを凌ぐような好守備で魅せて欲しい。

コメント

  1. ジジィ より:

    受賞者ゼロは寂しいですねぇー。
    やはり球団別で見ると『守りがいい』=『強い』という事がはっきりわかりますね。
    しかし来シーズンの予想レギュラー陣を見渡しても、ゴールデングラブへの見通しは暗いようで…
    要のセンターライン(城島・鳥谷・平野or関本・赤星or平野)が受賞できるようなら『優勝』もついて来るか!?
    将来的には、柴田・甲斐・大和・上本らが楽しみですが…

  2. 熊虎 より:

    パリーグの涌井(投手)坂口(外野)の二人以外全部ファイターズの選手ってのが凄いですね。投手だって、外野の残り一枠だってダル・ひちょりというビッグネームが去年まで2年・3年と連続受賞してるので「優勝したチームの印象点」を差し引いても全ポジションの守備がいかにブラッシュアップされているかが伝わります。
    実際クラシリ?日本シリーズも守備の堅さからくるキッチリ感を凄く感じましたもんねぇ。
    正直うらやましい。でも、例えば是非とも外野レギュラーに定着して欲しいと願う桜井が守備的にかなり上達したとしてGグラブ賞にふさわしい選手になりえるか? ごめんなさい。想像できません。
    タイガースのグランドデザインとしては、当然極力現有戦力の守備力を鍛えることが必要ですし、とくにレギュラー未満の選手の平均以下の守備が不満なところなのでマスコミのイイトコ探しに乗っからずにキャンプは弱いところをみっちり地味に着実に鍛えて欲しいですね。
    あとはノムさんが日ハムとの差をぼやいていた守備「脳」力をチーム全体に浸透させたり、守備力の強い人・弱い人に応じたチームフォーメーションの決め事などを徹底周知するなどプロレベルの守備強化はどこまでも奥深く追求して欲しいですね。

  3. torakkochiyo より:

    熱血タイガース党で外野守備について福本さんがめっちゃぼやいていましたね。コーチのなかで外野守備をきっちり教えられる人はいないのかと不安になりました。
    しかし柴田選手は意識を高くもってやろうとしているように窺えたので期待しております。
    また、外野一本でやってきた甲斐選手の守備も期待が持てそうです。
    福本さんがご覧になってどのように評価されるのか楽しみです。

  4. けいわい より:

    ゴールデングラブ賞、タイガースにとってはお寒い結果になりましたねぇ。
    狩野0票って・・・。
    個人的には得票数で「ゴールデングラブ界の幸福実現党(byおちちゃん)」との異名を持つラミレスに金本が負けてしまったことが・・・。
    ていうか、記者の皆さん、ちゃんと仕事しましょうね。

  5. アルスタ より:

    ゴールデングラブは確かにイメージ受賞(ベストナインに連動)があります。
    また、05年ロッテの西岡が遊撃手でベストナイン、二塁手でゴールデングラブ賞を受賞するなどこれもイメージ受賞かな。
    記者の皆さんしっかりしてね。
    別の「記者の皆さんしっかりしてね」話です。
    東京6大学の秋のリーグ戦のベストナイン投手は来季オリックスと獲得競争と奈留もしれない早稲田の大石でした。(21票中9票)
    大石の成績は1勝1敗。リリーフエースではありましたが慶応の中林は6勝、勝っても負けても投げた立教の戸村4勝、ドラ1二神3勝、優勝チーム明治野村(阪神ファン)3勝と比べるとずば抜けているとは思えません。4位のチームしかも優勝のかかった早慶2回戦で打ち込まれながらのベストナインは疑問です。というよち本人も喜べないでしょう。

  6. 西田辺 より:

    やっぱり、チーム成績や見た目の派手さ・過去の実績が重視されるのですかね。
    じゃなきゃ、鳥谷が坂本に得票数負けるとか有り得ない。
    機会があれば、今年のセリーグ遊撃手の守備率・失策数見てみて下さいな。
    噴飯ものですから。
    どうせなら来年から二遊間で「アライバ」って項目作ったら良いと思う。
    どうせ、セットでのイメージ受賞だし。
    と、毒づいては見たものの確かに今期と言うか年々タイガースの守備力・
    失点抑止力が落ち込んでいる事も事実。
    現状戦力の守備力向上か、守りきりたい場面・展開での守備的タスクフォースの結成か。
    「守りの野球」を標榜するなら、今年のままではダメなのは明白。
    さぁ、どうする真弓野球。