叩き上げコースも必要

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677##[阪神]たわいない話

 おや伊代野貴照さん(31)七夕に奈良競輪デビューとのこと(デイリー)
http://www.daily.co.jp/newsflash/2012/05/29/0005093890.shtml
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 和田監督の力量について思うことを毎日のように書いているが、いろいろと意外に思うことがある。なんとなくイメージとして若手の兄貴分で、「まあとにかく失敗を恐れず、思いっきりやってみろ!」と背中を押すようなタイプと勝手に思っていたのだけど、どうやらそれはこちらの一方的な思いこみに過ぎず、ここしばらくのタイガース伝統的な「自分の力で奪い取れ!ただしそう簡単に出番はやらないがな」というスタイルでここまで来ている。
 岡田氏、真弓氏、和田氏、いずれもスター選手として華々しい時期があり、全盛期を過ぎてもベテラン選手として長くベンチにいた経歴を持つ。若手時代の苦労よりも、「ベテランと言われているがまだまだ力はオレの方が上」という苦難の方が多かったことがこういう傾向にしてしまうのかも…と思う。
 もちろん他チームは懐の事情から若手を使わざるを得ないというのもあるのだが、各監督のものの見方というのも影響しているだろう。
 日本では監督も集客の道具だからスター監督も多いけれど、苦労人タイプの監督もけっこう多い。若い時からあまり試合に出られない、しかし面倒見が良くて指導熱心で、向上心が強くて、コーチ補佐のような立場からキャリアを積んで、運にも恵まれて監督にまでなり、その実力を発揮するという人。
 和田監督は小粒で繋ぎのスタイルだから勝手に勘違いしてしまったのだが、キャリア的にはずっとスター路線を歩んできた人だ。だから苦労人タイプの参謀が必要なのかも知れないね。
 タイガースの指導者ポストは、論功行賞に使われてしまう。ひょっとするとFA移籍とか、FA引き留めとかの時に手形が切られていたりするのかも知れない(これはあくまでも勝手な推量)。下働きから上がっていくコースを充実させることも重視しないと、選手頼み、足りなければ連れてくるしかないという根のない伝統になってしまう。
 今のコーチの中にも何人か一軍半的なプロ野球人生を歩んで来た人がいる。将来監督になるという意識を持って、「組織の末端」に全力を注いで欲しい。
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コメント

  1. 福島虎党 より:

    おはようございます!!
    皆様祝福のお言葉ありがとうございます!!!
    成田離婚の危機も無く、無事に日本に帰ってくる事が出来ました。
    さぁ今日からロッテ戦ですが、今タイガースに必要なのは首脳陣も含め、苦労した経験、辛かった思い出、勝つために、れぎゅらーというハングリー精神なのかもしれません。

  2. 福島虎党 より:

    途中で送信してしまいました。
    タイガースに必要なのは首脳陣も含め、苦労した経験、辛かった思い出、勝つために、レギュラーを勝ち取る、レギュラーを守るといったハングリー精神が必要なのかもしれません。

  3. ガク より:

    遅ればせながら福島虎党さま、ご結婚おめでとうございます。末長くお幸せに!
    確かにここ数年の阪神はいわゆる「叩き上げの泥臭さ」のようなものは感じられませんね。高卒ルーキーは数が少ないのもありますが野手も投手もほとんど育ってないし。和田監督は「虎の意地」をやっていた時代はたしかに兄貴分的コメントが多かったのですが監督になるといろいろ厄介な問題が生じるのでしょうか?確かに「組織のトップは責任も全部かぶらないといけないし孤独である」とよく言われますが、そこはナンバー2がしっかり補佐しなきゃ組織は回らないのですがいまいち有田ヘッドの立ち位置がわかりません。

  4. 西田辺 より:

    その叩き上げ論から言うと、一番近かったのが平田勝男氏だったんでしょうね。
    引退後、一軍・二軍のコーチ経験もある。
    勿論、二軍監督経験もある。
    途中で星野監督の広報と言う球団裏方も経験している。
    現役時代、85年の日本一で中心選手であったが、その後若い和田や久慈にポジションを追いやられる経験もある。
    現役最終打席の逸話を知っている人がいるなら、指導者にもってこいだと思うんですがね。
    私は、岡田氏の後はいずれ平田氏だと思っていたんですが、球団上層部の覚えが悪いのか、
    二軍を優勝させた直後、何故か星野楽天入閣か?というガセと共に退団されましたね。
    と言うか、脱星野のスケープゴートとして体よく追い出されたと言った方が良いのかな?
    この球団は何時まで経っても、選手>>監督・コーチの図式が崩されないんですよね。
    これはもう、球団の姿勢の問題だと思う。
    「たかが選手が」と言っちゃうのもどうかと思いますが、何時までも選手の顔色を見るような
    指導者では強くなんかなれる訳がないし、指導する側に責任感など生まれるはずもない。
    監督を始め、脇を固める参謀・コーチでチームは生まれ変われる事を横目で見てきたけど
    そろそろタイガースも生え抜きでシッカリ階段を上らせる事を考えた方が良いと思いますよ。

  5. 虎ねえ より:

    難しいですね。
    和田監督は期待大でしたが、真弓監督のよさもわかってきたこの頃。真弓さんは他球団にもいたので、人間関係はもまれながらの中修行してきた人だ。だから気を使いすぎてやりたい野球が出来ず失敗したと思っていたけど、何事もいい面と悪い面もあるわけで。
    コーチの延長の様な感じでやっていたら中々うまくいかない事に気づいた和田監督…にも見える。
    監督はウソやおとぼけも大事。実直な監督には思った事が出来ない葛藤もあるでしょう。努力家だと信じているので頑張ってほしいです。

