ひどすぎる打撃をなんとかして

スポンサーリンク
677##[阪神]たわいない話

 セパともストレート。大島の一発、糸井の一発とも前でさばいて(ミートポイントを投手寄りに置いて)遠心力でヘッドを走らせるバッティング。
人気blogランキング >>



 下がビシッと止まって、腕とバットがしなりながらボールを捉える。文句なしホームランという打球を生み出した時のフォームは本当に美しい。
 思えばタイガースのチーム本塁打はリーグ最少たったの58本。12球団でもイーグルスの52本に続く下から2番目。その分、単打で活路を見いだせれば良いが、打率.236は12球団で下から3番目、得点411は12球団で抜けた最下位。さらには三振は957でリーグワースト、12球団で下から3番目。そうなれば理屈に合ったスイングもできてなけりゃ、ボールを捉えることもできてない。力弱い打球しか打てず、そもそも振らない、当たらない…とほほ。
 プレーオフに入ってからのD大島の打席を持ち出すまでもなく、まずはそれぞれの理想的なスイング、ミートというものを身につけ、さらに日々レベルアップを図り、その上で投手との勝負、タイミングを外されたり、錯覚を利用されたりしながらも「なんとかする技術」、対応力を向上させていくのが順番。今季のタイガース打線は、じっくり見極めようとしては立ち後れて追い込まれて自分の振りができず、積極的に狙っていけと指示されても合わせるような打撃を繰り返し、およそ理想のスイングにこだわっていると思わせてくれることが少なかった。
 甲子園で水谷コーチ、宮崎で河村コーチが精力的に指導しているという。まずはイチかバチか、12の3スイングでタイミングを合わせ、そこから感覚を研ぎ澄ましていくこと。攻撃性を高め、その推進力を使って柔軟性や対応力を高めていく。外から見ていれば、タイガースにそういう指導が必要だということはよくわかっていると思う。勝負強さ、攻撃力向上、たのんます。

コメント

  1. 虎ジジィ より:

    ドラゴンズ大島のような素晴らしいトップバッターがタイガースにも居たらなぁー!とつくづく思いながらCSを見ていました。
    昨夜のCSセ・リーグは審判があの能見誤審の橘高や、脇谷に騙された土山や、阪神ギライ真鍋など面白いメンバーで、微妙な判定もありましたが、またまたドラゴンズの若い投手で読売強力打線を抑えながら、コツコツ得点して勝つというチャレンジャーの手本のようなゲームでしたね。
    投手力に関しては比較的あるタイガースもこのようなゲームの組み立てが出来るチームに仕上がると嬉しいのですが…
    我がタイガース、想えば2010にはチーム本塁打173本、総得点が740、この残像がチームを勘違いさせているような気がします。今回のコーチングスタッフが統一球仕様の指導が出来るかがカギになりそう!

  2. ガク より:

    虎ジジィさんに禿げ同です。
    大島が赤星にダブって仕方ありません。
    そして走れる選手は守りも攻めもすべてそこから起点となります!
    今期チーム別盗塁数は
    巨人 102(長野20、坂本16、鈴木16、藤村14、松本12、寺内、、、)
    広島 79(赤松18、梵14、丸14、天谷12、、、)
    阪神 65(大和17、鳥谷15、上本13、、、)
    ヤクルト 61(福地12、比屋根11、ミレッジ9、、、)
    DeNA 61(荒波24、内村18、石川7、、、)
    中日 59(大島32、荒木12、井端4、、、)
    で阪神は3位なのに得点力が最下位。中日はチーム盗塁数最下位、得点力も423で阪神の411と大差ないのに大島が盗塁王で得点稼ぎ効率よく守り勝ってきた。
    阪神も上本、大和もそこそこ走ってるのだから来期は両名の底上げと、それを犠牲フライでもなんでもいいから返して得点に結びつける攻撃をしてもらいたいです。

  3. 虎風 より:

    今の飛ばないボール。広い甲子園。現有戦力を客観的に見たとき、目指すべき野球はダイナマイト打線の復活ではなく、1点をどうやって取って、どうやって守り抜くか実践する野球となることは明白。
    センターラインを強化して守りを徹底的に重視した野球の方が圧倒的に勝率は上がるはず。
    それなのに大砲だとか、レフトはマートンだとか、ちょっとピントが外れているような気がします。
    上本・大和には期待していますが、大和はまだしも、上本はまだ平野のレベルに達していません。
    何故か平野は和田監督に重用されていませんが、あの守備の反応の速さは荒木に勝るとも劣らないと思います。
    ショートは日本一の鳥谷に何としても残ってもらい。
    後は肝心要の捕手ですね。個人的には鳴尾浜で見たときに衝撃を受けた原口に期待していますが、もう少し時間がかかるかも。
    シーズン途中で移籍してきた今成が投手の個性をしっかりつかんで来シーズンにつなげて欲しいです。

  4. 虎風 より:

    すいません。
    先ほどのコメントに一番大事な事を書くのを忘れました。
    守り勝つ野球は阪神ファン気質に受け入れらないのではと・・・
    あまり試合内容が面白くない野球は阪神ファンは見たくないのです。
    私自身もコメント書きながら、ちょっぴり矛盾を感じています。

  5. 西田辺 より:

    昨日の報道で、気になる記事が。
    監督によると、秋期安芸キャンプは若手主体。
    実戦形式中心で、結果が出せない若手は帰阪させると。
    意図する所が分からないんですが、この時期に実戦漬けにする事に意味があるんでしょうか?
    今年の復習と、来年への宿題を課すのに最適なのが秋季キャンプのはず。
    またこんな所で上っ面の結果だけを求め、若手だけに威厳を見せるような練習をさせるとは・・・。
    ベンチに色目を使う、中身スッカスカの若手を育てたいのでしょうか?
    本当に、この人大丈夫なんですかね?
    このチームで生き残るには、余程自分をシッカリ持っていないとダメですね。
    打撃も同じで、未だにチームとしての統一球対策が出来ていない。
    上を頼ることなく、自分で何でも見つけて行かないとスキルアップできそうにないですね。

  6. 大虎真弓 より:

     CSを見る度にキャッチャーの重要性をまざまざと感じます。
     谷繁の内角を使った大胆なリードで読売打線を翻弄し最少失点で抑えるのですから、そりゃ
    勝てるわけないわな!
     またピッチャーも水を得た魚の様に回を追うごとに制球もスピードも良くなり拍車をかける!
     こんなチームと同じグランドで戦っても
    勝てる確率は下がるばかりだ。
     キャッチャーが大事なのは皆の共通するところだが、問題は何を学ばせるかだ?
     ピッチャーの出来不出来を整理し使える球を
    中心に排球を組み立てたり、各打者のデータ
    を絶えず頭の中に入れておき試合に備えたり
    やる事は山ほどある。
     しかしバッターの打ちたいと言う欲を如何にかわすかが、大事だろう。
    バッター心理を理解する位余裕がないとやれないポジションなのだ。
     早急に作ることは出来ないが目指す選手像が分かれば練習も違うはずだ。
     ぜひCSも目を皿のように見てもらい自分との違いを確認してもらいたい。

  7. アパタイト より:

    飛ばないボールだから、スモールべイスボールと言うのが根本的に間違ってるんです。バントは飛ばないから、キャッチャーにとられ、ポテンヒットになるとこが、内野を越えない、犠牲フライににもならないんです。金本みたいに筋トレをやれば、パワーヒッターになることだってあるんです。スモールべイスボールに反対します。

  8. ベガ より:

    中日はヤクルトに負け越し、CSも苦戦してた。
    ヤクルトは「負けない」野球で巨人は「勝つ」野球のイメージ。
    だが阪神はどっちもダメで、巨人にも中日にも惨敗。
    中日はノックも大量に受けているのか、守りでは負けない自信が見受けられる。長時間になっても暑い夏でも。
    巨人の攻撃力を警戒して中日の野手が奮起してる感じですが、エース吉見がいたらこういう展開になっていただろうか。
    守り勝つのも打ち勝つのも目指しつつ、タイガースは「走り勝つ」野球をしたらどうだろうか。若返ってきたし、隙をついてどこよりも機敏になれば相手を崩すきっかけにもなる。

  9. ハマトラ より:

    西岡、必要かな!?ホームランを打てる打者は欲しいけど!!サードとファーストは秋から競争して決めて欲しい!!考えたら決まってるのは鳥谷のショートだけ(残ればの話)。残りポジションは秋と春のキャンプで決めるべき!!そのためのキャンプですよね!!