  6. 虎ねえ より:

    追伸:福島虎党様、おめでとうございます。

  7. タイガーキッズ より:

    シーズンに入って2ヶ月過ぎましたがホントに和田監督のカラーがよくわかりません。(前監督と何も変わらない)
    就任時に「ほんの少しのスパイスを・・」って言いましたが、今だにスパイスが何なのか全く見えてこないですねえ。
    私個人的には今一番必要なスパイスは「厳しさ」だと思います。つまりベテラン新井さんをスタメンから外すことではないでしょうか?
    さあ今日からマリーンズ戦。どうしても2005年シリーズがトラウマになって仕方ないですが、相手はグライシンガーなんで宿敵Gと思ってやっつけちゃいましょう!!

  8. 明日虎 より:

    球団は真弓前監督の時に、監督未経験者はダメと学ぶべきだったのに、安易に和田監督を選んだように見えました。
    (和田監督をダメ監督だと結論付けるには少々早いですが)
    西田辺さんの仰るとおり、平田さんが一番適任だったと思ってます。
    球団と確執のあった平田さん、球団に強く発言する星野さんを手放したのは、阪神を強くしたいより、阪神を自分で動かしたいと首脳が思ってるからやと思います。
    2軍にはこれまた1軍監督向きではない吉竹さんが指揮されてます。生え抜き1軍監督が活躍するのは随分先にになりそう。
    ロッテ戦の対藤岡は楽しみです!!
    グライはやりたくありません!(笑)

  9. きしとら より:

    はじめてコメントします。一年半ぐらい前(公式サイト時代)からほぼ毎日読ませていただいています。僕も真弓さんの後は平田監督を望んでいました。今のタイガースには厳しさと明るい雰囲気の両方を兼ね備えた方が望ましいと思っていました。平田氏を一旦外に出してまた監督として呼び戻す考えならよいのですがどうもそうは感じないですねぇ。そうこうしている間に有力者が次々と他球団にもっていかれますよ。星野氏、岡田氏、平田氏も・・・

  10. 虎ジジィ より:

    「阪神タイガースの監督」これは下手すりゃ「内閣総理大臣(少なくともあんな至近距離から罵声やモノを投げられない)」より激務かも知れません。
    昨年までの真弓監督も選手時代はすごくファンでしたが監督になってからは、ちょっと嫌いになりました。
    和田監督も最近、采配に「ブレ」が見えてきて嫌いになりかけています。
    真弓さんも和田さんも人間的には真面目でいい人のようですが、監督としてはもっと「腹黒タヌキ」のような人の方が適任かも知れません。

  11. ライムD より:

    伊代野さん、新しいスタートですね。かなりの歳だし、競輪の世界は本当に厳しいですが、頑張ってほしいなー!
    夢のような怒涛の快進撃を見せてくれた2003年、まだ春先なのに、「優勝」を意識する事が出来た試合がありましたね。甲子園での広島戦、10?4で負けていた8回裏に、阪神は9得点をあげた、あの試合は2003年の特筆すべき試合でしたね。伊代野さんにとっては、転がり込んできた1勝だったかもしれませんけれど「ペナント制覇」完成の中のワンピースだった事を誇りに思って下さい。ベンチで伊代野さんの頭を撫でていた星野監督を、つい最近、楽天戦を見ていて思い出しました。
    なんで、よそのチーム、たとえば楽天には、釜田や塩見や辛島みたいな活きのいい若手が出てくるんでしょうかね。私には、若竹の放出、全くわかりません。昨年のファームの好成績を今年に生かす事の出来ないコーチ陣に問題があるとしか思えません。

  12. しんご より:

    引き分けの甲子園から帰ってきてコメントさせていただきます。
    新井は重症ですね、チャンスに打てないことで追い込まれ、今やランナーいなくても追い込まれてる心境でしょう。技術うんぬんではなく、完全に気持ちの問題です。抹消して野球から離れるのもひとつですが、結局は甲子園の大観衆の前で結果を出さないと自信は戻らない。幸い、来週は仙台遠征だし被災地や被災者を見て昨年を思い出して欲しい!
    野球が出来る幸せ、大好きな野球で悩んでる俺はどれだけ幸せなんやと思って欲しい!新井は大好き!

  13. melbourne より:

    サヨナラ勝ちの翌日は惨敗するというジンクス?があるから,今日は,引き分けでよし。
    1軍監督より,2軍監督を何とかしてほしい。将来の1軍監督候補生として,2軍監督を選任すべきだと思うし,球団もそのような考え方を持っているはず。なのに,なぜ吉竹さんなのか?
    別に和田監督が辞めるべきとは思わないが,神でもない限り,遅かれ早かれ監督を辞めるときは必ず来る。そのとき,誰を後継者に指命するのだろうか?球団にそのビジョンが見えないのが残念。そうすると,岡田監督,真弓監督のときのように,予想外のタイミングで監督が退任してしまい,新監督選びにバタバタしてしまう・・・同じ失敗の繰り返し。
    1軍監督を「練習台」にするのは止めて欲しい。練習台は2軍監督でいいはず。早く,矢野さんを2軍監督に招へいして,みっちり帝王学を学ばせてほしい!そのような確かなビジョンを球団が描いているのなら,1軍がどんなに悲惨な成績でも我慢できるのだが・・・